ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」 作:ダシマ
第6話「女同士の喧嘩と女の嫉妬には気を付けて!(大汗)」
ある日の事。
「あーはいはい。分かりましたー。ぴーぴーどぅどぅかぁかぁ」
出久はスマホで誰かと話をしていた。こういった事は雄英高校に入学してからしょっちゅうあり、この電話から出久は奉仕活動とかに言っているのだ。
出久がスマホを切った。
「出久ちゃん。きょうはどんなようけんなの?」
「もう皆にバレました」
事の顛末はこうである。出久とどうしてもお近づきになりたいお茶子、八百万、耳郎、芦戸、梅雨の5人はどうにかして学校がない休日に出久とデートみたいな事をしたいと思っていた。
だが、出久がたまに何かしら予定を入れており、バイトとしか言っていない為、お茶子たちが詮索して、それがクラスメイト達に広まってしまい、今となっては全員にバレたのだ。
ちなみに皆さんの反応は下記の通りである。
「流石だよ緑谷くん。オレも是非見習わねばな!!」
出久の友人であり、クラス委員長の飯田天哉はこう言った。
「ヒーロー科に入学して奉仕活動を続けているなんて…輝いてるね☆」
最近仲良くなった青山優雅はこう言っている。
「……」
動物関係の奉仕活動でたまに一緒になる口田甲司も出久を尊敬していた。
「オレよりでしゃばんなつったろーが…!!」
「点数稼ぎか!! 点数稼ぎなのかぁ!!?」
「また女子を落とすのかぁ!!?」
こいつ等は…お察しください。
そんなこんなで出久の影響で他のクラスメイト達も奉仕活動とかするようになった。だが、これはこれで扱いづらい。
「今となっては仕事の奪い合いになってるから」
しかし出久は折れない。だって主人公だから。
話は戻って梅雨に聞かれた出久。
「えっとねー」
出久は梅雨に電話の内容を話したが、これもクラス全員にバレる。
「プライバシーって言葉を知ってるかい?」
「そう言うなよ緑谷―」
「こういうのは情報共有しようぜ!!」
出久の問いに瀬呂と上鳴が簡単にあしらった。
「で、今度新しくできたお化け屋敷にモニターで行く事になったんだけど、一人で行ってくるね」
出久がそう言うと、
「デクくん。そういう空気の読めない事したらあかんで」
「一緒に行きたいの?」
「行きたいです」
「ちょ、ちょっとお待ちください!! 私も!!」
「私も出久と一緒にお化け屋敷いきたーい!!」
「うちも…苦手だけど…」
「にがてならむりしなくていいわ。出久ちゃん。わたしじゃだめかしら?」
と、お茶子、八百万、芦戸、耳郎、梅雨が一斉に声をかけた。
「緑谷」
「何でしょう」
出久が上鳴と峰田を見た。
「一人にしなさい!!」
「え? じゃあ蛙吹さ」
大きな音が鳴った。耳郎である。
「個性を乱用するんじゃありません」
「いやー。悪い…。ちょっとノイズ拾っちゃって…」
耳郎が脅しをかけたが、出久は聞こえないふりをした。
「あれ? デクくん。うちの話聞いてなかった? うち行きたい言うたよな?」
「お茶子ちゃん。きもちはわかるけど、わたしをえらんでくれたのよ」
「えー!! 梅雨ちゃんは此間も勉強会したからいいじゃん!!」
「そうですわ!!」
と、揉めていた。
「あ、あのう…」
尾白が声をかけた。
「何だい?」
「そのお化け屋敷って、一度に何人入れるの?」
「2人まで」
出久の答えに空気が止まった。これを聞いて尾白は「そ、そう…」としか言い返せなかった。
「もう1回デクくんに決めて貰おう!!」
「そうだな」
「出久さん。よーく考えてください」
「梅雨ちゃん以外で行きたい人は!?」
「梅雨ちゃん外すなよ!!(大汗)」
(これが女同士の喧嘩か…(大汗))
女性読者の皆さん。申し訳ございません。
「梅雨ちゃん以外で?」
出久は聞いた。
「梅雨ちゃん以外だったらー…麗日さ」
八百万がバズーカを放って爆音を出した。
「近所迷惑!」
出久が叫んだ。
「すみません出久さん…。私ですか?」
「いや、麗日さ…」
その時、芦戸が出久に近寄って、後ろから密着した。当然の如く、芦戸のおっぱいが出久の背中に当たっていた。
「ファーン!!!!」
峰田が発狂した。
「いきなりラッキースケベるなや!!!(激怒)」
上鳴もわなわな怒っていた。
「緑谷ぁ。誰だって?」
「おっほう。これは色仕掛けに見せかけて、芦戸さんを選ばなかったら殺す奴だな」
芦戸の問いに出久はいつも通りだった。
「あ、芦戸さん! 卑怯ですわ!!」
「八百万さんも武器を向けるんじゃありません」
「せや!!」ゴキゴキ
「わー。どうあがいても地獄」
「出久…。誰と一緒に行きたいんだ?」ユラリ
耳郎が出久に近づいた。
「……」
梅雨は何も言わなかった。
「答えて!!!」
「梅雨ちゃん」
出久はあっさり答えた。
「ど、どうして蛙吹さんなの?」
「乱暴な事しなかったから」
「あっさり!!!(大汗)」
「そ、そんな…」
選ばれなかった4人は崩れ落ちた。
「そういう訳だからゴメンね」
「ひとりよがりのあいじゃ、うまくいかないわ」
「……」
芦戸、八百万、お茶子、耳郎が意気消沈した。
「これはもう梅雨ちゃんに決定だな…」
瀬呂の余計な一言で、再燃した。
「じゃあ瀬呂くんに残り4人の事をお願いしようか」
「は、はぁ!!? 何でそうなるんだよ!!」
と、瀬呂が反論しようとするが4人がゆらりと近づいた。
「そうだね…」
「こうなっては、瀬呂さんに何とかして頂きましょう…」
「うふふふ…」
「瀬呂…。一緒にお化け屋敷…楽しもうね…」
お茶子、八百万、耳郎、芦戸が近づいた。
「え、ちょっと待って…いやあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
と、瀬呂の断末魔が学校中に響き渡った。
(どーんまい)
そしてどうなったかというと…
「お待たせー」
「あ、緑谷ちゃん」
出久と梅雨がやってきたが…。
「いやー。何か八百万さん達が家の前見張ってたから、ついこのビルのホテルに1泊しちゃった」
「なんか…ごめんなさいね…」
「いやいや。それよりもお化け屋敷に行こう!」
と、出久は梅雨とお化け屋敷を楽しんだ。梅雨はちょっとだけ驚いて出久にくっついて、甘い時間を過ごしました。
一方瀬呂はというと…。
「もう許して~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!(泣)」
「どーんまい…」
「さあ、出久さんを探しに行きましょう…」
「そうだな…」
「うふふふふふ…」
お茶子、八百万、耳郎、芦戸の4人に色々連れまわされたそうです。
おしまい
キャラクターファイル06
芦戸三奈(あしど みな)
ピンク色の身体に角が特徴の女子生徒。
ヴィランに襲われていたところを出久に助けて貰って、そこで一目惚れ。
元気いっぱいでムードメーカーでもあり、そこから出久にアプローチしようとしている。
切島とは同級生で、男らしいヒーローにあこがれている切島を応援しているが、
お互い恋愛感情はない。