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フロニャルドでの生活:6
食事を終えた後、俺は他の騎士達と同じように騎士団長とロラン兄が待つ訓練所へと向かった。
周りの騎士達は午後の鍛錬が気になるのか、その話題ばかり続けている。
可哀相に…まさか、書類仕事で体力の有り余ってる騎士団長と1人ずつ一騎打ちをするとは毛頭も思っていないのだろう。
俺は騎士団の中でも現状でトップ5に入るぐらいの実力であるから、それほど苦ではないが、一般的な騎士達には厳しいコトになるだろうなぁ……間違いなく、だま化は、まぬがれないだろう。
さて、訓練所に付くと騎士達の態度が大きく変わった。
それまでの良く言えばリラックス、悪く言えばダラダラとした態度から一変、隣国ガレットの精鋭とも引けを取らない規律と調和を重視したかのような態度となった。
別に騎士団長がそういうのを強制しているわけではないんだがなぁ
どっちかって言うと自然体の方が好きな人だし…
「午後からの予定についてだが、諸君らの実力を計るため、抜き打ちの一騎打ちテストをおこなう」
それっぽい理由を付ける騎士団長。騎士達は一部を除いてざわつく。
ちなみに一部って付けたのは偶然にも俺の周りに100騎長、1000騎長クラスが固まっているからだ。
彼等、といっても全員俺よりも年上なんだが…ある程度の実力者からすれば騎士団長との一騎打ちは鍛錬で本気で戦える唯一の機会だから、当然やる気が出てくる訳だ。
さぁて、最初の方は新米騎士達だな。
あーあー。腰が引けちゃってるよ…