今回のキーカード
『サクリファイス』
『サクリファイス』…それは生贄を意味する言葉。
遊音の目の前にいるサクリファイスと言われたモンスターは遊音がこの世界に転生する前の世界にあった『遊戯王デュエルモンスターズ』と言うカードゲームのキャラクターで遊戯王の漫画やアニメ等にも登場したモンスターだ。
そして遊音が前世で相棒として使っていたモンスターであった。
「まさかお前だとは思わなかったぜサクリファイス…いや相棒!」
『………』
そう言いながら遊音はサクリファイスと見つめ合う。
するとサクリファイスは棺桶の真上に移動する。
「ん?どうした?」
『………』
次の瞬間、サクリファイスの目の模様から一筋の光が棺桶に放出された。
棺桶に光が当たると模様が浮き上がり、ゴゴゴゴゴ…と音を立てながら棺桶の蓋が開き始めた。
「動いた…!?」
そしてドンッ!と言う音とともに棺桶の蓋が地面に落ちた。
遊音は棺桶に近づき、中を覗くとそこには奇妙な物体がある事に気づく。
「何だコレ…?」
遊音は中に入ってた物体を持ち上げる。
遊音が手に取った物体は丸い円状に5つの扇風機の羽の様なパーツが付いていて、中心に黄色い目の様なパーツが付いていた。
「…何でだ?何処かで見た事がある……?」
そう言いながら遊音は物体を見ていると物体の裏側に、腕に付ける事ができるパーツがある事に気づく。
「……あっ!もしかしてコレ腕に付けれるのか?」
遊音はそう言うとパーツを腕に接続する。
すると物体の中心部のパーツが赤く光だす。
「なんだ!?」
遊音は突然の事に困惑するが突然物体の羽の様なパーツが回転し始めた。
そして回転が止まると同時にパーツは1列に並んでいて、横から数枚のカードが飛び出していた。
「変形した!?………ん?変形……?」
遊音は顎に手を当てながらその場で考え始めた。
「………あっ!!そうだ!?コレって『
「にしても何で
すると遊音の横にサクリファイスがやって来た。
「どうした?相棒?」
『………』
サクリファイスは
それは先程変形した時に現れたカードだった。
「ん?このカードって……遊戯王のカード?」
カードの正体は遊戯王カードであった。
カードは5枚あり、遊音はカードを取り出して1枚ずつ確認した。
まず最初に見たのは青色でサクリファイスの姿と名前が描かれたカードだった。
「
サクリファイス
効果モンスター
闇属性/レベル:1/攻撃力:0/守備力:0/魔法使い族
カードテキスト
「イリュージョンの儀式」により降臨。
(1):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。
(2):このカードの攻撃力・守備力は、
このカードの効果で装備したモンスターのそれぞれの数値になり、
このカードが戦闘で破壊される場合、代わりに装備したそのモンスターを破壊する。
(3):このカードの効果でモンスターを装備したこのカードの戦闘で自分が戦闘ダメージを受けた時、相手も同じ数値分の効果ダメージを受ける。
遊音はカードをずらした。
今度は緑色のカードだった。
そこには金色の壷から煙が出ている絵が描かれていた。
イリュージョンの儀式
儀式魔法
カードテキスト
「サクリファイス」の降臨に必要。
(1):自分の手札・フィールドから、レベルの合計が1以上になるようにモンスターをリリースし、手札から「サクリファイス」を儀式召喚する。
遊音は今度は残り3枚をまとめて確認する。
カードの色は3枚とも全て茶色で、描かれているのは短い手足を生やした金色の装飾が後ろに付いた毛玉のモンスター、毛玉のモンスターに姿は似ているが体は金色の球体で手足もカクついているモンスター、まるで悪魔の様な生き物の骸骨の飾りが付いた杖を構えているローブを纏っている黒髪の青年がそれぞれ描かれたいた。
「サクリボーとクリボール…それと闇霊使いダルクか…」
サクリボー
効果モンスター
闇属性/レベル:1/攻撃力:300/守備力:200/悪魔族
カードテキスト
(1):このカードがリリースされた場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。
(2):自分のモンスターが戦闘で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
クリボール
効果モンスター
闇属性/レベル:1/攻撃力:300/守備力:200/悪魔族
カードテキスト
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。その攻撃モンスターを守備表示にする。
(2):儀式召喚を行う場合、必要なレベル分のモンスターの内の1体として、墓地のこのカードを除外できる。
闇霊使いダルク
効果モンスター
闇属性/レベル:3/攻撃力:500/守備力:1500/魔法使い族
カードテキスト
(1):このカードがリバースした場合、相手フィールドの闇属性モンスター1体を対象として発動する。このモンスターが表側表示で存在する間、そのモンスターのコントロールを得る。
「コレがどうかしたのか?」
『………』
遊音がそう言うとサクリファイスは爪の先端黒い電流を纏い、3枚のモンスターカードに向けて電流を放つ。
「うわ!?何だよいきな『『『いったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?/クリィィィィィィィィィィィ!?』』』り何だ……よ?」
遊音はサクリファイスの行動に驚いてサクリファイスに文句を言おうとした瞬間、持っていたカードから叫び声が聞こえた。
するとカードから3つの光の玉が飛び出した。
『いった!?何だよサクリファイス!?いきなり攻撃しやがって!てか何で攻撃力0なのに何でこんなにダメージあるんだよ!?』
『サクサクリー!!』
『クリクリボール!!』
『………』
3つの光は姿を変え、それぞれカードに描かれていた霊使いダルク、サクリボー、クリボールの姿になった。
「……えっ!?カードから何か出てきた!?」
『えっ?あっ!
『サクサクリー!?』
『クリクリボール!?』
「えっあっいやっ何か付けたら動いたんだけど…」
『そうか…お前が…』
『サクサクリ〜…』
『クリボ〜〜ル!』
『………』
「えっと…始めましてだな?俺は遊音!風札遊音だ!」
『俺はダルク。こっちのはサクリボーとクリボールだ。』
『サクサクリ〜!』
『クリボ〜〜ル!』
遊音とダルク達はお互いに自己紹介する。
すると遊音はさっきのダルクの反応に疑問に思い、ダルクに話かける。
「そう言えばダルク?さっきは何であんなに驚いてたんだよ?」
『それはマスターが
『俺達は
「そうゆう事か…」
『まっ!よろしく頼むぜマスター。』
『………』
『サクサクリ〜〜』
『クリクリボ〜〜ル』
サクリボーとクリボールに頬ずりされてる遊音は自分の腕の
(あのメールに書いてあった物って
『………』
考え込む遊音を見るサクリファイス。
するとサクリファイスがさっき遊音が歩いていた道の方を見ると何かに気づく。
『………』
「…ん?どうした?」
サクリファイスは遊音の前に移動し、道がある方向に指を指す。
「…あっちに何かあるのか?」
『………』
遊音にそう言われるとサクリファイスはうなずく。
「そうか…じゃ行ってみるか。」
『あっ俺も行くぞ!』
『サクサクリー!』
『クリクリボール!』
遊音達は来た道を通って行った。
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
遊音達は洞窟の入口にやって来た。
降っていた雨は止んでおり、空には大きな虹がかかっていた。
「おお…!」
『………』
『すごいなぁ!!』
『サクサクリ〜〜!!』
『クリクリボ〜〜ル!!』
「……見事だな…!」
遊音達は空の虹に見惚れていた。
「あぁ確かに見事だ。」
知らない男の声が聞こえるまでは。
「!?」
『………』
『!』
『サクリ!?』
『ボ〜ル!?』
遊音達は声の聞こえた方向を見るとそこには黒色の革のトレンチコートを身に着けているウルフカットの男がいた。
「よ!風札遊音だな?」
「………誰だよ?」
遊音は現れた男を睨み付ける。
「落ち着けよ…俺はお前にメールを送っただけだぜ?」
「なっ!?あのメールはアンタが!?」
「あぁ…まっとりあえず自己紹介させてもらうぜ?」
そう言うと男はトレンチコートから何かを取り出すと、左腕に装着した。
遊音は左腕の物を見ると衝撃を受ける。
「なっ!?」
「俺の名前は
そう言うと刃車は左腕に装着した物…
次回「
次回のキーカード
『ドリラゴ』