ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」 作:ダシマ
ヒロインはお茶子、八百万、耳郎、芦戸、梅雨の5人です。
葉隠はツッコミ役です…。
爆豪が若干不憫です。
たまにゲストが出ます。
主人公至上主義みたいな所があるので、苦手な方はご注意ください。
それではお楽しみください…。
第1話「運命は自分で切り拓く!!」
「……(汗)」
緑谷出久は困り果てていた。彼は無事に雄英高校に合格し、中でも花形と言われているヒーロー科に無事に入学できた。だが、出久は女子達に囲まれていた。
「ちょっとくらいいいじゃない!!」
「ダメ!!」
「緑谷さんが困っているでしょう!!」
同じクラスの殆どの女子が別のクラスの女子と教室で揉めていた。そして他の生徒は困り果てていた。
(どうしてこうなった)
出久は静かに目を閉じた。
まず、緑谷出久という男について紹介しよう。彼は気弱で周りに流されやすい性格をしている。また、冒頭でも述べたがこの世界での8割が何かしらの超常能力「個性」を持っているが、彼は無個性であった。
無個性であることを理由に色々苦労したが…。
「それでもヒーローになりたいからめっちゃ頑張ろう」
と、出久は無個性でもヒーローになる為に滅茶苦茶頑張った。コスチュームやアイテムの事を研究し尽くして、そしてトレーニングもした。そして知名度を上げる為に奉仕活動も色々頑張った。
ここまで来て皆さんもお察しの通りですが、原作ルートから外れております。本来はオールマイトに出会うまで、幼馴染である爆豪勝己に言われっぱなしでしたが、この物語は出久がもう原作とか無視して別のやり方で頑張る『もしも』のお話である。じゃなきゃハーレムとかにもなりませんもんね。
経歴はこうだ。個性は大体4歳までに発動して、彼は母親と一緒に個性診断をして貰ったが医者から個性がないと診断された。
「この世代には珍しい方ですね。残念だけど…ヒーローになるという夢は諦めた方が良い」
この年にして出久は全く理解できなかった。個性がないというだけでヒーローになれないのか。そんなの間違っている。此間テレビでこんな事をやっていたからだ。
「僕の個性尻からビームを出す個性なんですよ!!? こんな個性無い方がマシじゃないですかぁ!!(泣)」
「お前なんかまだいいよ!! オレの個性3分間だけ体の皮膚が青くなれるって…全然役に立たないじゃないか!!」
「私の個性なんか…もうお嫁にいけない!!(泣)」
…無個性の自分よりも悲惨な事になっている人をたくさん知っているからだ。うん、確かに尻からビーム出すって僕も嫌だと思った。
「ごめんねぇ…!! ごめんねぇ…!!」
病院に帰った後、母・引子から泣いて謝られた。個性のある子どもに産んであげられなくてと。そんな事ないよと母親に諭したが、尻からビームが出る個性よりかは絶対マシだと思った。
「おかあさん」
「なに?」
「諦めへんからな」
「何で関西弁!!?(大汗)」
そんなこんなで出久は無個性である事をいいことに、母親を手なずけた。必死に猛勉強して小学校はヒーローに詳しい学校に入学。そこから中学までそこ通っていた。変わった人が多かったが、無個性についても理解があり、出久にとっては天国のようだった。
「無個性? まあ少しばかり苦労するけど、なれなくはないでしょ」
「イレイザーヘッドっていう個性消すヒーローがいるみてぇだが、奴なんか個性使わない相手やロボットには実力で戦わないといけないんだぜ」
「個性の相性が悪いからなんて、ただの言い訳だよな」
「やっぱりヒーローなんだから」
こんな感じである。
個性には恵まれなかったものの、学ぶ研究や仲間に恵まれた出久はめきめきと力をつけて、トップに君臨した。
そして…
「おめでとう緑谷くん。雄英高校の推薦ゲットしたよ」
「ありがとうございます!!」
出久の今までの努力が認められて、出久は推薦入学を手にしたのであった。努力をすれば必ず報われるという訳ではないが、彼は見事にチャンスを掴み取ったのだった。
そして今に至る。
「いや、ハーレム作った経緯!!」
「肝心なところが書かれてない!!」
と、クラスメイトが突っ込んだ。
「あー…それはそうと皆。やめようよ」
「デクくん…」
女子達が出久を見つめた。
「そうだ。恋愛ごっこしたいなら他所に行け」
と、あからさまに不潔そうな男がやってきた。彼の名は相澤消太。抹消ヒーロー「イレイザーヘッド」である。彼がやってくると、出久達生徒は席に座り、よそのクラスの生徒は自分の教室に帰っていった。
そんなこんなで放課後
「ねえ、デクくん」
「なに? 麗日さん」
クラスメイトの麗日お茶子が話しかけてきた。
「今日暇?」
「暇じゃないな」
「も、もしかして他の女の子とデート!?」
「僕がそんなにモテる訳ないでしょ」
嘘つけ!!! とクラスメイト達は思った。中でも出久を睨みつけてる男子生徒が一人いた。
「おいコラァクソデク!!」
「かっちゃん…」
爆豪勝己。出久の幼馴染であり、出久が無個性であることを馬鹿にしていたが…。
「え、何やねん爆豪くん」
お茶子の目のハイライトが消えた。
「自分が女の子にモテへんからってそらあかんで」
「麗日!!(大汗)」
「言ってやるな!!(大汗)」
お茶子の毒舌ぶりに男子たちが突っ込んだ。
「モテるわぁ!!!」
「いや、お前も嘘つけ」
爆豪の突っ込みに仲良しの瀬呂範太が突っ込んだ。
「緑谷さん。よ、用事というのは…」
「女とデートじゃないならなんだよ」
と、出久はクラスメイトの八百万百と耳郎響香の方を見た。
「奉仕活動。ちょっと海の清掃してきます」
と、出久は去っていった。
「流石緑谷くんだ…。オレも見習わねば!!!」
と、クラス委員長の飯田天哉が感心した。
この物語は皆さんの知っている僕のヒーローアカデミアと、ちょっと違う物語である…。さて、どうなる事やら…。
「ちなみに一話完結方式の予定です」
おしまい
登場人物紹介01
緑谷 出久(みどりや いずく)
毎度おなじみ「僕のヒーローアカデミア」の主人公。
本作では無個性という現実を突きつけられてすぐに努力し始めた。
性格は原作と同じ穏やかではあるものの、若干捻くれている。
お茶子たちの好意については気づいているが、
本人はヒーローになりたいのでお付き合いはそれからでも遅くは無いかなーと思っている。
最近のブームはカツ丼にレモンをかける事である。