ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」   作:ダシマ

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第36話「出久の楽しい昆虫採集・2」

 前回までのあらすじ

 

 広島のプロヒーロー・インセクトガールから昆虫採集を手伝ってほしいと依頼された出久は単身広島に向かうが、出久の事が気になってお茶子たちも八百万家の力を借りて尾行するも、出久に同行していた一丈字飛鳥に見破られてしまった…。

 

 

 研究所の中

 

出久「まあ、来なきゃあまり盛り上がらんもんね」

「め、面目ないです…」

 

 と、出久とお茶子たちが鉢合わせしていて、飛鳥達も困惑していた。孫はきょとんとしていたが…。

 

インセクトガール「お友達?」

出久「あ、はい。雄英高校のヒーロー科です」

インセクトガール「へー。でもどうしてついてきたの?」

上鳴「いやあ、それは…」

飛鳥「まあ、出久もスミにおけないってことですよ」

「!!///////」

 

 飛鳥がそう言うと、お茶子、芦戸、耳郎、八百万、梅雨が頬を染めた。

 

椿(あー…そう言う事か)

 

 椿も察して日向も苦笑いしていた。孫と奈良川京はキョトンとしていたが…。

 

インセクトガール「なんかよく分かんないけど、ゆっくりしていってね!」

 

 インセクトガールは好意的に受け入れた。

 

上鳴「それにしても凄い昆虫の資料が…」

インセクトガール「そうなの! ここは私達の研究所の一つなんだよ!」

峰田「研究所の一つ?」

インセクトガール「いろんなところを拠点に昆虫の研究をしてるの! この個性社会になってから、昆虫たちの生態を特にね!」

上鳴「へえ…」

八百万「いい事だと思います!」

 

 上鳴と八百万が相槌を打つ。

 

耳郎「ところで…出久に依頼したい昆虫採集ってなんですか? わざわざ広島までくる必要がないと思うんですけど…」

 

 耳郎がインセクトガールに質問すると、インセクトガールは苦笑いした。

 

インセクトガール「あー…。実は昆虫採集って言うか、とっても大きくて危険なカブト虫がいるの。この山に」

「!!?」

 

 インセクトガールの言葉にお茶子たちが驚いた。

 

インセクトガール「で、ちょっと人手が足りないから出久くんにも手伝ってもらおうと思って」

耳郎「いや、それプロヒーローの方が良くないですか!?」

出久「そんな事を言ったらダメだよ耳郎さん」

耳郎「でも!」

 

 耳郎が出久の方を見た。

 

出久「そんな事言ってたら僕が活躍する機会なくなっちゃうでしょ」

「いや、そうだけど!!!」

「それ言ったらダメ!!!!」

 

 と、出久の発言に皆が突っ込んだ。

 

出久「というのは冗談で、これ修業でもあるんだよ」

「修業?」

出久「そう言う事。実際に経験値も積んでいくの。授業だと決まった事しかやらないから。まあ、習うより慣れよって言葉があるでしょ?」

お茶子「まあ、そりゃそうやけど…」

 

インセクトガール「で、今回は腕に覚えのある孫くんや飛鳥くんにも手伝ってもらおうって訳!」

 

 皆が孫と飛鳥を見た。

 

孫「どんなムシなんだろう」

飛鳥「とても大きいと思いますよ」

 

 と、孫と飛鳥が普通に話をしていた。

 

上鳴「そ、それだったらオレも行きたいです!!」

八百万「私も…」

インセクトガール「ありがと。でも今回はいいや。作戦立てちゃってるから…」

上鳴「そ、そうですか…」

梅雨「そうよ。いきなりおしかけておいて、めいわくよ」

 

 その時だった。

 

「ビオラ」

「お姉ちゃん!」

 

 と、一組の男女が現れた。

 

出久「アゲハガール。兜山博士!」

「こんにちは…」

「久しぶり。出久くん」

 

(また色っぽい女性が!!!)

 

 と、お茶子、八百万、耳郎、芦戸が反応して、上鳴と峰田が見とれていた。

 

インセクトガール「あ、お姉ちゃん」

上鳴・峰田「お姉ちゃん!!?」

出久「あ、紹介するね。この人はインセクトガールのお姉さんでアゲハガール」

アゲハガール「宜しくね」

出久「で、隣にいるのはアゲハガールの旦那さんで昆虫博士の兜山博士」

兜山「宜しくお願いします…」

峰田「既婚者かよぉ!!」

 

 と、峰田が嘆いていた。

 

インセクトガール「あ、アタシはまだ独身だよ」

峰田「おね」

 

 峰田がそう言いかけると梅雨が止めたが、椿がドン引きしていた。

 

椿「な、何なのこの子たち…」

出久「結構個性豊かでしょ」

椿「豊かっていうか癖が…」

日向「こ、こら!!」

 

 椿の発言に日向が慌てて諫めた。

 

アゲハガール「さて、ちょっと休憩したら行くわよ」

出久「あ、はい」

飛鳥「はい」

孫「ああ」

 

 と、アゲハガールと兜山博士は去っていった。

 

日向「それはそうと…八百万さん、お久しぶりです」

八百万「え、ええ…」

 

 日向と八百万があいさつした。

 

上鳴「知り合いだったのか!?」

八百万「ええ…。昔、父のパーティにお越し頂いた事がありまして」

出久「驚いたなぁ」

 

 出久が笑みを浮かべた。

 

椿「まさか貴方が出久の知り合いだったなんて、世の中って案外狭いのね…」

 

 椿も困惑していた。

 

上鳴「ところで林さんでしたっけ?」

日向「は、はい」

椿「何よ」

 

峰田「彼氏いるの?」

上鳴「連絡先交換しない?」

耳郎「こ、こら!!!」

 

 と、諫めた。

 

日向「い、いや彼氏は…」

椿「ごめんなさい。二人ともタイプじゃないので」

上鳴・峰田「ガビーン!!」

 

 上鳴と峰田がショックを受けた。

 

日向「ちょ、ちょっと椿!!」

椿「失礼なのは分かるけど、こういうのははっきり断らないと駄目よ!」

八百万「すいません!! 本当にすいません!!」

 

 飛鳥と京が苦笑いした。

 

出久「そういえば京くんは部活は?」

京「今日は休みだから来たぜ」

「部活?」

出久「彼ね、サッカー部なの。個性サッカー」

「へー」

 

 皆が驚いた。

 

出久「レギュラー?」

京「いや、まだ控えだけど試合には出れるようになった」

出久「そっか。良かった」

 

 飛鳥が苦笑いすると、アゲハガールがやってきた。

 

アゲハガール「孫くん、飛鳥くん、出久くん。時間よ」

飛鳥「あ、はい」

出久「それじゃあまた後でね」

日向「あ、うん。気を付けてね」

芦戸「行ってらっしゃーい!!」

 

 と、孫、飛鳥、出久、インセクトガール、アゲハガールが去っていき、飛鳥と出久の友人と同級生たちが取り残された。

 

「……」

「……」

 

 お互い沈黙が起こる。

 

上鳴「あ、折角だから…連絡交換…」

耳郎「しつこい!!!」

 

 

 どうなる。昆虫採集。

 

 

つづく

 




キャラクターファイル36

アゲハガール/兜山聖蝶(かぶとやま あげは)

オリジナルキャラクター。
インセクトガールの姉。彼女より4つ年上の24歳。
大人っぽい女性だが、彼女も昆虫マニアである。
旦那は大学時代の同級生であるが、
彼の人柄にベタ惚れして猛アタックの末に結婚。
ちなみに兜山という苗字は旧姓であるが、仕事は旧姓で活動している。

個性:バタフライ

ちょうちょのような羽をはやして空を飛ぶことが出来る。
羽はちぎれても再生するが、
やぶれている姿はあまり美しくないと彼女は感じているので、
極力傷つけないようにしている。
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