INFINITE RE:BUIL-AID 作:Blood Knight FUP
まぁ、めっさ久々過ぎて見る人おるか分からんけど
キクシア達がそれぞれ行動をしている最中、こことは別の世界にあるIS学園の屋上にて、一人の生徒が佇んでいた。
その生徒の名は、吉澤浩而……仮面ライダーエグゼイドに変身する
「……黒松さん、戦兎。 一体何処に行っちまったんだ?」
浩而はそう言い、空を眺めて一人気を落としていた。
そう、黒松さんこと黒松正義と戦兎こと柳沢戦兎は、とある日を境に行方を眩ませたのだ。それも突然、何の連絡もなく。
浩而は二人とはかなり仲が良く、特に戦兎とは親友にも近い程の友であった。
だからこそ、戦兎の行方不明に関しては不安と祈りで一杯であったのだ。
「生きててくれ、二人とも……」
浩而はそう言い、屋上を後にしようと後ろを振り向いた。
「浩而。」
「あ、史和……」
すると、振り返った先には久利樹史和がいた。
彼女は過去に両親を無くし、耀子の後にここに来た仮面ライダーブレイブの後継者である。
そして今は学園で過ごす一生徒兼俺の護衛役でもあった。
「まだ、二人のことで考えてくよくよしてるのか?」
「くよくよって……まぁ、そう……だな。 そうかもしれない。」
「……心配なのは分かるけど、余り根詰め過ぎんなよ?」
「分かってる。 分かってるけど……それでも、100%不安じゃないって言うとそうでもないんだ。」
浩而はそう言い、肩を落として俯いた。
「……バカが」
「え? うおわぁ!?」
突然史和にバカ呼ばわりされた浩而は状況が追い付かぬまま、史和に腕を首に回されてがっちり逃げられないようにされた。
「そんな一人で全部背負い込もうとするな! アタシ等をもっと頼れっての。」
「一人で背負い込むって……ちゃんと頼ってただろ?」
「あぁ、
「っ!? それ……は……」
浩而は史和の言葉にそう返すも、核心を突かれて言葉を詰まらせてしまう。
「失いたくねぇっ気持ちは分かるけどよ。 それでも、仲間や家族まで信じられ無くなっちまったら元も子もねぇだろ?」
「……そう、だな。 ごめん史和、心配掛けて。」
史和の言葉に浩而は素直にそう返して謝った。
「ごめんじゃねぇよ、謝られる筋合いねぇし。 それに、アタシだって……浩而の支えになりたいし……」
「……え?」
「な、何でもねぇよ!」
史和は浩而に聞こえぬようそう言ったが、浩而が首を傾げて呆けた声を出すと、史和は何でもないと言って一人でさっさと屋上から出てしまう。
「……史和!? おい、待てって!」
そう言い浩而も史和を追うべく、屋上を離れる。
そしてそんな最中、浩而はこれまでのことを思い返していく。
今この時に至るまで、色々な事があった。
事故に遭って神様みたいな人物に転生して貰い、黒松正義や梶原龍太、そして篠ノ之束と出会い、そして普通に過ごしていたある日の適性検査でISへの適性があることが発覚して学園に行くことになって、そこで沢山の人と出会いがあった。
全てが全て良い出会いであったわけでは無かったが、それでも……決して今までのその出会いが無駄等では無いと彼はそう信じている。
クラス代表決定戦ではセシリアと一夏と対峙し、打ち勝って一夏を代表に任命した。
その後に皆と代表決定祝いをして盛り上がり、少しトラブルはあったものの、何事もなく無事終えられた。
そして対抗戦前に凰鈴音が転入してきて、一夏と色々あって複雑な状態になって浩而達の対話もあり、対抗戦にて一夏と鈴の対決で一連の流れにケリを着けようとして、ゲムデウスの襲撃が起きてその混乱の間に一夏と箒の行動が問題になったりして、皆が皆怒りを露にしたりしていて、その最中で鈴はハッキリと一夏と決別をして去り、決着をつけた。
そうして時間は経ち、付いてきた鈴や戦兎達とネオ・幻夢コーポレーションに戻ると今度はテロリストのO.Bと共にいた元政治家の田村英子がネビュラスチームガンとバッドフルボトルを使ってナイトローグとなり、戦兎達に襲い掛かって、戦兎達は鈴と共にナイトローグとナイトローグが用意した巨大なドラコンの兵器と戦い、見事に勝った。
その後に学年別トーナメントの開催が決定し、急遽タッグマッチに変更と強制参加になったり等ハプニングもあった。
そしてそこでシャルル・デュノアとラウラ・ボーデヴィッヒの転入で更なる波乱が起き、シャルルがシャルロットで男ではなく女であることが判明したり、ラウラが耀子達を傷付けようとして一夏に殺害されそうになって軽いトラウマになってしまったり一夏がそれを自覚してなかったり色々あった。
そしてその問題も処罰と言う形で処理され、当日にトーナメントで様々な猛者に苦戦しつつも勝ち進んでいく中、ラウラが敗北しそうになったところでVTシステムが作動し、そこで更に再びテロリストのO.Bと共に牢獄入りした筈の田村英子が襲い掛かり、田村はなんと、ビルドドライバーとローグスパイダーを使い、仮面ライダーローグスパイダーへと変身した。
そして一度は追い詰められて負けそうになるも、新たな力を得てマキシマムゲーマーになり、田村達を撃退してこの事件は幕を閉じた。
その後は色々あってトーナメントは当然中止、シャルルがシャルロットとして再度転入したり、ラウラとの蟠りも無くなり仲間となった。
因みにデュノア社に関してだが、黒松正義が何とかしたらしいのだが詳細は分かっていない。
そして臨海学校が始まり、皆水着選びをしたり向こうで何をするか考えたりして、その気持ちで当日を迎え、皆と海水浴を堪能したり旅館で美味しいものを食べたり皆と部屋で下らない話をして盛り上がったりして羽を伸ばした。
しかし、そこへ福音の暴走とそれを学園側で対処する事になった知らせを聞いて会議し、実践することになった。
そして福音停止の際に一夏の暴走に加えて、O.Bと鶴妃寺瑞華ことアナザーライダー鎧武の襲来により、浩而が重傷を負うことになってしまう。
またその事態になる要因となってしまった箒と一夏の行動が再び問題視され、それにより厳罰化されてたりもした。
今回はそれに加えて箒はO.Bと繋がりがあるのでは?と言う声も出始めて学園側は余儀無く箒を隔離し、色々問い質して様子を見た。
その後、福音の攻略とO.Bの撃退を本格的に始動し、その際に戦兎はジーニアスへと至った。
そしてジーニアスの力でO.Bを撃退し、浩而や候補生達の助力により、福音も止めることが出来、一件落着となる。
……のだが、それと同時に隔離されていた箒が行方を眩ましてしまう。
そのまま色々あって学園祭で楯無と話す機会が以前より増え、その度に別の意味でトラブルが起きたり、簪と対話して悩みを聞いたりIS制作で手助けしたりもした。
そして、亡国機業が学園に来て対峙し、戦って撃退したりしたが、そこで再びO.Bが攻めて来て、その内の一人の男に一夏が拐われてしまった。
最初に消えた箒と、拐われた一夏、二人の行方やO.Bの拠点の場所を突き止めることは困難で、箒に至っては消えた当初から裏で黒松達が調べても手掛かりが全く見付からなく、時間だけが過ぎていってそのまま数週間程経過したある日、再び学園に仮面ライダーゲムデウスが襲撃してきて彼と対峙することになる。
そこで以前とは比べ物にならない圧倒的力の前に浩而達は倒れ付し、追い詰められていった。
だが、皆の諦めぬ心と浩而とパラドの心が一つになったことでムテキゲーマーへと開花し、仮面ライダーゲムデウスを撃退した。
そして、仮面ライダーゲムデウスが逃げる際に落としたUSBから拠点の位置を割り出すことに成功し、それを浩而と戦兎と鈴、そして耀子が連れ戻しにO.Bの拠点に向かった。
しかし向かった先で、なんとエボルトに憑依された箒が仮面ライダーエボルのフェーズ2に変身し、浩而達に立ち塞がった。
彼等は拠点に箒が居ることに驚くも、直ぐに変身して何とか応戦し、幸いにもムテキゲーマーやジーニアスになった二人に加えて、他のライダーも多数居たが為に敗北してしまい、箒の身体から出たエボルトはそのまま何処かへ消えてしまう。
そして箒を回収しようとして、O.Bの幹部である立河夕那が妨害して箒を連れ去ってしまう。
それを物凄いスピードで成した彼女に追い付くことも叶わず、先に一夏から連れ戻そうとするも、出会って直ぐに豹変した一夏に耀子を殺され、完全に一線を超えてしまい、ある程度言葉を交わすも、どう足掻いても分かり合うことは無く、連れ戻す対象から外されて倒すべき敵となった。
そして浩而の逆鱗に触れてムテキになるも、相手の未知の力により、ムテキの力が通用せず惨敗し、やむを得ず敗走することになった。
そして何とか帰還するも、とても無事とは言えずにそれぞれの想いを胸に、回復に専念した。
そんな心身共に疲弊している中、彼等に追い撃ちを掛けるように田村は再びネオ・幻夢コーポレーションを襲撃し、社長である梶原龍太を人質に取って黒松正義を出す様に脅しを掛けるも、戦兎達が駆け付け梶原龍太を救出し、田村と戦闘になった。
しかし、以前の学年別トーナメントの時よりも急激に強くなっていた田村はこれ等を戦術で圧倒した。
そこで黒松自身が出てきて説得を試みるも見事に決裂し、田村は黒松にローグスパイダーフィニッシュを叩き込もうとするが、それを梶原が庇って黒松を守り、致命傷を受け戦兎達に看取られながら消滅してしまった。
それにより皆それぞれ激怒し、特に戦兎は憎悪すら抱いて仮面ライダービルド ラビットラビットフォームに変身して田村に戦いを挑む。
そして、怒りの感情が溢れてハザードレベルが急上昇し、田村を追い込んで倒せる一歩手前まで行くが、そこで再びアナザーライダー鎧武とアナザーライダービルドによる妨害により叶わず、そのまま逃げられてしまった。
皆が悲しむ中、戦兎は黒松や鈴の制止を振り切ってO.Bの拠点へと向かって行った。
その途中浩而が止めに入るも、怒りで我を見失った戦兎は止まらずに已む無く戦闘となるが、浩而はムテキを先程の戦闘で、田村により半ば封印された状態のせいでマキシマムゲーマーに変身して挑むも、戦兎の圧倒的な怒りの力により、浩而は敗北し止めることは叶わなかった。
そして、戦兎はそのままO.Bの拠点に向かい、破壊の限りを尽くして構成員や幹部達を殺していった。
そして、瑞華達の居る場所が今にも飛び立とうとしている空中空母であることが判明し、そこまで飛び上がって空母に辿り着き、破壊と殺戮をしながらしらみ潰しに探し始めた。
粗方始末して、奥のブリッジに田村達が居ることを知り、そこまで壁を破壊しながら無理矢理進む。
そして辿り着いて直ぐにまだ完治していない田村と戦闘になるも、戦闘とは呼べない蹂躙劇となって田村を追い詰めていく。
そして戦兎は梶原の仇だと言わんばかりに必殺技を使い、トドメを刺そうとするが、それを瑞華ことアナザーライダー鎧武が庇い、その結果瑞華が致命傷を負って田村に看取られ命を落とすこととなった。
鶴妃寺翔ことアナザーライダービルドはこれに激怒し、戦兎に襲い掛かるもこれを返り討ちにしてフルボトルバスターの銃モードでアナザードライバーこど翔の腹を消し飛ばして下半身と上半身を泣き別れさせ、辺りを翔の返り血で染めた。
更にここの動力源を破壊しようと、動力炉のあるリアクターエントランスに向かい、そこを警備していた二人の構成員に見つかって戦闘となるも、戦兎の放った一撃で構成員の一人が一番大きな燃料タンクに背中から衝突し、アタッシュアローのエネルギーの矢が暴発して燃料タンクの近くにあった別の燃料タンクに命中して爆発し、炎上してしまう。
そしてその火は構成員衝突した燃料タンクにも引火し、誘爆を引き起こして近くの構成員を吹き飛ばし、動力炉の巻き込んで大爆発を引き起こして崩壊と墜落が始まってしまった。
もう一人の構成員は吹き飛ばされた構成員を助けようとするも、爆発に巻き込まれて壁に激突し脳震盪を起こして意識を失う。
そこで、漸く戦兎は我に返りそのまま意識を失ってしまう。
そこへ黒松がやって来て戦兎を回収して直ぐその場から離れ、墜落する空中空母から脱出した。
そして、黒松が暫くの間戦兎のカウンセリングを担当して戦兎の精神を整えており、少し期間は掛かってしまうも、完全に何時もの戦兎に戻ることに成功したのだった。
そして黒松の懸命な情報収集により、戦兎がO.Bを壊滅させた事が判明するのだが、そこに一夏と箒、そして田村英子と立河夕那が居ないことに気付いた。
戦兎は情報共有として覚えている限りの情報を伝えるも、内容が余りにも壮絶なモノで唖然とする者や顔を真っ青にする者もいた。
そしてその情報を元に居場所を割り出し、そこへ向かうのだが、その場所の入口で立変わるか夕那が待ち構えており、仲間である鶴妃寺姉妹や他の構成員、幹部を惨殺された怒りを剥き出しにして『
浩而達は何とか説得を試みるも、話せる状態じゃないと判断し、已む無く戦闘となってそれぞれ変身し、応戦する。
アナザードライブは圧倒的速力を生かして浩而達を翻弄しながら戦うも、多くの戦いを乗り切ってきた彼等が幹部である夕那に負ける筈も無く、総攻撃を仕掛け、最後に浩而のキメワザでドライバーを破壊し、変身解除させて戦闘不能にし、無力化してから再度通すよう試みるのだが、そこで戦兎が『O.Bの幹部である夕那は獰猛的で危険であり、自分達の大事な人を何度も奪ってきた組織だから夕那がO.B幹部である以上下手に救おうとせずにこのまま始末すべきだ』と主張する。
当然人殺しを良しとしない浩而はこれに対して反論し、軽い口論になりかけてしまうのだが、その隙になんと夕那はアナザーウォッチを直挿して完全態アナザードライブトライドロンになり、戦わざるを得なくなってしまう。
完全にアナザーライダーとなってしまった夕那は自我も飲み込まれて最早目先の
当然苦戦で済んでたであろう浩而達はその強力さに圧倒され、殆どのライダーが倒れ伏すが、戦兎と浩而だけは尚も立ち上がった。
そして激闘の末、最後は二人の渾身の一撃を諸に受けて爆発四散し、アナザーウォッチも砕け、夕那はその場に倒れて意識を失った。
浩而は夕那を壁側に寄せて巻き込まれぬようにしようとするも、戦兎にその事を咎められ激怒し、戦兎にどうして消えそうな命を前に冷徹でいられるのかと問う。
すると、戦兎は早く一夏を倒さなければもっと被害が出ると言い、まだ反論しようとした浩而を黙らせるように耀子の事を引き合いに出して、一夏の撃破を優先させた。
浩而はごめんよとだけ言って皆とその場を後にし、その先の中間地点で
そして、その後に何故またアナザードライブが現れたのか疑問を抱きつつも進むと、その先で箒が待ち構えていた。
浩而は、箒に大人しく投降してくれと再び説得しようとする。
しかし、箒はそんなことお構いなしにゆっくりとグレートクローズドラゴンを取り出し、グレートドラゴンエボルボトルを装填してアルターグレートクローズに変身し、襲い掛かる。
そしてそこに鈴がクローズとなって私がやると言い、浩而達を先に行かせて一人残る。
そして鈴はクローズマグマに変身し、クローズ同士の戦闘が始まった。
どちらも互角の戦いを魅せ、緊迫した状況が暫く続いたが、それも永遠では無かった。
互いに必殺技を使って渾身の一撃を繰り出し、鈴はギリギリそれを避けて自身の必殺技を箒に当てた。
箒は変身解除され、その場に倒れるが鈴に抱き止められた。
箒は鈴に
その後、鈴は箒から告げられた言葉に疑問を抱きつつ浩而達と合流する。
そして合流後に最深部まで向かうとそこには一夏がおり、諦めて投降するよう呼び掛けるも、全く聞こうとせずにそのまま黒き十二枚羽が顕現し、何処からともなく黄金に煌めく刃を持つ剣が生成されてその手に握られ、一夏の左右にも赤い剣が形成された。
いよいよ一夏との最終決戦が幕を開けるが、前回とは比じゃない程の絶対的力でムテキを封殺しつつ史和達を一方的に蹂躙していく。
戦いが長引くにつれて、味方はどんどん倒れていき、その中で八怒革と清隆が一夏の攻撃で戦兎と史和を庇って消滅させられてしまい、戦える戦力として残ったのはムテキが解除された浩而とパラド、史和だけとなった。
そしてこのまま一夏が纏めて消し去ろうとし、皆諦めそうになるも、浩而とパラドが不屈の精神力で立ち上がり、そこで浩而とパラドに変化が訪れてムテキを使っていないのにも関わらずその身体は黄金に煌めいていた。
そしてその光はやがて浩而の握られたハイパームテキガシャットに集まっていき、ハイエンドムテキガシャットに変化した。
そしてパラドが浩而の身体へと入り、一つとなって【仮面ライダーエグゼイド ハイエンドムテキゲーマー】へと変身した。
そして長きに渡る激闘の末───
「っ……!!」
人形の影となった一夏がボロボロになった
「はぁ………はぁ………追い詰めたぞ!? 織斑!!」
浩而は、その手にガシャコンキースラッシャーを持っていた。
此方の方は特に損傷したと思われる所も無く、ほぼ無傷であった。
そう、このハイエンドムテキゲーマーの以前のムテキゲーマーを完全に凌駕しており、今まで一夏に封殺されてきた無敵の力を発揮していたのだ。
「フン!
一夏は低めの声でそう言い、浩而達を見つめる。
「決定要因ハ明白ダナ……余リニ
そして一夏は悔やむようにそう言い、浩而を睨み付けた。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!」
《キメワザ!》
そして浩而は、この戦いを終わらせようとハイエンドムテキガシャットの上部のスイッチを二度押し込む。
「ダガ、俺ハ俺ノ自由意志ヲ譲ラン!」
そう言い一夏も、目と思わしき部分から蒼炎を滲み出しながら闇色のオーラを纏い、上へとゆっくり飛んでいく。
「
一夏がそう叫びながら片手を上に挙げて、巨大な魔方陣を顕現させ、そこから無数の光線が浩而達の方へと雨のように降り注いだ。
「これで最後だ! ハアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!」
《HIGHEND CRITICAL SPARKING!》
そう言い、浩而は空中に飛んで光線を掻き消しつつ、一夏に向かって飛び蹴りを炸裂させる。
その際、後ろには嘗て仲間だった戦士達の影が見え、その影が浩而と重なり、その煌めきが増して一夏を飲み込み貫いた。
「グオオオオオオオオォォォォォォォォォォ…………………………!!」
一夏は断末魔の様な悲鳴を上げた後、紫電を走らせながら爆散した。
「………今度こそ、終わりだ。 織斑一夏……」
《究極の一発!》
浩而が地面に着地し、後ろを見てそう呟いたと同時に、紅かった景色は暗く月が照らされ、明るみのある綺麗な夜空へと様変わりした。
そしてそれが、戦いの終わりを示すかの様に静けさと勝利への歓喜が満ち溢れ、今の平和に至ったのだ。
しかし、まだ物語の終わり……エンディングは訪れない。
そう、新たな物語は……新たな運命幕開けは直ぐそこなのだ───
ところ変わって、元O.Bの研究施設だった機能停止した廃墟の屋上にて、一人の青年が掌サイズのボトルを眺めていた。
「俺もそろそろ、完成しないとなぁ。 なぁ?
青年がそう言うと、その後ろに何時の間にか佇む田村の姿があった。
その手には、ビルドドライバーと似た物が握られている。
「此処に来ることは分かっていたが……どうやら、結論は出たみたいだな?」
「えぇ、そっちもね?
《マリスドライバー!》
そう言うと、田村はドライバーを腹にあてがいベルトがどす黒いエネルギーを纏いながら伸縮して腰に巻かれる。
「マリスドライバー……成る程な。 この戦いが、
そう言い、戦兎もドライバーを腹にあてがい、ベルトが伸縮して腰に巻かれる。
「……」
《グレート!オールイェイ!》
戦兎はこれ以上は何も語らず、ジーニアスフルボトルを取り出して鳴らし、キャップを合わせてドライバーに装填した。
「……」
《アークスパイダー!》
そして田村もまた、蜘蛛型ペットロボと良く似た白黒のガジェットに白黒のスパイダーフルボトルを装填し、白い蜘蛛のクレストが浮かび上がった後に、両脚の部分を折り畳んでドライバーに装填した。
「……変身!」
そして田村はそう言いそのままレバーを回して、禍々しい音声が流れる中、アークスパイダーから蜘蛛の巣の様なスナップライドビルダーと良く似たモノが足元を中心に地面に張り付いた様に形成された。
《Are you ready?》
そして田村は、その音声と共に鶴妃寺瑞華が持っていた刀を鞘から引き抜いて取り出しそれを足元のパイプに地面ごと突き刺し、パイプから漏れた成分があっという間に広がってパイプを溶かし、刀が地面に吸われるように消えてその成分に飲み込まれると、どす黒い液状化した成分が無数のあらゆるビルドシリーズのライダーウェポンを形成し、地面に突き刺さった状態で出現する。
その後に広がった成分が一ヶ所に纏まると、そこから巨大な蜘蛛が形成されて、そのまま田村を後ろから包み込むよう脚で拘束した。
《ビルドジーニアス!スゲーイ!モノスゲーイ!》
その間に巨大な工場のようなスナップライドビルダー『プラントライドビルダーGN』が地面から出てきて戦兎の前方に出現した黄金のビルドマークが戦兎に重なると同時にスーツが形成され、コンベア上を流れる無数のフルボトルがスーツに刺さりビルドジーニアスに変身が完了する。
そしてフルボトルバスターを引き抜いて構えた。
「……」
《スパイダー! スパイダー! アークスパイダー!》
そして田村は目を瞑り、その黒い巨大な蜘蛛に身を委ねるように両手を少しだけ広げ、蜘蛛が液状化して溶けるように田村に覆い被さると、その成分からスーツやアーマーが形成され、余分な成分を弾き飛ばして変身が完了する。
そして地面に刺さっていたカイゾクハッシャーとスチームブレードを引き抜く。
「勝利の法則は、決まった。」
「……滅亡せよ。
そう言い、互いに武器を持って駆け出した。
戦兎はこの因縁を終わらせて、最後の試練を乗り越えるために、そして田村は後輩を奪った戦兎と、天子を奪った黒松を滅ぼす為に───
とりあえずあらすじ終了。
神様アンチを諸事情で一度消したがしかし、とりあえず聞きたい。神様アンチあった方が良いと思う?
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あっても良いと思う
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要らないと思う