皇子航路   作:ボートマン

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第1話

あれからレオナルドこと自分を心配するトリトロとアデルファ。

 

エンデミオン大公国の大公であり父親であるエルルナーヤ235世は部屋を去った。

 

とはいえ、警護の人間や世話係と思われる女性を残して。

 

「(それにしても気づいたら転生なんて話は漫画やアニメの世界だと笑ってみてたけど、現実で起きると笑えないな。ましてや自分が転生するとか)」

 

豪華なベッドで横になりながらシュバルツは冷静に状況を考えていた。

 

「(それにしてもふかふかだなぁ……)」

 

しかし、相当良い素材で作られたのか、ベッドの柔らかさに病み付きになっていた。

 

「(とりあえずは今は大人しくしてよう。そして、落ち着いたら今の年代を確認しよう)」

 

そうしてレオナルドは眠りにつくのであった。

 

 

 

 

Z月Z日

 

部屋に日記があったので、これから書いてみることにした。

 

このレオナルドこと俺はどうやらエンデミオンの第3皇子。

 

ちなみに年齢は5歳だそうだ。

 

そして、兄であるトリトロは9歳でアデルファは6歳だそうだ。

 

二人の年齢から原作開始からだいぶ前であることが分かった。

 

原作から時間がだいぶあるので色々と準備ができそうだ。

 

Z月Y日

 

俺の元に二人の使用人がつけられた。

 

1人はレイラ・マルカルという少女で年齢が7歳と俺と2歳変わらない少女だ。

 

もう1人はアンドレアス・ダールトンという顔に傷のある大柄の男性だ。

 

どうやら二人は俺のはお目付け兼護衛らしい。

 

確かにダールトンなんかはいかにも護衛という感じだな。

 

だって凄い鍛えているのか服の上からわかるぐらいだもん。

 

しかし、凄い筋肉だな~。

 

俺もあれぐらいを目標に鍛えたほうがいいかな?

 

Z月X日

 

レイラとダールトンが俺の使用人として配属されたから、俺は二人に勉強を教えてもらっていた。

 

何分この世界のことはゲームで知ってるとはいっても、プレイしたことだけしか知らないからな。

 

やっぱりこの世界の常識とか色々と勉強してないと怪しまれるからね。

 

とはいえ、前世でも勉強して転生してからも勉強は大変だよ。

 

それに教えてくれるレイラが結構スパルタなんだよな。

 

普段は大人しく淑女という言葉が似合うからちょっと驚いた。

 

逆にダールトンは厳しそうでちょっと近寄りがたい雰囲気があるけど、話すと優しくて紳士的なんだよな。

 

そんな二人に勉強を教えられて疲れた……。

 

Z月W日

 

今日は兄であるトリトロとアデルファと3人で他愛ない雑談をした。

 

簡単に言えば将来何をしたいかということを話していた。

 

トリトロは王位には興味がないため、俺かアデルファに王位を譲って支えたいと言ったよ。

 

アデルファは国を豊かにして、国民の生活を良くしたいといった。

 

最後に俺の番になったので、俺もトリトロと同じで王位には興味ない。

 

0Gドッグになっていつか旅に出たいといった。

 

だってこんなロマンあふれる広大な宇宙の世界。

 

やっぱり宇宙へ旅に出たいよ。

 

少しして、二人は俺のしたいことを反対せずにそれはいいなと笑って言ってくれた。

 

内心反対されるかと思ったが、反対どころか笑って賛成する言葉に俺は嬉しかった。

 

こうして俺は兄上たちとの雑談を楽しむのであった。

 

 

 

 

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