え?!お前がアイドルなの?!   作:タマモマユ

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Happybirthday!!!!!!!!!!!!!!!夢見りあむ!!!!!!!!!!!!!!!



と、言うわけで夢見りあむ視点です。はい。


むだなんかじゃない

あいつが倒れた、Pサマからそれを聞いた時信じられなかった。だってあいつたぜ?はじめてやったアクションも難なくこなして、ぼくが知ってる限りだと病気も何一つない・・・そんな奴が、倒れた。ぼくは、頭が真っ白になった・・・気がついたらPサマとの電話を切って泣いてた。

 

 

詳しい話を聞くためにぼくは、眠ってるになちゃんを起こさないように背中に背負ってPサマから届いた病院までタクシーに乗った。急いでたから若干感じ悪くなっちゃったけどSuicaで支払いをしてからダッシュ、Pサマと大Pサマの二人の前に着いたら直ぐにあいつは大丈夫かと聞いたら、見た方が早いって言われて病室に入れられた。そこには白いベットに寝転んで、若干サイズの違う青色の患者服来て、ピッ、ピッ、て機械音出しながらコードに繋がれているあいつ。ぼくは、我慢できなくて、膝から崩れ落ちて、わんわん泣いてた。

 

 

ようやく落ち着いたぼくにPサマは説明をしてくれた。病院とか、その辺にかかるお金は事務所が持ってくれること。になちゃんはぼくひとりじゃ見切れないから寮でしばらく預かること。異論もないぼくは、黙って頷いてしょってたになちゃんをPサマに預けて家に帰った。

 

 

家に帰っていつも通りただいま、そう言ったら何も返事がなくて、部屋は暗くて、ひとりぼっちで。さっきまであいつがいたのに、今じゃもう居ない。そう考えたら、悲しくて、アホほど泣いた。タオルびしょ濡れになるまで泣いて、泣きじゃくって寝落ち。次の日からしばらくはライブのための調整だからしばらくはレッスンだけ・・・あいつの目が覚めたらびっくりさせてやる!

 

 

 

そう思って頑張ってたらPサマから泣きそうな顔で休めと言われた。わかった、と言うより前にどうして?が強い。ぼくはいつもより気合を入れて頑張ってるだけ。サイリウムで鍛えてるから動きは悪くない、とトレーナーさんに言われたけど体力や歌唱がダメだと最初に言われたからそれをどうにかするために頑張ってた。あかりちゃんやあきらちゃんの二人は体力はぼく以上、歌や踊りもいい。2人に負けないようにと、更に頑張った。なのに、Pサマが休めって言う。いつもより頑張ってるだけなのにだよ?やむ。そんなに見てられないのかなぁ、と思ったから自主練しようと思った。筋トレとかは家でもできるし、走り込みならどこでもできる。家は音を小さめにしながらマットを強いてステップを踏めば迷惑にはならない・・・天才かぼく?トレーナーさんに見てもらいたかったけど、Pサマの指示通り事務所には行かないことにした。

 

 

それで次の日、午前中は自主練してから久しぶりにあいつの様子を見に行くことにした。久しぶりのあいつはやつれてて、少し面白くて笑っちゃった。寝てても眉間にシワがよってるから指で頑張って治してから、ぼくのレッスンのことを話した。返事も、相槌もないけどあいつがそばにいるってだけで少し気分が楽になった。

 

 

 

 

そこから毎日通っていきながらの自主練。これを数日繰り返してからようやく事務所でのレッスン。日に日に弱っていくあいつを見てたら不安になって、色々独り言呟いてたらふみかちゃんが凸ってきた。びっくりしたぼくはふみかちゃんの言葉を買うように話してそこから喧嘩。2人ともなきながら言い合いしてたらPサマが慌ててきてぼくとふみかちゃんの頭をはたいて喧嘩を辞めさせたの。そしてその場で正座させられてのお説教。真面目に叱ってるPサマなんだけど、ぼくたちは無意識に喧嘩してたからなんのこっちゃ。ちらりとふみかちゃんみたらきょとんとした顔で見てくるから二人して笑っちゃった。そのあと仲直り(?)したぼくとふみかちゃんは一緒に晩御飯を食べた。辛いカレーでひーこら言いながら食べてたけど美味かった。けど、ふみかちゃんに奢ってもらったのはやむ。つら。ぼくがトイレ行ってる間に払うとか神かな???推せる。

 

 

そしてついに来ました、ぼくの誕生日!アイドルのみんなが祝ってくれた。泣いた。アイドルに祝ってもらえるなんてどんな神イベかよ・・・つら・・・推せる・・・。誕プレにあかりちゃんからはりんごろうのぬいぐるみ(若干ブサイク)あきらちゃんからはサメのぬいぐるみ(コバンザメ、なんか口怖い)になちゃんからはぼくと、あいつと、になちゃんの似顔絵(めっちゃ泣いた)を貰った。嬉しくて喜んで、テンション上がったけど・・・本当はあいつと一緒に祝いたかった。と、夕焼けを見てたらになちゃんがやってきた。可愛いなぁ、と思ってたらどうしてそんなに寂しそうなのですか?と聞かれたからぼくは素直にあいつが居ないから、って答えた。そしたらになちゃんが今から会いに行けばいいって、言うんだよ?ぼくびっくりしちゃって、なんて言ったらいいのか困ったけどやっぱり会いたいからになちゃんに笑顔を向けて一緒に行くことにした。

 

夕方だからそんなに長い時間は無理って、言われたから少しの間だけ一緒にいた。になちゃんは、外にいたけどぼくは、今日のパーティーのこと、昨日ふみかちゃんと喧嘩したこと色々話した。そろそろ時間だから立ち上がろうとしたらさ、急に機械のピッ、ピッ、っていう、音が聞こえなくなって、ピーッ。てなって。驚いて、振り返って、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よぉ、おはようりあむ?」

 

 

 

 

 

 

あのバカに突っ込んでやった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぐほっ?!いてぇぞ、こんにゃろ?!?!」

「うるさいっ!だまって、こうされてろ、ばかぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりに見たあいつは、いつも通り、笑顔で、ぼくに怒るけど優しく撫でる手は、やっぱり暖かくて、嬉しくて、わんわん泣いちゃった。になちゃんがぼくと、あいつを見れば走って先生を呼びに行ったのを見て、なんか申し訳ないなぁ、って思ってたらあいつが

 

 

「あー・・・ところで今日、何月何日?」

 

なんて、笑いながら言うからぼくは、あいつに誕生日だっ!て言ってやった。

 

 

「誕生日・・・あーくそ、プレゼント用意してないな俺・・・まぁいいかそれは後で・・・誕生日おめでとうりあむ?」

 

 

 

そのあとはもうしっちゃかめっちゃか。急いで来たお医者さんと、Pサマ。あいつの体は異常がないと調べてから保護者代わりのPサマと話してた。元気であぁ、良かった!とあいつと笑いながら喋ってたら、眠くなってきた・・・そしたらあいつ、ぼくを優しく抱きしめて背中を撫でるもんだから眠気に負けて、寝ちゃった。

 

 

その時見た夢は、久しぶりに幸せで、楽しくて、よく寝れた。




次回、最終回────あれ、まだ付き合ってないのこの2人?やばくね?
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