ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」 作:ダシマ
それはある日の事だった。
「わ~~~~~~~~~~~~~~~っ!!! 数学の宿題やってくるの忘れたぁ~~~~~~~~~~~!!!!」
と、教室で泣き叫んでいるのが上鳴電気だった。彼はクラス一成績が悪く、授業中充てられてもまともに答えられたことがなかった。
耳郎「ご愁傷様」
上鳴「ご愁傷さまじゃねぇだろ!! そんな事を言うヒーローがいるか!! 緑谷に言いつけてやる!!」
耳郎「やってこないアンタが悪いんだろ!!」
耳郎が嫌味を言ってきたので言い返し、そのまま言い争うが正直そんな時間は無い。
上鳴「もう時間がねぇ!! もう終わりだぁ~~~~~~!!!」
瀬呂「あーあ…」
瀬呂をはじめ、他のクラスの面々も何とも言えない顔だった。
約一名のぞいて…。
出久「上鳴くん」
上鳴「ど、どうしたんだ緑谷!!」
出久「お金貸して」
上鳴「よくこの状況でぶっこめたなおめぇ!!(激怒)」
出久のまさかの発言に上鳴が激昂した。
八百万「出久さん!! お金なら私が!!」
瀬呂「八百万は入ってこなくていい!!(汗)」
上鳴「そんなコントに付き合ってる暇はねぇんだよ!! あぁぁぁ~~~~!!!! おしまいだぁ~~~~!!!!!」
上鳴が頭を抱えた。勉強できないならまだしも宿題を忘れてくるという事はどういう事か、大体察しが付く。
出久「上鳴くん」
上鳴「何だよ!!!(激怒)」
出久「悪魔の契約をしませんか?」
上鳴「悪魔の契約…?」
上鳴がそう言うと、出久はスッとノートを出してきた。
出久「ここに今回の宿題の答えとその解き方が書いてあるノートがございます」
上鳴「ま、まさか貸してくれるのか!!?」
出久「はい」
出久があっさり承諾した。
飯田「み、緑谷くん!! 上鳴くんを助けたい気持ちは分かるが、宿題は自分でやってくるものだぞ!!」
出久「確かにそうだけど飯田くん。僕だって毎回貸すわけじゃないよ?」
「え!?」
出久が口角を上げた。
出久「この話を面白くするためだよ」
「!!?」
出久「さあ、どうします上鳴くん」
上鳴「お前はどうすんだよ!!」
出久「勘で答えてみせるよ」
「めちゃくちゃ舐めププレイ!!!(大汗)」
無謀ともいえる出久の度胸に皆が突っ込んだ。
お茶子「いや、あのデクくん…(汗)」
耳郎「上鳴を甘やかすな!」
出久「甘やかしてるように見えるけど、今上鳴くんには罪悪感がいっぱいだよ。ねえ?」
上鳴「あの、本当によろしいんですか?」
正直ノートを見せて貰うのは申し訳ないが、このまま宿題を忘れると自分はどうなるか分かったものじゃない。色々悩んだ末に上鳴は一人の結論を出した。
上鳴「あなたの事は一生忘れません…!!」
「借りるんかーい!!」
出久「忘れていいよ。じゃあの!!」
出久がそう言うと、チャイムが鳴って先生がやってきた。
「席つけー」
「!!!?」
クラスメイト達は思った。出久は果たして正解できるのか。そして上鳴はバレないかどうか…。
(気になって授業どころじゃねぇ!!!(大汗))
よくよく考えたら周りのクラスメイトが一番の被害者である。本来全く気にしなくて良いことを、出久と上鳴のせいで無駄に心配しなければならなくなってしまったのだから…。
耳郎とかは腑に落ちなさそうにしていた。
「じゃあここの問題を…爆豪」
爆豪「5っす」
「正解だ」
と、いろんな生徒があてられる中、出久と上鳴はなかなか当たらずにいた。
瀬呂(結構難しいぞこの問題…!!)
切島(本当に大丈夫か…!? 上鳴!!)
そして授業が終わって5分前。
「では、最後にこの問題を解いて貰おうか」
と、滅茶苦茶難しい問題が出てきていた。
「ちゃんと宿題をやっていれば解ける筈だ。じゃあ…」
先生が上鳴の方を見ると、上鳴は汗をかいていた。そして周りの生徒もハラハラしていた。
「緑谷!!」
「!!」
出久があてられていた。
出久「あ、はい。この問題の答えは19です。理由はというと…」
と、出久がスラスラ過程を答えた。
「正解だ!」
出久「ありがとうございまーす」
難なく問題を解いて、ほかの生徒達も驚いた。そしてチャイムが鳴った。
「む。もうこんな時間か。それじゃあ今日の授業はここまで!」
「ありがとうございました!」
先生が帰った後、上鳴は出久の教室にやって来た。
上鳴「緑谷~~~~!!!! マジでサンキューなぁ~~~!!!!」
と、上鳴は感涙していたが出久はいつも通りだった。
出久「You’re welcome」
峰田「欧米か!!(大汗)」
英語で「どういたしまして」と言った為、後ろの席にいた峰田が突っ込んだ。
上鳴「オレ…今なら緑谷に抱かれてもいいわ」
出久「いや、男はいいわ」
上鳴「うん。オレも出来れば女子を抱きたい」
という会話をしていた。
八百万「出久さん!! お、お抱きになるのでしたら、ぜ、ぜひとも私を…///////」
耳郎「コラァ八百万!! そう言う事いうんじゃねぇ!!/////」
八百万が過激な発言をしたので、耳郎が突っ込んだ。
お茶子「いや、それやったらうちだって!!///////」
芦戸「アタシも!!」
梅雨「は、はずかしいけど…わたしも…///////」
峰田「おんどりゃああ緑谷ぁ!! 毎回毎回ええかげんにせぇよお前!! ちなみに誰から…」
峰田が喋ると梅雨がベロでぶっ飛ばした。
瀬呂「それにしても流石だな緑谷」
出久「まあね」
前の席にいた爆豪がイライラしていた。
出久「でもまあ、次からは宿題やってきてね」
上鳴「お、おう」
出久「次は流石に見逃してくれないよ」
「え?」
皆が驚いた。
出久「最後の問題あったじゃない。あれでバレてたよ。言ったでしょ。宿題をちゃんとやってれば解けるって。なのにあんな顔するんだもの」
上鳴「」
上鳴は真っ白になった。
出久「まあ、次確実にやってこなかったら、倍怒られるね」
上鳴「分かりました。ぜひともやってきます!」
出久「宜しい」
上鳴が敬礼しながら言うと、出久がそう言った。
出久「さて、これで尺は稼げたかな?」
切島「尺とか言わないの!!(大汗)」
爆豪「オラァクソデク!! 出しゃばった事してんじゃねぇ!!」
と、爆豪が突っかかった。
出久「でもなんだかんだ言ってかっちゃんも優しいね」
爆豪「ああ!!?」
出久「いつものかっちゃんだったら、僕が上鳴くんにノートを渡した事チクる筈なのに」
出久がそう言うと、
切島「まあ…流石に爆豪も空気読んだんじゃないか?」
瀬呂「それは流石に…なあ」
耳郎「そうしてもいいけど、やっぱりそういうのはな…」
爆豪「ふ…ふんが――――――――――――――――――――!!!!!」
と、爆豪の雄たけびが学校中に響き渡った。
出久「それでは今回のお話はこれにしておしまい! See you!!」
おしまい
キャラクターファイル29
耳郎 美香(じろう みか)
耳郎の母親。とても大人しい性格。
彼女の才能を見込んだ夫からもうアプローチを受けて結婚。
父親と娘の親子喧嘩をよく止めるが、
物事を音楽関係に例える事が多い。