俺は靄の中でゲンガーに変身し姿を消す。
ゲンガーはシャドーポケモンで、姿を消し、影に潜むことができる。
山岳ゾーンに飛ばされた俺はその力を使い近くの岩の影に潜む。
ここに飛ばされたのは他に響香、上鳴、八百万の3人。周りには大量のヴィランがいる。
…殺るしかねーか。
俺は雄英の我羅琉牙那からヴィジランテのドラゴストームになる。
まず俺はパーカーの中からヴィジランテの時に使うコートを引っ張り出す。
俺は黒いコートを身にまとい顔には仮面をつける。頭のオレンジのバンダナは中にしまい、ヘアゴムを取って髪を下ろす。
さあ動くか。
俺は気配を消した。
◇ ◇ ◇
???サイド
「やっべぇ! 見えた、三途見えた!」
「くっ、流石に数が多すぎますわ」
「上鳴何とか出来ない!?」
山岳ゾーンに飛ばされた3人、上鳴、耳郎、八百万の3人。
ヴィランに囲まれ何とか持ちこたえているが崩れるのは時間の問題になってきていた。
「なら、俺にも武器をくれ!」
「あんた電気男でしょ、ビリビリっと出来ないの!?」
「ダメだ!俺の放電は皆も巻き込んじまう! それに、外に連絡を取ろうにもジャミングやべぇしさ!すまねぇ、俺は頼りにならねぇ! だから頼りにしてるぜ二人とも!」
この中で一番攻撃寄りの個性を持つ上鳴だが、彼の放電攻撃は無差別に周囲を感電させるものであるため、二人がいる状況で使うことは出来ない。
誰かヒーローでも来てくれないかと思っていた時だった。
「全員伏せろ!」
誰かの声がした。3人は身をかがめる。
その上を何本ものナイフが飛びヴィラン達の心臓に突き刺さる。
「…え」
3人は信じられなかった。誰か応援のヒーローでも来たのだろうか。
そこにいたのは黒いコートを身にまとい仮面を付けたヴィランハンターの姿だった。
「「ドラゴストーム!」」
「…誰?」
耳郎と八百万は口をそろえて言うが、上鳴はピンといないようだ。
「史上最恐のヴィジランテと呼ばれている人ですわ。その正体や出没地域は不明ではありますが…、なぜ来たのでしょうか?」
「ただ、面白そうなことを聞いてここに来ただけだ。オールマイトを殺すって言うことを聞いてな」
八百万が疑問に思ったがすぐにドラゴストームは返す。
「ま、まさかアンタも…」
耳郎が言うがそれは違うとドラゴストームが言う。
「バカ、そんなことしたらヴィラン増えるだろうが。そんな面倒なことはしたくないね」
彼は「さて愚かなヴィランども」と言ってこう続ける。
「殺しに来たってことは、それなりの覚悟はあるよな」
「何だ?」
ヴィランの一人が言うが彼は気にも留めない。
「自分が殺されるって覚悟はもってないよな!」
そこから彼が放つ殺気が周りに漂う。3人も身構えてしまうほどだ。
「3人とも、死にたくないのなら俺の背後で固まっておけ。…だが、今からお前達の目の前で起こるのは惨劇だ。 ヒーローを志すならいずれ目の当たりにすることになるが、今見るかどうかはお前たちが決めろ……その気がないなら目を閉じておけ」
仮面越しに見える、彼の眼は目の前の獲物を屠る猛獣の目だった。
仮面…イツキの付けてるアレを口元まで隠したタイプ。
黒コート…ワールドトリガーの太刀川隊の隊服。
…その他さまざまなもので対策し、牙那=ドラゴストームと分からないようにしてます。レベルとしては出久や勝己が近くで見て「牙那に似ているかな…」と思えるぐらい。書いてはいないがものすごいハイスペックな変装になってます。これを表現できる文章力があれば…。