INFINITE RE:BUIL-AID 作:Blood Knight FUP
とある荒野にて、夕陽が空を紅く染め上げ、沈みかけた空に複数の影が見えた。
「っ……!!」
一人の人形の影がボロボロになった
「はぁ………はぁ………追い詰めたぞ!?
もう一人の青年は金色のアーマーを身に纏い、腰に何かベルトの様なものを付けており、手には九つのボタンが付いた剣銃を持っていた。
此方の方は特にそこまで損傷したと思われる所も無く、ほぼ無傷であった。
「フン!
そう言い、黒き羽を持つ影は低めの声で相手側を見つめる。
「決定要因ハ明白ダナ……余リニ
そして黒き羽を持つ影は悔やむようにそう言った。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!」
《キメワザ!》
金色の青年がベルトの腹部にある上部のスイッチを二度押し込む。
「ダガ、俺ハ俺ノ自由意志ヲ譲ラン!」
そう言い黒き羽を持つ影が、目と思わしき部分から蒼炎を滲み出しながら闇色のオーラを纏い、上へとゆっくり飛んでいく。
「
黒き羽を持つ影がそう叫びながら片手を上に挙げて、巨大な魔方陣を顕現させ、そこから無数の光線が金色の青年達の方へと雨のように降り注いだ。
「これで最後だ! ハアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!」
《HIGHEND CRITICAL SPARKING!》
そう言い黄金の戦士は空中に飛んで光線を掻き消しつつ、影に向かって飛び蹴りを炸裂させる。
その際、後ろには嘗て仲間だった戦士達の影が見え、その影が黄金の戦士と重なり、その煌めきが増して影を飲み込み貫いた。
「グオオオオオオオオォォォォォォォォォォ…………………………!!」
黒き羽を持つ影は断末魔の様な悲鳴を上げた後、紫電を走らせながら爆散した。
「………今度こそ、終わりだ。
金色の戦士が地面に着地し、後ろを見てそう呟いたと同時に、紅かった景色は暗く月が照らされ、明るみのある綺麗な夜空へと様変わりした。
そしてそれが、戦いの終わりを示すかの様に静けさと勝利への歓喜が満ち溢れたのだった───
それから暫くの月日が流れて、ある海岸にて一人の少年がボロボロな少女を庇って、泣きながら少女だけでも殺さないでと乞いていました。
「…おねがい………します………うぅ………俺はどうなっても良い………ヒグッ……せめて…………この人だけでも……グスッ…この人だけは……どうか……おねがい……です!」
暗闇の海岸にて、少年は泣きながら少女が生き残れるよう命乞いをする。
少女は意識が無いのか未だ目覚める気配が無い。
どちらとも重傷とも言える程の傷を負っていて、命が尽きてしまうのも時間の問題であった。
そんな少年少女を見る一人の女性………暗くて見えずらいがその致命傷と思わしき傷が幾つも付いていた。
そんな事に気付かず、命乞いを続ける少年………暫くして、女性が口を開く。
「………お前…さ…………まさかとは思ってたが…………
女性は驚きにも似たような表情で、少年にそう言う。
「…え?織斑一夏って……それって、やっぱり、
少年も、それを聞いて驚いたような表情で女性にそう言う。
「は?おいおい……遂に頭……可笑しくなっちまったのかよ。ってか、だとしても……何で………お前らがここに……………居やがるんだ……?」
女性はその返答に困惑しつつ少年と少女が居ることに驚愕していた。
それはそうだ………ここは普通の場所じゃない。ここは
しかもこの場に居る全員がボロボロの状態なんだから尚のこと驚くのだ。
「俺のことを知ってる……のか?」
少年は純粋な疑問を持って聞いてみた。
「知ってるも何もテメェ自身の……ッ!? あぁ、そう言うことかよ……」
「……え? そう言うことってどういう…」
少年はあまりに衝撃的なことを聞いてしまい内心何が起きてるかが理解できていなかった。
「テメェ、
女性はそう言いきる前に吐血し、咳き込む。
「っ!? あの……大丈夫………なの…か?」
「はぁ……はぁ……へっ! 私の心配なんて………してる場合かよ?………そこの大事な女の心配でも…ゲホッ! ゴホッ! グフッ!」
そこの女の心配でもしろってんだと言おうとしたがまた吐血し、咳き込んだ。
先程より酷くなってきており、既に限界が近付いていた。
「……で、でも……」
「くどい……私の事は良いからさっさと……っ!?」
「え?……なっ!?」
突然女性が驚いて海の方を見だしたので少年もそれを見る。
するとそこには…………真っ黒な異形がわらわら集まってきた。
「ったく……何時から…この世界は………こんなバケモンが湧くようになっちまったんだ?」
女性は立ち上がって少年の前を遮るように移動し背を向けてこう言う。
「な、何をして……」
少年がそう言おうとすると…
「………行け……ここは食い止めてやる。」
そう言い女性はビルドドライバーを取り出して腹にあてがい、ベルトが自動的に伸縮して腰に巻かれた。
「なっ!? そんな怪我してるのに出来るわけが…」
「良いから行けってんだよ! ここに残っても邪魔なだけだ! とっとと何処へでも失せやがれッ!!」
「………っ!」
少年の言葉を遮って女性はそう叫んだ。
少年は、歯軋りをし少女を見た後、すいませんと一言だけそう言い、少女を担いで逃げる。
女性は去っていく少年達を見て少しだけ笑みを浮かべた。
そして再び異形の居る方に向き直し、こう言う。
「何やってんだろうなぁ……私…………柄にもないことを…でもまぁ、これでお前の元に逝ける理由も出来たって訳だ。」
女性はそう言い、笑みを浮かべた。
「……悪いな、
そして、
《
すると、
《Are you ready?》
「……変身!」
《スパイダー! スパイダー! キルバススパイダー!》
女性が大きめの声でそう言うとドライバーからその音声と僅かに音声と混ざって笑い声の様なモノも鳴り響き、前後の蜘蛛の巣状のスナップライドビルダーが組合わさる。 そして少しゆっくりめに回転してやがてパイプが消えていき、中心の空間が歪んで赤い蜘蛛の足が出てきて捕らえるようにして中心の歪んだ空間に入り込んで消えて変身が完了する。
「……おら来いよ? 化物共……纏めてぶっ壊してやる。」
「ッ!?」
白い部屋で一人の少年がベットから起き上がる。
その怯えた表情、異様に流れ出る汗や反応からして、恐らく怖い夢を見ていたのだろう。
「………
少年はそう呟いた。
その夢が何なのかそれはこの少年ともう一人の
……と言っても、秘密なのは正確な内容だけで大雑把には話しているのだが…。
するとノックの音が聞こえてくる。
「
ノック音が聞こえなくなると今度は凛としたような女性の声が聞こえてくる。
「あ、
誰だか分かった後、直ぐに先に行っておくように言い着替え始めた。
「分かったわ。 遅れないでよね?」
「あぁ、分かってるって!」
「それじゃ、先に行って待ってるわね?」
そう言いシアクフは多分去って行き、俺はあっという間に着替え終えて部屋を後にする。
「あの夢については後で考えよう。 とりあえず今は集合しなきゃな!」
少年はそう言いながら広間へと駆けていくのであった。
神様アンチを諸事情で一度消したがしかし、とりあえず聞きたい。神様アンチあった方が良いと思う?
-
あっても良いと思う
-
要らないと思う