ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」   作:ダシマ

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章ごとに話数が変動する事がございます。話数は作成した順番になります。
(例)

5月
第5話:

6月
第4話:


宜しくお願い致します。


6月
第4話「梅雨ちゃんと勉強会!」


 

 

<出久side>

 

 とある雨の日。僕は優雅に紅茶を飲みながら読書をしていたんだ。

 

「うーん。フレーバー」

 

 なんて言っていると、インターホンが鳴ったんだ。僕は『彼女』が来たんだと思い、扉を開けた。するとそこには…。

 

「蛙吹さん」

「梅雨ちゃんとよんで」

 

 クラスメイトの蛙吹梅雨さんがやってきた。やたら名前呼びさせたがるが、名前呼びすると色々騒がしくなるので、苗字呼びだ。

 

「いらっしゃい。わざわざ来て貰って悪いね」

「そんなことないわ」

「弟くん達元気にしてる?」

「とってもげんきにしてるわ。あいたがってたけどね」

「宜しくって言っといてね。それじゃ上がって」

 

 今回蛙吹さんを家に呼んだのは、ただの勉強会である。本当なら図書館あたりでやれば良かったんだけど、蛙吹さんがゆっくり話をしたいという事で二人きりになった。

 

 まあ、皆さんもお察しの通りとは思いますが、麗日さん達と差をつけたいのでしょう。多分…。

 

「まあまあ! よく来てくれたわね!! 母です」

「おじゃまします。あ、これおみやげです」

「悪いわね~」

 

 お母さんが楽しそうです。息子が彼女を連れて来たとかなのでしょう。お母さん。彼女以外にも色々声かけられているので、息子としては色々複雑でござる。

 

「どうぞごゆっくり~」

 

 とお母さんがニヤニヤしていた。こういう時こそ謝って欲しいものだ。

 

 とまあ、僕は蛙吹さんを部屋に連れ込んだ。蛙吹さんは部屋に入るなりキョロキョロ見渡した。

 

「どうしたの」

「出久ちゃん…ヒーローが好きだからヒーローグッズをならべているとおもったのだけど…」

「まあ人が来るからね。流石に趣味を強く出張させるのは宜しくないと思ったんだ。ましてや女の子だし」

「おんなのこ…」

 

 女性として見てくれている事に梅雨は少しだけときめいた。

 

「それじゃ勉強会やっていきましょうか」

「そうね」

 

 と、教科書とノートを出して勉強を始めました。

 

<出久 side 終わり>

 

 黙々と勉強をして数時間が立ったころ、引子がやってきた。

 

「出久。蛙吹さん。お昼ご飯にしましょ」

「あ、うん」

「もうこんなじかんだったのね…」

 

 引子が出久の部屋にやってきて声をかけると、出久と梅雨は昼になっていた事に気づいた。こういう時梅雨が出久に色々アプローチをして勉強会が全然進まなかったというのが定番ではあるが、二人は思った他勉強していた。

 

(はやすぎるわ)

 梅雨は心の中でそう思った。

 

 そしてテーブルには昼ごはんが用意されていたが…。

 

「わあ」

 用意されていたのは冷製パスタにサラダそしてゼリーだった。

 

「こんなものしか用意できなかったけど…」

「いえ、ありがとうございます…」

 

 梅雨も流石に慌てていたが、出久がフォローして一緒に食事した。

 

「そういえば蛙吹さんって愛知の人よね?」

「あ、はい」

 

 と、引子と梅雨が沢山話をして、出久はそれを聞いていた。

(めっちゃ馴染んどるがな)

 

「出久くんにはたすけていただいて…」

「え?」

 引子が驚いた。

 

「え、出久どういうこと?」

「そういうこと」

 梅雨が出久を見た。

 

「え、緑谷ちゃん…はなしてないの?」

「話してないの。色々心配するから」

「ど、どういう事?」

「えっとね…」

 出久が梅雨との出会いから現在までの経緯を話した。すると…

 

「そういう事は言いなさい!!」

 と、引子は慌てた。

「いや、そんな事言って前寮まで飛んで来た事あったじゃない」

「当り前よ!!」

「いや、来るなら来るで事前に電話してよ。吃驚するから」

 と、言い争っていた。

「それにね」

「?」

 出久が引子を見た。

 

「人助けに関してはあまり大っぴらに言いたくないの。恩を売ってるわけじゃないから」

 

 と、言い放った。

「いや、緑谷ちゃん。さすがにそれはおかあさんもしんぱいするわ」

「そうよ!」

「そう? じゃあごめんなさい」

 と、出久が謝った。

 

「全くもう…ごめんね梅雨ちゃん。うちの息子が…」

「あ、いえいえ…」

 梅雨が苦笑いした。

「あ、しょくじがおわったらおさらあらうのてつだいます」

「いいのよ。ゆっくりしていって頂戴」

 

 食事が終わった後、再び出久と梅雨は部屋に戻っていったが…。

 

「もしかしてお茶子ちゃん達の事もはなしてないの?」

「うん」

 出久が口角を上げた。

「…って、麗日さんはただ転びそうになったのを助けただけだよ」

「そうかもしれないけど…」

「あんたまだ隠してる事があるの!!?」

「わぁお」

 

 と、出久は洗いざらい吐いたが、その度に引子は心臓が止まる思いをしていた。

 

「全くもうあんたは無茶ばっかりして!」

「お母さん」

「なに?」

 引子が出久を見た。

 

「僕だって無著したくないけどここまでやらないと物語が盛り上がらないし、見捨てたら最低だよ」

「メタ発言すな!!(大汗)」

 

「せめてプロヒーローが仕事してくれたらなぁ…。此間も何もしてないくせに「無茶すんな」って怒ったし…」

 と、出久はどんよりした。それを見て梅雨と引子はなんともいえない感じになった。

「蛙吹さんはそんなヒーローになっちゃだめだよ」

「そ、そうね…」

 梅雨は困り果てていたが、

 

「むちゃをするのはいけないことだけど、緑谷ちゃんのこうどうはりっぱだとおもうわ」

「!」

 梅雨は出久を褒める事にした。

 

「わたしのおとうとやいもうともたすけてもらったし。これからはいっしょにがんばりましょう」

「蛙吹さん…」

 そういうやり取りを引子はにこにこしながら見ていた。

 

(梅雨ちゃん嫁に来てくれねぇかな~~~~~~~~~~~!!!!!!)

「お母さんはちょっと自重して」

 引子の心の叫びに出久がツッコミを入れた。

 

 そして…

「おじゃましました」

 梅雨が帰ろうと玄関先の前まで行った。

「また来てね梅雨ちゃん」

「ありがとうございます」

「出久。送ってあげなさい」

「そうだね」

「いや、いいわ。悪いし…」

「そう?」

「送りなさい」

「お母さんがこう言ってるので送らせてください」

「わ、わかったわ…」

 

 こうして引子と別れ、出久と一緒に最寄りの駅まで歩いた。

 

「いいおかあさんね」

「そうだね。暴走気味がなのが気になるけど…」

 と、二人で並んで歩いた。雨はすっかり止んでいて、二人とも傘を手に持って歩いていた。

 

「緑谷ちゃん」

「なあに?」

 梅雨が出久を見た。

 

「またいっしょにべんきょうかいしましょうね」

「うん」

 

 こうして出久と梅雨の勉強会が終わったが、これをたまたま買い物に行っていた爆豪が見ていた。

 

「……!!!(激怒)」

 とてつもない変顔をしていた。

 

 

 

おしまい

 




キャラクターファイル04
蛙吹 梅雨(あすいつゆ)

蛙のような能力を持っている少女。
中学の時にヴィランに襲われていた自分の弟妹を出久に救ってもらい、
その紳士的な態度にベタ惚れ。
感情には出ないものの、大抵出久の事を考えている。

最近の悩みは妹に「出久お兄ちゃんといつ結婚するの?」と言われる事。
(ただ梅雨自身も満更ではない)
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