ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」   作:ダシマ

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閉ざされた過去編
第31話「急展開」


 それはある日の事だった…。

 

『敵連合主犯格 死柄木弔 緊急逮捕!! 敵連合壊滅へ!!』

 

 というニュースが流れた。敵連合とは現在のヒーロー社会で一番有名な敵の組織であり、一度雄英高校にも侵入したことのある敵だった。

 

 

 このニュースは雄英高校でも伝わった…。

 

上鳴「聞いたか!? USJに侵入してたやつら全員捕まったってよ!!」

瀬呂「マジか!!」

 

 と、A組の間でも大騒ぎになっていた。

 

出久「……」

 

 出久も新聞を見つめていた。

 

お茶子「デクくん聞いた!?」

出久「うん。知ってるよ」

 

 出久の周りには葉隠以外の女子が集まっていたが、出久が何か考え込んでいる様子だった。

 

八百万「あの、出久さん?」

出久「いや、ちょっと驚いただけさ…」

梅雨「……」

 

 爆豪が出久を見つめた。

 

 そして放課後になった。

 

お茶子「デクくん。一緒に帰ろ」

出久「ゴメン。ちょっと急用が出来たからまた明日ね」

 

 そう言って出久は走り去っていった。

 

切島「緑谷の奴…何をあんなに急いでるんだ?」

瀬呂「さあ…」

 

 すると爆豪は

 

爆豪「おい、八百万」

 

 と、爆豪が八百万を読んだ。

 

八百万「な、なんですの?」

切島「珍しいな。お前が名前を呼ぶなんて」

爆豪「お前、デクを尾行できる道具を作れるだろ。作れ」

「え!?」

 

 皆が驚いた。

 

爆豪「さっさとしろ。デクは何かを隠している」

切島「ば、爆豪! 一体何を…」

上鳴「そうだぜ! 個性を勝手に使ったら…」

「オレが許可する」

「!!」

 

 相澤が現れた。

 

相澤「オレも気になってはいたが、何か隠してるようだ。八百万、作れるか」

八百万「え、ええ…」

上鳴「って、八百万も作れるのかよ!!」

 

 と、八百万が道具を作った。

 

八百万「つ、作りましたわ!」

相澤「ご苦労」

爆豪「何であんたが道具を受け取ってんだ!」

相澤「何するかわからないから。あとオレが調べてくるから大人しくしてろ」

切島「いや、もう…全員で行きましょう!!?」

 

 と、A組の面々が出久を追いかける事にした。

 

 そして出久はというと、2人の男に会っていた。一人は双葉頭が特徴の青年と、もう1人は中性的な顔立ちの少年。

 

 

出久「お久しぶりです。孫さん。飛鳥くん」

 

孫「ひさしぶりだな!」

飛鳥「久しぶり。元気にしてた?」

 

 2人とも包帯だらけだった。

 

出久「ごめんね。わざわざ来てもらって…」

飛鳥「別にいいんだけどさ」

出久「ここじゃ何だから、別の所に移動しよう」

 

 と、出久達が移動しようとすると、

 

相澤「どういう事か聞かせて貰おうか。緑谷」

「!!」

 

 A組の面々が現れた。

 

孫「なんだオマエたちは!!」

出久「どうやらバレちゃったみたいだね」

飛鳥「……」

 

 3人が相澤たちを見ていた。

 

切島「おい、あいつらって…」

上鳴「新聞に載ってたやつだぞ!! しかも…」

瀬呂「死柄木弔を捕まえた奴…」

 

 と、クラスメイト達が驚いていた。

 

飛鳥「…お久しぶりです。イレイザーヘッド」

「!!」

 

 飛鳥の言葉に驚く一同。

 

相澤「…ネス」

「!!?」

 

上鳴「外国人!?」

飛鳥「いや、れっきとした日本人です」

峰田「その前に性別は!?」

飛鳥「残念ながら男ですね」

峰田「何でぇ…男かよ」

 

 露骨に残念そうにする峰田に対し、ほっとするヒロインズ。

 

相澤「ネス。これは一体どういうことだ。何があった。話せ」

飛鳥「……」

 

 相澤の問いに飛鳥は困惑していた。

 

孫「あ、いまはあんまりひとにしゃべるなってにいちゃんがいってた」

 

 孫が答えた。

 

上鳴「それはそうと緑谷! この2人と知り合いなのか!!?」

瀬呂「そうだぜ!!」

切島「何でオレ達に黙ってたんだ!!?」

 

 と、質問攻めをする生徒達を見て飛鳥は困惑していた。

 

「そんなの決まっている。あまり口外をしてはならないからだ」

 

 と、カウボーイの格好をした40代くらいの男が現れた。

 

飛鳥「カウキングさん…」

相澤「!!」

 

 カウキング。アメリカのプロヒーローであり、孫と飛鳥のお目付け役をしてる。

(※ 孫、飛鳥、カウキングはオリジナルキャラクターです)

 

カウキング「色々思うところがあるだろうが…お引き取り願おうか」

相澤「そういう訳にはいかない」

 

 相澤がにらみを利かせた。

 

カウキング「相変わらず上から目線だな。雄英高校が大分甘やかしてるのが分かるよ」

「!!?」

 

 カウキングの言葉に皆が驚いた。

 

切島「そ、それってどういう意味ですか!!?」

カウキング「君たちもだ。もう少し配慮というものが出来ないのかね?」

「う…」

 

 カウキングの言葉に生徒達は黙りこくったが…。

 

爆豪「そんなの知った事か!!」

 

 爆豪が叫んだ。

 

爆豪「クソナードが!! 一体何を隠してやがる!! 話しやがれ!!」

カウキング「はぁ…」

 

 爆豪の言葉にカウキングがため息をついた。

 

カウキング「爆豪勝己。お前の事も調べている」

爆豪「!」

カウキング「そこまでして人のプライバシーを明かさないと気が済まないか?」

「!!」

 

 カウキングが厳しい視線をぶつける。

 

カウキング「やはり雄英はかなり甘やかされてるようだな」

「なっ…!!」

飛鳥「カウキングさん。これ以上は…」

カウキング「そうだな。緑谷出久」

出久「……」

 

 出久が口角を下げる。

 

カウキング「悪いが私も同行させて貰う。今みたいに鼠が嗅ぎまわっているからな…」

出久「分かりました」

 

 すると出久が歩を進める。

 

お茶子「ちょ、デクくん!!」

出久「大丈夫だよ。ちょっとお茶するだけだから」

 

 出久がお茶子の方を見て微笑んだ。

 

飛鳥「ていうか思ったんだけど出久」

出久「何?」

飛鳥「もしかして…昔の事、何も話してないのか?」

出久「いや、色々恥ずかしいやん」

 

 出久の言葉に飛鳥は困惑した。

 

出久「まあ、こうなったら仕方ない。近いうちに話しておくよ」

上鳴「いや、これだけは教えてくれ!! その2人とはいったいどういう関係なんだ!?」

出久「あー。簡単に言うとね。中学時代にお世話になった人たちなの」

 すると出久はこういった。

 

出久「僕…中学時代は広島にいたから」

 

 空気が止まった。

 

「え…?」

 

 これには爆豪も驚いた。

 

出久「じゃ、行きましょうか」

カウキング「ネス」

飛鳥「はい」

 飛鳥が孫、カウキング、出久の体に触れてテレポートした。

 

「消えた!!?」

 

 と、そのままA組の面々が取り残された…。

 

 

つづく

 




キャラクターファイル31

古堂 孫(こどう そん)

オリジナルキャラクター。
プロヒーローの兄を持っているが、彼自身もとても強い。
本作では出久達の宿敵であった敵連合のリーダーである死柄木弔を倒した。
普段は農業をしており、学校には通っていない。
通っていれば高校3年生である。

個性:なし

個性を持っておらず、そのままの身体能力で戦うが、
戦闘能力はプロヒーローより高い。
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