「モチベーションが上がらない」
…失礼かもですがこれです。
死穢八斎會事務所・邸宅前
AM8:30
作戦決行!
「令状読み上げたらダーッ‼と!行くんで!速やかによろしくお願いします」
刑事さんがインターホンに手をかけようとしたところ、ルカリオになっていた俺はある波導を感じた。ここにいる人たちとは違う波導だった。
「この波導…、大柄な奴が門の向こうから攻撃、来ます!」
俺の言葉と共に邸宅の様子を隠していた門扉が弾け飛んでいき、ちょうど門の前に立っていた警官隊の人たちがそれに巻き込まれてしまう。
「助けます」
だがそれは素早く反応した消太さんと出久によってしっかりと救助される。
相手が次の攻撃を仕掛けようとしたがそれはある一人のヒーローが抑える。
「とりあえず、ここに人員割くのは違うでしょう。彼はリューキュウ事務所で対処します、みんなは引き続き仕事を」
リューキュウさんが男の腕を竜になって掴んでいた。やっぱかっけー。
サポートには波動先輩、麗日、蛙水を含むリューキュウ事務所のサイドキック達が入り、それ以外の面々は言葉通り一気に邸宅内になだれ込んでいく。
入った後にはこてこての極道らしい人達がいたがしっかりとヒーロー達が倒していく。
「まっすぐ最短で、目的まで!」
ファットの言う通り、俺たちは真っすぐ進んで行く。
そうして進んで行くと、ナイトアイが予知で確認した隠し通路への入口に到着した。
「ここだ」
通路の開きかたを知っているナイトアイが操作をして、通路が開く。
「こんなとこ見てなきゃ普通分からないな…、…奥から邪悪な波導、誰か来ます!」
俺の言葉通りに通路が開き切ると、すぐに3人が飛び出してきた。
俺が攻撃態勢に入ったがナイトアイ事務所のサイドキック2人が前に出る。
「ここはお任せを!バブルガール!1人頼む!」
「了解!」
流石はヒーローというお手並みで2人は即座に3人を拘束した。
二人は3人を完全に無力化してから合流するらしく、俺たちは先を急ぐ。
隠し通路は地下に繋がっており、階段を下っていく。
すると、そこは行き止まりだった。
「行き止まり?」
「説明しろナイトアイ」
「…ミリオ、見てきてくれ」
「分かりました!」
言い合いになりそうなところ、ナイトアイが通形先輩に壁を抜けて見てくるように指示を出す。
「壁で塞いであるだけです!ただ、かなり厚い壁です」
結果的には壁に塞がれているが、通路は続いているようだ。
なら強行突破で行くか。
「デク、ライオット、行くぞ!」
「「了解!」」
俺は出久と切島に示し合わせて壁の前に立つ。
二人の足取りには躊躇はなかった、覚悟はできてるみたいだった。そして…、
「バレットパンチ!」
「SMASH!」
「烈怒頑斗裂屠!!!」
壁をぶっ壊した。まあこれぐらいはしないと。
ロックロックとかまだ、俺たちの実力認めてないって雰囲気出してたから丁度良かっただろう。
これ位しかトラップないんだったらいいんだけどな…。警戒していかないと。