ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」   作:ダシマ

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第17話「膝枕戦争!」

 こんにちは。緑谷です。雨が続きますが、めげずに頑張っていきましょう。

 

 雨といえば湿気とかあって洗濯物がかわかなかったり、髪の毛がしなしなになったりしますよね。ましてや中にずっといると運動不足ですもんね。

 

 さて、そんなことはいったん置いておいて、僕は今…アルバイトの途中です。

 

「緑谷くん!! ケーキ10人前ね!!」

「はい」

 

 と、出久がケーキを作っていた。

 

「あ、僕ケーキとか作らせてもらえてるんですよ。最初は掃除とかだったんですけど。地道に頑張っていきましょう」

 出久はメレンゲを泡立てていた。しかし、すぐにしゃべることはなくなった。

「……」

 

 沈黙が起こる。

 

「あ、次に行ってもらって大丈夫です」

 

 そんなこんなで登校日。

「おはよー。デクくん!」

「おはよう」

 お茶子が話しかけてきた。それに対し出久はいつも通りにあいさつした。

「おはようございます出久さん」

「おはよう」

 八百万もあいさつしたので、挨拶し返した。

 

「おはよう出久」

「おはよー」

「おはよう出久ちゃん」

「おはよう皆」

 耳郎、芦戸、梅雨もあいさつしてきたので、出久は挨拶を繰り返した。

 

「……」

「どうしたの?」

  お茶子たちは出久を見つめた。

 

「あのさ、デクくん」

「なんか癇に障ることした?」

「いや、癇に障ることはしてないけど…」

 お茶子が口角をさげた。

 

「いつ休んどん?」

 

 お茶子の言葉に皆が出久のほうを見た。

 

「日曜日」

「日曜日!!!?(大汗)」

「あ、ちゃんと休んでることは休んでたのね!!?(大汗)」

 

 この時クラスメイトは、視線をそらしてダンマリ決め込むつもりだと確信していたが、思ったほかちゃんと決めた時間に休んでいることが分かって、衝撃を受けていた。

 

「さすがに毎日働いたら体壊しちゃうよ」

「お、おう…」

 お茶子はたじろいた。

 

「ちゃ、ちゃんと休んどったらええねんけど…」

「もう無茶して怒られるのは原作だけで十分だぜ」

「原作とか言わない!!(大汗)」

 

 マイペースすぎる出久に皆は今日もひやひやしていた。

 

「あの、緑谷さん」

「なんでしょう」

 八百万が話しかけた。

 

「も、もしよろしければ…//////」

 八百万の頬が赤く染まった。

 

「私が膝枕」

「上鳴くんと峰田くんが羨ましがるからやめとくよ。気持ちだけ受け取っておくね。ありがとう」

 出久が苦笑いした。

 

「緑谷ァアアア!!! オレ達のせいにすんじゃねぇよ!!」

「えー。じゃあ膝枕されたほうがいいの?」

「そういうことじゃねぇんだよぉ(血涙)」

 峰田が出久に突っかかったが、出久はのらりくらりと返す。

 

「女子の膝枕なんてものすごく羨ましいことされてんじゃねぇよ!!」

「ですよね」

 

「あ、それやったらさ」

「?」

 お茶子が話に参加した。

 

「八百万さんが上鳴くんと峰田くんに膝枕して、私がデクくんに膝枕するってのはどうやろうか」

「思いっきり抜け駆けしてるじゃねぇか!!!(大汗)」

「麗日さん!!?(大汗)」

 八百万も思いっきり突っ込んだ。

 

「おい麗日!! 抜け駆けしてんじゃねぇよ!!」

「そうだよ!!」

 と、耳郎と芦戸が憤慨した。

 

「ここはじゃんけんにしましょ」

「えー。絶対梅雨ちゃん勝ちそう…」

「そんなことないわ」

「じゃあくじ引きは!?」

「くじどこだよ」

「私が個性で…」

「絶対ズルするパターンじゃん!!!」

 と、5人が言い争っていた。

 

「……(汗)」

「……(汗)」

 その様子を尾白と葉隠が見ていたが尾白が

 

「参加しなくていいの?」

 と言ってみると葉隠はこう言った。

 

「そんなこと言うと、もう膝枕してあげないよ」

 と言った。そしてクラスメイトは尾白を見た。

 

「されてませんけどぉ!!?」

「尾白ぉ…!!!」

「貴様やっぱり裏切り者だったのか…」

「ちが~~~~~~~~~~~~~~~~う!!!!(大汗)」

 

 峰田と上鳴が殺意の波動に目覚めると、尾白は涙目で突っ込んだ。

 

「葉隠さんが覚醒した…」

 と、出久が突っ込んだ。

 

「そ、それやったらデクくんに決めてもらおう!!?」

「え? それじゃ最初に言ってくれた八百万さんで」

 空気が止まった。

 

「早いよ!!!」

「そこはもうちょっと悩むべきだろ!!!」

「そうだよ!!」

「けつだんりょくがはやいのはいいことだけど…」

 とお茶子、耳郎、芦戸、梅雨が突っ込んだ。

 

「聞きましたね? 聞きましたね?」

 八百万はほかのクラスメイトに確認を取った。

 

「出久さんは私を選んだんですから、膝枕は私がします!」

「え、本当にしてくれるん?」

「ええ。もちろんですわ!!」

「あー…人のやさしさに触れた」

「なにがあったの!!?(大汗)」

 

 そして放課後…

 

「い、出久さん。私の太ももはいかがですか?」

「いい塩梅」

 

 出久は本当に八百万に膝枕されていた。そのようすをお茶子、耳郎、芦戸は不満そうに、梅雨が残念そうに、そして上鳴と峰田は嫉妬した表情で見ていた。

 

「緑谷…」

 切島は複雑そうにしていた。

 

「殴られる覚悟はできているで」

「!!」

 出久の言葉に切島ははっとなった。

 

「じゃあオレがぶんなぐってやるよ…!!!!(激怒)」

 と、爆豪がゴキゴキこぶしを鳴らしながら近づこうとしたが、轟が凍らせた。

 

「轟!!!」

 皆が轟を見た。

 

「喧嘩はよくねぇ」

 と言い放った。その一言だけ言い放つ姿に、出久と爆豪以外は「お、おう…」と何とも言えない空気になった。

 

「あーマジいい塩梅」

 と、出久がくつろいでいると、

 

「おいこらぁあああああああ!!! オイラにも膝枕代われぇえええええええ!!」

「女子の膝枕プリーズ!!」

 と峰田と上鳴が騒ぐと、お茶子たちが割って入った。

「八百万さん! そろそろ代わってや!」

「やっぱり順番でやろ。な?」

「アタシもしたーい!!」

「わたしいちばんさいごでいいわよ…」

 と、立候補した。

 

 

「今日も雄英高校は平和だったのである」

 出久はそうしめながら、膝枕を堪能し続けた。

 

 

 

おしまい

 




キャラクターファイル17
砂藤 力道(さとう りきどう)

A組屈指の甘党にして巨漢。
砂糖を食べると一定時間パワーアップする個性を持つ。
普段は目立たないが、体格とキャラを活かして活躍する日が…来る?
ちなみに彼の作るケーキは女子達から評判が高い。
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