夕食を終えて圭と美紀が用意された部屋に向かったのを確認した武昭は座っていた。
「ふぅ……どうやら2人は眠ったみたいだな……ディス」
《あぁ、その様だな……まぁあの様な事が起きて何処か疲れていたのだ……》
「当たり前だ……
武昭は体を解すと庭に出た。
「ディス……やっぱり
《うむ、何処からも感じはしない……やはり、このゾンビ達は魔力とは違う方法で発生した物だ》
「そうか……なら、ゾンビになった、貴方達には悪いですけど……
武昭がそう言うと胸部、両手足に龍の鱗がデザインされた防具が装備された。
「ディス、今日の相対時にゾンビ達が火に弱い事は分かったから、今回は他に何が通じるかの確認だ」
《そうだな、我がいた世界ではアンデッド系には光系や聖属性の攻撃に弱かったがこの世界は……》
「まぁ、やってみれば分かるさ……じゃあ行くぞ!」
武昭は庭の壁を乗り越えると近くにいるゾンビ達に向かっていった。
「火はよく効いたから次はコイツらを試してみるか!
武昭はゾンビ達に近づくとあらゆる属性の魔法で攻撃を加えた。
《ふむ……それなりに通る攻撃はあるが一番効くのは炎系魔法の様だな》
「ディスの言う通りか……それと!〔グシャ!〕頭を砕けばイチコロって所か」
武昭は一体ゾンビに近付くと、そのまま頭部を破壊した。
《そうだな……それにコイツらは生前の動作を続けているみたいだ》
「それと……サウンドボムピィーッ!!音と光に反応するんだな!」
武昭とディスは話しながらゾンビ達を始末していった。
「それと……これも調べてみないとな……
武昭は落ちていたゾンビの腕を魔法で変異した理由を調べていた。
一方、武昭の家の一室で布団に入った美紀と圭が起きていた。
「ねぇ美紀……起きてる?」
「うん……何だろう……体は疲れてるんだけど……何か眠れないんだ……」
「そう、私も同じ気持ちだよ……武昭君て……ううん私達を助けてくれた……ただそれだけの事だよね?」
「圭の言う通りだよ……だから武昭君が自分の事を話してくれるまでそばにいようよ」
「私達が居なくなったら武昭君は1人なんだもんね……フワァ……そろそろ寝よう?」
「うん……じゃあお休み圭……」
話を終えた2人は、そのまま眠りに着いた。