ガンダムビルドダイバーズ-progress-   作:トロさん

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また会いましたね
ノリにノってるトロさんだ。
おかげさまで第3話を迎える事ができました。大変感謝しております。
また、初めて読むよーって方は第一話から読んでいただくことをお勧めします。

はい!堅苦しいのはこの辺にして!
今回も飛ばして行きますよ!前回読んでいただけた方にはわかっている方もいるかも知れません。
というかこれを楽しみにしてた方もいるかも…?

ん?早く読ませろって?
じゃあ 第3話「太陽の名を冠する者」 をお楽しみください!


第三話「太陽の名を冠する者」

「はあ…はあ…」

 

コックピット内で響く吐息。荒廃した都市の中心、MSの残骸が無残にに散っている中、MSが2機立っている。

幾度かの戦闘で消耗しているようだった。

 

「いくらっなんでも…2人だけじゃきついだろ…」

 

「だってぇ…はぁ…フォースランク上げたいじゃん…はぁ」

 

確かにGBNの仕様として、フォースランクが上がればそれに対応して様々な制限がなくなり、フォースでの活動がさらに楽しめるようになる。

なるのだが——

 

「にしてもそんな…はぁ…すぐに上げなくても…」

 

「少しぐらいはいいじゃん…!」

 

彼らが挑んでいるのは連戦ボスミッションだ。

ウェーブ3制でガンダムシリーズのモビルアーマーやラスボス級のモビルスーツが出てくる。

次はウェーブ3。最後のウェーブだ。

 

「で次の相手誰よ…」

 

「あれ…かな?」

 

[WAVE3]

 

現れたのは眩い金色に煌いた巨体、金色に近い粒子を放ち、纏いながら接近する大型MA。

 

「…!!アルヴァトーレ!?」

 

「え」

 

アルヴァトーレ。機動戦士ガンダムOOに登場したアレハンドロ・コーナーが駆る大型MAだ。

特徴的なのはその金色の巨体と、擬似太陽炉が7基搭載されていること。

そしてコアユニットにMS、アルヴァアロンが格納されている。

 

という知識は既にある。がここで一つ問題があった。

 

「じゃあGNフィールドどうやって突破すんの!?」

 

タクトが言う。

GNフィールドを突破するためにはGN粒子を纏った実体剣、GNソードの類を必須とする。

しかし、こちら側に太陽炉搭載機がいない。太陽炉がなければ当然GNソードもあるわけがない。

 

「一か八か…!」

 

「え、ちょ」

 

地を蹴り、フェーテは刀を右手にアルヴァトーレに向かって飛翔する。

 


 

〜ロビー〜

 

 

「無理だわ」

 

結局ミッションはクリアならず。

伊達に大型MA、アルヴァトーレを名乗っているわけではなかった。

 

「GNフィールドはなんとか突破できたんだけどね…」

 

ミッション上の救済処置なのか実体剣はGNフィールドを通してくれるようだったが、何せ擬似太陽炉7基の馬力だ。

多数のビーム砲、GNファングには、消耗した機体では到底敵わない。

コアユニットを拝むことさえ許されなかった。

 

「やっぱ強すぎんだよあれ…」

 

技術面、操縦面など全てにおいてまだ足りていないということなのだろうか。

今の装備のままじゃダメ、なのか…?

 

「どっちにしろ今のままじゃダメってことだね」

 

「そうだな…」

 

あっさりタクトの意見を呑む。

ん…?いや待てよ?

ランク上げにわざわざクリアできないミッションに行くか…?

 

「てかあれフォースランク5以上推奨じゃなかった?」

 

「ふぃ!」

 

タクトはギクッっと体を強張らせる。

 

「今フォースランク3だよな?てことはお前…」

 

「な、なんのことかなー?」

 

図星にしか見えない。というか図星だろう。

ミッション受注はタクトが行った。トロはそれに促されミッションに行ったが…

チラッと見えたのがその情報だった。

 

「早とちりしすぎだお前…」

 

「ごめん…」

 

まあいいけどさと付け加える。

負け戦に出されたのは気に食わないが、気付けたこともあったからよしとする。

 

「反省会でもするか?」

 

「しよっか」

 

提案が通る。もちろんこのまま他のミッションに行っても良いが、反省することに越したことはない。

気づいたことを言語化するだけで、今後の動きが改善されることもある。

 

立ち上がると、2人は3脚のイスとテーブルの置かれた簡易的な待合所へ行った。

今日は休日だからかログインしているダイバーが多いみたいだ。ここしか席が空いていなかった。

 

「まずウェーブ2で消耗しすぎたのがな」

 

座った瞬間反省会を始めるトロ。タクトは周りのダイバーを観察している。

ウェーブ2までの敵はMSだった。MS相手なら極力ダメージを抑えて、最終局面のMA戦に突入するのが定石、セオリーだ。

しかし、MS相手になぜあんなに消耗していたのか…

 

「だって、トロちゃんすぐ前に出ようとするじゃん」

 

「う…突貫も戦略の一つだ…」

 

「の割にはウェーブ2で俺より消耗激しかったんだけどなー?攻撃するたびにいちいちどっか壊されてるし。」

 

う…と何も言えず、机の上で腕を組み、寝た状態のトロを横目に、タクトは人間観察をしている。

 

自覚はあった。

今までの戦闘を思い返してみれば、確かにトロはどこかを犠牲にして攻撃する癖はある。

この前のレボルシオン戦だってそうだ。後先考えずに突っ込んだ結果、右腕を獲られている。

 

「あ、アルヴァトーレのGNフィールドは破ったし…」

 

ぼそっと呟く。

 

「そこは良かったよ。でも思っきし吹き飛ばされてたじゃん」

 

「そこはって…そういうタクトだって射撃全然当たんないじゃん」

 

テンションが下がったトロは語気が弱まりながらも、言い返す。

タクトは近接の立ち回りは得意だが、射撃があまり得意ではないようだ。

割と近い位置でも当たらないなんていうこともあった。

 

「ふぃ…しょうがないじゃん…」

 

「そやぞ。誰にでも不得意なことはあるわ。」

 

「そうだけども…」

 

んー?今タクトの声だったか…?もうちょっと高くなかったか?

くいっと机と向き合っていた顔を上げる。

 

「 「誰!?」 」

 

トロとタクトの声が重なった。

そこには茶髪で頬に太陽を記号化したようなマークがついた、見た目同じくらいの少年がいた。

さりげなく空いていた3つ目の席に座っている。

 

「や!そら驚くわな。俺はユウ。ちょぉっと用事があってな…」

 

ニコっと笑うのが印象的だ。

名前はユウというらしい。どこかで聞いたことがある名前だ。

 

「ん?どした?」

 

言われて少し会話から意識が飛んでいたことに気づく。

思案顔になっていたみたいだ。

 

「ああいや、なんでも…そういえば用事って?」

 

「トロ…さんよな?」

 

「そうですけど…」

 

どうやら用事というのはトロに向けたものだったらしい。

GBNでは知りもしない人に話かけ、ミッションに出撃する、というのはよくあることだ。

しかし、特定の人物に狙って声をかけるのは稀。ということはよほどの事があるのだろう。

 

「やよな?いやあ…あの時のバトルにグッと来てなあ…?バトルしてみたいなあって。」

 

「あの時のバトル…?」

 

あの時のバトルとは。心あたりは無くもないが、憶測に過ぎない。

それにしても、トロとバトルをしたいというのはどういうことだろうか。

有名でもないトロの知らないうちに何かあったのだろうか。

 

「ん…?あれよ。えーと…フェーテ?とレボル…シオン?がバトってたやつ」

 

「え…?見てた…?」

 

「あそこでな」

 

そう言って指を指す先には大型のモニターがあった。

その時のたまたま中継されていたのか、それを見たようだ。

特に何かある訳ではないようだ。

 

「すっごい良かったんよ!!」

 

ユウは純粋な眼差しでトロを見つめる。

その瞳には電子世界ではありながらも、心から戦ってみたいという感情が現れているようだ。

 

「あーでも最後の決着が分からんかったんやけどな?途中でザーッってなって…」

 

途中でノイズが入って決着が見れなかった、ということだろうか。

先程まで輝いていたユウの瞳が少し曇る。

 

「ざー?」

 

「そうそう。フェーテ?が落ちてたライフル取った後にな」

 

ライフルを取った後…

故意か偶然か、決着が着く直前にもう一つのフェーテが襲来した。その時は映し出されていなかったのだろうか。

そうだとしたらそいつを目撃しているのは今のところ2人になる。ノイズが入るということはGBNになんらかの負荷をかけているのか。

 

「あ、うん」

 

「…?」

 

トロの表情が少し暗くなる。

訳を話そうとも思ったが、他人を不用意に巻き込んでいくわけにはいかない。

返事が曖昧になったトロに、ユウは不審に思いつつも続ける。

 

「でな、トロさんと一戦バトルしたいなと」

 

「俺と?」

 

「そおう。ところで話変わるけど俺の機体知ってるか…?」

 

「いや…」

 

「そうやろな。はいこれ」

 

そう言い、ユウは目の前に画面を表示させると操作する。

 

「明日この時間くらいな。じゃまた」

 

操作が終わったかと思うとトロの手元でピロンと軽い通知音が鳴る。

画面を確認すると既にユウのデータが表示されていた。

 

「ありが…」

 

顔を前に向けると既にログアウトしたようで、空席になっていた。

急に現れて気づけば去っている。昼と夜を繰り返す太陽のような人だなと思いつつ、再度画面に目をやろうとする

 

「見せて見せて」

 

「あ、ちょ」

 

送られたデータをタクトが強引に割って入り、覗き込もうとする。

落ち着かさせながら、データを読む。

 

-アポロンガンダム-

 

データの見出しにはそう書いてあった。

下記には画像や動画も添付されてある。

 

「…あっ思い出した」

 

「え?」

 

GBN復帰時のモニターに映し出されていた機体。格闘型の赤いガンプラ。

ランク15のダイバーに挑んでいたランク5のダイバー、ユウ。

今はランク8になっていた。

 

「まじか…」

 

どこかで戦うことにはなるかもとは思いつつも、心のどこかでは手の届かない位置にいる人だと思っていた。

それがこういう形で出会い、バトルをすることになるとは思いもしなかった。

 

「武装は…ハンドガンにビームサーベル、頭部のバルカンと…ソードビットかな」

 

タクトはデータを読み進めていたようだ。

 

「ふ…俺にはわかるぞ…この踵は隠し武器だな?」

 

その通り、アポロンガンダムの踵にはヴィダールの武装、ハンターエッジが取り付けられているようだった。

 

「ソードビットか…」

 

「俺の話ガン無視ですか…」

 

ソードビットとは無線式の独立稼働が可能な剣のようなもの。

ガンプラバトルにおいては、バトルを優位に進められる武器として装備される傾向がある。

しかし、優位に立てるというメリットがある反面、操作が非常に難しく、機体の制御中にビットの制御をしないといけない。

もちろん、自動で軌道を描き攻撃させることもできるが、読まれやすい。

 

「どうであれ、ソードビットはきついな」

 

「踵に武器あるよー?」

 

「分かってるって」

 

タクトの踵武器アピールに適当な返事をしながら、対策を考える。

ビットに対抗するためには…

 

「フェーテって、ビットないの?」

 

「え?」

 

「ビットよ。ビット」

 

「あー…うん、ないことはない」

 

いざという時のためにビットの用意はしてある。

それをどのように扱い、どのような使い方ができるのかも考えてはある。

 

ただ…

 

「ただ?」

 

タクトが問う。

気づかないうちに声に出ていたようだ。

 

「ああいや…」

 

「なんかあるの…?」

 

さらに問い詰める。

答えたい気持ちはあるが、これは自分の問題だ。

他人が干渉する必要はない。

 

「今日はもうやめるわ」

 

「え?うん…」

 

強引に会話を止め、ログアウトする。

 


 

〜模型店〜

 

意識が現実世界に戻ったのを確認すると、バイザーを上げヘッドギアを外す。

目の前にはダイバーギアに乗ったフェーテがいる。

 

「あれを使うのはな…」

 

思い出しそうな記憶が何かに邪魔をされ、かき消される。

そこにビットを使うことを躊躇する答えがあるはずなのに…

 

「—っ!?」

 

ズキンとした痛み。思い出そうとしてもすぐこれだ。

思わず頭を手で押さえる。

 

「ほんとなんなんだよこれ…」

 

頭に響く痛みが和らぐのを感じながら、フェーテとダイバーギアをケースに入れる。

時計が示すのは16:30。ユウとのバトルは明日の14時頃だろうか。

いずれにせよ、対策のための時間が少ない。

急ぎ足で模型店を出る。

 

「あっつ…」

 

梅雨が過ぎ、夏本番も過ぎたが暑さはまだ残る。傾いた太陽に照らされながら帰路に着いた。

 


 

ー自宅ー

 

支度を済ませ、マットの上に工具が無造作に置かれた机の前に座る。

箱を取り出し、開ける。

 

「…」

 

箱を開け、姿を現したのは刃の部分だけメタリックグリーンに塗られたバインダーガン。

左右対称なのが一組、非対称なのが一組、合計4基ある。

 

「しょうがないよな…」

 

フェーテのバックパック横にバインダーガンを取り付けるための、3mm軸のついたパーツを差し込み、取り付ける。

可動の干渉しない位置に持ってくる。

バックパック横から垂れ下がるように取り付けられたバインダーガン。

 

対策の加工はこれで終わり。ダイバーギアには既に設定してある。

 

新たな装備を手に入れたフェーテを手に取る。可動に支障を出させないよう、かつ見た目も考えた配置。

機能性も重視し、設定もしてある。

 

「一応あれも入れておくか」

 

ここで新たな物を思いつき、ダイバーギアとノートを手に取る。

ノートを1枚、1枚、とめくっていく。

 

[フェーテ用新システム案]

 

という題名が振られた1ページ。細々と詳細が描かれている。

一部装甲が外れるような描き方。

 

「完全じゃないからな…簡易的なやつにしとくか」

 

設定を進める。

システム系の技はガンプラの完成度に左右される。もしものことがあってからでは遅い。

理想より少し下をまずは実現させる。

設定を終え、椅子から立ち上がる。

 

「ーっ!?」

 

頭に響く痛み、この痛みは今までの痛みとは違った。驚きも混じった痛み。

急な刺激にその場に座り込む。

 

「今見えたの…」

 

目の前でバインダーガンが虚しく散り、爆ぜる映像。

このような体験をした覚えはない。ないはず…?

 

少しだけ見えた記憶の断片。

 

失くした記憶、なのか…?

 


 

〜ロビー〜

 

「おー!?時間通りやな?」

 

「まあそりゃ…」

 

昨日ユウと出会った時間帯にログインした。

しっかり時間通りだったようで安心した。

 

「お??タクト…さんは別に来んくても良かったんやけどな」

 

「見たいもーん」

 

一応タクトも連れてきておいた。

というか一方的に来た感じではあるが理由はある。

 

「じゃ始める?」

 

口を開いたのはトロ。

 

「せやな。モード選んでっと…」

 

「ああいや、俺が開く。」

 

バトル設定をし始めたユウを遮り、トロはバトル設定を進める。

少し不審に思われているかもしれない。

事が起きてからでは恐らく間に合わない。

 

「お…?ええけど…先行っとくな?」

 

「はーい」

 

タクトが軽く返答し、設定を進める。

ユウは既に格納庫へと行ったようだ。

 

「ほんとに”あいつ“出ると思う…?」

 

タクトがそっと耳打ちする。

タクトを呼んだのも、設定をトロがしているのもそのため。

復帰時、タクトとのバトルにおいて出現したもう一つのフェーテ。これがまた現れるのを危惧している。

 

「可能性はある。映像に異常が出たらすぐ、だ」

 

「分かってるよー」

 

「準備完了っと。行ってくるわ」

 

「ほい、行ってらー」

 

トロも少ししてから格納庫へ向かった。

1人残されたタクト。

 

「俺もバトルしたいんだけどな…」

 


 

 

〜格納庫〜

 

鳥籠に狭苦しく立つ青の巨人。

そして背部には見慣れない、鋭い物が。

 

「ソードビット…調整…完、了っと」

 

バインダーガンをそのまま使用したソードビット。フェーテ用の最終調整が完了した。

 

「いきますか。」

 

そう言うと、トロはフェーテに乗り込む。

 

『準備できたか?』

 

「ちょうど」

 

ユウ少し前に調整を終えたようで、少し待っていたみたいだ。

 

「…やりますか」

 

『せやな』

 

両者がアームレイカーを握る。

徐々にコックピット内が光で満たされていく。前面のモニターが表示され、外界の光がカタパルトに差し込む。

 

 

 

[-Dive ready?-]

 

 

 

「ガンダムフェーテ、トロ!」

 

『アポロンガンダム、ユウ!』

 

 

 

「出る!」

 

『行きます!』

 

 

カタパルトに火花を散らし、戦場へと駆ける。

 


 

〜フィールド〜

 

<<field city>>

 

空は曇天。地には人工物が隙間なく詰められている。背丈はMSと同じかそれ以上。

全体的に灰がかった印象だ。音もなく静まりかえっている。

 

 

<battle start>

 

「確認。あの時のまんまだけど…」

 

ケルディムやダブルオースカイをベースに改造された、赤と白の主人公機のようなカラーリングが特徴的なアポロンガンダム。

スタイリッシュかつマッシブなプロポーションから格闘機、ということが見抜ける。

しかし、前回初めて見た時とイレギュラーな部分があった。

 

「聞いてねえっつの…」

 

バックパックから上に突き出たバインダー、それ加え左腰に日本刀のような武器を懸架している。

事前にもらったデータにはなかった装備があった。

 

「てかこの速度…」

 

アポロンが凄まじい速度でこちらに向かって加速する。

この速度だと急には…と、ここで一つの思考に至る。

 

 

「そういう…訳かっ!!」

 

 

攻撃を仕掛けようとも思ったが、アームレイカーをぐっと前に倒しフェーテも加速する。

 

距離は残り数十m。止まろうにも急な停止は難しい。

それでも両者は止まらない。全力で前に突き進む。

残り数m。

 

 

両者が衝突する—。

 

 

『よー分かったなっ!』

 

 

「なんとなくっ、だけどなっ」

 

 

衝突する両者の頭部。

 

頭部の一部が破片となり散ると、両者が激しい衝撃と共に後方へ飛ばされる。

もちろん偶然ぶつかった訳ではない。ガンプラバトルでの一種の挨拶のような物だ。

合理的ではないが、言ってしまえば浪漫だ。それ以上でもそれ以下でもない。

 

ビル群に挟まれた道路に相反する赤と青の機体。

 

先に動き出したのは赤の機体、アポロン。

刀を抜きながらこちらへ加速し、振るわれる。

 

「速っ…」

 

遅れて動き出したのは青の機体、フェーテ。

左手に持った刀で応戦する。

加速力が想像以上だ。すぐに距離を詰められた。

そして加速の分の斬撃が重い。片手では到底やり合えないと判断し、後方へ斬撃を逸らす。

 

アポロンはスラスターを吹かせ続けていた為、前方への支えがなくなり、バランスが崩れる。

その隙にフェーテは右手に持ったライフルで追撃する。

 

「ちっ…」

 

胴体を射抜くつもりだったが、難なく回避される。圧倒的な機動性だ。

居場所を失くしたビームは突き当たりのビルを溶かす。

 

『そう焦らんでも…なっ!』

 

もう1発追撃しようとしていたライフルに、アポロンの頭部バルカンが炸裂する。

支障をきたしたライフルは爆散する。武装が一つ減った。

しかし、こちらばかりが攻められる訳にもいかない。

ライフルが爆散した隙を狙って、煙を掻き分けアポロンに距離を詰める。

 

今度は全力の刀。両者、鍔迫り合いになる。

お互い一歩も退けない状況。

何かアプローチをかけねば—

そう思った時。

 

『ビット!』

 

コックピットを通じて声が聞こえた。かと思うと左右のバインダー上部が展開する。

自動遠隔兵器となったバインダーがフェーテの後方から接近する。

 

「こんの…」

 

鍔迫り合いを雑に薙ぎ、上空へと退避する。

ソードビット2基がフェーテを追従する。

 

急停止、急発進を繰り返すビットに対し腕部バルカンを放つ。

しかし、弾丸は虚しくも空を穿つ。

 

「下からも…!」

 

上空のフェーテに対して、地上からもアポロンがハンドガンで加勢する。

二基のビット、下方からの攻撃によって窮地に立たされる。

 

ービットは…—

 

「ビル…なら!」

 

地上の道路に向かって急降下する。

それに相次いでビットも追従する。

前モニターにはアポロンが接近する反応を示している。

 

「耐えろっ…!」

 

降下したと同時にT字路を右方に飛ぶ。

急に右に曲がったフェーテに反応できなかったビットは突き当たりのビルに衝突する。

 

今だ—。

 

機体を反転させ、突き刺さった2基のビットに対して腕部バルカンを放つ。

動けない状態のビットへの攻撃は容易で、1基は稼働不能にできた。

しかし、機体に対して負荷をかけた機動をしていたフェーテはバランスを崩す。

 

そしてもう1基のビットを破壊しようとしたところでアポロンが電光石火の如く、接近する。

T字路でうまく機体を捻らせる。地面を蹴った勢いで加速、突きの構えだ。

 

「強制噴射っ!」

 

無理な体勢ながらもなんとかビルに衝突し回避する。

ビルは崩れ、MS1機分の窪みにフェーテは寄りかかっている。

反応が遅れたのか左肩を損傷している。

致命傷は避けられたが、相手が、ユウが優勢だ。

 

『もうちょい手応えあると思ったんやけどな…』

 

加速で距離が開いたアポロンはフェーテの元に歩む。

 

「このくらいで終わるわけ…ねえだろ?」

 

唸りを上げながら、刀を片手に立ち上がる。

前方にアポロン、後方にビット。このままでは確実にやられる。

 

『ま、いいや。行くで』

 

アポロンはフェーテを仕留めるべく、接近する。

 

[caution]

 

後方からの攻撃を知らせるアラートが鳴る。

 

アポロンとビットの挟み撃ち。

 

ビットが先に胴体を捉え貫かんとする。

 

 

—ビットはっ—

 

 

「ソードビットっ展開っ…!」

 

左右違いのビットが2基展開される。

1基はアポロンへ、1基はビットへと向かう。

異変に対応が遅れたアポロンのビットは攻撃を受けながらも、目標をフェーテのビットへと移す。

 

アポロンは動きこそ一瞬戸惑ったが、踵のブレードを展開し脚を高く突き上げ、ビットへ向け墜とす。

あの時と同じ柔軟な対応。

 

『隠しとったん…かいっ』

 

 

鍔迫り合い。

ビットを使ってしまった以上、やけくそだ。

腰のサーベルを回し展開する。

 

『っな…!』

 

運良く右腕を溶かす。両腕で支えられた刀の力が弱まる。

アポロンは負けじと踵のブレードを突き出す。

フェーテのリアアーマーに溝ができ、後方へ飛ばされる。

油断したトロは衝撃で刀を離す。

 

「まっず…

 

『男なら拳だろうがあ!』

 

ユウの何かが吹っ切れたのか、刀を捨て残った左拳で肉弾戦を仕掛ける。

トロは予想外の攻撃に驚きながらもナックルガードを展開し、防御する。

 

「んなこと…!」

 

右手でビームサーベルを取り出し、振り下ろそうとする。

 

『させるかああ!』

 

アポロンも同様にサーベルを取り出し、フェーテの右手に向かって投げつける。

振り下ろされようとしたビームサーベルは腕関節から爆ぜる。

空中で争っていたビットも両者限界を超える。

 

気づけば戦場は広場へと移っていた。

 

互いに左腕を残し、消耗した状態だ。

両者の機体には残ったビームサーベルが握られている。

 

両機の残された腕にはビームサーベルが握り締められている

 

同時にアスファルトの大地を踏みしめ、互いの目標へと加速する。

 

先に動き出したのはアポロン。

もちろんそれに呼応してフェーテも攻撃のために振るう。

 

しかし、アポロンは互いの距離に踏み込む前に腕を前に振るう。先に飛び込んできたのはビームサーベル。

対応がほぼ不可能に近い。が、イレギュラーを警戒していたフェーテは光が軽く装甲を撫でられながらも回避する。

 

ビームサーベルに気を取られているうちにアポロンが接近する。こちらに肉弾戦を仕掛けると反応したフェーテはサーベルで切り込もうする。

 

しかし切り込もうとした空間はすでに虚無。

投球したサーベルよりを上回る速度で通り過ぎる。

アポロンの狙いはビームサーベルの回収だった。

トリッキーな攻撃の前に思考が追いつかず、ナックルガードに大きな傷痕を残す。

 

切っては避け、振るっては避け…

それは幾度も続く。

 

「っ…」

 

トロは途切れ途切れになる思考を掻き集めながら回し蹴りを喰らわす。

 

それをもろに喰らったアポロンは後方に飛び、距離が開く。

一進一退。しかし確実に消耗していく。

 

 

ビルを背に正対する2機。曇天の隙から光が差す。

コックピットの色は被害甚大を示す赤色に染まっている。機体の各部からは危険を知らせる表示。

 

『次で…』

 

「次で」

 

『決めてやる!』

 

「終わらせる…!」

 

残った推進力を使い、加速。

 

「当たれっ!」

 

ビームサーベルを投擲する。当たる確率なんてたかが知れている。

それでも可能性は、ある。

 

『今さらそんなのにっ!』

 

左腕のビームシールドを展開、虫を払うようにサーベルを退ける。

 

「ビット!」

 

最後の望み。残された最後の武装、二基のソードビットを展開する。

左右対称の剣が一基アポロンに向かい穿つ。

 

 

『ぐっ…!』

 

 

ビットは左肩に命中、小爆発を起こす。爆煙が辺りに広がる。

 

 

「…やったか」

 

『まだ…』

 

 

爆煙から現れた腕を欠損した機体。

 

『終わってねええだろ!?』

 

『アポロン!!』

 

デュアルアイが赤い閃光を残しながら加速する。

機体が持たなくなる寸前まで、抗い前に進む。

 

「そこまでして…!」

 

機体の交点へと加速する2機。

 

—まだ手はある…

 

左足を軸に、残った推進力を使い足を高く上げ、右に回転する。

 

『回し蹴りは見飽きたんだよ…!』

 

紙一重、すれすれで回避しようとする。

 

「ところがぎっちょんってやつだ」

 

頭部に足首が向かった時。

本来、発刃するはずのない位置からビームが展開される。

 

『んなっ…!』

 

頭部が溶断されていく。しかし胴体を貫くほどの出力は残っていない。

突然の出来事にアポロンは動きが鈍る。

 

『メインカメラがどうなったってっ……!』

 

アポロンは膝をフェーテの胴体に向かい突き出す。

記憶が蘇る。あの時の武装だ。逃げ出せない。

 

—なら…!

 

「グリップ展開っ!」

 

グリップが展開され、正真正銘の剣となったビットがフェーテの元へ帰す。

帰したビットの柄を握る。

 

 

『こんだけ近けりゃあ!!』

 

「っ!!」

 

 

 

[ battle ended. <Drew > ]

 

 

 

アポロンの膝から刃となった粒子がフェーテの胴体を、フェーテの手に握られたソードビットがアポロンの脇腹を、貫いていた。

空から差し込んだ光が辺りを照らす。

機体の各所が悲鳴を上げ、無残に煙を吐きながら崩れていく。

 

「引き分け…か」

 

『…』

 

勝敗の行方は引き分け。

ガンプラバトルで引き分けになることは少ない。数分たりとも違わない、同タイミングで起動不可になることは難しいからだ。

2人は感情が最高潮になっていたことに気づくと同時に、結果を提示され冷静になる。

 

 

『っっっっ…す!!!』

 

「?」

 

中途半端な通信越しの音声に気づき疑問を抱く。

 

『すっげえええ!!!』

 

ユウは機体越しからも聞こえそうな感情のこもった声を上げる。

 

 

 

感動、余韻、愉悦。人が人として感じる正の感情。

 

 

此処に正の感情がある限り、負の感情もまた此処に迫る。

 


 

〜ロビー〜

 

「すっご…」

 

勝負の一部始終を見ていたタクトは思わず感嘆の声を漏らす。

バトルに参戦できなかったのは心残りだが、その分アニメのような、こんなにも良いバトルが見られた。

そんなことを思っていると画面の異変に気づく。

 

「って…ん…?」

 

観戦していた映像にノイズが入る。

 

「通信状態…悪いのかな…?」

 

さらにノイズが酷くなる。

 

-目『 €“々標  発 k え

       n

 

「!?」

 

ビルの上に立つ、鈍い赤黒い光が灯った青い歪な機体。

 

映像の合間に垣間見えた音声。

 

見えたあの日の機体。

 

反射的にバトル参加の表示をタップする。

 

[蜿ょ刈縺ァ縺阪∪縺帙s]

 

文字化け。タップしても反応しない。

 

「まずいまずいまずい!」

 

負の存在はすぐ此処に。

 


 

〜フィールド〜

先程まで光が差し込み始めていた空は厚い雲が覆っていた。

 

『なんか退出できないんやけど!』

 

2人がロビーに戻れる気配が無い。

 

「どちらの機体も再構成された…」

 

『なんなんよ、ほんと』

 

武装以外は再構築、戦闘前の元の状態に戻った。

自動的に戻らない、自主的な退出も不可。これではまるで檻の中。

あの日とおな…—

 

「まさか…!」

 

『右舷前方!あいつがいる!!』

 

<<coution>>

 

危険を知らすアラートが鳴る。高速接近する機影。

そして通信。声の主はユウではなく、タクトだ。

 

『なんやあの機体…?』

 

ユウにとって初めての出来事だ。所属不明の機体が、突如現れた。

あの日の機体と同じようだが、右肩に大きな角のような破片が刺さっている。というよりは生えているようだ。

端的に言えば異型だ。

獣のように突進してくる。

 

二機は散開する。機体が再構成されたおかげで動きは速い。

 

「レボルシオンは!?」

 

『無理無理!そっちに入れない!』

 

「っくっそ…」

 

いざという時の望みが一つ絶たれた。

異型のフェーテはビル群を破壊しながら止まる。

揺らぎながら重々しくこちらを向く。赤黒い双眸が2機を睨む。

 

「ユウさん!ここは一旦…」

 

『とりあえずあいつを倒せばええんやろ!!』

 

「ちょっ…!」

 

拳を作ったアポロンは、異型のフェーテへと加速する。

先の戦闘で気持ちが昂ぶっているのか、1つのミッションと勘違いしているらしい。

 

『止まってるやったら簡単に…!』

 

自慢の拳を勢いよく前に突き出す。

対して異型のフェーテは動く気配がない。1つのオブジェクトのように動じない。

 

「特、 逡ー 点 w於  確n」

 

『…?』

 

日本語に近い音声が聞こえた。

と同時に景色が反転、アポロンはビル群に叩きつけられていた。

 

「ユウ!?」

 

『なんや…こいつ…』

 

機体を立て直すアポロンを、異型のフェーテがアポロンを睨みつける。

ここで初めて異変に気づいたらしい。これはただのミッション、いやミッションですらないと。

 

「ああもう!!」

 

フェーテががむしゃらに走り出す。

異型のフェーテは腕をさも最初からあったように変化させ、ライフルの形状を作り出す。

 

「っ…」

 

歯を食いしばり、射線上から避けるため横に飛ぶ。

直後、巨大な光が直線状に街を飲み込む。

 

「出力バケモンかよ…!」

 

直撃は避けられたが、近くに居ただけで、左腕の装甲が剥ぎ取られる。

 

『トロさん!これ!』

 

異型のフェーテの背後から青い鋭い物が飛んでくる。

戦闘中油断して離したもの。運良くその近くに飛ばされたようだ。

 

「刀か!」

 

運良くフェーテは刀をキャッチする。

地面を蹴り、火を吹かし、接近を試みる。

同じく刀を手にしたアポロンも接近する。

 

「はああああ!!」

 

『でりゃあああ!!』

 

左右から振られる刀。異型のフェーテにとって隙がない。

しかし、それを嘲笑うかのように双眸を灯す。

 

「  kい   始」

 

機体が揺らいだかと思うと、瞬間的にビルの屋上へと降り立つ。

2機は虚無を裂く。と同時に遅れて移動した衝撃波が襲う。

 

「っく」

 

『ぐっ…!』

 

異型のフェーテは2機を見下ろす。

前回遭遇した時より姿が歪に変化している。特に右半身の変化が顕著だ。

 

「…あれを使えば傷一つくらい…」

 

『策があるんか!?』

 

「時間稼いでくれたら!」

 

『了解っ…!』

 

アポロンは火を吹かし、再度接近する。

目的は時間稼ぎ。高く飛翔し、大きく刀を縦に振るう。

 

「 繝ュ ー ド ch う」

 

『っくそ!』

 

異型のフェーテもまた形状を刀へと変化させ対応する。

鍔迫り合い。先程のトロの時とは違う圧。威力。

 

 

—なんでフェーテに似てん…—

 

 

「セーフティ、アンロック…」

 

パネルにUNLOOKの表示が出る。

それを確認すると、すぐさまアームレイカーを操作。

中指2回、人差し指1回。レバーを押し込む。

 

『もう限界に近いっ…!』

 

「各部装甲パージ!機体出力最大!全スラスターアクティブ!」

 

主を失ったシールド発生器、脚サイドブースター、脚前装甲が地面に力なく落ちる。

同時に地面を崩し、駆け出す。

 

「傷一つくらい…っぐ…」

 

先程とは比にならない速度で接近する。最高出力で機体がぎりぎり耐えられる負荷をかけ続けられるためか、関節や、装甲の隙間から煙が発生する。想定以上のポテンシャルだ。

デュアルアイの光を残しながら、拳を作り、頭部目掛けて全力で拳を振りかざす。

 

「付けさせろオッ!!!」

 

確かに手応えがあった。

がコックピットの画面から黒い光が差し込み、2人を飲み込む

 

 

 

 

 

「ロード 完 了」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ロビー〜

 

「んあ?」

 

人が行き交うGBNの玄関。

気がついた時にはロビーにいた。

黒い光がコックピットを包んだかと思うと場所はロビーだった。

 

「あれ?」

 

先程まで戦場にいた2人は困惑する。

辺りを見渡す。普段と何も変わらない光景。

 

「大丈夫だった!?」

 

ハアハアと息を切らしながらタクトが駆け寄る。

 

「俺は大丈夫だけど…ユウさんは?」

 

「問題なしや。ところであの機体何よ?」

 

ユウにとっては恐らく初の体験だろう。先程まで戦っていた相手と型は違うとは言え、同じ姿の機体が襲撃してきた。

即座に反応していたとは言え、困惑しているはずだ。

 

「説明は…するから…」

 

「ま、ええわ。フォース組んでるんよな?名前は?」

 

「プログレイラーズ!」

 

タクトがここぞとばかりに割り込む。

急な話の展開だ。尋問でもされるかと思ったがそんな心配は杞憂だったようだ。

 

「すんごい名前やな…」

 

若干顔が引きつっている。

トロも同じ感じだ。正直、ダサい。

 

ピロン♪

 

突然トロとタクト、2人から軽い電子音が鳴る。

画面を表示させ、音の行方を探す。

 

[”ユウ“からの参加申請を許可しますか? <Yes> <No> ]

 

「あんなすごいバトルしたの初めてやからな。ちょうどフォースもやってるっていうし」

 

「え、あ」

 

「イィィエスウ!!」

 

タクトが承諾する。

ユウがフォースに参加しました。という表示が出る。

フォース人数が増えた。喜ばしいのか、喜ばしくないのかなんだかむず痒い気持ちだ。

 

「フォース名変えよう。」

 

唐突にトロが切り出す。

 

「…?変えるの?」

 

「ダサいし。」

 

即答する。自分から言い出した割にはあまり気に入ってはいなかった。というのが正直な所だ。

フォースメンバーが増えた今のタイミングなら変えるのは自然な流れだろう。

 

「機体の頭文字取るのはどうや?」

 

ユウも流れに乗る。ユウも既にフォースの人間だ。

 

「そうやな…“FAR”とか」

 

「えふ、えー、あーる?」

 

タクトが首を傾げる。どうやらわかっていない様子だ。

 

「フェーテ、アポロン、レボルシオンか」

 

「そういうことやな。」

 

フォース名が変更される。プログレイラーズも悪くはないが、ユウの提案の方が一つになってる感じがして良い。

フォース[FAR]

進化、太陽、革命、3機の名が連なる。

恐らくこれからメンバーが増えるとなれば後ろにアルファベットが並んでいくだろう。

勢力が広がる淡い期待を抱く。

 

「改めて、ユウです。よろしくな」

 

「トロ。よろしく」

 

「タクト!よろしく!」

 

フォース名、FARに新たなメンバーが加わった。実力も勢力も知名度もベテランダイバーには届かないが、楽しめれば良いだろう。

危惧していることにはならない、そう感じることができた。

 

「フォーストーナメントだって!定員3人…いけるじゃん!」

 

「ええなあ。いっちょやったりますか」

 

「え?え?」

 

前言撤回。やっぱ怖い。めっちゃ話進めてくる。

 

—ま、がんばろ

 

微かに微笑みながら密かに決意するトロであった。

 

 

第三話「太陽の名を冠する者」




⭐︎キャラ設定⭐︎
・フォース「FAR」
トロ   高校一年15歳。金髪のメガネに、ポンチョのようなものを着用している。
基本は冷静な判断で戦闘する。調子に乗ってくるとゴリ押す。
ガンダムフェーテの制作者 兼 操縦者。

タクト  トロと同じぐらいの年齢。黒髪のラフな姿で、見た目は爽やかだが、子どもっぽい口調である。
近接戦闘を好み、大胆な発想で戦況を覆す。
レボルシオンガンダムの制作者 兼 操縦者。

ユウ   恐らくトロと同い年。茶髪に頬の太陽のマークが特徴的。関西弁も特徴。
近接格闘を好む。かなり手慣れている様子。
アポロンガンダム の制作者 兼 操縦者。

出演者
タクト Twitter(@0lykNWg2ezARRYp)

スーパープリン 
ぬぬっしし Twitter(@superpurintwit1、@nushi_shinymas)

トロさん  Twitter(@Torosan__1063、@Torosan_016)
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