星野家の三女   作:星野家の概念的存在になりたい

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ミャーさんのカンペキオネーさんケイカク!

放課後、ミャーさんを褒められてすっごく得意げなヒナタちゃんの提案でカノンちゃんとコヨリちゃんがヒナタちゃんちに遊びに来ることになった!

それ自体はベツに大丈夫なんだケド、問題はカノンちゃんたちの中でミャーさんがすっごいオネーさんだと思われてるってこと!

 

ヒナタちゃんにその事を伝えたら何故かヒナタちゃんまで噂を信じちゃってるし、チマリちゃんもミャーさんはすごいから大丈夫なんて言って特に気にしてないみたい……も〜、二人とも目を覚ましてー!?

 

……よし、こうなったらアタシが先に行って何とかしなきゃ!

 

アタシはヒナタちゃんたちにひと言声を掛けてからヒナタちゃんちへと急ぐ。

 

 

 

 

 

ノア「ミャーさんタイヘンだよ!」

 

みやこ「待ってたよ花ちゃん!今日のコスは自信作なんだ!お菓子ももう用意してあるから早く着て!!」

 

ヒナタちゃんちにお邪魔してミャーさんの部屋へと駆け上がったアタシはいつも通りのミャーさんをみて呆れつつも先に帰って来てよかったって心底思った。

 

みやこ「──って、あれノアちゃんだけ?花ちゃんとひなたは?」

 

ノア「…………」

 

みやこ「あっ、ノアちゃんの分も用意したからね!」

 

ノア「ハァ……」

 

みやこ「え?なんでため息?ちょ、その目やめて……」

 

うーん、取り敢えず今の姿を見せないで済んだけどミャーさんを2人のイメージ通りにするってなんだかムリな気がしてきた。

 

アタシは半ば諦めつつも、取り敢えずこの後カノンちゃんたちが来ることと2人が持ってるミャーさんのイメージを伝えてあげた。

 

みやこ「えぇっ!前より凄いことになってない!?」

 

ノア「うん」

 

みやこ「それにもうすぐ来るって……あぁ……これでもかってくらい見下げられるんだぁ……」

 

ノア「モーソーがヒドイ」

 

だからアタシたちのクラスにそんな子いないってば。

まぁでも折角先に帰って来たんだしやれることはやっとこっか!

 

ノア「大丈夫、アタシにまかせてミャーさん!」

 

みやこ「ノアちゃん……!」

 

ノア「ダメなミャーさんをカンペキなオネーさんにしてあげる!!」

 

みやこ「ダメな……うん」

 

とりあえずスゴいって思わせるならまずは見た目を変えなきゃね!

 

ノア「カンペキなオネーさんになるためには……」

 

みやこ「う、うん」

 

ノア「なんかスゴそうなコスプレしてニコニコしてれば大丈夫っ!」

 

みやこ「うん……って作戦雑じゃない!?」

 

ノア「ダイジョーブダイジョーブ!時間ないから早く着替えちゃって!」

 

みやこ「不安だ……」

 

まー良く考えたら見た目を変えてもミャーさんはミャーさんってことに変わりないし……ってそっか、チマリちゃんが言ってたのってそういうコトだったのかな。

それなら確かに心配するコトなかったのカモ!

ま、それはそれとして面白そうだからこのまま行くけどネー!

 

 

 

 

 

ミャーさんの着替えも終わり暫くして遂にヒナタちゃんたちが帰ってきた。

 

ひなた「みゃー姉ただいま〜」

 

ちまり「ただいまみゃーお姉ちゃ……ん?」

 

みやこ「……(本当にこれで大丈夫かな……?)」

 

ひなた・花「(誰!?)」

 

ヨソー外の出迎えに驚きを隠せないヒナタちゃん達三人の姿に満足しつつアタシはカノンちゃん達へ紹介を始める。

 

ノア「コレがウワサのミャーさんだよ!」

 

夏音「わ〜噂通りすっごい美人さん」

 

みやこ「(これ死ぬほど恥ずかしいんですけど〜!?)」

 

アタシ程じゃないけどミャーさんも気飾ればイイ線いってるからアタシがその場のノリで考えた作戦も案外的を得てるとオモウの。

まぁその後は考える必要無くなったから後はミャーさんシダイだけどネ〜♪

 

アタシはミャーさんから目を離すと今日の衣装を持ってハナちゃん達の所へ歩き出してった。

 

ノア「あ、ハナちゃん今日の衣装はコレだって〜、アタシも着るから一緒に着替えよ?」

 

花「ん……ってこれ、短くない?」

 

ノア「ん〜そお?でも今日のは自信作って言ってたから楽しみ〜」

 

ちまり「〜〜〜〜♪」

 

チマリちゃんも楽しみにしてるしアタシも張り切っちゃうよ!

 

 

 

 

 

 

 

アタシ達が着替えを終えて戻ってくると部屋では涙目のミャーさんを包み込む様に抱き締めるカノンちゃん、そしてそんな二人を何故か誇らしげに見守るコヨリちゃんとこっそりムクレてるチマリちゃんというフシギな光景が拡がっていたの。

チマリちゃんは多分羨ましいんだろうケド……他の三人がどういうジョーキョーかサッパリわからない。

 

そんなアタシがハテナマークを浮かべていると落ち着きを取り戻し始めたミャーさんがカノンちゃんから離れてコヨリちゃんな声を掛けた。

 

みやこ「こよりちゃんもごめんね、人から頼られる凄い人じゃなくて」

 

小依「べつにいいわよ。それより友だちがいないなら私がなってあげるわ!」

 

みやこ「ありがとーこよりちゃん」

 

ナルホドね!よく分からないけどブジに二人のゴカイはとけたみたいでよかった♪

 

その後頼られたいコヨリちゃんにミャーさんがお願いするカタチでコヨリちゃんもコスプレする事になったんだけど……

 

みやこ「ヒュー!いいねいいねぇ!ほらほら花ちゃん顔隠さないでノアちゃんとこよりちゃんみたく笑って笑ってー!」

 

ちまり「はぁっ……はぁ……イイっ!ふへ、ふへへへ……さい……こうっ!」

 

夏音「ええっとぉ……」

 

カノンちゃんがドン引きしてるのは少しは気にした方がイイとアタシ思うなぁ?

それとチマリちゃん?気持ちの昂りを抑えようとしてるのかも知れないケド、逆に怪しくなってるよ?

 

結局ミャーさんが次にヒナタちゃんとチマリちゃんとカノンちゃんの三人に交代してもらおうと声を掛けた所でドン引きするカノンちゃんに気付きその日の撮影会はお開きとなった。

 

でも何となくカノンちゃんはチマリちゃんと同じで見られるのが恥ずかしいだけでカワイイ衣装に興味は有りそうな感じがしたからいつかは着ると思う。

 

 

 

 

 




ちまりがおとなしいぞ?妙だな……
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