聖闘士に同じ技は2度通用しないため、存在自体がイチャモンみたいもんですね(PKMN)
あと、410の初の配信は12:00〜13:00。
昼休みに合わせた感じです。
とうとう出したかった人形ちゃんを出せたけど、好きなキャラだからかめちゃくちゃ違和感が拭えねぇ〜〜!俺は推すのを我慢したほうがいいんじゃないのか……?
いいや、限界だッ!推すねッ!!
第1回の配信が終わった。手応えは充分。
ハプニングもあったが、あれも生配信の味の範疇だろう。うん、OC!!
が、体には未だに高揚感が熱として残っており、汗も相まって非常に鬱陶しい。
シャワーを浴びて、軽く頭冷やそうか。(魔王降臨の儀)
蛇口を捻るとシャワーを浴びることが出来る。実はこれ、無制限なのだ。普通は時間制限があるらしい。
S09地区のメインストリート近くに立っていて、カラオケしても大丈夫な防音があり、この時代にシャワーを浴び放題というのを考えれば、どれだけこのアパートのランクが高いのか分かるだろう。
1番分からないのは、身分のない俺のような存在が何故ここに住めているか、に尽きる。
シャワーを浴び終わり、パンツ一丁でガリガリ君っぽいアイスバーを齧る。当たりはもう入っていないらしい。ちょっと悲しくなった。
呼び鈴がなる。お客さんでも通販でもないだろうし、エリザちゃんかリナさんだろうか?
「はーい!ちょっと待ってくださーい!」
先に返事をしてから、この格好は流石に無礼だろうと、上は黒い下着をぱぱっと着て、下にはパジャマとして使っている半ズボンへ足を通す。
「はい、お待たせしました!エリザちゃんか、待たせてごめんね?なんの用かな。」
そこに居たのは、果たしてエリザちゃんであった。今日も天使の輪が浮かぶ黒いショートカットが愛らしい。その手には紙束のようなものを持っている。
「どうも。シドーさん。ちょっとお話したいことがあるんですけど……
お部屋にお邪魔しても、大丈夫でしょうか?」
「ああ、大丈夫だよ。いらっしゃい。」
中学生を連れ込む成人男性(恐らく)の図。
この世界じゃなきゃ事案ですね!
あっちの世界で言うと、男子中学生を部屋に連れ込む一人暮らしの女子大生か……エッチじゃん。
「お邪魔します。」
丸机まで案内して、キンッキンッに冷えた麦茶を出す。
「それで、どうしたのかな?」
「実はですね、健康診断のお話でして。母の職場の伝手で、かなり本格的な診断が無料で受けられるそうなんですよ。
アパートに住んでる人が対象なので、シドーさんもどうかな?と思いまして。」
「へー、健康診断か。」
「はい。せっかくなら一緒に……行きたいな、って。」
もじもじする女の子は可愛い。照れ顔なら尚更だ。
かわE超えてかわZだわ。
Z技、特にゴーストタイプの動きってpartyのダンスに似てる。似てない?似てると思うかどうかは俺が決めることにするよ(自己完結)
「うんうん。手に持ってるのはそのパンフレットかな?」
「あ、はい。そうです。」
「貰ってもいい?」
「どうぞっ!?!」
パンフを貰おうと身を乗り出した際に、彼女の顔が真っ赤に染まる。
むむむ……また俺何かやっちゃいました?(何がむむむだ。)
ん?ああ、そういう事か!
カン☆コーン!!
今ここに、あべこべの方程式は整った!
風呂あがり+上は下着のみ+上体を倒す=際どい所が見えてしまう
我は影、真なる我…思春期の心の海より現出せよ、ラッキースケベ!
ラッキースケベの効果により、純情JCエリザちゃんは攻撃表示(意味深)に強制変更される!
ふーん。そっかそっか。やっぱり変態じゃねえかてめぇ!!可愛いね❤(TNTN亭)
暖かく見守ってあげるとしよう。
気にしないでパンフをよむ。
エリザちゃんはチラチラと目線を送ってくるが……
まさかの脇フェチか。
パンフのページを捲る時の脇にめちゃくちゃ視線が来てる気が、というか確実にそうだな。俺はお前が俺を見たのを見たぞ?
はえ^〜、いい趣味してますねぇ!道理でねぇ!
熱の篭った視線を受け止めつつ読み終わったパンフは、一見すると問題がなかった。
つまり、ちゃんと読むと問題があったのだ。
主に健康診断の場所がやばい。
エリザちゃんに聞きたいこともあったが、それよりもやってみたいことがある。
それは……
敢えて、ここで伸びをする。ということだ。
パンフ自体は読みやすいものの、ちょっと量が多かったのでそんなに不自然な動きでもないだろう。
見えちゃってる?見せつけてるのよ。つまりはそういうことである。
「んん〜!長かった〜!」
おお、視線って本当に感じるものなんだなあ。ちょっと感心してしまうレベルで視線を感じる。
「ねえ、エリザちゃん」
「は、ひ、ふゎいっ!?どどどど、どうしましたか?」
こちらを爛々とした目付きで眺めていた彼女だが、話しかけられたら流石に正気に戻ったのか、顔を真っ赤にして噛みまくりながらの返答をくれた。
そんなに慌てると逆に怪しいぞ〜?
あんまり弄って気まずくなったりしても困るので、からかうのはここまで。聞きたかったことを質問しよう。
「ははは、落ち着いて落ち着いて。健康診断の場所なんだけどさ、I.O.Pって人形作ってるところじゃなかった?人間の検査も出来るの?」
「え、んー……出来るからこういったパンフを作っているのではないでしょうか?」
「それもそうか、ありがとうね。
そうそう、この施設までの行き方は分かる?」
「マップを見ながら行けば大丈夫だと思います。」
「なるほど。あれ、じゃあ今まで行ったことはないの?」
「この検査自体が今年から始まったみたいで、今までこのパンフレットを見たことはないですね。」
明らかに怪しくて草。
今年から始まったの下りとか、特に。
俺がここまでの待遇を得ていることに関して感謝しているし、恩を返す気では勿論いるが。
俺に対してこれだけの手間や資金を割くってことは、それ相応の何かが俺にはあるんだろう。
I.O.Pでの検査っていうのは、健康だけじゃなくて別の意味も含んでいるはずだ。
だがしかし、虎穴に入らずんば虎子を得ず、なんだよな(ケモナー)
とらのあな(18禁)に突うずるっ込んでやると、ああ^〜、堪らねえぜ。
俺が自分で気づくならそれでもよし、気づかないなら敢えて俺に教えるつもりはないんだろう。
それに、現段階では実力行使に出る気もないはず。
ここまで遠回しな手段を選んでくるくらいだし。
なら行っても大丈夫か。
世話になってる相手の機嫌を無理に損ねることもないしな。
(この間わずか2秒の早業!!)
「うん、いいよ。行こっか。」
「はいっ!ありがとうございます!!」
「いやいや、こちらこそ教えてくれてありがとうね。日付は〜〜……」
エリザちゃんが帰ってからふと思った。
これって、デートじゃね?
いいや、配信者は狼狽えないっ!!
愛とか恋とか痴情のもつれとか惚れた腫れたはファンが減るからNG。先に事務所通してくださ〜い!
まあ、(おそらく)成人してる俺が、中学生なんかを好きになるはずがないんだよね。大人だから。
夕食を挟み、風呂に入り、放送からほぼ半日が経ってしまったが、さっきの放送についてエゴサをかけよう。
SNSの配信垢を開く。
通知が多すぎて振動が止まらなくなった。
嘘、だろ……?
なんかフォロワー数が爆上げされてる。フォロワーの数だけなら、中堅配信者といえる程度にまで増えている。
やばい、ここまで爆発的に増えるものなのか?
嬉しいは嬉しいが、あまりにも急激に増えすぎるとそれはそれで恐ろしい。
これがもし、俺が【男】だからというだけが理由だったら、あまり嬉しくはないな。
十中八九そうだろうが。
俺としては、男は飽くまで付属価値に過ぎず、メインは配信者でありたい。
性別やスタイル、顔も勿論魅力の一つだろうし、それを使ってもいいと思うのだが、メインは配信者でありたいのだ。
そっちがメインならモデルとかの美を売る仕事を目指した方が良いんだろうし。
現実逃避気味に、SNSサーフィンにくり出す。
トレンドから見るかな〜。
SNSのトレンドランキング
1位は、乳首。
2位は、ポロリ
3位は、410
??? 思考が、停止しそうになった……ものの
俺の 思考は 食いしばった !
やっぱり食いしばりは神スキルなんやなって
嫌な予感がする。いや、嫌な予感しかしない。
恐る恐る、1位のタグである乳首を調べる。
すると……俺のすっ転んだシーンのスーパースロー再生が出てきた。
元の配信用のカメラの画質ゆえか、ハッキリとは写っていないものの、そのせいでまるでモザイクのようになった乳首がそこには映し出されていた。
もう一度言うと、俺の乳首が、そこに映されていた、のだ。
性別とか魅力がどうこう言ってた配信者おるかー?冷えてるかー???(XXハンターYUK)
10万いいねってほんとうにあるんだあ
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まずい。うん、これは、まずいな。非常にまずい。
何がって、収益化に関して性のイメージが着くのは(前世では)非常にまずい。
こちらでもそうは変わらないだろう。とりあえずG〇〇gleで規約を調べる。
収益化からの解除条件にやっぱり書かれていた。
・性的コンテツの禁止
……また俺何かやっちゃいました?(お気に入り)
意図的ではないとはいえ、時間が経ってしまったし、早く対処しないとまずいな。
とりあえず、アーカイブから今日の生配信を削除。SNSで謝罪文を掲載する。
《410です。この度は、自分の注意不足によって不適切な動画を投稿してしまったことを、ここに謝罪させていただきます。》
とりあえず、短く。要件だけでいいのだ。
火消しは速いうちにしなくては収集がつかなくなってしまう!
俺の乳首がワールドワイドになろうと、別に良い(良くはない)。
問題は、顔出しで配信して初回から運営に目をつけられてしまうことだ!
続いて、
《問題の動画はアーカイブから削除し、問題箇所を削除してから投稿させていただきます。
お騒がせいたしましたことを、深く謝罪申し上げます。》
と、反省とその行動を呟き。
謝罪をする。反省をする。
両方やらなくっちゃあならないってのが、配信者の辛いところだな。
やるだけやったし、もう打てる手はない。
DMもリプも全て無視だ。
乳首見せてって内容が多かった気がするのは気のせい、だよな?そういうことにしよう。
疲れた。もう歌ってみたの練習をして、寝る。
布団に入ってから思った。
男であること+乳首が見えた事でもあのフォロワー数なら、この世界でも配信者の中で上位になるには実力が大事なんだな、と。
登る山は高い方がいい。
目標は思ったより遠そうで、少しワクワクした。
それじゃあ、おやすみなさい。
さて、次の日。
シャワーを浴びて、歯を磨き、服を着替える。
「ゴミ出さないとなぁ……」
ゴミを出しに行くと、ゴミ捨て場には先客がいた。
白いパーカーに、ホットパンツというラフな格好だ。
「あら。おはようございます、良い朝ね。」
そう、鈴の転がるような声で、挨拶を、してきた、この人は……
「あっ……これはどうも。おはようございます。」
「初めて見た顔だけど、新しく越してきた人?」
グレーブラウンのうねった髪を伸ばし、左でサイドテールにしている彼女は……
「ええ、2週間ほど前からこちらでお世話になっております。」
「アハハっ、そんなに固くならないで大丈夫よ〜。私たち、多分そんなに年が離れてないでしょ?」
見間違えるはずもない、猫を思わせる金色の瞳。
その、左目の上に走る傷跡。俺が、どうしても会いたかった人形。
「そっかそっか。ありがとう。なら、タメでいかせてもらうよ。俺は祠堂透吾。君は?」
「私はーーー」
彼女はーーー
「ウェデリアよ。よろしくね。」
(UMP45だ)
んっ???
「…………ウェデリアか、よろしく。」
なぁんであべこべあるある鉄板ネタ、ラッキースケベの対象を人形じゃなくてよく分からないオリキャラ相手にしたかって?
……話の都合上です(血涙)
しかし、逆セクハラシーンはあべこべ物やるなら必須だと思っていたので、僕は後悔していません。
次回、【第8話 体は45姉を求める】。
デモンエクスマキナじゃなくてアーマード・コアの新作も出せ(過激派)
……は、次次回で
次回は
『アナザーサイド グリフィン何でも実況板【非実在性】美男美少年を探すスレpart9【イケメンどこさ】』
をお送りします。
筆者は傭兵メインでしたね〜。え、ミリオンレア?うっ、頭が