俺は近くにいたロボットに向け攻撃を繰り出す。
俺から放たれた衝撃波はロボットに向かい、ロボットは跡形もなく吹き飛ぶ。
この程度か。まー、倒されるためのもんだからあまり耐久いらないのか。
この調子でどんどん狩っていこう。
◇ ◇ ◇
探して、ぶつける。そんな単純作業を続けてポイントは50は軽く超えただろう。
「よっと、大丈夫か」
「あ、ありがと」
「助かる…」
不意に現れたロボットによってピンチになっていた頭に格子柄のヘアバンドをまいた奴とオレンジ色のサイドテールの女子を助けた。
「何の個性?イタチ?」
「一応、モチーフはオコジョだ、…っと、ゆっくり話している暇はないようだな。見てみろあれ」
「何?」
俺が指さした先には建物を破壊し瓦礫を降らしながら近づいてくる0ポイント…って
ここにいた3人がハモッた瞬間である。
何か大きいものが近づいてきているのは分かったがここまででかいとは思ってなかった。
「ど、どうする?逃げる?」
サイドテールが聞いてくる、まあおれには逃げるって選択肢はねぇな。それこそ、あのときの何もできなかったダメヒーローと同じだ。
「いや、俺はあれを倒す」
「おい、アレはポイントには入らないんじゃないのか!?別に逃げてもいいって言ってたじゃねーか!」
ヘアバンドが言い返してくるが、俺は言う。
「相手が強いから逃げるのはヒーローじゃねーだろ、それともお前らは肝心な時に助けてくれないヒーローになりたいのか?」
俺は続けて話す。
「ヒーローが一度、敵に向けて背を向けたらそいつのヒーローとしての地位は一気に下がる。自分の人生がすべて水の泡になるとしてもやってやるよ。1秒前に勝てなくてもその時には勝てるようになってみせる。そんな人だったからこそ人々は称えてその存在をこう呼ぶんだよ、…ヒーローってな」
「まあ、これは俺の考えだ。お前らが止めても止めなくても俺は行くってことだ、要するに」
俺が行こうとするとサイドテールが俺の手をつかむ。
「待って、私も行くよ。あんなの聞かされて黙ってられないでしょ」
ヘアバンドも俺に言う。
「俺もだ、お前のことが心配ってのもあるけどな」
「助かる。一応お前らのこと聞いていいか?」
「私は拳藤一佳。個性はこんな感じに手を大きくできる」
「俺は泡瀬洋雪。個性は触ったもんどうしをつなげられる個性だ」
「俺は我羅琉牙那。個性は今なってるがこんな力を持った動物に変身できる個性だ」
…よし、大体プランはできた。
「泡瀬、あのロボットと地面をくっつけることはできるか?」
「もちろんできるぜ」
「拳藤は泡瀬のサポートをしてくれ、俺はその間力をためる。それまで耐えてくれ」
「分かった!」
さあここからぶったおしに行きますかっと!