0ポイントにかち合った俺は偶然近くにいた受験生と協力して倒すことになった。
「それじゃ、作戦開始!」
「「了解!」」
泡瀬と拳藤が飛び出していく。
少しの間、耐えてくれよ。
「瞑想、瞑想…」
俺は積み技である瞑想を使う。 これをすれば俺の特攻は上がっていく。 最大限まで積んで、一発で終わらせる。
…よし、
「行け、我羅琉!」
泡瀬の声が聞こえる。 あっちの準備も整ったようだ。
さあ、やるぜ。
俺は思いっきり上に飛び上がる。
「はあああっ!くらえ、
」
強化された俺の身体の奥から放たれた波導の弾は0ポイントに向かっていき、ドでかい衝撃波が生まれる。
大きな音を立てて0ポイントは崩れていく。 あっけないもんだ。
『終〜了〜!』
そして今、プレゼント・マイクの宣言が響き渡った。
「ふうっ、やれたな」
俺はゆっくりと地面に落ちる。
「まじか…、お前スゲーな」
泡瀬が近づいてくる。
「まーね、あんだけ言ったんだからやんねーと。動き止めてくれたからぶち込みやすかった。助かったよ」
「俺も、一人だけじゃ無理だったよ。大分拳藤が守ってくれたしな」
そう言われた拳藤は照れる素振りを見せて言う。
「ありがと、でもここまでするかってぐらいだったね…」
「これ位出来ねーとヒーローは無理だってことなんだろ。ふるい落とすための試験だし」
「確かにそうか」
おっと、trans状態を解除してなかったな。
「trans,オフ」
俺は元の姿に戻る。
「え、お前…」
「うそ…」
二人が驚いた顔をして俺を見てくる。
「ん、どうした?」
二人は同時に言う。
「「意外と身長高いな!?」」
あーこれか。
俺の人間状態の身長は180㎝位。 コジョンドは140㎝だから40㎝位違うから違和感感じるか。
「こっちが俺の本当の姿だぜ。変身したら身長縮むこともあるんだ」
「へー、そんな個性もあるのか」
俺は話す。
「お前らこの後なんもないなら少し話さないか?」
◇ ◇ ◇
「あー、疲れたな。いろいろと」
「ここまでやるか、って感じだった…」
現在俺たち3人はnascitaでだべっている。 泡瀬と拳藤も快く応じてくれた。
カウンター席に座っている俺と泡瀬。 そして…
「あー、ダメだこれ」
キュウコン状態の俺のしっぽのうちの一本に抱き着いている拳藤。
「なんか、余りうらやましくねーな」
「変われるもんなら変わってほしい…、いつまでtrans状態にしとけばいいんだ?」
「あと30分はダメー」
「おい」
せめて10分にしてくれ。30分は長すぎるぞ。
「恐るべしだなその尻尾」
「ん、お前も来るか?もう一人ぐらい増えても大丈夫だぞ」
「じゃあ、お言葉に甘えて…ってなるか!」
こんな感じで楽しみにしていた雄英入学試験は終わりを告げた。