そんな森の中に1人の少年が空を見上げていた。
「父さん…母さん…」
少年の名は『
年齢は14歳で、いつもは明るく元気な少年である。
何故彼がこんな所にいるのかそれは5日程遡る…
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彼の両親は遺跡の調査と研究をしていた。
その為研究所にいる事が多く、遊音とは一緒にいる時間が少なかった。
しかし、遊音は時間が少なくても親の事を嫌いなどならなかった。
むしろ親の事を大切な存在だといつもは思っていた。
そんなある日、両親は研究所で起きた爆発事故で行方不明になった。
死体は見つから無かったが、誰もがもう生きて無いと思った。
それは遊音も同じだった。
遊音はその日から部屋に籠ってしまった。
彼は部屋でひたすら涙を流した。
そんな時、遊音の元に一通のメールが届いた。
それは両親が行方不明になってから3日目、遊音はいつもの様に部屋にいると彼のスマホに届いた物だった。
メールにはこの様に書いてあった。
『始めまして風札 遊音君。
君は今、両親の事で部屋に籠もっているのかな?
そんな君に良いニュースを教えてあげよう。
君の両親の研究所の近くの山に行け。
そこに君のするべき事を教えてくれる物があるだろう。』
遊音はそれを読み終えると出掛ける準備をして部屋を飛び出した。
そして遊音はメールに書いてあった山に向かい、そして2日間山の中を捜索したが未だに何も見つける事ができなかった。
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そして今に至る。
「分からねぇ……あのメールに書いてあった『するべき事を教えてくれる物』なんて何処にあるんだよ…?」
遊音は雨が降っている森の中をひたすら歩き続ける。
「…にしてもこのままだと風邪引いちまうな……」
遊音は何処か雨宿り出来そうな場所が無いか辺りを見渡す。
すると遊音は不気味な洞窟を見つける。
「洞窟か?……はぁ…仕方ねぇ彼処に入るか…」
遊音は嫌々洞窟に入って行く。
「………今更だけど誰なんだ?あのメールを送って来た奴?」
遊音はそう言いながら外の様子を見る。
「まっ分かんねぇ事考えても意味無いか……ん?」
遊音はそう言いながら洞窟の中を見る。
すると一瞬だけ青色のオーラの様な物が見えた。
「何だ…?」
気になった遊音は洞窟の奥に進んで行く。
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遊音は消えると出現を繰り返す青色の何かの後を追いかける。
「さっきから消えたり現れたり…何がしたいんだ?」
遊音はそう言いながら歩き続けると洞窟の最深部に到着した。
「此処が最深部みたいだな…ん?」
遊音は最深部の中心に四角い棺桶の様な物があった。
「何だ…?」
遊音は棺桶に近づくと遊音の目の前に青色の何かが現れた。
「うわっ!?なんだよいきなり!」
すると青色の何かの一部が変化し始め、鋭い爪を持ったマリンブルー色の不気味な腕だった。
「!?」
遊音は突然の事に驚く。
そんな遊音に向かって青色の何かは
「なっ!?」
遊音は混乱していた。
頭に爪が突き刺さっているに痛みは無かった。
すると遊音の頭の中に映像の様なものが流れ始めた
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遊音は流れる映像を見るとそこには赤ん坊を抱えた夫婦と赤ん坊を見つめる姉妹と思われる人達がいた。
(誰だ…この人達?)
すると映像が切り替わる。
今度は1人の少年が木の棒を持って不良達と喧嘩している様子だった。
(木の棒持って喧嘩って…何やってんだかコイツは…)
遊音が呆れているとまた映像が切り替わる。
新しく現れたのは少し成長した姿の少年がいた。
少年は友達と思われる男子と一緒にカードゲームをしていた。
(……何だろう?何かこの光景見た事ある…)
『よし!…くは…ク……ァイ…を召喚!』
(何でだ?よく聞こえない…?)
するとまた映像が切り替わる。
今度はまた少し成長した少年が街中を歩いている様子だった。
(また変わった……やっぱりコレも何処かで見た事ある…何故だ?)
少年は歩いていると少年の前にいる親子の上から巨大な看板が落ちて着ていた。
(……!そうだ!確かこの後!)
少年は親子を突き飛ばし、看板の下敷きになった。
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青色の何かは遊音の額から爪を引き抜く。
「そうだ…思い出した…俺は看板に潰されて死んだんだ…それで俺は生まれ変わってこの世界に…」
頭を抱えながら遊音は思い出した記憶を整理する。
そして顔を青色の何かに向ける。
「……お前の事も思い出したぜ。」
遊音がそう言うと青色の何かはぐにょぐにょと変化し始めた。
青色の何かは徐々に形を整え、鋭い爪を持ち、不気味な目の模様、マリンブルー色の体を持った不気味なモンスターへと姿を変えた。
そして遊音はそのモンスターの名前を呼ぶ。
「……会いたかったぜ…サクリファイス!」
次回「相棒を拾います。良いですね?」