私と志賀さんが梨華さんの昔話で大盛り上がりしていると、梨華さんの電話に着信が入ってきました。
梨華)もしもし…あ、お姉ちゃんか。…うん、今はお茶屋さんにいる。…うん。ここで待ってるから早く来てね。…うん、はーい。
リタ)どちらからの電話ですか?
梨華)姉がリタさんに会いたいそうなので、しばらくここで待ってましょうか。
志賀)美華ちゃんが来るのかい?
梨華)そうです。
志賀)しばらく顔を見てなかったから色々話が聞きたいねぇ…
10分ほど待っていると、遠くからこちらにやってくる人影の中に少し背の高い女性の姿が見えてきました。
梨華)あ、来ました。こっちこっち!!
梨華さんが手を振ると、向こうもそれに気づいて小走りで近づいてきました。
???)いやぁお待たせ。思った以上に時間かかっちゃったけど…待った?
梨華)いや、それほどでもないよ。
???)そっか。
志賀)いや~美華ちゃん、久しぶりだねぇ。
???)あ、志賀のおばちゃん!お久しぶりです。元気にしてましたか?
志賀)あたしはいつでも元気だよ。
???)それは良かったです。
リタ)あの…
梨華)あ、お姉ちゃん。こちらがリタさん。
リタ)音崎リタです。宜しくお願いします。
梨華)で、こちらが私の姉です。
美華)赤田美華です。妹が大変お世話になってると聞きましてご挨拶に参りました。
リタ)そんな…とんでもないですよ。逆に私がお世話になりっぱなしなくらいです。
美華)そうでしたか。もし何か困りごとがありましたら、いくらでも梨華に頼ってくださいね。
リタ)あ、ありがとうございます。
梨華)ちょっとお姉ちゃん…あんまりハードル上げないでよ。
志賀)美華ちゃんも何か食べていくかい?
美華)とりあえず冷たい麦茶を下さい。暑くて汗かいちゃったので…
志賀)はいよ。
志賀さんはまた奥に下がっていきました。
リタ)そう言えば、梨華さんと美華さんは何歳差の姉妹なんですか?
梨華)1歳差よ。
リタ)年子なんですね。私は兄・姉共に5歳くらい差があったので、完全に上下の関係みたいなのが出来ていたんですが、お二人は歳の差がほとんどないのでフランクに接している感じがしますね。
美華)そう言われればそうね。
梨華)やっぱりお互いが神楽巫女を巡って切磋琢磨したからかな?
美華)それもあるかもしれないわね。
志賀)はいよ。麦茶持ってきたよ。
美華)ありがとうございます。
リタ)先ほどから志賀さんに梨華さんの小さい頃のお話を伺っていたんですが、美華さんの印象に残っているお話ってありますか?
美華)そうねぇ…やっぱりソフトボールを一緒にやってた頃の話かな…
リタ)詳しくお聞かせください。
続く