ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」 作:ダシマ
「夏だ!!」
「青空だ!!!」
「海だー!!!」
1年A組の生徒達は海水浴場に来ていた。爆豪と轟がいないが…。
「いやー。絶好の海水浴日和」
出久が青空を見ていた。
「そうやね!!」
「ええ。そうですわ」
「沢山泳ごうね!!」
「日焼けしそう…」
と、お茶子、八百万、芦戸、耳郎、梅雨が出久に寄って来た。当然ながら峰田と上鳴が嫉妬していた。
「いいモン!! こうなったらナンパしてやらい!!」
「そうだ!! イイ女いっぱい見つけてやるぜ!!」
「上鳴くん峰田くん!! 人様に迷惑をかけるんじゃない!!」
と、飯田に怒られていたが、上鳴と峰田は止まる気は無かった。
「早く着替えましょ」
そう言って皆更衣室に向かった。
女子更衣室
「はぁ…」
耳郎はため息をつきながらお茶子たちを見た。理由は言うまでもない。
(何でうちだけ胸ないんだろ…)
そして十数分後、男子達は着替えて外に出てきたが、出久の姿は無かった。
「お待たせー」
葉隠の声がして、女子達が男子たちの前に姿を現した。皆それぞれ個性が出ている水着だった。お茶子、芦戸は個性を重視した水着、耳郎、梅雨は露出控えめだが女性らしさが出ている水着。葉隠と八百万は若干セクシーな水着だった。
(神に感謝…)
上鳴と峰田は拝んだ。正直全員紺の競泳水着かなーと思っていたが、思った以上に頑張っていて感動していた。ちなみに女性教諭のミッドナイトはこう言っていた。
「水着を着るなら思い切って派手なのにしなさい!! そういうファッションセンスも見られるから!! いやマジで!! それで仕事来なくなった女子ヒーローいるから!!」
とまあ、なぜか必死だった。ちなみに彼女は今年で3…
「まだ行けますからー!!!!」
「あれ? ところでデクくんは?」
「トイレだって」
お茶子の問いに切島が答えると、
「いやー。お待たせー」
「!!?」
出久が現れたがフルボディタイプの競泳水着だった。
(露出完全OFF!!!(大汗))
「麗日さん達ももう着替え終わってたんだ」
「あ、うん…」
女性陣は言葉を失っていた。
(よっしゃ緑谷の水着にドン引きしてる!!)
(これで終わるか!!? 緑谷の天下!!!)
と、上鳴と峰田が裏で笑っていたが、これで終わったなどとその気になっていたお前らの姿はお笑いだったぜぇ?
(何でパラガス!!?(大汗))
「まあ、荷物置きに行こうか」
と、皆が移動しだしたが、芦戸が出久に近づいた。
「それ、どこで買ったの?」
アプローチをかけてきた。
「大型スポーツショップ店だよ」
「へー。ねえねえ。アタシの水着どうかな?」
「芦戸さんの個性が出ていいと思うね」
「ありがとー」
と、芦戸が出久の腕を組んだ。
(本当にお笑いだったぜぇ…)
上鳴と峰田が敗北に打ちひしがれて砂になったが、他のメンバーはそんな二人に目もくれずに出久と芦戸に続いた。
「ちょ、二人とも待ってー!!」
「出久さん! お待ちになってください!」
と、ヒロインズも出久と芦戸を追いかけていった。
「…ドンマイ!」
葉隠が声をかけたが、尾白と一緒に歩いていった。
そしてパラソルとか色々準備して…。
「それではまずは準備体操から!!」
「ちょ、飯田!!」
「真面目だな…」
丁寧に準備体操をしようとする飯田に対して、上鳴や瀬呂が苦笑いしたが、
「あ、いっちにーさんしー」
出久が準備体操をしていた。そんな出久を皆が見ていた。
「いや、ヒーローになるんだったらお手本にならんと。ほれ、子供達も見てるで」
皆が出久をじーっと見ていた。
「あんま遠い所まで行ったらダメだよ。戻れなくなるから」
「はーい」
「分かれば宜しい」
そんな姿にヒロインズはメロメロになった。
(ご都合主義…)
(言ってる事は正しいけどご都合主義感が否めない…!!!)
ところがどっこい。
「私達も準備体操をしましょう!!」
「はい、いっちにーさんしー」
と、ヒロインズも準備体操をしていたが、乳房が自重しなかった。
「オラァ男子!! こっち見てんじゃねぇ!!」
「耳郎。言葉遣い」
「そうそう。一般の人も見てんだから」
耳郎が注意するが、上鳴と峰田が冷静に注意した。
「……!!」
男性の一般客がガン見していた。中には一緒に来ていた女性客に頭を叩かれたりしていた。
「……」
そんな一般客に対し、出久は客たちを撮影した。
「皆さーん。楽しんでますかー」
「楽しんでまーす!!!」
「これ何かあった時に警察に提出しますので」
「はーい!!」
「もう警察に捕まってもいいのでおっぱいみせてください!!!」
「もうオレに居場所なんて無いから冥途の土産に!!」
「潔い!!!(大汗)」
「諦めんな!!!(大汗)」
と、準備体操をするのに色々あったけど、ひと段落して皆海で遊んだ。
青山優雅は自撮りしていたり、
飯田はパトロールをしていたり、
尾白は葉隠と一緒に遊んでいたり、
上鳴と峰田は本当にナンパしては振られるか、飯田に連行されたり、
切島と瀬呂、砂藤は普通に遊んでたり、
障子、口田は砂の城を作っていたり、
常闇はパラソルの下にいたり、
皆がそれぞれ有意義な時間を過ごしていた。
そんな中出久は…。
「それー!!」
「あははははは」
と、ヒロインズと普通に水を掛け合って遊んでいた。
「めっちゃ平和」
あまりの平和ぶりに出久が思わず突っ込んだ。
「こういう時ってヴィランとか来たりするのかな…」
「もーやめてよ麗日―」
「あー。そういや僕達が来る前にヴィランというか、マナーの悪い客が暴れてたみたいだけど、取り押さえられたって」
「へー」
出久の言葉にヒロインズが驚いた。
「で…何か用かな? 峰田くん」
「いや、お前普通に女子と遊んでるやんけ!!」
「オレ達も混ぜろい!!」
「ナンパは上手く行った?」
「行かねぇんだよこれが…」
「いってたまるか」
上鳴と峰田が落胆すると、耳郎が冷徹に突っ込んだ。
「で、耳郎さんは上手く行ったの?」
「は?」
「緑谷くんへの逆ナンパ」
「お、お前らと一緒にすなよ!!///////」
耳郎が突っ込んだ。
「あ、もうアタシが先客だから」
「はぁ!!?」
「あ、芦戸さん!! どういう事ですか!!」
「はつみみよ」
と、5人が出久を取り合っていた。
「随分モテモテやんけ緑谷く~ん…」
「ちょっとオレ達と一緒に来いや…」
「いいよ」
「ビーチフラッグで勝負じゃーい!!!」
「お! ビーチフラッグやるのか!! オレも混ぜてくれー!!」
こうして、出久達は思い思いに海水浴を楽しんだとさ。
「本当に何事もなく平和だった」
と、出久は後にそう語ったという。
「でもビキニが取れるっていうエッチなハプニングがあれば…」
峰田がそう呟いたが…。まあ、それはそれで。
おしまい
キャラクターファイル10
尾白 猿夫(おじろ ましらお)
A組屈指の普通で真面目少年。大きな尻尾があること以外は普通。
本人も影の薄さを気にしていたが、出久を見てもう普通でいいかなと思い始めている。
最近の悩みは葉隠との関係をA組のほぼ全員から冷やかされる事。