ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」   作:ダシマ

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第44話「6人目の女・3」

 

 

 リューキュウという強力なライバルが現れて、気が気じゃないお茶子、八百万、耳郎、梅雨、芦戸の5人。

 

 リューキュウが言っていた通り自分達は学校もクラスも一緒で、出久と一緒にいる時間は多いので圧倒的に有利ではあるが、一緒にいるからこそ出久がどういう人間かよく分かっている為、苦労していた。

 

お茶子(はぁ…)

 

八百万(出久さんが夢をかなえない限り、振り向いてくれませんものね…)

 

梅雨(こればかりはしかたないわ)

 

耳郎(出久だけじゃなくてうちらもレベルアップしなきゃいけねぇしなぁ…)

 

芦戸(でもやっぱりリューキュウは大人の女って感じだもんね…)

 

 と、悶々していた。

 

 そんなある日の事だった。

 

相澤「今日は先輩たちと交流を深めてもらう。この3人に来てもらった」

 

 と、1年A組の教室に3人の生徒がやってきた。1人は金髪で長身の男子生徒・通形ミリオ、2人目はひょろひょろとして暗そうな男子生徒・天喰環、そしてもう1人が明るい女子生徒・波動ねじれだった。

 

峰田「おい緑谷! あの女の先輩には手を出すなよ!」

出久「OK。ノータッチでいこう」

ねじれ「えー!! 仲良くしようよー!」

 

 峰田と出久がボソボソ話をして、ねじれには話しかけないように打ち合わせをしたが、ねじれに聞かれていた。

 

ねじれ「あ、私は波動ねじれ! リューキュウの事務所でインターンやってるんだよ!」

「!!!?(大汗)」

 

 A組の生徒は察した。これは修羅場の予感がすると…。

 

出久「そうなんですかー」

峰田「おいィィィィィィィィ!! フラグ建造してるじゃねぇか!!」

上鳴「インターンマジでリューキュウの所に行くの!!?」

出久「オールマイトが何も言わなかったらね」

上鳴「オールマイトー!! 来てくれー!!」

峰田「いつもみたいに『私が来た!!』って言ってくれー!!!」

 

 と、上鳴と峰田が騒ぐと相澤が個性を使った。

 

相澤「合理的に欠ける真似はよせ」

上鳴「全然合理的ですよ!!」

峰田「このままだと相澤先生に全部とばっちり来る可能性があるんですよ!!? リューキュウから!!」

相澤「……」

 

 相澤が考えた。

 

「…相澤先生?」

相澤「オールマイトさんを呼んでくる」

「おいコラクソ教師!!!」

「最低か!!!」

 

 自分にマイナスな事は絶対に避けたい相澤は、ねじれ達をほっぽりだして、オールマイトを呼びに行った。

 

 そして沈黙していた。

 

ミリオ「よし、それじゃ皆!」

 通形ミリオが先陣を切った。

 

ミリオ「オレと勝負してみないか!?」

 と、言い放つと、A組の生徒は驚きを隠せなかった。

 

切島「せ、先輩たちと!!?」

瀬呂「勝てるかなぁ…」

ミリオ「勿論A組全員でのハンデ付きだ!」

「!!」

 

環「ミリオ…。そんな大口叩いていいのか…!?」

ミリオ「まあ、半年もやってるからどれだけ強くなってるのか確かめたいと思うんだよね」

環「それはそうだけど…」

ねじれ「それはいいけどー」

 ねじれが出久を見た。

 

ねじれ「あ、そうだ。出久くんだっけ? リューキュウがインターンシップ来てくれって。大丈夫かな?」

出久「今のところは…」

 

 その時だった。

 

相澤「緑谷」

 相澤とオールマイトがやってきた。

 

出久「相澤先生」

相澤「インターンシップだが、サー・ナイトアイ事務所に行け」

オールマイト「私の元サイドキックなんだ…」

ねじれ「え~~~~~!!!?」

 ねじれが反応した。

 

ねじれ「どうしてぇ!?」

オールマイト「いや、どうしてってねぇ…」

 その時だった。

 

お茶子「私もナイトアイ事務所に行った方が良いと思います」

八百万「私もです」

耳郎「うちも」

梅雨「そのほうがいいわ」

芦戸「うんうん。間違いない!」

ねじれ「ちょっとー!! そんなの横暴だよ! ここは出久くんに決めさせよう!? どこ行きたい!?」

出久「間を取ってファットガム事務所」

環「絶対イヤ!!!」

 環が叫んだ。

 

環「死にたくない!!!」

ミリオ「いや、死にはしないだろ」

ねじれ「どーしてー!!?」

出久「いや、少なくともナイトアイ事務所は嫌な予感がするんだよね…」

 出久の言葉に皆が首を傾げた。

出久「リューキュウ事務所もいいかなーって思ったんだけど、ファットガムが無難かな」

環「オレが無難じゃなくなるので、他をあたってください(汗)」

ねじれ「大丈夫だよー。受け入れるのは出久くん1人だけだって言ってたし、私もついてるから! ていうかよくよく考えたら相澤先生もリューキュウの所に行かせたら、リューキュウから色々怒られずに済むよ?」

相澤「…言われてみればそうだな」

オールマイト「いや、あの、相澤くん!!?(大汗)」

 オールマイトが考えたその時だった。

 

ねじれ「それじゃこうしましょ! もしもミリオくんと貴方達A組が戦って、ミリオが勝ったら出久くんはリューキュウの事務所! あなた達が勝ったらナイトアイの事務所ね!」

ヒロインズ「乗ったぁ!!」

(ええええええええええええええええええ)

 男子たちと葉隠は完全にとばっちりだった。

 

出久「こりゃあ面白いことになって来たでぇ」

峰田「何他人事みたいに言ってんだよ緑谷ぁ!!」

上鳴「お前のせいだからな!!!」

 峰田と上鳴が激昂した。

 

オールマイト「いや、その…」

相澤「ハァ…。どこまでも非合理的な奴らだ」

 そんな生徒達を見て、オールマイトはオロオロし、相澤が額を抑えた。

 

 こうして、午後の実習で勝負をすることになった。

 

出久「自分で決めてもこれだもんなぁ…」

 と、出久が一人で食堂に向かっていると、テレビにあるニュースをしていて、それは目に移った。

 

『きょう未明、指定敵組織『死穢八斎會』の本部で大規模な戦闘が行われ、死穢八斎會の若頭である治崎廻容疑者らが児童虐待容疑、危険物密造の容疑で逮捕されました』

 

出久「へー…」

 次の瞬間、出久は目を疑った。

 

『治崎廻容疑者らの逮捕に貢献したのは広島のプロヒーローチーム『WONDER BOY』で、首謀者であった治崎廻容疑者を撃破したのは、WONDER BOYリーダー・古堂和哉さんとの事です』

出久「!!?!」

 

 すると映像には3人の男が映っていて、そのうちの2人は孫と飛鳥だった。そしてもう1人が古堂和哉らしき人物と思われる、目に大きな隈がある男だった。

 

『また、WONDER BOYは治崎廻容疑者に虐待されていたと思われる少女を保護したとの事で、警察は詳しく調査を進めています』

 

 

出久「……」

 

 

つづく

 




キャラクターファイル44

波動ねじれ

雄英高校トップスクールヒーロー「BIG3」の1人。
リューキュウの事務所でインターンシップを行っている。
天真爛漫で天然ボケ気質だが、やる時はやる。
リューキュウののろけ話にサイドキックたちが呆れる中、
彼女はいつも通り聞いている…。
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