個性「tfポケモン」   作:W297

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 やっぱりバトル描写って難しい…。UAが60000を越えました!これからも頑張って参りますので応援よろしくお願いします。


45話

 演習試験がスタートした。

 

 俺と麗日は13号先生の射程外へと離れ、作戦を考える。

 

 俺たちの姿が見えなくなったことにより13号先生はゴール付近へ向かったようだ。

 

「逃げの一手がいいと思うけど牙那君はどう思う?」

 

「賛成だが…、おそらく先生はゴール付近に行ってる。クリアするならどっちみち先生を倒さなきゃなんねえ」

 

「つまり、逃げても真っ向から勝負しても最終的には一緒ってこと?」

 

「そういうことだ」

 

 麗日の疑問に答えながら俺は続ける。

 

「…やるとしたら一人が先生を無理矢理ゴールから引き剝がして、その隙にもう一人がゴールするかだな」

 

「え…、牙那君やるの?」

 

「…やるしかねーだろ。俺を誰だと思ってるんだ?」

 

 俺は笑いながら言う。

 

「…でも、それなら私も先生と戦いたい!牙那君に全部任せるわけにはいかんよ」

 

「…13号先生と戦える理由は?」

 

「え、13号先生のブラックホールは逃げるのはしんどいけど、近づけばその個性も使えなくなるんじゃ…」

 

 麗日が言うが俺はそれを否定する。

 

「それは13号がヒーローならって話だ。今回の俺たちの状況を考えてみろ」

 

「えーと…、私たちとヴィランを想定した先生が戦うってことだったはず…」

 

「そうだ、だから余り近づけないんだよ。今回のあの人はヒーローの13号じゃなくてヴィランの13号。ヒーローを殺すっていう選択肢も考えてることも視野にいれないと。殺さないっていう前提はないものって思った方がいい」

 

「た、確かに…」

 

 俺の説明に麗日も納得したようだ。

 

「それに、麗日みたいに個性でスピード上げれる奴じゃないといわないよ。俺もその辺りを考えてないわけじゃないしさ」

 

「分かった、牙那君お願い!」

 

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 麗日と話をした後、俺は13号先生と対峙している。ちなみにブラックホールの射程圏外だ。

 

「13号先生そこどいてもらえますか」

 

「それはできないよ。麗日さんはどうしたの?」

 

「役だとしてもヴィランに教える情報なんてあると思いますか?」

 

「フフッ、それもそうか」

 

 13号先生と軽い会話をした後、俺は戦闘態勢に入る。

 

 

 

「Transform,エルレイド!」

 

 

 

 俺が変身したのはやいばポケモンのエルレイド。エスパータイプと格闘タイプを併せ持つ珍しいタイプのポケモンだ。

 

「変身ヒーローキバナ!一対一(タイマン)張らせてもらうぜ!!」

 

「かかってくるがいいさ!」

 

 そう言って13号先生はブラックホールの範囲に入れようと俺との距離を近づけてくる。

 

 だが今の俺はエルレイドだ。13号先生の考えが俺の頭の中に入ってくる。それを読んだ俺は13号先生にこの技を放つ。

 

「いわなだれ!」

 

 先生の上から夥しい数の岩を落としていく。

 

「無駄だよ!」

 

 だがそれはブラックホールで次々に吸い込んでいく。

 

 …でも、それが防がれることは知っている!

 

 俺はテレポートで13号先生の懐に入る。

 

「ローキック!」

 

 13号先生は近くの建物にぶつかる。

 

「今だ、麗日!」

 

「分かった!」

 

 …この距離ならブラックホールは届かない。個性で自身の体を軽くした麗日は一気に駆けていく。

 

「いかせない!」

 

「それはこっちの台詞っすよ!」

 

 13号先生がブラックホールを届かせようとするが俺がその進路を阻むような位置をとる。チッ、大分引っ張られる…!

 

 近くにあったガードレールを掴んで飛ばされないようにして俺は攻撃する。

 

「ストーンエッジ!」

 

 地面から刃のように尖った岩を呼び起こし先生を吹っ飛ばす。

 

「サイコキネシス!」

 

 さらに俺はサイコキネシスで13号先生を地に伏せる。

 

 結構強めで抑えてないと動かれる。力セーブされてるとは言えさすがの力だ。

 

 俺たちの作戦はここから抜けて動かれたら終わる、鍵となるのはいかに先生に仕事をさせないかだ。

 

 そしてその間に麗日がゲートを走り抜ける。

 

『麗日・我羅琉ペア、条件達成』

 

「よっしゃあ!」

 

 ゲートから聞こえる合格の合図と麗日の喜びの声が聞こえた。まずは安心した。

 

 こうして俺と麗日は期末テストをクリアした。

 

 

 




変身ヒーローキバナ!一対一(タイマン)張らせてもらうぜ!!…元ネタは如月弦太朗(仮面ライダーフォーゼ)の「仮面ライダーフォーゼ、タイマン張らせてもらうぜ!!」。タイマンといえばこのひとのイメージ。

エルレイドの理由…特攻は高くないがサイキネ・いわなだれ・ストーンエッジ・ローキックをすべてレベルorマシン・レコードで覚えることができるという点で採用。同じタイプのチャーレムだとサイキネを覚えなかったのでこっちに。
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