INFINITE RE:BUIL-AID 作:Blood Knight FUP
それはさておき、とりあえずプロローグ長すぎるのでこれで最後にして纏めようと思っけどダメだったのでまだ続きます(白目)
ってことでね、あのー半年(厳密には約8ヶ月)振りの更新です!
そして活動報告にも挙げたのですが、Prologue Ⅴに登場するイッセーの赤い籠手の描写を削除し、剣を持ってる描写に修正しました。
※ついでだけど前回の話の最後辺りの田村の台詞がちょっと変わってます。
吉澤浩而……外界の人間を狙う謎の組織等がそれぞれ動きを見せていく最中、キクシアもまた、外界の人間と高示達を探し始めていた。
「おーい、高示ー! シアクフー! 居るなら返事してくれーーー!!」
俺は走りながら二人の名前を叫ぶが返事は無く、静寂が続く中をひたすら走り続けた。
「二人とも何処に行ったんだ? それにさっきから走り回ってるのに外界の人達とすら会わねぇし……もしかしてもうこの場所に居ないのか?」
俺は途中で走るのを止め、歩きながらそう考えた。
自分自身かなり走ってこの森を回っており、それで誰とも会うことすら無かったとなるとその思考に至ってしまうのも仕方無い程であったのだ。
「でもそうなるとあの悲鳴は……ん?」
俺は考え事に浸る内に周りを見ずに前へと進んで行くが、少しして上から気配を感じ取り、考えるのを止め警戒し始める。
「そこに居るのは誰だ?」
俺は静かに空に向けてそう問い掛ける。
「……
すると、ポニーテールの少女が出てきて飛んだまま此方を睨む。
「え……?」
少女の身体には何かの装甲と思わしき赤いメカメカしいモノが所々に装着されており、背中にはスラスターと思われるモノがあり、その手には刀の様なモノが握られていた。
恐らくここの住民じゃない……となればこの少女が外界の人なのだろう。
しかし、俺が驚いてるのはそんなことでも、キクシアではなく一夏と呼ばれたことですらない。
「し……」
「……?」
「シアクフ……?」
その少女は、紛れもなくシアクフと
見た目の成長の有無はあるが間違いなく彼女であると分かる。
「シアクフ……何を言ってるんだ貴様?」
「え? 何ってどう見てもシアクフ……いや、にしては成長して、うーん。」
「私はそんな妙な名前などではない! 貴様、見ない内に遂に名前すら忘れたのだな? こんなに背も縮んで……」
「妙なって……どう言うことだ? じゃあやっぱり君は……」
俺が少女の言葉に戸惑ってると、少女は誰かに無線か何かで連絡を取り始める。
何を言ってるかは余り分からず首を傾げていた。
「あ、えっと……じゃあここら辺で俺ぐらいの身長の子見なかった?」
「知らん、何も見てない。」
俺はとりあえずで二人の所在地だけでも聞こうとするが全く答えようとはしなかった。
と言うか何故か何処と無く不機嫌と言うか複雑そうと言うか、そんな感じの表情で睨まれてる俺としてはとても居た堪れなかった。
「なぁ……」
「なんだ?」
「随分不機嫌そうだけど、俺もしかして君に何か酷いことをしちゃってた?」
「っ……いや、昔の元幼馴染みと似ててな? す、すまない。」
そう言い、多少の警戒はしつつも降りてきてくれた少女は武器を鞘に納めた。
「そ、そうだったんだ。」
「あぁ……それで、お前はなんと呼べば良い?」
「あぁ、俺はキクシア。アンタは?」
「私は箒……
そう言い、少女こと篠ノ之さんはそう言う。
「箒……か。」
俺は何故か始めて聞く筈の名前に何処か懐かしさを覚えていた。
何処で聞いたのだろうか? 何度も聞いた様な気がする筈なのに、分からない。
大切な誰かの……
「……い……おい!」
「ッ!? え? あ……」
気が付けば、俺は彼女に身体を揺すぶられていた。
「やっと反応したか……全く世話が焼けるな。」
「あ……わ、悪い。」
俺は直ぐに謝罪し、冷静にこれからすべきことを思い出そうとする。
「あ、そうだ! 二人を探さないと!」
「なっ!? 待て、何処に行く!?」
俺はそう言い、その場を飛び出そうとするが篠ノ之さんに止められてしまう。
「な、なんだよ? 俺は早く二人を探さなきゃ……」
「さっきから言うその二人とは何なんだ?」
「え? そりゃシアクフと高示のことで……って言っても分からないよな? まぁ、あれだ。つまり俺の大事な友達なんだよ。」
「そうだったのか。 実は少し前に子供の悲鳴が聞こえてきてな? 私達もその二人かは分からないが子供を探していたところなんだ。」
俺がそう言うと、篠ノ之さんはそう返す。
そして悲鳴と言うワードに俺は心当たりがあったのだ。
「悲鳴って……もしかしてそれって男女両方の悲鳴だったりしてなかったか!?」
「うわっ!? ち、近いぞ!?」
「なぁ、どうなんだ!?」
「わ、分かった! 話すから! 話すからとりあえず離れろ!?」
俺は必死に篠ノ之さんに詰め寄ってそう聞くが、当人から話すからとりあえず離れろと引き剥がされ、その後手で制した。
「……ごめん、少し取り乱しちまった。」
そして段々落ち着きを取り戻していく俺は、そう言って再度篠ノ之さんに謝罪した。
「い、イチイチ謝るな、調子が狂うだろう?」
「え? わ、悪……あぁ、はい。」
そう言われてまた謝りそうになるが篠ノ之さんの気迫にやられて抑える。
「とりあえず、お前はここの森ことで詳しいのか?」
「いや、二人の内の一人がここのことで詳しんだ。 俺は大体しか把握できてないよ。」
「そうなのか……だが大体知ってるだけでも有難い。 すまないがこの森について少しでも情報が知りたいんだ。」
「教えるのは良いけど君達って何処から……ん?」
今更ながら、篠ノ之さんの腕に僅かながら何かを巻き付けてるようなものが見えた。
「っ……なぁ、怪我してるのか?」
「っ……別に大したものではない。 それにお前が気にすることじゃないだろう。」
「関係無いって……そんな悲しいこと言うなよ。 ちょっと待ってろ……」
そう言い何か無いかとポケットを漁ると、マスターが緊急にと持たせてくれた液状の薬と包帯の切れ端が出てきた。
「!? その切れ端……まさか?」
「知ってるのか?」
「あ、いや……し、知らん!」
「……」
俺は怪しげな反応に疑うような視線を篠ノ之さんに向ける。
「な、なんだ? そんなじっと見つめて……なにか言え!」
「なぁ、アンタここに来る前に応急処置かなんかしたろ。」
「!?」
俺がそう言うと、篠ノ之さんは図星を突かれたように目を見開き驚いていた。
「やっぱり……この切れ端の時の反応やその見たこともない装備と言い、アンタこことは違うとこから来た人だよな?」
「……」
俺は確信を得てそう問い掛けるが、俯いて黙ってしまう。
「……そうか。 なぁ、今他の人とも連絡が取れるんだよな?」
「え? あ、あぁ……それがどうしたんだ?」
「いや何、そうだと分かったなら尚更会う理由が出来たってことだよ。」
「理由って……まさか私達を売るつもりじゃ……!」
そう言い、篠ノ之さんは身構えて俺を睨んだ。
「しねぇよ。 こうして二人を探すの手伝ってくれてるのに売るなんて出来るわけ無いだろ? まぁ、そうでなくても流石にやらないけど……」
「……分かった、今はお前を信じよう。」
「ありがとう。 篠ノ之さん!」
「……ッ! か、勘違いするな! あくまで今だけだからな?」
篠ノ之さんは背を向けそう言い、無線で他のメンバーに連絡を入れ始めた。
どうやら聞く限りでは大体付近に居るらしい。
そして数分後、篠ノ之さんと似たような装甲を纏った人達が集まってきた。
「すげぇな……篠ノ之さん以外にこう言うの纏った人いるんだな。」
俺がそう言うと、一人の男が俺の方に近付いてきた。
「……本当に
「へ? おり……むら?」
俺は男が何を言ってるのか分からなかった。
「あー悪い、気にしないでくれ。 んで、君はここら辺詳しいんだよな?」
「え? あ、あぁうん。 大体なら……」
「それでも充分だ。 とりあえずこの森についてある程度でも良いから教えてくれないか?」
「分かった。」
俺は男からそう言われ、篠ノ之さん達にこの森のことをある程度教え始めた。
そして数分が経ち、ある程度森について教えると、金髪の子ことシャルロット・デュノアがメモを取りつつそれを皆に簡単に説明していた。
因みにここにいる人達の事を軽く整理すると、金髪のお嬢様っぽいのがセシリア・オルコットで、もう一人の金髪僕っ娘の人がシャルロット・デュノア、そしてツインテールの子が凰鈴音で銀髪の眼帯の子がラウラ・ボーデヴィッヒで、ポニーテールのシアクフ似の人が篠ノ之箒で、最後にこの男が皇牙夕って名前らしい。
聞けば何やら何人かが俺と似た奴を知ってるらしく、織斑ってのや一夏ってのもその俺と似てる奴の名前みたいだ。
通りでなんか初対面で嫌な顔されてるなと思ったらそう言うことだったんだなぁと、俺は内心複雑そうにしていた。
「俺から言えるのはこれくらいだな。」
「成る程……この森はそこまで脅威的では無いが、それでもここのことを余り理解してないと怪我すると言うのも間違いでは無さそうだな。」
男こと皇牙夕はそう言い、少し安堵していた。
まぁ何も分からない状態だったのを考えれば警戒するのも分かるっちゃ分かるが……
「サンキューな? えーっと……キクシアだっけ?」
「あ、あぁ……」
「んじゃ、お前の友達、探そうぜ?」
「っ……ありがとう!」
そう言い、俺達はシアクフと高示を探し始めようとする。
「その必要は無い。」
「え?」
しかし、それは俺達の方にやって来た一人の男により止められてしまう。
そしてその言葉の後、篠ノ之さん達は皆吹き飛ばされ、それぞれ木や岩等に衝突して踞る。
「う……ぐぅ……」
「な、何が……起こりましたの?」
オルコットさんはそう言い、状況が理解できぬままやって来た男を見やる。
その男は片手に剣の様なモノを持っており、その服装も俺が森であったあの大男と似たような服装でこの男から発せられる殺気も相まって俺は警戒心を一気に強めた。
「誰だ!?」
「誰……ねぇ? とりあえずイッセーとでも呼んでくれよ。
目の前の男……イッセーは俺に向かってそう呼んできた。
全員目が点になったように俺を見る。
「何言ってるんだ? 俺は織斑一夏じゃない……キクシアだ!」
「お前こそ何を寝惚けてる? お前は紛れもなく織斑一夏だろう!」
イッセーはそう言い俺に詰め寄ろうとするが、夕がイッセーに向けてグレネードランチャーを撃って距離を取らせることでイッセーから俺を切り離してくれた。
「助かったよ夕。」
「礼なら後で良い。 後夕って呼ぶな……って、まぁ良いか」
少し躊躇うも、夕はそう言い了承した。
「はぁ、折角元通りにしてあげようとしてるのに邪魔すんじゃねぇよ……癌が!」
イッセーはそう言い、夕を睨む。
「余計なお世話だろうに、そもそも誰とも分からねぇガキ相手に必死になってんじゃねーよバーカ。」
「あ"? お前こそ
イッセーは夕の窘めに対してそう返し、更に怒りを露にしてそう吐いてきた。
しかし、俺はイッセーから出てきた言葉が余り理解出来ておらず、首を傾げてしまう。
「俺達だと? 何を言っているんだ貴様は?」
「言葉通りの意味さ。
篠ノ之さんがイッセーの言葉に疑問を抱いてそう聞くと、イッセーは口を開いて罵倒に罵倒を重ねたようなことを言う。
しかしやはりと言うか何を言ってるのか全く理解出来なかったのは恐らく俺だけではない筈。
「先程から訳の分からないことを!」
ボーデヴィッヒがそう言い、レールカノンを放つ。
しかし、イッセーはそれを瞬時に避けてドライバーを腹にあてがう。
「なっ!?」
「おせぇんだよノロマ!」
《聖剣ソードライバー!》
すると、そのドライバーから音声が聞こえてきてベルトが伸縮して腰に巻かれる。
「な、なんだよあれ?」
「俺にも分からねぇが、ドライバーってことは何かのライダーか?」
夕がそう言い、皆に警戒するよう促す。
すると、イッセーは持っていた剣をドライバーに挿し、二つの掌位の大きさの本を取り出した。
《プリミティブドラゴン!》
《ブレイブドラゴン! ゲット!》
その本を開くとその音声が流れ、もう一つの方も展開して一つ目の本にそれを嵌め込む。
「……」
そしてイッセーはドライバーに本を装填し、剣を握り締める。
その間に待機音声が流れて、イッセーの後ろに先程の本が巨大になって出現する。
「な、何が起こってるんだ……?」
「俺にも分からねぇ。」
「……もしかしなくても仮面ライダーだよね? あれ。」
「しかしあの様なモノ、見たことが無いぞ?」
俺達がそう言い、戦慄しているとイッセーは首を鳴らし……
「___変身」
……ドライバーから剣を抜いた。
《烈火抜刀!》
《バキッ! ボキッ! ボーン! ガキッ! ゴキッ! ボーン!》
《プーリーミーティーブ! ドラゴーン!》
イッセーがブレイブドラゴンの姿が重なった後、背後から出現したプリミティブドラゴンが抱え込む事で装甲に変化し、変身が完了する。
「……へ、変身した。」
「おいおいマジかよ?」
「っ…………仮面……ライダー!」
俺と夕は唖然としており、篠ノ之さんはイッセーを見てそうぼやき、睨み付けた。
「サテ、始メルカト言イタイトコダガ……織斑一夏!」
「俺は織斑一夏じゃない、キクシアだ。 間違えないでくれ」
イッセーは俺に向けてそう言い、俺はキクシアだと返す。
「フン! マァ良イ……オ前ノ大事ナ友達ハ洞窟ノ奥ニ居ル。 助ケタケレバ急グトイイ……」
「っ!? シアクフと高示が!?」
俺はその言葉を聞いて反応し、目を見開いた。
「アァ、ソウダ。 コンナ奴等放ッテオイテサッサト助ケニ向カッタ方ガ良イゼ?」
「で、でも……」
「邪魔スルナラ残念ダガ、ココカラ出スワケニハイカナイ。」
そう言い、イッセーは此方に剣を向ける。
「くっ……!」
俺は本能でこいつには勝てないと感じるほどの恐怖を抱き、身構えてしまう。
「おいおい、子供一人に随分おっかないことしようとするじゃねぇの? 節操の無さが目立つぜ?」
すると、夕が俺の前に立ってイッセーにそう告げる。
「ウルセェ、テメェミタイナNTR野郎ニダケハ言ワレタクネェ!」
「NTR野郎……か。まぁ、否定はしねぇよ。 実際俺はそう言うことしてコイツ等を巻き込んじまったからな。」
「アァソウサ、ソシテテメェミタイナゴミクズヤソイツヲ無駄ニ称賛シ続ケ、俺達ヲ慕ワナイヨウナ能無シ共ハ人ナンカジャネェ! 人間ノ振リヲシタ人形ダ! ダカラ壊シタトコデ誰ニトッテモメリットシカナイノサ!」
夕のその言葉に、イッセーは更に昂って意気揚揚と語り明かした。
「悲しいな……お前。」
「ア"? 何ガ言イタイ?」
イッセーは夕の発言の意図が掴めず、戸惑ってしまう。
「きっと誰からも認めて貰えないまま自分の秘密を知って、自分や似た境遇にいた奴等の現状を受け入れられなくてそんな風に考えるようになっちまったんだろう?」
「ッ!? 何ガ言イタイ!?」
イッセーはまさかの発言に鈍器で殴られたような衝撃を受けた。
まさか自分に対して誰からも認めて貰えなくて癇癪を起こしたのかと言われたのだからそうなるのも無理はないだろう。
「確かにつれぇよ、認めて貰えなく受け入れられないってのはさ。 でもさ、それは暴力だけで解決する程単純な話じゃねぇし、それに関係無い人やお前を必死に止めようとしてくれた人にまで暴力の限りを尽くすのは違うと思うぜ。」
「俺ノ邪魔ヲスルカラソウナルンダヨ。 自業自得ッテ思ワナイノカ?」
イッセーは俺の発言に戸惑いつつそう問い掛けてきた。
正直こいつに何があったかは分からないし、今の俺ではきっと理解できないのかもしれない。
「さぁな? 俺には正直分からねぇ。 俺はお前らのいざこざなんて知らねぇし知りたいとも思わねぇ……でもよ、それでも、安易に殺しに走ったり、強大な力で捩じ伏せちまうのは違うだろうが!」
「ハァ……オ前ナラ理解出来ルト思ッタンダガナ? 残念ダ!」
イッセーはそう言うと、構えを取って殺気をぶつけてくる。
正直怖くて堪らねぇ……これ程までの重圧と殺気をぶつけられたのは初めてだった。
でもよ……
「生憎俺には、そんな野蛮な感性は持ち合わせてないんでな!」
「お、おい待て!?」
「キクシア!!!!」
「キクシアさん!?」
……それだけで引き下がっちゃあ男が廃るってもんだよなぁ!
俺は内心で結論を出し、彼等の制止を振り切ってイッセーに立ち向かって行ったのだった。
正直イッセーとの会話の下りの方めっちゃ悩んだ。
>夕のその言葉に、イッセーは更に昂って意気揚揚と語り明かした。
この辺りまではずっと前から出来てたんだけどここから先の悩んだ末にサボりにサボって新作浮気とかフォトナエンジョイしまくったり疲労で寝まくったり……まぁそんな感じで今に至りますと……ハイ(白目)
ってことで次回の更新はすぐ出来る……気がしない!(デデドン!)
……なんで何時も通り気長に待ってもろt((((((殴)
※午後0:42にイッセーの台詞を微修正しました。
神様アンチを諸事情で一度消したがしかし、とりあえず聞きたい。神様アンチあった方が良いと思う?
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あっても良いと思う
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要らないと思う