ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」 作:ダシマ
第42話「6人目の女・1」
「という訳で、来たわよ」
前回までのあらすじ
ある日の休日。上鳴電気と峰田実は気分転換に街を出歩いていた。すると、プッシ―キャッツのメンバーである女性ヒーロー・マンダレイと仲睦まじげに歩いていた出久と遭遇。
問い詰めた末、出久はただ一緒に買い物をして一緒にご飯を食べただけと主張したが、それでも彼らと、その翌日に事情を知ったお茶子たちの怒りが収まる事はなかった。
それをうやむやにしたまま昼休憩を迎え、皆で食堂のテレビを見ると、日本のトップヒーローの1人である女性ヒーロー「リューキュウ」が出久に対してラブコールを送っていたのだった。
それだけならまだしも、いつものようにヒーロー訓練をやった後の放課後にリューキュウ本人が現れたという。
果たしてどうなる緑谷出久。そしてA組!!
出久「リューキュウ」
ヒロインズ「……!!!(大汗)」
リューキュウのまさかの登場にヒロインズは言葉を失っていたが、出久はいつも通りのほほんとしていた。
上鳴「いや…あの…緑谷…」
峰田「どっからどうつっこんだらええねん…」
上鳴と峰田も真っ白になって、何も言えなくなっていた。
爆豪「……!!(激怒)」
爆豪にいたってはいつも通りイライラして、他の生徒達は何とも言えなさそうにしていた。
出久「こんにちは」
リューキュウ「こんにちは」
出久が挨拶するとリューキュウがあいさつし返した。
リューキュウ「で、答えは?」
出久「ごめんなさい」
「もうそこまで行ってるの!!!?(大汗)」
お茶子たちが絶句していた。
そして…。
耳郎「これより緊急会議を始める!!」
出久「裁判長! 帰っても宜しいでしょうか!!」
耳郎「被告人は黙れ!!」
とある会議室で緊急会議が行われた。そこには出久、ヒロインズ、リューキュウ以外にも…というかA組全員いた。
お茶子「いや、デクくんどういう事なん!!?」
出久「ちょっとした知り合いなのですよ…」
梅雨「もしかしてわたしたちとおなじように、リューキュウのことたすけたの?」
出久「いいや?」
出久が否定するも…。
耳郎「リューキュウに聞いた方が早いよ」
リューキュウ「そうね。あれは忘れもしなかったある冬の事…」
ある冬の事。リューキュウはヴィランと戦っていた。
リューキュウ「チッ!!」
「フハハハハ!! クリスマスに女一人で立ち向かうとは可哀そうな奴だ!!」
クリスマスにリューキュウはたった一人でヴィランと戦っていた。相手は思った以上に強く、リューキュウはボロボロになっていた。
リューキュウ(増援が来るまでまだ時間がかかる…。ここは何としても…)
「死ねぇ!!!」
と、ヴィランがリューキュウの顔に一撃を食らわせようとしたその時、誰かがヴィランの拳を受け止めた。
「!!?」
リューキュウ「!!!」
出久だった。
「な、なんだてめえは!!」
出久「メリークリスマス」
「!」
出久が笑みを浮かべた。
出久「市民とヒーローを困らせる輩はパンチをプレゼントだ!!」
「ぶへぇーっ!!!」
と、出久が殴り飛ばすと、ヴィランが気絶した。
リューキュウ「……!!!」
出久「まだワンパンマンと張り合えそうにないな…」
出久がそう呟いて去っていった。
出久「さて、帰りましょ」
リューキュウ「ま、待って!!」
出久「あ、そうだ。これ、傷薬渡しておきますね」
リューキュウ「!」
出久が塗り薬を渡した。
出久「メリークリスマス。平和なひと時をプレゼントしてくれてありがとう」
リューキュウ「!!」
出久「では」
そう言って出久は去っていき、リューキュウは恋に落ちて今に至る。
リューキュウ「もう、虜♥///////」
(今の話のどこに惚れる要素が…?)
(終始緑谷がふざけてるようにしか…)
出久「嫌ですなぁ。ただのリップサービスですよ」
リューキュウ「それでもあなたの何気ない優しい一言は、落ちるのに十分すぎるわ」
ヒロインズ「……!!(汗)」
ヒロインズも人の事が言えないので何とも言えなさそうにしていた。
上鳴「それはそうと緑谷。どうして振ったんだよ」
峰田「やっぱりプロヒーローは憧れの存在だからか!?」
出久「それもそうだし、僕年上はちょっと…」
「好みの問題だった!!!(大汗)」
リューキュウ「分かるわ。出久くんが数年たつのを待ってなきゃいけないもの。その間に私はもう30。でもまだ行けるわ! 子供も産めるわ! ていうか個性が発達してからそういうのも結構大丈夫になって来たから!!」
「どんだけ緑谷と結婚したいんだよ!!!(大汗)」
リューキュウが熱弁するのに対して、生徒達が突っ込んだ。
峰田「何で緑谷ばっかりなんだよぉ~~~~~」
上鳴「主人公だからか!!? 主人公だからかぁ!!!?」
耳郎「いや、あんた達は普通に下心あり過ぎ」
出久との差に絶望する峰田と上鳴に対し、耳郎が冷徹に突っ込んだ。
お茶子「それはそうとちょっと待ってください!」
八百万「そうですわ!! いきなり現れて何なんですの!?」
リューキュウ「ん? あんた達誰?」
リューキュウが興味なさそうにお茶子たちを見た。
八百万「私はヒーロー科の八百万百と申します! 僭越ながら…私の方が出久さんと親しいかと…!!」
「!!」
皆が反応した。
(ヤオモモがついにアプローチを!!)
(面白いことになりそうなのと、めんどくさい事になりそうなの同時にキタァ!!)
リューキュウ「へー。クラスが一緒だからとかじゃなくて?」
「!!?」
芦戸「いいの!!? プロヒーローがそんな態度取って!!」
リューキュウ「恋する男を取られそうになってるんだからなりふり構ってられないわよ!」
(いや、学校なんだから少しは自重しろよ…)
と、リューキュウに対して少し幻滅する生徒達だった。
リューキュウ「私が今までどんな思いで、出久くんを遠くから見てたと思ってるの!? あ、そうだ。職場体験だけどグラントリノの所に行ったそうじゃない」
出久「オールマイトに決められました」
リューキュウ「ハァー…。あのKY…」
「あの、大先輩ですよね?(汗)」
偉大なる大先輩に対して暴言を吐いたので、生徒達は慌てた。
リューキュウ「先輩だけど、余計な事して~!! あ、私指名入れてたの知ってた」
出久「あ、はい。最初リューキュウしか入ってなくて、最初はそこに行こうかなと思ってたんですよ」
リューキュウ「」
出久「でもオールマイトがグラントリノの所に行きなさいって」
リューキュウ「オールマイト殴りてぇ~~~~」
「リューキュウさん!!?(大汗)」
そしてオールマイトが陰で見ていた。
オールマイト「…ゴメンネ」
つづく
キャラクターファイル42
リューキュウ/竜間龍子
日本のトッププロヒーローの1人。
戦っている姿と個性がかっこいい事から大人気。
本作ではとある理由から出久にベタ惚れしていて、
結婚も視野に入れている。
実はインタビューとかで度々話をしていた。
果たして出久はどうするのか…?