ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」 作:ダシマ
アビリティオオカブトを捕獲した出久達は意気揚々と帰ってきた
出久「ただいまー」
「あ、お帰りなさーい!」
出久達はすっかりボロボロになっていた。
日向「お疲れ様」
上鳴「カブト虫はとれたのか!?」
出久「うん。見事に」
峰田「マジかよ!!」
芦戸「今、見られる!?」
アゲハガール「見せるのは待ってね。ちょっと大人しくさせないといけないから」
と、アビリティオオカブトを見たがっている上鳴たちをアゲハガールが落ち着かせた。
椿「お風呂沸かしたわよ。先に入ってきたら?」
飛鳥「ありがとう」
峰田「これはインセクトガール達が先だよな…」
インセクトガール「あ、私お姉ちゃんと一緒に行かないといけないから、孫くん達先に入ってきていいよ」
孫「ありがとう」
峰田がショックを受けた。
梅雨「孫さん。峰田ちゃんのいうことはきにしなくていいから、はいってきてください」
孫「ありがとう。でもオマエたちははいらなくていいのか?」
耳郎「いや、まあ…」
八百万「構いませんわ。働いた孫さん達から入るのが道理かと」
孫「どうり?」
飛鳥「孫さん。皆さんが先に入ってきて良いと言っているので、先に頂きましょうか」
と、飛鳥がフォローを入れた。
飛鳥「それはそうと皆何やってたの?」
日向「あ、晩御飯の準備をしてたんだよ」
京「オレと上鳴と峰田が主に荷物持ちだったけどな…」
京がくたくたになっていた。
上鳴「ホントきつかったぜ…」
耳郎「料理はうちらがするんだから文句言うな!」
峰田「そうだぜ上鳴! 女子の手料理にありつけるんだぞ!」
上鳴「あ、そうだった。ゴメン耳郎」
耳郎「まったく現金な奴ら…」
椿「どうせだから男子全員入ってきなさいよ」
と、耳郎が憤慨していたが、その間に孫たちが風呂に入った。ちなみに大浴場である。
椿「あ、でもあんたはちょっと残って」
飛鳥「え」
椿「いいから!!」
と、飛鳥だけ取り残されてしまった。理由は顔や体が女っぽい為、上鳴や峰田が発情するからである。
飛鳥「流石に大丈夫でしょ…」
椿「なんか嫌なの!!!」
梅雨「椿ちゃん。ほんとうにごめんなさいね…」
日向「あ、いえいえ…」
と、日向と梅雨が謝りあっていた。
飛鳥「そういや何か手伝う事ってある?」
椿「無いわよ。ゆっくり休みなさい」
飛鳥「そうかい。ありがとう」
日向「ううん。飛鳥くんもお疲れ様」
お茶子たちは飛鳥達を見つめていた。
飛鳥「どうしたの?」
梅雨「いや、一丈字ちゃんと日向ちゃんたちってなかがいいわね」
芦戸「どっちかと付き合ってんの?」
飛鳥「いいや?」
日向「そ、そうですよ!! そんな…」
椿「飛鳥とお姉ちゃん、結構噂になってるよ」
飛鳥「あー…」
日向「つ、椿!!//////」
日向が頬を染めた。
芦戸「え!? そうなの!?」
飛鳥「いや、この子たちのお兄さんとは小学校からの付き合いで…」
八百万「幸生さん?」
飛鳥「はい。中学はちょっと成り行きで…」
芦戸「ねえねえ!! もっと聞かせて!!」
日向「あ、いや。本当にそんなんじゃなくて…//////」
芦戸「中学時代!!」
日向「もーっ! 椿~!!//////」
日向が憤慨すると、お茶子たちはときめいた。飛鳥は苦笑いしていたが…。
そんなこんなで夕食の時間。
上鳴「すげーっ!!」
と、カレーが作られていた。
日向「沢山あるので食べてくださいね」
飛鳥「ありがとう」
出久「ありがとね日向さん」
孫「ありがとな!」
男性陣から感謝される日向。
お茶子「あ、デクくん! うちらも作ったんやで!」
八百万「そうですわ!」
出久「そうなんだ。わざわざありがとね。麗日さん達も」
上鳴「荷物運んだんだぜ!」
峰田「感謝しろよな!」
出久「お疲れ様」
インセクトガール「それじゃ食べましょうか!」
「はい!」
「頂きます!!」
皆が食事にありついた。ちなみに辛さは全員が食べられるように甘口にしている。
上鳴「やっぱり女子の手料理はええのう…!!」
峰田「明日への活力」
上鳴と峰田が感涙していた。出久も京達と昔話に花を咲かせている。
飛鳥「で、そう言う事があってオレと京と日向は「猪狩のズッコケ三人組」って呼ばれるようになったの」
芦戸「えー!!!」
「あはははははは!!」
京「もう恥ずかしいったらありゃしないぜ/////」
日向「アハハハハ…//////」
出久「もう1年の頃は君ら3人の時代だったね」
椿「ホントそれ」
日向「もう2人とも!!」
出久と椿の冷やかしにお茶子たちはハラハラしていた。
(やっぱり椿さんと仲いいなぁ…。気のせいか楽しそうだし)
そう、出久も昔話に参加していたがとても楽しそうだったのだ。
飛鳥「でも2年生とか出久凄かったよな」
京「それな。その話をしてくれよ!」
出久「なんかあったかな…」
そんなこんなで食事も終わり、就寝しようとしていた。男子と女子に別れる。
峰田「ここはひとつ、女子の部屋に遊びに行って…」
飛鳥「やめときなよ。もし見つかったら明日の朝の散歩、留守番だって」
上鳴「どういう事だよ」
飛鳥「明日の朝、この周りを皆で散歩しようって話になったんだよ」
峰田「朝よりも夜だろうが!!」
飛鳥「そう? じゃあ一人で寂しく留守番してる?」
上鳴「女子と散歩って…よくよく考えたらビッグチャンスじゃねぇか!!」
飛鳥「そうだよ。普通はこんな事ないんだよ」
飛鳥の目のハイライトが消えた。
飛鳥「彼女たちも難しい年ごろだから…賢い判断をした方が良いよ」
上鳴「お、お前…」
峰田「おやすみなさい」
飛鳥「お休み」
と、峰田が就寝した。
飛鳥「まあ、椿や幸生さんに怒られたくないだけなんだけどね」
上鳴「…そんなに怖いのか?」
飛鳥「幸生さんがシスコンだからなぁ…」
飛鳥が見上げると、その隣の女子部屋では気まずい空気だった。
耳郎「え、そんなにシスコンなの?」
椿「まあね…。お兄ちゃん、何かしら飛鳥にあたるから…」
と、椿が額を抑えていた。
出久「もうそろそろ寝よう。これ以上変な事言うと、盗聴されてるかもしれないから…」
耳郎「!!」
翌朝、全員で散歩に出かけたが、女子がいっぱいいる事もあり、上鳴と峰田は大満足だったという。
そして朝食を食べ終わった後、捕獲したアビリティオオカブトを全員で見た。
芦戸「すごくでかっ!!」
上鳴「こんなのと戦ってたのかよ!!」
出久「まあね。でも数人で連係プレイをしてやっとだよ」
お茶子たちは改めて出久をバケモノと感じた。
出久「いやあ…。本当に思い出すなぁ。修業の日々を…」
飛鳥「それな。和哉さんに何度もぶっ飛ばされて、滅茶苦茶にされてたもんな」
出久「孫さんにもぶっ飛ばされたなぁ」
孫「ん?」
出久「でもそのお陰でこんなにでっかいカブト虫と戦えたんだ。これで良かったんだよ」
飛鳥「それもそうだな。カブト虫でてこずってたら、ヒーローになれないもんな」
出久と飛鳥が物思いに更けていた。それを見てお茶子はいてもたっていられなくなったのか、
お茶子「デクくん」
出久「なあに?」
お茶子「その…雄英に戻ったら、もうちょっと詳しく聞かせて」
出久「え? いいよ」
上鳴「オレもオレも!!」
お茶子が出久に駆け寄ってそう言うと、クラスメイト達が出久に集まりだして、飛鳥、京、日向、椿は笑みを浮かべた。
そして…
出久「いやー。楽しかったよ」
飛鳥「こっちも」
広島駅で出久達を見送る飛鳥達。
梅雨「きゅうにおしかけてごめんなさいね」
椿「もう今度からはちゃんと連絡しなさいよ」
日向「まあまあ…。でも、梅雨さん達に会えてよかったよ」
梅雨「梅雨ちゃんと呼んで」
梅雨が笑みを浮かべた。
インセクトガール「本当にありがとね。出久くん」
出久「いえ」
インセクトガールと出久が握手をすると、他の生徒とも握手した。
出久「今度はこっちに遊びに来てね」
飛鳥「機会があれば行くよ」
八百万「大歓迎ですわ!!」
そして出久達は改札をくくって、飛鳥達に手を振って別れた。そして出久達は見えなくなった。
日向「行っちゃったね…」
飛鳥「ああ」
飛鳥が口角を上げると、中学時代の事を思い出していた。教室で過ごした時の事、和哉のもとで修業したこと、ぶつかり合った事、そして皆で笑いあったときの事を。
飛鳥「でももう、今の出久なら大丈夫さ」
京「飛鳥…」
日向と椿が顔を合わせると、正面を向いていつくしむ表情をした。
椿「そうね」
日向「梅雨ちゃん達もいるもんね」
孫「イズクはつよくなった。だからいつかヒーローになれる!」
孫がそう言い切ると、飛鳥も笑みを浮かべてこう言った。
飛鳥「ええ。絶対になれますよ。ヒーローに」
出久は懐かしそうに笑みを浮かべて、仲間と共に帰りの新幹線を待っていた。
つづく
キャラクターファイル38
材 日向(はやし ひゅうが)
オリジナルキャラクター。
飛鳥の同級生で、林椿の双子の姉。ロングヘアーで眼鏡をかけている。
大人しくて物腰が柔らかいが、昆虫を触れたり、力持ちだったりと、
結構凄い。