「祭りだァァァァァァ!!!!!!」
「近所迷惑だ、バカ。」
「いでっ?!」
夏休みも終わりが近く・・・というか終わって9月の3日。俺たちの住んでいる地域はこの日が夏祭りとの事なので皆で来ている・・・
「おにーさん、おにーさん!金魚!!金魚がいやがりますよ!!」
「あっちには亀もいるよ、見てみよっか?」
「・・・!!はいっ!」
になちゃんと言えば・・・お母さんが忙しいらしく家にはいないとのこと、なので宜しければとそのまま預かっている。お母さんと会えないのは寂しそうだったが、俺らがみている分ライブを見れると言ったら仁奈ちゃんのテンションが爆上がりした。こわ。
「かき氷奢れ〜????」
「味は・・・オールミックス、練乳でおk?」
「何そのカオス?!普通にいちご練乳に・・・!!!」
「いちご・・・んご」
「や、やっぱリンゴ練乳でぇ!!!」
そんなものは無い。
その後無難にお好み焼きや、たこ焼き、わたあめを食べてからチョコバナナ、チキンステーキ、かちわり、かき氷etcを食べ尽くし今りんご飴を食べている。お金は何故かプロデューサーさんから支給された・・・なぜ。
「そういえばおにーサン、りあむサンからライブのこと聞きましたか?」
「ライブ?」
「あ、ちょ、その話は・・・?!」
・・・あかりと、あきらいわくりあむがもうすぐライブをするとの事。初耳なので聞き返す。もちろん見に行くと答え、いつか尋ねたのだが
「わりぃ。その日は無理だ。」
■
は???無理??無理っていった?なんだかんだでぼくのこと聞いてくれるあいつが・・・??なんで、なんで・・・???けど、ぼくにそういうことは聞けない。あかりちゃんが聞いたら外せない用があるって言ってたし。なら、ぼくがしつこく聞いてもおなじ。なんでだろう、なんな、物が口に入らない。
あげるって、あいつに渡した時、一瞬心配する顔が見えた。そうだよな、ぼくだってびっくりだよ。こんなことしないし・・・
そこから花火見て、ぼくたちは解散した。家に着いたらあいつが、言いたいことがあるからって先帰ってて欲しいと言われた。なんだろう?とぼくは思ったけど仁奈ちゃんを連れて家で待ってることにした。
そして言われてから1時間。あいつはまだ、帰ってこない。仁奈ちゃんは眠いからって、寝かしつけた。
そこから2時間。あいつはまだ、帰ってこない。
3時間、帰ってこない。
そして日付が変わる頃、帰ってこない。けど、代わりに電話がなった。あいつかな?と思って見てみたらPサマの番号。仕事はないし、なんだろう?と思って聞いてみたら
「──は、昨日の夜公園で刺された。今、一命は取り留めたみたいだが意識が戻らないだそうだ。」
・・・ぼくは、そこで泣き崩れた。
デデドン!(絶望)