(あべこべな)ドルフロ世界の配信者   作:ほろほろぼんぼん

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フェスが終わったので初投稿ですわ(久々のお嬢様)

自分は卵チームで参戦しましたが、皆さんはいかがだったでしょうか?
久しぶりのフェス、楽しかったですね!

水着インフェルノ欲しかったけど外しました、よろしくお願いします

本編では多分過去最高文字数です、よろしくお願いします


第18話 一生このまま負けたままで!生きたくないっっ!!お前に勝つっ!!!(導入編)

今回行う試合の形式は、4人対4人に分けられて行うチーム戦である。

目が覚めたら居そうな謎の白い部屋にて、まずはチーム割りが行われる。

 

そこから、チーム別に部屋が仕切られて、作戦時間を兼ねてまずは準備時間が与えられるのだ。そこから試合開始となる流れだ。

 

ランダムマッチでは準備時間はなく、チーム分けからいきなり戦闘開始となる。

 

 

 

さて。チーム分けが始まる前に、ちょっと参加者さんの名前をもう一度見てみよう。俺にはちょっとばかし気になることがあったんだ。

 

X嵐さんが居ること?まあ、全然大丈夫というか、あれだけ貰ってしまったし直接感謝を伝えたいから良いんだ。

 

戦術人形がいるかもしれない?

うん、そうだね。特に【なーおばちゃん】さんは、あの年寄りを自称するハンドガンの人形の可能性が高そうだ。

 

 

……しかし、そんなことは気にもならない。

 

じゃあ何が問題かって?

いやさぁ、明らかに戦術人形、それも、エリート部隊とされてる人っぽいのが居らっしゃると思わしきことが問題かなと。

 

 

 

そう、【†超進化†ツリー】さんである。

 

 

このお名前、誰かのセリフを思い出さない?

いやほら、ドルフロでさ、みんな持ってるであろうメインアタッカーのアサルトライフル。

『M4A1カービン』へ、作戦によって付け替えることの出来る各種装備を容易に装着出来るようにした、アメリカ特殊軍御用達の名銃。

 

強化する度に超進化〜と楽しげに口にする彼女。

ストーリーで仲間になる、アタッチメント2つという火力特化の特別な装備構成を持っている彼女を……

 

 

 

「あっ、どうも〜!初めまして!」

(やっぱりかぁぁああ!!)

 

部屋に入るなり、いの一番に話しかけてきた彼女の声は元永遠の17歳さんのそれであり……

うん、そうだね!M4sopmodⅡだね。sopⅡとTPSかぁ、死んだなこれ(諦め)

 

彼女に現実で逢えたことや、今話している事に感動している面は勿論ある。

 

 

とはいえ、だ。戦術人形どころか、エリート部隊の中でアタッカーを務める子が参加してきちゃったか。もうダメだ。おしまいだァ……。

 

sopちゃんが味方側になるのを祈るだけの運ゲーが始まりましたね。でも俺ってくじ運が凄い低いんだよな。

 

 

というか、君ゲームやってるんだ。

確かにゲームとか好きそうな性格してるけど……

絶対マリカしてる時に体ごと揺らすタイプだよね。

 

sopは可愛いですね。(現実逃避)

 

 

 

「どうも、初めまして。ツリーさんと呼んでも?」

 

「もちろん!今日はよろしくね〜!!」

 

「はい、よろしくね。あの、可愛らしくて良い声してますけど、良かったら登録してる音声元のサイトとかお聞きしても?」

 

「んー?声……?あ!声はねー、地声ですよ!お姉ちゃん達も大丈夫だって言うし、よく分からなかったから自分のを使ってるの!」

 

「へえ、地声なんですか。良い声ですね!」

 

「えへへ、ありがと!」

 

 

 

ワンチャン別人では…?という一縷の希望すら打ち捨てられた。

無理っすよ、無理無理無理無理!!心の中のRDもそう言っている。彼女がこちらのチームになればこの上なく心強いが……

 

 

ピンクチーム

【410】←あなた

【犬猫狐】

【X嵐】

【み4】

 

グリーンチーム

【8っ8(はっぱ)】

【なーおばちゃん】

【いよかん】

【†超進化†ツリー】

 

俺氏終了のお知らせ。

 

 

案の定、敵チームですか、そうですか。おつっかれした〜。ggで〜〜す!!もぅマヂ無理、放送切ろ……

とりあえず、死んだ時のリアクションを予め考えとこうか。下手すると1ゲームで15回は死ぬかもしれないし。

 

 

この試合で勝ちは投げだな。

相手が悪かった。しゃーない、切り替えていけ。

あんまり大きなリアクションを取るのもそれはそれで飽きられそうだし、4,5回目からは……

 

 

「あ、敵チームになっちゃったね〜。まあいっか!()()()()()()にしようね!」

 

 

 

そう、()()()()()()()()()()()彼女は、こちらへ手を差し出してきた。

 

 

 

……今の考えは、ないよなぁ。

 

 

彼女は、あくまでも視聴者として見に来たんだ。

戦術人形だったり、エリート部隊に所属してるのなんて関係ない。俺が楽しませるべき人なんだ。

ただ、視聴者が原作主要キャラで戦闘部隊のエリートってだけ。

 

 

sopちゃんもまた、視聴者のひとりに過ぎない。

だから、この試合では彼女も含めて楽しんでもらえるように、頑張るしかないな。

勝てる可能性は限りなく0に近いだろうが、全力で挑まないとな。

 

は〜……自分の未熟が身に染みるね、こりゃ。

見てくれるどころか、こうして俺の企画に参加までしてくれてる人が居るんだからさ。

その人たちがどういう人でも、俺は楽しませるべきなんだ。

 

 

「こちらこそよろしく。楽しいゲームにしましょうね。」

 

その手を、強く握り返した。

 

「ま、試合が始まったら手加減しませんよ?」

 

そう言って、不敵に見えるだろう笑みを浮かべる。

 

 

これでいい。俺が、企画者なのだから。

この試合は、俺が主体で、俺がみんなを楽しませる為のものだ。

 

視界の隅を負けフラグだとか、今の笑顔が良いとか、やっぱり腹黒っぽいとか、なんやかんやなコメントが流れていく。

よし、視聴者さんの反応も悪くない。配信者たるもの、初心を忘れるべからず、だな。

 

デュエルで笑顔を…うっ、頭が

 

 

「アハハハ、私も勿論手加減なんてしないよ!お互い頑張ろうね!」

 

彼女の姿はポリゴン片となって消えていく。部屋が別れたようだ。

 

 

:は?410くんと握手しただと?

:410くんのお手手とか絶対いい匂いするし柔らかいんやろうなあ¥8282

:VR空間でとはいえ、握手とか絶許

:子々孫々まで祝ってやる¥20000

:ころころころころころ

:神 聖 六 文 字

:ガチ犯罪は…やめようね!

:絶対に許さん。

:特定しますた

:絶対に許さねえドンサウザント!!

: ゆ゙る゙ざん゙!!

:マジかよレジライ最低だな

:なんでそんな事言うんだァ?相棒ー!!

:ハッハァー!キャンプの特攻の対象になっちまったぜ。嬉しいなぁ、オイ!

:やっぱ顔面土砂崩れさん人気っすね〜

:シャイニングパロは予想外やった

:シャイニングのエッチな全裸のお兄さんすこ¥5000

:お兄さん…?おじいさんでは?

:は?シャイニング見てないの?義務教育で見なかった?

:あれはどう見てもおじいさんでしょ……

:なんだぁ、てめぇ

 

 

ああ〜、この世界で握手したらそういう反応になるのか。またひとつ、嫌な事実を認識してしまった。

 

 

 

 

さて、チーム分けもされたところで、作戦会議の時間だ。

 

ここは企画者である俺から話し始めた方がいいだろう。

 

「初めまして。時間が無いので手短にですが、挨拶を。今回は参加してくれてありがとうございます。

今回の主催者の410です。使う武器はアサルトですね。よろしくお願いします!」

 

 

このゲームの武器は何種類もあるが、呼び名が違うだけで概ね前世のイカゲーのそれだと思っていただければ問題ない。

例えば、自分の使うアサルトは、最も基本的な武器である、撃つやつだと思っていただきたい。

 

 

 

「X嵐さん、初めまして。先程の高額なチャットありがとうございます。とはいえ、あまり無理はしないでくださいね?」

 

「は〜い。こちらこそ初めまして、410くん。貯金には気をつけてるわよ。家計簿もちゃんとつけてますし、今までお金を使う事もあまり無かったからね。」

 

 

あれ、この声ってもしかして……もしかするともしかしちゃう?

節約が好き、貯金が趣味、そんな星5ハンドガンが居たな。名前は確か……Px4ストーム。4種の弾を扱える、ベレッタ社のハンドガン。

 

あっ(察し)

 

 

「そうですか。それなら安心ですね。あーっと、すみませんが、時間もあまり無いので武器の方を……」

 

「あら、そうね。私はスナイパーよ。後ろは任せてくれていいわ。」

 

 

スナイパーは名前で察する通りの遠距離武器である。

チャージすることで一撃必殺の射撃を繰り出すことも出来るが、俺は正直言って苦手だ。AIM力が足りないんだよな。

 

 

「スナイパーですか!僕は使いこなせてないので、尊敬しちゃいます。頼もしいですね!」

 

「ふふ、ありがとう。」

 

 

 

「それじゃあ、お次は…」

「あっ、あの、私!私はツインズ使います!!」

 

ツインズか、読んで字のごとく二丁拳銃みたいなものだ。前世のイカゲーの以下略。

 

「なるほど、犬猫狐さんはツインズですか。前衛はお願いしますね!あ、そういえば、なんと呼べばいいでしょうか?」

 

「呼びづらいですか……?じゃあ、G()4()1()()()()()()()()()()()

 

「へ?」

 

「G41です!!」

「え、G41って、()()G()4()1()?」

 

 

:あ ほ く さ¥66666

:あかねくん!?どうしてここに…まさか自力で脱出を…?

:コンプラ違反

:名前変えてる意味無くて草

:銃の名前…あっ、ふーん(察し)

:G41ってなんだ?

:何かのコードネームとか?

:おいおいおい、こいつのセキュリティガバガバじゃねぇか!

:(ガバガバじゃ)いかんのか?

:いかんでしょ

:え、普通に大丈夫なの?これ。

:G41は高価とはいえ一体しかいないわけじゃないからどの個体なのかは特定はできないし、大丈夫なんとちゃう?

:I.O.Pはわざわざ戦闘用の人形に感情載っけるような企業だし、そこら辺は自由なんじゃねーの?

:まあだろうな。自由にさせたくないなら感情なんて載せなければいいだけだし……

:それもそうか

:どういうことだ……?

:説明しろ苗樹!!

:わけがわからないよ

:ミリオタくんコメント速いっすね。普通G41なんて知らんでしょ

:一般人の疑問がコメント欄で答えを求めてグルグルしている¥5000

:G41は80年くらい昔にドイツって国で作られた銃の名前。銃の名前を名乗るってことはつまり……まあ、そういう事でしょ。

: H&K G41は、1980年代にドイツのH&K社によって開発された5.56mm口径のアサルトライフルである。値段が非常に高額(アメリカで1,700ドル)であることで知られ、本国のドイツ連邦軍からも採用されなかった経緯がある(当のドイツ連邦軍はH&K G36を採用し〜〜¥10000

:限界文字数までwiki張り付けたうえに強調するのやめろ。通報すっぞ

:はえ〜、410くんのリアクション明らかに戦術人形って分かってるリアクションで草

:410くんミリオタなん!?

:一般男性はG41って言われて、【あの】なんて言わないでしょ

:ってことは、TPSに戦闘のプロが来たってことか?

:勝ったな風呂入ってくる

:俺と一緒に入らん?

:ウホッ!!いい女…

:すみませんが、レズ以外は帰ってくれませんか?

 

 

俺もコメント欄も混乱していたが、声と話し方からして、彼女が優秀な星5ARであるG41なのを疑う余地はない。まさか自分から名乗るなんて……。

 

まあ、となると、だ。

こっちのチームもなかなか強そうである。

実際にあの白スク水装備なんだろうか。あれちょっとエッチすぎるから見てみた……いやいや、今はとりあえず話を進めないと。

 

 

「あー、その名前はちょっとまずくないですか?大丈夫です?」

 

「?まずい?何がですか?」

 

「その、名前を出しちゃうと危なくないですか?特定とかされるかもしれませんし、企業の規定にひっかかっちゃったりとかするんじゃ?」

 

「う、うーん…………大丈夫ですよ!私がどのG41か分からないですし!だから、名前で呼んでください!」

 

 

:人形なら身バレせずに名前を言って貰えるのか(驚愕)

:410くんに名前を呼んでもらえるなんて卑怯だぞ!!

:ズルいぞガラクタ。人間の仕事を返せ。

:おっ、人権保護団体くんじゃん。最近見ないけど元気してた〜?

:申し訳ないがコメントで論争はNG

:人形自体に思うところはないけど410くんに本名呼ばれるのは妬ましい……¥3000

:分かりみの化身、ギシャス

:ぱるぱるぱるぱる

:バルス!!

:好きな人のためなら死にまくっても諦めないバルスちゃんすこ、もっと曇って❤

:目が、目が〜〜!!

:酷いジェネギャを見た…

 

 

「ええ、まあ……大丈夫と言うなら、そう呼ばせてもらいますね。よろしく、G41。」

 

「はい、頑張りますね!ご主人様!!」

 

「ご、ご主人様?どうしてそんな呼び方を?」

(うおっ!?まじでその呼び方してるんだ。いきなりされるとビックリするな。)

 

「あ、ごめんなさい、シドーさん。つい、呼んじゃいました……」

 

彼女は、そういうと目に見えて落ち込んでしまった。心做しか、しょぼくれた頭にあの特徴的なケモ耳がついてるような気がする。

 

「いやいや、うっかりなら仕方ないですよ。そう落ち込まないでくださいね。」

 

 

()()()、俺は、つい、手を、彼女の下がった頭に伸ばしてしまった。

 

 

「?」

 

 

見上げてきた彼女と目線があった時、自分が何をしたかを理解してしまった。いきなり初対面の人の頭を撫でるのはやばい。

 

してから言うのもなんだが、俺はこんな人間だったろうか?

記憶が無くとも、自分への違和感を感じる。

そこまで、距離感が分からない人間じゃないだろうに!

 

 

「本当にごめんなさい。いきなり初対面の男に触られたら嫌ですよね。」

 

「いえいえ!むしろ、ありがとうございます!!」

 

「え、えっと?そうですか?G41が嫌じゃないならいいんだけど……」

 

「むしろ、もっとお願いします!ご主人様!」

 

「え、あー、はい。じゃ、じゃあ失礼して……」

 

 

そういう流れで、撫で続けることになった。VR空間で延々と(リアルでは)白スク金髪幼女を撫で続ける不審者の図である。

彼女はアバター越しでも分かるほど幸せそうで、頭をこちらの手へと押し付けてきたのだが……

 

 

:私たちは何を見せつけられているんだ??

:何万払えばあのポジションにつける?

:教えてくれ、G○○gle!

:私も反人形活動しようかな

:私怨たっぷりで草

:殺意の波動を巻き散らかしそうになったわ¥5000

:彼氏はキリトに似ている

:気がついたら人形がガラクタになって散乱してそう

:辺り一面に人形だったものが転がる……

:アマゾンッ!!

:人形とか私がガチになれば一撃だわ、今度壊しに行くからな〜?

:犯罪予告やんけ!通報したろ!(110ポチー)

 

 

 

まあ、コメントは荒れますよね。それはそうだ。

……とりあえず、話を進めよう。

やめ時が分からないので手は動かしたまま、咳払いを1つ入れる。

 

 

「それじゃ、最後は【み4】さん。お願いしますね。」

 

「はい……。えっと、みよって呼んでください。使う武器はアサルトです。よろしくお願い、します……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………。」

 

 

「あ、あの?大丈夫ですか?」

 

 

 

 

「…………。」

 

 

「え、えっ?その、どうか…しました?」

 

 

 

 

 

「………………。」

 

 

 

 

 

 

:410くんどうした

:微動だにしなくなったの、不覚にも草

うちはM:手だけは撫で続けてるの面白www¥500

:そのポジション代われG41

:放送事故か?

:410くん大丈夫?

:何かあった?

:まさか倒れたとか…

:薬でも盛られた?

:サーっ(例の効果音)

:そんなこと言ってる場合じゃないだろ、TPO弁えろ

:本人の意識が無くなったりしたらアバターごと消えるはずだから、通信障害とかか?

:手が動いてるからそれもないだろ

:マジで手以外動いてねえ笑

 

 

 

 

みよさんの声が予想外過ぎて、思考が久々に停止してしまった。

 

有り得るのか、こんなことが?

 

何故、俺の配信を見てるんだ?

 

配信とか見るタイプなのか?

 

まさか、いま、彼女と実際に話してるのか?

 

頭の中を疑念が埋めつくしていた。

 

 

 

そう、この声。

何度も何度も、アプリで聞いた声。

聞き間違えるはずも無い。

 

だって、2()()()()()()()()()()()()()()()()()()。ドルフロを始めたきっかけ自体は45姉だが、続けるモチベーションとなったのは、彼女。

その声を聞き間違える事はないだろう。

 

 

それはーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドルフロの主人公である、M4A1

 

 

 

 

 

その声だったからだ。

 

 

 

 

 

……sopちゃんが居たもんな。確かに姉妹であるM4が居るのもおかしくはないだろうが、だろうが!

こんな所で会うというか、会えることをまず想定していなかった。

 

主人公だけあってあんな特殊な背景を背負ったM4と、しがない一般記憶喪失異世界人の俺が接点を持つはずがないと思っていからだ。

 

だが、ここでまさか会ってしまうとは……やっぱり、声だけでもめちゃくちゃ可愛いな。

45姉もそうだが、やっぱり誓約するほどの推しキャラに会った時の衝撃はかなりのものがある。

 

 

45姉の方は…本人か怪しいところはあるものの、M4A1という人形は彼女1人しか居ないため、絶対に主人公であるM4その人のはずだ。

 

まさか実況で出会ってしまうなんて……。せっかくの機会だし、親睦を深めたいと思うのはいけないことだろうか?

配信を見に来てくれてるってことは、俺にネガティブなイメージを持ってるわけでもないだろうし。

 

 

ま、とりあえずはこの空気感をどうにかしないと。

M4ちゃんが泣きそうになってるからな!

どうやって雰囲気を変えるかだが…………ま、あの事を言うのが1番手っ取り早いか。それっぽい理屈でもあるし。

 

 

 

 

「あの…何か、気に、触ること…とか……」

「ごめん、ちょっと考え事してました。あの、もしかして俺達って会ったことありませんか!?」

 

「えっ?」

「みよさんの声に、なんか聞き覚えがあって。それが凄いひっかかっちゃったんですよね。」

 

「は、はい……?」

 

「やー、実はここだけの話。俺って一時期の記憶がないんですよ。」

 

「えっ?」

 

「だから、もしかしたら知り合いだったりしないかなー。なんて?」

 

 

:!??!?!!?

:唐突な逆ナンが始まったと思ったらイケメン生主が記憶喪失だと言い始めた。何を言ってるか分からねえと思うが、私も何を言ってるか分からねえ……

:きおくそうしつt

:記憶喪失?

:記憶喪失イケメン生主???

:その時期に出会えれば……¥12000

:記憶喪失のイケメンに恋人刷り込みする漫画すここここっ!!

:ちょっとデコりすぎちゃう?

:キャラの荷重搭載だろ

:思いっ、出した!

:綴る!!!

:キャラ付けとかじゃなくマジで?

:なんだその設定…

:さすがに嘘だろ笑笑

:記憶喪失とか、ラノベじゃないんですから¥30000

:上条さんか何か?

:記憶喪失といやぁ、ダイ大ゲーム化おめでとう

:410くんの一人称に俺が出る時ってだいたい素が出ててテンション高い時だし、多分ほんとでしょ¥99999

:専門家の意見は流石だな

:サラッとMAX投じてて草生える

:410くん考察スレがそろそろPart30超えるって聞いたわ

:謎多きイケメンだから、仕方ないね

:いくら謎が多くても記憶喪失は積みすぎだろ

:まだ舞える

:剣舞積み積みみっきゅ

:ダイジェット絶許勢

:積みつつ殴るのほんとやめろ

:考察勢に新たな火種が投じられてしまったのか…

 

 

「え、あの……すみません。男の人とは…初対面、です。」

 

「なるほど、ありがとうございます。ま、そういう事なので、みよさんが何かしたとかじゃないですよ。勘違いさせてごめんね?」

 

「い、いえ……」

 

「むしろ、ありがとうございます。」

 

「え?」

 

「ほら、最初にスパチャ投げてくれましたよね?それだけ応援してくれて、こうして企画に参加もしてくれて、ありがたい限りです。」

 

「はい…こちらこそ、いつも楽しく動画を見せてもらってます。ありがとうございます。」

 

 

「いやいや、こちらこそ……ってやると、キリがなさそうですね。

あー、時間を取ってすみません。あまり相手さんを待たせるのも良くないですし、始めましょうか。」

 

「そうね〜。そろそろ始めましょう。お姉さん、張り切っちゃうわよ!」

 

「頑張りましょうね!シドーさん!」

 

「あ、えっと。よろしく、お願いします…。」

 

 

 

 

 

 

そんなこんなでゲーム開始となった訳だが、開始のブザーから僅か10秒後。

 

 

ーーーー俺の頭に、風穴が空いた。




とうとう主人公出しちゃっ……たァ!!M4ちゃんほんと好き。新スキンが最の高で弾道上がるかと思った(KONAMI感)
410くんが情緒不安定なのはビックリしまくったからです。だらしねえなぁ?

次回が410くんがなぜ死んだのかの出題編、その次が解決編を想定しています。キャラが多いから話も長くなっちゃうの……
許してくれ、許してくれ……(死体溜りの人)
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