ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」 作:ダシマ
それはある休日の事だった。
峰田「あー。暇だなぁ」
上鳴「可愛い女の子が声をかけてこないかなぁ」
と、峰田と上鳴が町の中を歩いていた。学生らしくゲームセンターなどで遊んでいたが、やはり可愛らしい女子がいない為か、物足りなさそうにしていた…。
そんな時、2人に止めが刺されようとしていた。
上鳴「なんでじゃ!!!」
峰田「さては緑谷だな!! さては緑谷が近くにおるんやなぁ!!?」
と、峰田がキョロキョロ見渡すと、とんでもない光景を目にした。
峰田「」
上鳴「どうした? 峰田…」
峰田が石化したので上鳴が同じ方向を見ると…。
出久と一人の女性が歩いていた。
上鳴「」
そして上鳴も石化した。
「ごめんねー。出久くん」
出久「いえいえ。お気遣いなく」
出久は荷物を持っていて、隣にいた女性が謝っていた。
出久「送崎さん」
「信乃でいいわよ」
出久の隣にいた女性は送崎信乃。プロヒーローであり、山岳救助のスペシャリストである「ワイルド・プッシ―キャッツ」のメンバー・マンダレイである。林間学校で仲良くなったのだが…。
上鳴・峰田「」
林間学校で共にしたのはこの2人も同じで、衝撃が隠せずずっと石化していた。
その夜
出久「はー疲れてぃ」
林間学校終了後、出久達は色々あって全寮制になり、出久は男子寮に住んでいた。そんな時だった。
「緑谷くん」
上鳴と峰田が待ち構えていた。
出久「おや」
上鳴「お兄さんたちと」
峰田「お茶しない?」
出久「マンダレイの件でしょ?」
上鳴・峰田「!!」
上鳴と峰田が反応した。
上鳴「知ってるなら話が早ぇ…」
峰田「教えろよ…教えろよぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
上鳴と峰田が出久に詰め寄って、そのまま峰田の部屋まで拉致した。
峰田「あの時一体何をしていたぁ!!」
上鳴「麗日たちというものがありながら、プロヒーローにも手を出してたのかぁ!!」
峰田「冗談抜きで見損なったぞ緑谷!!」
実際は年上の女性とデートしていたことを妬んでいて、上鳴と峰田がずっと吠え続けていたが、出久はいたって冷静だった。
出久「ンモー。すぐにそっちの方に結び付けるんだから。違うよ」
出久が否定するも、上鳴と峰田は信じなかった。
峰田「ホントですかァ~?」
上鳴「緑谷。切島じゃねぇけど、ここは男らしく腹を割ろうぜ」
切島「呼んだ?」
上鳴・峰田「呼んでねぇよ!!!」
切島が突然出てきたので、上鳴と峰田が突っ込んだ。
切島「一体何の話してたんだよ」
出久「いやー。マンダレイと買い物してたんだけど、上鳴くんと峰田くんがデートだって言うんだよ」
切島「買い物なら違うじゃねぇか」
上鳴「違う。違うんだよ切島くん」
峰田「男女で出かけてるのは全部デートなんだよぉ…!!」
出久「偏見凄すぎて草」
上鳴と峰田がデートについて熱弁していたが、出久は特に興味なさそうだった。
切島「うーん。よく分かんねぇなぁ…」
出久「証人もおるんですけどねぇ」
上鳴「洸汰くんだろ」
峰田「そもそも何してたんだよ」
出久「えっとね。街を歩いてたら偶然会って、折角だから昼ご飯食べていかないって言われて」
上鳴「デートどころかお持ち帰りされとるやんけぇ!!」
出久「いや、帰ってきたやん」
峰田「女の家に踏み入れた時点でアウトなんだよぉ!!!」
と、ドエロブラザーズ(上鳴&峰田)の暴走は止まらず、この後も追及が止まらなかった。
翌日
出久「おはらーっす」
出久が登校すると、葉隠以外の女子達がジト目で出久を見つめていた。出久が後ろを見ると、上鳴と峰田がいた。
上鳴「多分お前だぞー」
峰田「いや、間違いなくお前だ」
耳郎「お前らだよ!!」
上鳴「ええっ!!?」
まさかの自分達に上鳴と峰田は驚きを隠せなかった。
峰田「ここ緑谷って流れだろ!!?」
上鳴「ていうかオレらなんかした!!?」
耳郎「しただろ!! お前ら女子のスカートの中を見てニヤニヤしてたって…」
峰田「事故です」
上鳴「そう! アレは事故!!」
お茶子「ホンマにこりひんなぁ…」
八百万「今後はおやめになってくださいね」
芦戸「うんうん」
梅雨「ほんとうにしょうもないひとたちだわ」
と、皆が呆れていた。
上鳴・峰田(カッチーン)
ドエロブラザーズはカッチーンときた。
峰田「そんな事言っていいのかなー」
「?」
梅雨「どういういみ?」
女子達の理不尽な仕打ちにカチンときた上鳴と峰田は仕返しをする事にした。出久は察したのか呆れていた。
上鳴「もうこれはマンダレイの勝ちだな…」
峰田「そうそう。やっぱガキだなぁ」
5人が反応した。
お茶子「ど、どういう意味!!?」
八百万「まさかマンダレイも…!!」
耳郎「落ち着けよ。どうせこいつらの大法螺だ。うち等を困らせる為に…」
芦戸「…耳郎。顔と発言が一致してないよ…って、どういうことなの出久!!?」
梅雨「出久ちゃん…?」
出久「ただ単に一緒に買い物して、洸汰くんと3人でご飯を食べたの。それだけ」
葉隠「なーんだ…」
と、葉隠が反応したが、お茶子たちは嫉妬の炎を燃やしていた。
葉隠「…きょわい」
尾白「葉隠さん。ノータッチで行こう」
葉隠が涙目になると、尾白が困惑しながら葉隠の肩を抱いた。
出久「何か問題でも?」
お茶子「な、ないよー…?」
八百万「そ、そうですわねー…」
滅茶苦茶顔が引きつっていた。
出久「買い物として一緒にご飯食べただけだよ」
耳郎「そ、そう…かいものしてごはんたべたの…」
梅雨「……」
その時だった。
芦戸「ずるいよ!! アタシとはそういう事まだ1回もしてないじゃない!!」
出久「してないね」
芦戸「じゃあ今度アタシとデートしてよ!!」
「まさかの展開!!!」
芦戸がデートを申し出て皆が驚いた。
耳郎「お、おい!! お前が一番ズルいぞ!!」
梅雨「ぬけがけよ三奈ちゃん」
八百万「そ、そうですわ!!」
お茶子「せ、せや!!」
と、他の4人が続いて上鳴と峰田が真っ白になった。
相澤「席つけ」
相澤が絶妙なタイミングで現れ…。
出久「ハイ撤収―」
出久がそう言って席に着くと、上鳴たちが出久を怒鳴った。
相澤「やかましい」
こうして一連の騒動が終わった。
だが、昼休憩。皆が食事をしていると…。
「ああ! 緑谷くん!? そうね!! 私は彼の事が好きよ! こないだもアプローチしたんだけど、彼ったら相手にしてくれなくて…」
「……!!!」
トップヒーロー・リューキュウがテレビで出久に対してラブコールを上げていた。
出久「あらまあ」
これが新たな騒動の引き金になった…。
おしまい
キャラクターファイル41
送崎 信乃/マンダレイ
山岳救助をメインとしたヒーローチーム
「ワイルド・プッシ―キャッツ」のメンバー。
ヒーロー活動の傍ら、親戚の洸汰の面倒を見ている。
最近の悩みは同じ「プッシ―キャッツ」のメンバーである
ピクシーボブが合コンに失敗する度に愚痴を聞かされることである。