ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」 作:ダシマ
こんにちは。緑谷です。雨が続きますが、めげずに頑張っていきましょう。
雨といえば湿気とかあって洗濯物がかわかなかったり、髪の毛がしなしなになったりしますよね。ましてや中にずっといると運動不足ですもんね。
さて、そんなことはいったん置いておいて、僕は今…アルバイトの途中です。
「緑谷くん!! ケーキ10人前ね!!」
「はい」
と、出久がケーキを作っていた。
「あ、僕ケーキとか作らせてもらえてるんですよ。最初は掃除とかだったんですけど。地道に頑張っていきましょう」
出久はメレンゲを泡立てていた。しかし、すぐにしゃべることはなくなった。
「……」
沈黙が起こる。
「あ、次に行ってもらって大丈夫です」
そんなこんなで登校日。
「おはよー。デクくん!」
「おはよう」
お茶子が話しかけてきた。それに対し出久はいつも通りにあいさつした。
「おはようございます出久さん」
「おはよう」
八百万もあいさつしたので、挨拶し返した。
「おはよう出久」
「おはよー」
「おはよう出久ちゃん」
「おはよう皆」
耳郎、芦戸、梅雨もあいさつしてきたので、出久は挨拶を繰り返した。
「……」
「どうしたの?」
お茶子たちは出久を見つめた。
「あのさ、デクくん」
「なんか癇に障ることした?」
「いや、癇に障ることはしてないけど…」
お茶子が口角をさげた。
「いつ休んどん?」
お茶子の言葉に皆が出久のほうを見た。
「日曜日」
「日曜日!!!?(大汗)」
「あ、ちゃんと休んでることは休んでたのね!!?(大汗)」
この時クラスメイトは、視線をそらしてダンマリ決め込むつもりだと確信していたが、思ったほかちゃんと決めた時間に休んでいることが分かって、衝撃を受けていた。
「さすがに毎日働いたら体壊しちゃうよ」
「お、おう…」
お茶子はたじろいた。
「ちゃ、ちゃんと休んどったらええねんけど…」
「もう無茶して怒られるのは原作だけで十分だぜ」
「原作とか言わない!!(大汗)」
マイペースすぎる出久に皆は今日もひやひやしていた。
「あの、緑谷さん」
「なんでしょう」
八百万が話しかけた。
「も、もしよろしければ…//////」
八百万の頬が赤く染まった。
「私が膝枕」
「上鳴くんと峰田くんが羨ましがるからやめとくよ。気持ちだけ受け取っておくね。ありがとう」
出久が苦笑いした。
「緑谷ァアアア!!! オレ達のせいにすんじゃねぇよ!!」
「えー。じゃあ膝枕されたほうがいいの?」
「そういうことじゃねぇんだよぉ(血涙)」
峰田が出久に突っかかったが、出久はのらりくらりと返す。
「女子の膝枕なんてものすごく羨ましいことされてんじゃねぇよ!!」
「ですよね」
「あ、それやったらさ」
「?」
お茶子が話に参加した。
「八百万さんが上鳴くんと峰田くんに膝枕して、私がデクくんに膝枕するってのはどうやろうか」
「思いっきり抜け駆けしてるじゃねぇか!!!(大汗)」
「麗日さん!!?(大汗)」
八百万も思いっきり突っ込んだ。
「おい麗日!! 抜け駆けしてんじゃねぇよ!!」
「そうだよ!!」
と、耳郎と芦戸が憤慨した。
「ここはじゃんけんにしましょ」
「えー。絶対梅雨ちゃん勝ちそう…」
「そんなことないわ」
「じゃあくじ引きは!?」
「くじどこだよ」
「私が個性で…」
「絶対ズルするパターンじゃん!!!」
と、5人が言い争っていた。
「……(汗)」
「……(汗)」
その様子を尾白と葉隠が見ていたが尾白が
「参加しなくていいの?」
と言ってみると葉隠はこう言った。
「そんなこと言うと、もう膝枕してあげないよ」
と言った。そしてクラスメイトは尾白を見た。
「されてませんけどぉ!!?」
「尾白ぉ…!!!」
「貴様やっぱり裏切り者だったのか…」
「ちが~~~~~~~~~~~~~~~~う!!!!(大汗)」
峰田と上鳴が殺意の波動に目覚めると、尾白は涙目で突っ込んだ。
「葉隠さんが覚醒した…」
と、出久が突っ込んだ。
「そ、それやったらデクくんに決めてもらおう!!?」
「え? それじゃ最初に言ってくれた八百万さんで」
空気が止まった。
「早いよ!!!」
「そこはもうちょっと悩むべきだろ!!!」
「そうだよ!!」
「けつだんりょくがはやいのはいいことだけど…」
とお茶子、耳郎、芦戸、梅雨が突っ込んだ。
「聞きましたね? 聞きましたね?」
八百万はほかのクラスメイトに確認を取った。
「出久さんは私を選んだんですから、膝枕は私がします!」
「え、本当にしてくれるん?」
「ええ。もちろんですわ!!」
「あー…人のやさしさに触れた」
「なにがあったの!!?(大汗)」
そして放課後…
「い、出久さん。私の太ももはいかがですか?」
「いい塩梅」
出久は本当に八百万に膝枕されていた。そのようすをお茶子、耳郎、芦戸は不満そうに、梅雨が残念そうに、そして上鳴と峰田は嫉妬した表情で見ていた。
「緑谷…」
切島は複雑そうにしていた。
「殴られる覚悟はできているで」
「!!」
出久の言葉に切島ははっとなった。
「じゃあオレがぶんなぐってやるよ…!!!!(激怒)」
と、爆豪がゴキゴキこぶしを鳴らしながら近づこうとしたが、轟が凍らせた。
「轟!!!」
皆が轟を見た。
「喧嘩はよくねぇ」
と言い放った。その一言だけ言い放つ姿に、出久と爆豪以外は「お、おう…」と何とも言えない空気になった。
「あーマジいい塩梅」
と、出久がくつろいでいると、
「おいこらぁあああああああ!!! オイラにも膝枕代われぇえええええええ!!」
「女子の膝枕プリーズ!!」
と峰田と上鳴が騒ぐと、お茶子たちが割って入った。
「八百万さん! そろそろ代わってや!」
「やっぱり順番でやろ。な?」
「アタシもしたーい!!」
「わたしいちばんさいごでいいわよ…」
と、立候補した。
「今日も雄英高校は平和だったのである」
出久はそうしめながら、膝枕を堪能し続けた。
おしまい
キャラクターファイル17
砂藤 力道(さとう りきどう)
A組屈指の甘党にして巨漢。
砂糖を食べると一定時間パワーアップする個性を持つ。
普段は目立たないが、体格とキャラを活かして活躍する日が…来る?
ちなみに彼の作るケーキは女子達から評判が高い。