ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」 作:ダシマ
第27話
ある日の雄英高校。今日も今日とて出久達は一人前のヒーローになるべく、鍛錬を積んでいた。
出久「オラァ!!」
切島「ぐはっ!!」
出久「あたたたたた!!」
上鳴「ほげぇ!!!」
出久「ファンタスティック・フォー!!!」
瀬呂「面白いよね!!!」
今日は複数のヴィランとの戦闘を想定した戦闘訓練をしていたが、出久が無双していた。正直強すぎて他の生徒はついていけなかった。というかもう最初から勝てる気がしなかった。
「……!!(大汗)」
見学している生徒の殆どが絶句していた。一緒の組に当たった切島、上鳴、瀬呂に心から同情するとともに出久の異常さを改めて感じていた。
相澤(やっぱりあいつだけ何かが違う…(汗))
そして訓練が終わり…。
相澤「戦ってみてどうだった」
上鳴「勝てる訳ないじゃないですかぁ!!」
瀬呂「全然捕まらなかった…(汗)」
切島「あいつ…普段どんな修業をしてたんでしょうか…」
相澤「……」
相澤が考えていたが、出久はいつも通りにしていた。
出久「え? そんなプロヒーローがしてる修業と変わりませんよ」
峰田「だからっていくら何でも強すぎだろ!!(大汗)」
爆豪「チート貰ってるからだろうがよ…!!」
出久「まあ、それはそうと…」
爆豪「無視すんなコラァアアアアアアアア!!!」
相澤「うるさい爆豪。それよりも緑谷」
出久「?」
相澤「ちょっと来い。その強さは異常だ」
出久「え、27話目にしてそれ聞きます?」
出久が困惑したが、結局聞かれる事は無かっ…
相澤「待て待て待て待て。勝手に展開を変えようとするんじゃない」
出久「チッ」
(いや、舌打ち…)
(完全にキャラ変わってるじゃねぇか…(汗))
出久達は教室にいて、出久の強さの秘訣を聞き出そうとしていた。
出久「もうこういう時だけ異常に仕事速いのやめましょうよ」
相澤「喧嘩売ってんのかワレェ…!!!」
相澤が瞳孔を開いて個性を放つ。
切島「そうだぜ緑谷!! そろそろ気になる!!」
瀬呂「教えてくれよ!!」
出久「教えた所でどうにもならないよ」
上鳴「何でだよ!」
と、皆が出久を見た。
出久「いや、だってあまりにもありえない内容だから。教えた所で信じるわけがないし」
「だから聞きたいんだろうが!!!」
出久の言葉に皆が突っ込んだ。
お茶子「デクくん!!」
八百万「緑谷さん!!」
と、皆がせがむと
「何をしてるんだい?」
根津が現れた。
相澤「校長…」
根津「ただ事じゃなさそうですけど」
出久「それがですね…」
出久が事情を説明した。
根津「気持ちは分かるけど、無理やり聞くのは良くないよ」
「うっ…」
芦戸「もしかして校長先生は知ってるんですか!?」
根津「知ってるよ。校長だからね」
「じゃあ説得力!!!」
上鳴「校長だけずるいじゃないですか!!」
と、生徒達が騒いだ。
根津「うーん…A組は本当に自分の意思を表示出来るね…(汗)」
物間「いやいや、ただ自分勝手なだけですよ!! これだから!」
と、物間が突然現れた。
出久「あ、物間くん」
物間「何だい!? 強いからって随分余裕ぶってるようだけど云々…」
出久「言われたくないだろうけど君…」
物間「!!?」
出久「キャラ的にA組の方が合ってるんじゃない?」
空気が止まった。
物間「そ、そんな訳ないだろう!!? 何を言い出すかと思えば…」
出久「でも思う所はあるでしょ?」
物間が口元を引きつらせた。
出久「素直になりなよ。そうやって悪態ついても状況変わらないよ」
物間「フ、フン!! 君に言われなくても僕はいつも素直さ!!」
出久「ああそうだったね。ごめんごめん」
物間「さっきから君、僕に喧嘩売ってる!!?」
出久「ところでやっぱりB組って…」
「すいません!! 本当にすいません!!」
「ただちに撤退しますんで!!!」
出久の言葉にB組のメンバーが現れた物間を撤退させた。すっかりルーティンワークになってしまっている。
出久「あ、それじゃちょっとだけ教えてあげるね」
「!!?」
出久が口角を上げた。
出久「基礎練習」
「え?」
出久「基礎練習をね、3年間ずっと真面目にやり続けたからかな」
爆豪「そんな筈あるか!!」
上鳴「基礎練習って具体的になんだよ!!」
出久「そりゃああれですよ。走り込みとか反復横跳びとかそんなんですわ」
出久が平然と話す。その様子に他の生徒達は納得しなさそうにしていた。
出久「どんなに些細な事でも極めれば…ってね。飯田くんもそうでしょ?」
飯田「う、うむ! 確かに基礎鍛錬こそがヒーローの要だ!! 基礎を疎かにしないから今の強さがあるのだな!」
出久が飯田に意見を求めると、飯田は素直に納得した。飯田に聞いたのは、クソ真面目で、基礎が大事だという事を重々理解しているからである。
出久「そういう事です。相澤先生」
相澤「いや、全然わからん」
出久が納得を求めるかのように相澤の方を見たが、相澤は冷徹と突っ込んだ。確かにそうかもしれないが、自分が聞きたいのはそういう事じゃない。と言わんばかりだった。
出久「いや、もうちょっと空気読んでくださいよ。派手な修業をしているっていえば、皆それやるじゃないですか。地味な事をやり続ける事が一番大事だって読者の皆さんにも分かって貰わないといけないんですよ?」
「分かったからメタ発言はやめなさい!!(大汗)」
あまりにも相澤が空気を読まないので、出久はメタ発言をし始めた。それについてまずいと思ったのか、他の生徒達が突っ込む。メタ発言をすると色々収集つかなくなる場合があるが、たまにこういう発言が出ます。
相澤「ハァ…もういい」
出久(勝った!!!)
出久が口角を上げる。
相澤「校長に聞くことにする」
根津「相澤くん。君はもうちょっと生徒を信じてあげるべきだと思うのさ」
相澤「素性の分からない生徒を信頼しておくほど、私も甘くはないんですよ」
出久「いや、自分にすっごい甘いじゃないですか」
相澤が出久に睨みつけた。
出久「知ってるんですよ。此間の出張、女子校の前で…」
相澤「あそこが一番合理的…」
根津「相澤くん…どういう事か詳しく聞かせて貰おうか(怒)」
と、根津は相澤を連れて行った。
出久「こういう些細な困難を乗り越えていくのも、強さを繋がるのです。以上!!」
「いや、相澤先生~~~~~~~~!!!!!(大汗)」
おしまい
キャラクターファイル27
根津
雄英高校の校長先生。小さな鼠だが校長である。
人間の言葉を喋れて、人間以上の頭脳を持っている。
出久の強さを知っている数少ない人物。