ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」 作:ダシマ
リューキュウが雄英高校にやってきて、出久に求婚してきた。
出久「言いたい事はよく分かったけど…」
リューキュウ「私は気長に待つわ」
出久「それで他の人と結婚したら?」
リューキュウ「諦めるしかないけど、予定あるの?」
出久「無いですけど」
峰田「おいコラ緑谷お前いい加減にしろぉおおおおおおおおおおおおおお!!!」
上鳴「打ち切りだ!! このシリーズ打ち切りだ!!」
峰田と上鳴が憤慨した。
出久「大丈夫だよ。あと7回で終わるから」
「そういう事を言うんじゃない!!!(大汗)」
お茶子(あと7回…あと7回で決着をつけなアカンって事かいな…!!)
八百万(時間に余裕はございませんわね…!!)
耳郎(遂にはっきりする時が来るのか…!!)
梅雨(ここからがしょうねんばね)
芦戸「絶対に出久は渡さないんだから!!」
「一人だけ声が出てるよ!!!(大汗)」
お茶子、八百万、耳郎、梅雨がまだ自分達にもチャンスがあると心の中で思う中、芦戸が一人だけ声を漏らしていた。
出久「オチとしては100点」
芦戸「え、あ、そう?」
峰田「ていうか緑谷お前…」
上鳴「そろそろはっきり決めたらどうなんだよ」
出久「誰を彼女にするのかって?」
空気が止まった。
出久「今はいいかな」
上鳴「そうかもしれねぇけどよ!!」
峰田「麗日たちがこんなにもお前の事を想ってるんだぞ!!」
と、上鳴と峰田が出久に怒鳴る。
リューキュウ「確かに気持ちは分かるけど、こればかりは当人の問題よ」
「!」
リューキュウが大人の対応を見せた。
リューキュウ「私だって本当は今すぐにでも選んでほしいけど、彼を待つ事にするわ」
芦戸「高校生に手を出したら捕まるもんね」
リューキュウ「うん」
「いや、うんって!!」
リューキュウ「私としてはそうしてくれる方がありがたい!!」
「いや、結局自分の事しか考えてないし、それヒーローとしてどうなの!!?(大汗)」
リューキュウ「で、もう一つ話しておかない事があってね」
出久「何ですか?」
リューキュウ「今度、インターンシップがあるの知ってる?」
空気が止まった。
出久「ええ。存じ上げておりますよ」
リューキュウ「今度はちゃんと来てね。グラントリノ今忙しいらしいから、電話かけても断られるわよ」
「どんだけだよ!!」
八百万「いや、ちょっと待ってください!! 結局出久さんを独り占めしたいんじゃないですか!!?」
お茶子「それやったらうちも…」
梅雨「たしかげんさくでも…」
リューキュウ「私が代わりのプロヒーロー紹介してあげるわね。ミルコっていうんだけど」
「あの人事務所持ってねーだろ!!!(大汗)」
リューキュウ「ていうか、クラスでずっと一緒なんだから我慢しなさいよ」
お茶子「そんな事言って絶対手を出すパターンやろ!!」
八百万「そうですわ!!」
と、ヒロインズが醜い言い争いを行っていた。
オールマイト(…どうしよう。緑谷少年にはナイトアイの事務所もいいかなって思ったんだけど)
オールマイトは陰から出久を見ていた。結局「ワン・フォー・オール」は引き継いでもらっていない。
出久「まあ、オールマイトが何も言ってこなかったらそうしますね」
お茶子「ちょ、デクくん!」
リューキュウ「約束よ! あ、オールマイトには私から言っとくから。言う必要ないと思うけど」
オールマイト「!!!(大汗)」
そんなこんなでリューキュウとの話が終わって、リューキュウは帰っていった。
出久「ふー…」
出久が一息ついた。
出久「罵倒したければすればいいさ」
峰田「お前って奴は…」
上鳴「勿体ねぇ…ああ勿体ねぇ勿体ねぇ…」
峰田と上鳴は嘆いていた。
お茶子「デクくん…」
出久「何です?」
出久がお茶子たちを見ると、お茶子たちは寂しそうな顔をしていた。
リューキュウ「ホンマにリューキュウの所に行くん?」
出久「まだ決定じゃないけどね。もしもオールマイトが何もしなかったら、行く予定」
耳郎「どうして行くんだよ!」
出久「多分もう手をまわしちゃってると思うよ。あのヒーローインタビューがまさにそうだし」
芦戸「大人ってきたなーい!!!」
芦戸が頭をかきむしった。
出久「まあ、明日の事は明日考えましょう」
と、出久が暢気に言ってると、
耳郎「待てよ。出久」
出久「?」
耳郎が出久に話しかけると、出久が耳郎を向いた。
出久「なあに?」
耳郎「その…」
耳郎が頬を染めた。
芦戸「あ、分かった。出久、背中に何かついてるよ」
出久「あ、ホントだ。ありがとう」
芦戸が糸くずを取って出久に見せた。
芦戸「これを教えたかったんだよね」
耳郎「いや、違う…」
芦戸「あ、違うんだ。じゃあ何?」
耳郎「えっと…」
耳郎がもじもじしていた。
耳郎「その、出久はうちの事…どう思ってるんだよ…//////」
空気が止まった。
(おおおおお…!!)
と、一部の男子が反応した。
出久「大事なクラスメイトかな」
耳郎「そ、そうか…」
耳郎が落ち込んだ。
出久「本当にそこまで僕の事を想ってくれて嬉しいよ。耳郎さんだけじゃなくて他の皆も」
切島「緑谷…」
出久「まあ、彼女を作ってもいいと思うんだけどね」
「!!」
出久が口角を下げた。
出久「でもそれだと何かが変わってしまう気がするんだよね。相手がいるとどうしても気を遣う所があるし」
「緑谷…」
すると、
「オレは応援するぜ。緑谷」
「!!」
切島が口を開いた。
切島「芦戸達には悪りーけど、男が一度決めた事は簡単には曲げられねぇよ」
芦戸「切島…」
出久「ありがとう切島くん」
切島「オレだって最初は芦戸達を応援してた。そして何で緑谷はそれに答えようとしないんだって苛立ってたけど、緑谷は中途半端な覚悟でここに臨んだんじゃない。本気なんだ。オレはその本気になった男の覚悟を最後まで見届けたい」
芦戸「切島…」
芦戸が切島を見つめると、笑みを浮かべた。
芦戸「…そっか。そうだったね」
「!!」
芦戸「アタシはそう言う所も含めて、出久の事を好きになったんだった」
出久「芦戸さん…」
芦戸「アタシも待つことにするよ。その代わり、ちゃんと最後まで貫いてよね!」
出久「ロンモチ」
出久が親指を立てると、他の4人も苦笑いした。
梅雨「…わたしたちもまちましょう」
耳郎「そうだな」
八百万「ええ」
お茶子「それがデクくんやもんね」
と、自分に言い聞かせるように納得した。
出久「ありがとう。切島くん」
切島「いいって事よ」
そう言って切島は親指を立てるのだった。
その夜、
「待ってるわよ出久くん。私はいつまでも…」
自室でリューキュウは出久の写真を見つめていた。
つづく
キャラクターファイル43
鍬形 博
オリジナルキャラクター。
アゲハガールの夫であり、学者である。
昆虫を自在に操る個性を持っていて、
そのうえ紳士的な性格である為、アゲハガールに猛アタックされて結婚。