氷の竜はヒーローと出会う
吾輩はキュレムである。名前はまだ無い。どこで生まれたのかの見当は付いている。
そんなフレーズが似合うかどうかはわからないが、とある山の奥地にそれはいた。
「ヒュララ…」
キュレムはさみしかった。雪雲から生まれたフリージオという仲間はいる。しかしどうしようもなくさみしかった。
この山は一年中氷雪が覆っているため人など来ない。仮に来たとしてもキュレムの棲家まではたどり着かないのだ。
どうしようもない。この一言に尽きる。
いつしかキュレムはフリージオを人里に赴かせ、その際の話を伝え聞くことにした。
フリージオの内の一体からキュレムは人と言う存在を聞いた。
いわく、様々なものを造って暮らしている。
いわく、たくさんの仲間に支えられて生きている。
いわく、自分たちとは全く違う力を持っている。
キュレムにとって人は遠い存在だった。だが同時にあこがれる存在でもあった。
願わくば、人になりたい。
キュレムはそう思っていた。
ある日、キュレムは人になっていた。人に詳しいフリージオが言うには、個性と言うものだという。
キュレムは虚ろな心の中に喜びを感じた。
いままであこがれていた人と同じ存在になれた、と。
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人になれたうれしさからキュレムは人里に下りた。しかし体から漏れ出す冷気が人里を凍てつかせる。人からすれば迷惑極まりない。
結局山にいたときと同じく、
ある時一人の男がやってきた。
その男は人里を凍らせる冷気を止めるように言ってきた。
しかしそれは土台無理な話だった。なにせこの強力な冷気はキュレムの体すら凍らせてしまう。制御などできなかった。
キュレムは正直にそれはできないと答えた。自分でも止められないと付け加えて。
男は驚いた。そして笑顔でこう言った。ならばその冷気を吹き飛ばして見せる、と。
キュレムには理解できなかった。いくら吹き飛ばそうが一緒にフリージオが吹き飛んでいくだけだ。いくらでも冷気は吐き出されるから、その行為には何の意味もない。
しかし男は笑った。そんなものは関係ない、君を苦しめるものから救い出して見せると。
実際は人と話もできなくて困っているというだけで、そこまで苦しんでいるわけではない。むしろフリージオたちが体を保つためにはこの漏れ出す冷気が必要なのだが、男にはそう見えたらしい。
キュレムは疑問に思った。なぜそんなことをするのかと。自分を殴って吹き飛ばせば解決する話だ、わざわざそんなことをする必要はない。
だが男はその選択をしなかった。そして彼は言った。
今投稿してる作品のストックがなくて辛い。本編も浮かばなくて辛い。
この中で出てきてほしいポケモンは?
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クレベース
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モスノウ
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グレイシア
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もう他のポケモン出さないで