ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」 作:ダシマ
それはある日の事だった。
「えーと…今日のMVPは…緑谷少年!!」
「あざまーす」
いつものように、一人前のプロヒーローになる為に出久達は切磋琢磨をしていた。今回はNo,1ヒーローであるオールマイトの「ヒーロー基礎学」で救助訓練をしていた。
今回はゲーム形式で一番最初に被害者を助けた人が勝ちというルールで訓練をしていたが、出久が圧勝だった。
「……」
「強すぎるぜ…!!」
「デクくん。めっちゃ早いわ…」
「ええ…」
轟、瀬呂、お茶子、八百万とともに競っていたが、4人とも出久の圧倒的な力を感じていた。
「だけど…緑谷少年」
「何でしょう」
「私を助けてくれる時に言ってた、『君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる』ってあれ…」
「中島さんです」
「中島み〇き!!?(大汗)」
出久の発言に皆が驚いた。
(あれ、オレが学生の頃のドラマの歌だぞ…(汗))
相澤も困惑していた。
「よ、良く知ってるね…(汗)」
「いえ」
こうして訓練が終わって解散した。
「ふぅ…」
出久が一息ついた。
「なあ緑谷」
「なあに?」
出久が峰田に話しかけられたので、峰田の方を向く。
「どうしたの?」
「どうしてお前そんなに強いん?」
「強くなりたいから」
轟と切島も出久を見ていた。
「ただ、それだけだよ」
「それだけでそんなに強くなれんのかよ!!」
「よく言うじゃない。『女は弱し、されど母は強し』って。守るべきものがあるとどんな人でも強くなれるものなんだよ」
「……!」
出久が口角を上げた。
「そういうk」
「ケッ。結局主人公補正とかで力をつけて貰ったんだろう」
「あ、分かる?」
「それでいいの!!?(大汗)」
爆豪が悪態をつくと、出久が素直に返事した。
「とにかくオレは認めねぇからな…!!」
「分かった。じゃ、また明日」
爆豪の悪態に対して、出久は軽くあしらって去っていった。
「お、おい爆豪…」
「お前いくらなんでも緑谷に冷たすぎだろ…」
切島と瀬呂が困惑していた。
「モテる所に関しては同感だけどよ…」
上鳴も困惑したが、爆豪は聞きはしなかった。
そんなある日の事だった。
「緑谷!!!」
「なーに?」
皆が出久に詰め寄った。
「お前このネットゲームの大会に昨日出てたって本当なのかよ!!?」
「そうだよ」
「!!」
「残念ながら結果は9位だったけどね」
出久は苦笑いした。
「いや、9位って世界で9位だろ!!?」
「ていうかお前ゲームするのかよ!!」
「いや、ヘビーゲーマーって訳でもないんだけど、最近は芸能人がゲーム配信とかしてるから、ヒーローでもそういうの出来るとさ、ゲーム関係で人助け出来るんじゃないかなって」
「……」
皆が困惑した。
「まあ、普段のプロヒーローの訓練をちゃんとしろって話だけどね」
「……!!」
爆豪が出久を睨みつけた。
「かっちゃん」
「!!」
出久も爆豪を見つめた。
「確かに僕は主人公としての立場に甘えていたのかもしれない」
「!!」
「お、おい緑谷さん?」
切島がまずそうに止めようとしていた。
「だからこそ、今回はオールマイトや個性に頼らないで、自分の力で最高のヒーローを目指す。じゃなきゃ…かっちゃんを追い越せないしね」
「デクくん…」
ヒロインズも見守っていた。
「まあ、そういう事なので今後も皆宜しく」
「お、おう…(汗)」
クラスメイト達は思った。此間の救助訓練でオールマイトに冗談交じりで言った「君が笑ってくれるなら、僕は悪にでもなる」という言葉は、あながち嘘じゃなさそうだと…。
そしていつも通り学校が始まったが、すぐに終わった。
「いや、雑か!!!(大汗)」
出久が今日も活躍していた。
「だからもうちょっと具体的に書けっての!!!(大汗)」
「内容が薄っぺらいってば!!!(大汗)」
それでは放課後の事を濃く書きましょう。
「さて、帰りましょう」
「ねえ、デクくん」
お茶子が出久に話しかけると、出久がお茶子を見た。
「なに?」
「あ、あのさ。今日空いてる?」
「うん、空いてるよ」
「えっ…あ、空いてるんだ」
「問題ある?」
「い、いやないけど!!」
ダメ元でお茶子が予定を聞き、まさかの空いてる発言をされたので驚いていた。大体いつも空いていないとかいう。
「で、何かな?」
「あ、あのさ…。ちょっとどっか寄って行かない?」
「デートかい?」
「デッ…///////」
お茶子が顔を真っ赤にした。
「ちょ、ちょっと麗日さん!!/////」
「そうだ!! 抜け駆けだぞ!」
「そうだよ!!」
「みんなでいきましょ」
と、遂に隠さなくなったヒロインズ。
「で、麗日さんどこに行くの?」
「えっと…」
特に決めていないお茶子だった。すると出久は目を閉じた。
「ちょっと近くのショッピングモールに行きたいんだけど、いいかな?」
「!」
「ど、どうしてショッピングモール?」
「あそこにたこ焼きの屋台があるんだけど、それが食べたい」
「たこ焼き!!?(大汗)」
皆が困惑した。
「いいね! たこ焼き!!」
芦戸が賛同した。
「それだったらオレ達も行くぜ!!」
「ハーレムさせてたまるかい!!」
「オレもオレも!」
「オレも!!」
と、クラスほぼ全員で行く事になった。爆豪は逃げた。
そして皆がたこ焼きを食べる。
「おいし~~~」
たこ焼きの味に舌鼓をしていた。そんなクラスメイト達を見て出久は口角を上げた。
「あれ? デクくん。食べへんの?」
「食べるよ」
お茶子と耳郎が出久の間に座っていた。
「屋台で食べる奴って何か美味いけど、ここのはマジでうめぇ!!」
「ああ!!」
切島と瀬呂がたこ焼きに満足していた。それを見た出久は満足そうにしていた。
「出久?」
「ああ、うん…」
出久がたこ焼きを食べた。
「あっふ」
いつもと変わらない感じでハフハフ言いながら食べた。
「あ、それはそうと麗日さん。何か話があるんじゃなかったの?」
「あ、うん…」
皆がお茶子を見た。
「いや、そんな見んといてよ//////」
「もしかして改めて愛の告白とか?」
「いや、こんな所でできんよ!!/////」
(ん…?)
それだと出久に好意がありますと言っているようなものだと、皆は思った。
「ありがとう。僕なんかに構ってくれて」
出久が口角を上げた。
「ふぇっ…//////」
お茶子が顔を真っ赤にして出久を見た。
「そ、それはそうと緑谷はどう思ってんだよ! 麗日達の事!!」
「そ、そうだよ!!」
上鳴の言葉にお茶子たちも反応した。
「仲間だと思ってるし、本当に構ってくれて有り難いと思ってるよ」
「!」
出久が口角を上げた。
「あ、いや。そうじゃなくて…」
「上鳴」
瀬呂が止めた。峰田も瀬呂を見た。
「もう言わなくてもわかるだろう」
障子が続いた。
「まあ、オレ達もちょっと気になるけど、今は緑谷の夢を応援してやろうぜ」
砂藤がそう言うと、口田が頷いた。
「そういう事に首を突っ込むのは野暮というものだ」
常闇も続いた。
「わ、分かったよ…」
その言葉に上鳴と峰田は俯いた。
「それに…」
常闇が続いた。
「!」
「そういう真っすぐな姿勢を貫いてこそ、麗日達が緑谷に声をかけたのだ。このままの姿勢でいる事が、筋というものだろう」
「オレもそう思う」
障子が頷いたが、
「お前ら…。何か急に存在感出してきたな」
「!!」
「……」
上鳴の言葉に障子と常闇が困惑すると、笑いが生まれた。
「でも本当に彼らの言う通りだよ。ありがとう」
出久が苦笑いした。
「それでデクくん…」
「なに?」
お茶子が出久に話しかけた。
「また何か賞レースに出るん?」
「当分は出ないよ」
「何で?」
芦戸が聞いた。
「だってもうすぐテストじゃん」
「ああああああああああああああああああああああ!!! そうだったああああああああああああああああああああああ!!!」
上鳴と芦戸、瀬呂が叫んだ。
「そういう事なんで。また次回!!!」
「緑谷あああああ!! 勉強教えてくれぇええええええええええ!!」
「え、僕でいいん?」
上鳴が出久に泣きつくと、ヒロインズが睨みつけた。
「爆豪さんに頼みなさい」
「えー!! あいつ怖ぇしケチだし人望ねぇもん!!」
「あるわ!!! 教え殺してやる!!!」
と、爆豪が現れて大騒ぎになった。
「平・和」
おしまい
キャラクターファイル23
ミッドナイト
雄英高校の女性教諭。
フェロモンを放ってその匂いを嗅いだ相手を眠らせる能力を持つ。
セクシー系ヒーローであり、若いころは色々物議を醸しだした。
最近の悩みは…彼女の沽券にかかわるのでやめておこう。