雄英入試から数日が経った。
俺は今日届いた雄英からの手紙、…合否判定通知を持っている。
まあ、雄英側からの話だったからよっぽどのことがない限り大丈夫だろう。
封筒を開けるとよくわからない機械とそれの説明用紙が入っていた。
「えーと、平らなところに置けば再生されるんだな。 やっぱ前世よりもいろいろと発展してんなー」
機械をテーブルの上に置くと同時に
結構急に来るなオイ!
『HAHAHA! 驚いてもらえたかな我羅琉少年!君も知ってると思うけど来年度から雄英に勤めることになってね。 こうして合否通知のプレゼンターに選ばれたのさ!』
あ、はい。
『それでは早速だが、結果を発表しよう!我羅琉少年、勿体つけるつもりはない、君は合格だ!」
ま、そうだよね。
『筆記試験は文句なしだ、すべて9割を超えている!そして、実技試験だが獲得した敵ポイントは80ポイント!これだけで1位なんだが評価対象はそれだけじゃあないっ! 人助けこそがヒーローのお仕事、そこを見ないはずもないさ!』
うん、戦うことは助けるための手段の一つだからね。今のヒーローは戦うことを重要視しすぎなんだよな。
『ただでさえ、試験という状況。少しでも多くの敵を倒してポイントを稼がなきゃあいけないってのに君は躊躇なく、被害を抑えるために動いた! そして君は、会ったばかりの受験生の個性をフル活用し、的確な指示を出して撃退した! 教師陣の審査制の救助活動ポイント! 我羅琉牙那50ポイント! 合計130ポイント! 文句なしの第1位だ!ちなみにこの記録は我羅琉瑠莉奈君以来の100ポイント越えで歴代3位の記録だ!おめでとう!』
あ、それはうれしいね。でも瑠莉姉に負けたかー。そこは悔しいな。
『改めて言おう、我羅琉少年! 合格だ! 待っているぞ、君のヒーローアカデミアで!それと私のサポートよろしく!』
終わったか。
「…いつまで、そこに隠れてんだ瑠璃姉」
「あ、バレた?」
俺の部屋のドアを開けて瑠莉姉が入ってくる。
「ま、おめでと。私の記録は超えれなかったみたいだけどねー」
瑠璃姉がニヤニヤしながら俺に言ってくる。ウザい。
「うっさい、瑠璃姉は何点だったんだよ」
「確か150だったと思うよ、救助活動ポイントは満点」
結構離されてる!
「まー、頑張んなよ。応援はしてるから」
「分かってるよ」
◇ ◇ ◇
「そっか、響香も」
「うん、牙那も合格しててよかった」
次の日、学校で響香が合格したことを聞いた。他にも出久や勝己、拳藤と泡瀬が合格しているらしい。よかった。
「ってか、アンタね、歴代3位の記録出すってバケモンじゃないの?」
「バケモンじゃねえ、ポケモンだ。何回も言わせんな」
「はいはい、でも同じ学校の奴いてて安心したよ」
「まあ、それは俺も同じだ。これからもお互い頑張ってこーぜ」
「オッケー!」