(あべこべな)ドルフロ世界の配信者   作:ほろほろぼんぼん

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長くなったので分割しました+昨日の分を含める=本日は2話投稿します

人生で初めて作品のデータを消し飛ばしましたが僕は元気です。
それと、そろそろストックが無くなるので更新ペースは落ちます。
これからもこの作品を読んでいただけると嬉しいです。

それと、コメントを増やしたため、アルファベットによる名前表現は無くします。主要なキャラや、名前も含めてネタとして通じるもののみ名前を書くことにしました。先駆者様を見習った結果です。


それじゃ、始まるザマスよ!
(以下略)
(以下略)
(以下略)


12話 意外な協力者(前編)

『えっと、他の人は募集からお願いします。部屋は410、パスワードは334です。配信されて大丈夫な方は、よろしくお願いします!』

 

 

メンバーが揃ったら〇を押してください

・410

・Мороз(マロース)

・カッツェ

・R@XX

 

 

 

:速攻で埋まった!!

k:入れなかっ……たぁ!

b:行きますよ〜、いくい…いけない?

s:ぶち込んでやる……やれない!?

:上の3人は汚いジェットストリームアタックか何か?

:さすがRさん、サラッと滑り込んでやがる

:これマジ?実質コラボ実況じゃん

:乳首流出配信主と貢ぐちゃんと有名配信者に挟まれた人が1人居ますね……

:一般人枠羨ましいけど、メンバーが地獄すぎてなあ

秘密兵器彼女:ヘルトークめいてて草

:毒舌もCEOもすここここっ!!

:Rさんより反応が速いとか入力がくそ早くね?

:逸般人かもしれん

:まあ、現世は地獄みたいなもんだし、多少はね?(グノーシス先輩)

:ヤベー奴来てんじゃん

 

 

 

武器と魔法がランダムとはいえ、傾向は決めることが出来るようだ。

なら、多分そんなに酷いバランスにはならないかな。

ちなみに、全員の装備や魔法の差は無いように選出されるらしい。レベルは一定になるように補正されると。

つまり、プレイヤーの腕次第ということか。初心者には無理ぞ?

 

俺の傾向は……バランスでいいかな。

 

 

 

参加者【傾向】装備

 

410【バランス】

武器:

月明かりの大剣

狂えるアラブ人の手稿

魔法:

【C】の苛立ち(ビッグ・シーの苛立ち)

大いなる力の癒し

 

 

マーロス【攻撃】

武器:

ハングリー・アンガー

神モ滅スル無垢ナル剣

魔法:

破極滅塵殲・天(はきょくめつじんせん・てん)

SuperNOVA

 

 

R@XX【攻撃】

武器:

M44A4 パルスライフル

Va_valla'イージーギア

二丁拳銃(ツーハンド) UGN&FH

魔法:

The 【X】from Outer Space

 

 

カッツェ【ランダム】

武器:

一意奮闘・やり直しの槍

魔法:

無軌道無秩序無理解兵器・パンジャンドラム

SHARK・tornado

陰霧出・生一太刀

 

 

:410の装備、ベーシック過ぎて言うことないな

スコp:回復があるのは運いいね!

:Rさん銃ばっかで草ァ!

:FPSガチ勢だからね、仕方ないね。

:一般人枠カッツェさん、ネタ武器とネタ魔法しか集まらないww

秘密兵器彼女:さすがに可哀想

:周りのメンバーのキャラも濃いのに、装備もめちゃくちゃ濃い味してる

 

 

 

名前を見ても、何が何だかさっぱりわからないよ(QB)

何となく元ネタが予想出来るものもあるけれど。

前世と今世にも、共通のネタみたいなのはあるらしいな。

 

ステージもランダムに生成されるのか……傾向はランダムにしよう。

 

【絶景の祭壇】

説明:何人もの生贄が捧げられた高台の祭壇。

生贄達の最後の記憶が、せめて美しくあって欲しいと祭壇の眼下には様々な彫刻が並べられている。

果たして生贄達はそれを見て、美しいと思ったのだろうか?

 

 

このレベルのステージと説明文が自動生成されるのか……。凄いな近未来。

 

とりあえず、準備開始を押す。

 

 

さて、他にも全員が準備完了したのを確認。ゲームスタートだ!

 

 

ローディングに入る。どうやら、ローディング中はランダムに選ばれた装備の練習が行えるようだ。

 

月明かりの大剣は、名前の通り、刀身が月明かりを返すようにぼんやりと光る大剣だった。特に、クセのようなものは無い。

 

狂えるアラブ人の手稿は、魔法専用装備だった。

その【魔術】は【魔物の嘶き】。

目の前へ咆哮というか、音のビームを撃てる。アカムのアレっぽい感じだな。こちらもクセがない。

 

大いなる力の癒しは、範囲回復。

 

Cの苛立ちは……触手がいっぱい生えてきて、周囲を薙ぎ払っていった。

 

癖のない近接・遠距離武器。範囲攻撃に範囲回復と、だいぶ使いやすい物が揃っている。

流石はバランスでの選出だな。コメント通り無難オブ無難だ。

 

確かめていると、ローディングも終わる。

さてさて、初マルチプレイ。どうなるものか。

 

『皆さん、よろしくお願いします!

ノーコンティニューでクリアーしてやるぜ!』

 

 

カウントダウンの後に視界が白くなりーーーー

景色が戻ると、そこは木々の生い茂るジャングル。遠くの山の中腹に、蔦が絡まりついた遺跡が見える。あれが、今回の舞台だろう。

 

コメントに目を移す。

 

:早速Rに媚びを売る

:Rの名言を真似していくスタイル

:やーらしかっ!

:こマ?410はいやしい男ばい……

スコP:あんなこと言ってたけど、実はRのファン?

:410がやらしいのなんて第1回から分かってんだよなあ

 

 

(そういえば、頭文字Rな天才ゲーマー人形も居たな。それとも、元ネタがこっちにもあるのか?まあ、とりあえずは……)

 

『あー……すみません。実はRさんのネタだって知りませんでした。

友達で連呼してる人が居まして、移ってしまったみたいです。

Rさんのセリフだったんですね。

かっこよくて好きですよ!(……とりあえず、褒める!!)』

 

 

:またまた媚びを売る

:自分を売る

:ここまであざといとか、キンキラ世界の住人だろ。

秘密兵器彼女:こんなにいやらしい魔族も中々居ないよ。

:は?シャドウマスターを惨次元と比較したな?法廷で会おう!!

:エッチだし乳首出したからレビュアーズ世界線なんだよなあ

 

 

『乳首は出したわけじゃないです!!』

:初乳首発言

:乳首とか言いましたよ!やっぱり好きなんすね〜

:乳首頂きました〜〜!!!

:はいちくび〜?

M:よろちくびーー!!

 

もう、無視していいか。元凶がなんか言ってるよ。

 

『えー……すみません、皆さん。時間を取りました。

とりあえず、始めていきましょう!皆さん、よろしくお願いします。』

 

 

振り返ると、3人のキャラクターが居る。

 

「よろしく〜。シドーはVR初心者みたいだけど、練習は大丈夫そう?」

 

急に話しかけられて、びっくりした。

話しかけてきたのはカッツェさんだ。

 

『ありがとうございます。たぶん大丈夫そう……ですね!

大剣と魔法用装備、範囲回復に範囲爆発と便利そうなのが一通り揃いました。』

 

『……えーっと、カッツェさんはいい声してますけど、声出して大丈夫なんです?ほら、プライバシーとか。』

 

「あはは、心配してくれたのと、褒めてくれてありがとうね。

あたいはアバターに地声を登録してるわけじゃないから大丈夫だよ。VRはさ、声も合成してくれるってわけ!

っていうか、うっかり喋っちゃったんだけど大丈夫?ほら、生配信だし。」

 

 

(……あたい、ねえ。これはどうなんだ。一人称だけで決めつけるのは早計だよなあ。声もかなり似てる気がするし……うーん…)

 

『なるほど!へ〜、全然知りませんでした。

コメントを見るのが難しいので、VC(ボイスチャット、ゲーム内通話のこと)をお願い出来るならその方がありがたいですね。

むしろ、カッツェさんこそ、声が違うとはいえ放送に流れて大丈夫ですか?』

 

「そっかそっか。あたいはあんまり気にしてないから大丈夫だよ。」

 

 

『そうですか。あの、もしもお2人とも大丈夫そうならVCだとありがたいです。』

 

 

「そうですか。それなら私もONにしますねぇ。」

 

『ypaさん、ありがとうございます。ゲームも本体も、なんか色々合わせて頭が上がりません。本当にありがとうございます!』

 

「そんなに気にしないでいいですよ。私が410さんに送りたくて送ったんですからぁ。」

 

 

めちゃくちゃ聞き覚えがある上に甘ったるい声が聞こえてくる。

このちょっとヤンデレ入ってそうな声は……!?

ロシアで、この甘ったるい声、望みを叶えてくれる。ふむ!

ちょっと頭をよぎる人形が1人居ますね。

 

 

『本当にありがとうございます。ypaさんの登録している声も可愛らしいですね!』

 

「え、あ……ありがとう、ございます。初めて言われちゃいました。えへへ……私、可愛いですか?」

 

『改めて聞き返されると恥ずかしいですね、可愛いらしくて僕は好きですよ。』

 

「やった……!なら、ちゃんと聞いていてくださいね…?」

 

 

:は?

:生配信なんだこれミステリー

:俺たちは何を見せられているんだ?

:イザナミだ

:ATMの整備かな?腹黒くて草

:また幻術かけられてるよ〜

:貢ぐちゃんのメンテを欠かさない男

:サイフ(の女の子)に優しい男、410

:こうやって寄生するんすねえ、勉強になります!

:私も貢げば可愛がって貰える?

:またメンヘラみたいなやつが湧いてる……

:410はメンヘラホイホイの腹黒だった?

 

 

 

「はろ〜!ね、話し中に悪いんだけど、そろそろ出発しない?敵と早く戦いたいしさ!」

 

『そうですね!出発しましょう!

Rさんの登録してる声も、やっぱり先輩実況者だけあっていい声ですね!!聞いてて元気が出ます!』

 

「うぇえええ!?」

 

:元気が出る?

:Rって地声じゃなかった?

:また媚び売り魔族してる……

:惨次元とキンキラ世界を同一視した異端者はここ……?

:Rの素っ頓狂な声に草

:どっかの放送で地声登録したとか言ってたし、生配信の声も変わらないからそのはず

:今の驚いた声、目覚ましに使えそうだよな

:元気になる……?元気になる……?あっ(察し)

:どこが元気出ちゃったのか、お姉さんに教えてくれないかな?

秘密兵器彼女:Rの声は確かにいい声だね。ペルシャ3世のバーサーカーとして君臨してそう。

:まーた媚びってて草

:媚び媚び410君……?

:分かる。ロシア皇帝の下の象の声真似とか上手そう。

 

 

(なるほど、声の感覚も違うのかな?)

『えー……近接武器があったので、自分は前衛に行きますよ。』

 

「おおっ、ありがとうね!あたいは魔法多いし、後ろかな。」

 

「私は近接が多いので、410さんと一緒にいますよ。ちゃんと、見ていてくださいね。」

 

「じゃあ私は後衛いこうかな〜。武器が銃ばっかだったしね!ヘドショは得意だから、任せてよ!」

 

 

:Rのヘドショえぐいよな

スコp:一時期チート疑われてたくらいだしね〜

:Rは声といい戦闘力といい、ゴリラ並みに頼れそうな感じあるしな

:Rに媚びとけば生き残れるやろなあ…

 

『頼りにさせてもらいますね、Rさん!』

 

道中の戦闘は安定していた。

回復魔法も未だに1度しか使われておらず、回復アイテムを使用したのは不意打ちをモロに食らった俺だけ。

 

なおその敵は、直後に3人により頭を穿たれ、首を跳ねられ、サメに食いちぎられた。情けなくて涙が出るね……

 

 

 

それもこれも、

 

『ypaさんの剣さばき凄いですね。的確に弱点に当てていきますし。』

 

「見ててくれたんですね!嬉しいです。相手のことをちゃんと見ていれば、あんまり難しくないですよ」

 

『ありがとうございます。Rさんもヘッドショットの精度が半端ないですね。』

 

「おっ、ありがと!ゲームは色々やってるからね〜。先輩として、これくらいはして見せないとさ!」

 

 

そう、この2人がべらぼうに強い。

敵がポップした瞬間に頭をぶち抜くRさんと、ヌルリと近づき弱点を1刀の元に切り捨てるypaさん。この双璧が余りにも壁として高すぎた。

 

 

「2人とも上手いね〜。あたいもそれなりにやってるつもりだけど、自信なくしそうだなぁ。」

 

『お2人の上手さは大会とかでも通用しそうですよね。けど、だからってカッツェさんも弱いわけじゃないと思いますよ。』

 

「そう?あたい、そんなに役に立ってないと思うけど。」

 

『いやいや、カッツェさんは一見すると意味不明な武器と魔法を的確に扱えていて凄いですよ。

一意専心って付いてるくせに2本の槍とか、サメの嵐とか、制御出来ない紅茶兵器とか、普通は扱えませんって!

見てわかりやすい成果じゃないですけど、それでも出来ることを的確にこなしてて凄いですよ!!』

 

 

:また人を褒めてる

:軽率に人を褒める。

:そんなに人のいい所を見てるのか?実は腹黒だろこいつ

:410くん黒幕説。実はというかやっぱり腹黒いな?

:実は女を心の底からバカにしてるってマジ?

:人を煽りやがって…ガキが、舐めてると女の恐ろしさを教えてやるからな〜?

:こいつ偶にパパ味を出すな……

:ううう、パパー。僕も褒めてぇ……

M:二極化してて草ァ!通りでねぇ!

 

この流れで、切り抜き所さんを作れそうだな。

我ながら気持ちが悪いが……気持ちが悪いが……視聴者のためのエンターテインメントには代えられない。腹をくくれ、俺は、やってやる。俺は、配信主であり、エンターテイナーだ!!

 

『ははは、よしよし。いい子ですね。

皆さん頑張っていますよ。毎日お疲れ様です。』

 

(ヴォエっ!!)

 

 

:おぎゃっ!!!

:ばぶばぶ〜(貨幣を咥えつつ)

:岸ちゃん!?プリコネ(プリンス・コネクト)に帰ろう!

:ごめん、ユウ!

:草乃さんがそっちいったぞ

:おぎゃリティ高い

:ふーん、オギャルじゃん。

:おぎゃぎゃぎゃっ!

:あげゃげゃげゃげゃ!!

:ちょっとガンダムマイスター沸いてんよ〜

 

丘の麓にたどり着いた。見上げると、チラリとステージの由来でもある祭壇が目に映る。

 

遺跡の入口は蔓に覆われており、インディジョーンズに出てきそうな装いだ。

 

『ここから中盤戦って感じですかね?遺跡の入口まで来ましたし。』

 

「だね。スーパーピーチシスターズで言うなら旗の所まで来た感じかな〜。ユルゲーはつまらないし、中はもうちょっと難しいと嬉しいんだけど。」

 

「もうひと頑張りですね。遺跡の中だと、私から絶対に離れないでくださいね?危ないんですから…。」

 

「ここまで来たら、誰も欠けずにクリアーしたいよね。あたいも頑張るよ。」

 

 

 

それじゃ、遺跡の中へ……イクゾー!!




実はアクセス数1万感謝記念の作品を書いているのですが、そうこうしてるうちにアクセス数2万とお気に入り500件が現実味を帯びてきました…皆さん、本当にありがとうございます!

モロカクちゃん?野蛮な匂いを感じ取って帰っちゃったよ。猫丸は付き添い。
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