ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」   作:ダシマ

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第45話「6人目の女・4」

 

 

 孫や飛鳥達が『死穢八斎會』という敵と戦っていたことに衝撃を受けた出久。

 

出久「……」

 

 出久が教室に帰ってくると、

 

「緑谷!!!」

 

 と、上鳴や峰田を筆頭にクラスメイト達がやってきた。

 

上鳴「お前ニュース見たか!!?」

峰田「古堂さんや一丈字が死穢なんとかと戦ってたって…」

出久「いやあ、驚いたなぁ」

 

 出久がすっとぼけたように言い放った。

 

出久「まあ、和哉さんの実力を考えれば当然と言えば当然かな。でも死穢八斎會と戦うなんて…」

「!!?」

 

 出久の言葉に皆が驚いた。

 

瀬呂「知ってるのか!? 奴らの事を!」

出久「ちょっとだけだけどね。さて、そんな事よりも…3年生との練習試合に集中しようか」

 

 そして体育館に移動する。

 

ミリオ「さあ、どっからでもかかってこい!!」

 と、ミリオが構えた。

 

常闇「待ってください」

「!?」

 

 常闇が口を開いた。

 

常闇「我々にハンデがあるとはいえ、敵との戦闘も経験しています」

切島「そんなに心配されるほど、オレら雑魚に見えますか!?」

 

 と、切島も続いた。

 

ミリオ「まあ、だからこそだよね」

「!」

ミリオ「さあ、かかってきなよ!!」

 

 こうしてミリオとA組(爆豪、轟のぞく)との戦いが始まったが、3年生というだけあり、ミリオはA組を圧倒していった。

 

爆豪「何でオレらは見学なんだよ!!」

相澤「仮免落ちた以上、戦いに入っても時間の無駄だ。見てろ」

 

 相澤が捕縛布で爆豪をしばりつけていた。轟が見学している。

 

上鳴「主戦力がー!!!」

峰田「どうしても黒星つけたくないだけだろ…ぐはっ!!」

 

 残ったのは出久だけになり、それ以外の生徒は腹を抑えて倒れていた。

 

出久「あらまあ」

ミリオ「さて、残るは君だけだ!!」

 

お茶子「デ、デクくん…!」

八百万「お気をつけて…!!」

 

 ヒロインズも腹を抑えながら出久を見た。

 

出久「僕を最後にするあたり…出来るな」

ミリオ「さあ、かかってこい!!」

 

 と、出久とミリオが激闘を繰り広げた。あまりにもレベルが違う戦いにA組の生徒は絶句した。

 

 

轟「強い…」

相澤「それはそうだ」

 

 轟の言葉に相澤が反応した。

 

相澤「あの男の元で修業していた緑谷はともかく、通形もプロを抑えて次期NO.1ヒーロー候補と呼ばれている。当然の結果だ」

 

ねじれ「……!!」

環「あのミリオにあそこまで…!!」

 

 環も驚いていたが、ねじれは何か見とれていた。

 

ヒロインズ「!!!!」

 

 ねじれの様子を見て、ヒロインズはとてつもなく嫌な予感がした。

 

相澤「そこまで」

 相澤が個性を使って止めようとしたが、出久とミリオは個性を使っていない為、意味がなかった。

 

相澤「……」

轟「先生…」

 相澤が睨みつけたが、二人とも気づいていない。

 

ねじれ「せんせー。結局出久くんのインターンどうするの?」

環「は、波動さん…(汗)」

 

 そして…

相澤「元気があって宜しい(怒)」

 相澤が飛び出して二人を捕縛布で捕らえた。

 

ミリオ「いや、マジでごめんってイレイザーヘッド」

出久「ごめんちゃい」

 

「え~~~~~~~~~~~!!!!?」

「何で試合止めるんだよ!!」

相澤「なんか言ったか…!!」

 

 と、生徒達が止めるが、相澤が有無を言わせまいと瞳孔を開いた。

 

お茶子「インターンどないすんねん!!」

八百万「そうですわ!!」

耳郎「その為に戦ってたんでしょうが!!」

梅雨「けっきょくどうするの?」

芦戸「最近横暴が過ぎるよ!!」

「陰キャ!!」

「噛ませ犬!!」

「ビッグマウス!!」

 

 どこからともなく現れた外野を相澤は追いかけまわした。

 

 

ミリオ「…まあ! 色々あったけどこんな感じさ! 長くなったけど言葉よりも経験で伝えたかったんだ!! まあ、インターンをやるにあたって我々は「お客様」ではなくて、1人のサイドキック! プロと同列で扱われるよ! 時には人の死にも立ち会うし、怖い思いもするけど、全ては学校じゃ手に入らない! インターンで得た経験を力に変えたのだ!! やって損はないと思うよ!! 以上!」

 

 ミリオがそう言うと、1年生たちは拍手した。

 

上鳴「確かにそんな感じはあったな…」

耳郎「まあ、ここからが正念場って所だよね」

 

 こうして、ミリオ達との交流は幕を閉じたが…。

 

ねじれ「ねえねえ出久くん。うちに来てくれるよね!?」

 解散後、ねじれが出久に話しかけた。

 

お茶子「あっ!!」

芦戸「ちょっとー!!!」

オールマイト「いや、緑谷少年はナイトアイ事務所に…」

相澤「……」

 

 出久が考えた。

 

出久「ごめんなさい。ちょっと電話しないといけないので…」

 出久がそう言って去っていった。

 

八百万「出久さん…」

梅雨「やっぱり一丈字ちゃんたちがしんぱいなのね」

ミリオ「彼らと知り合いなのかい?」

 ミリオが梅雨達に話しかけた。

 

切島「え? 先輩たち知り合いなんですか!?」

ミリオ「オレはね! あの双葉頭の子がいたでしょ!」

梅雨「孫さん?」

ミリオ「いやあ、孫くん本当に強かったよね! オレ負けちゃって…」

「!!?」

 

 ミリオの言葉に生徒達は驚いた。

 

切島「先輩が負けた!!?」

瀬呂「あの死穢八斎會と戦う程だもんな…。そりゃ強いか…」

爆豪「……!!!」

 

 爆豪が歯ぎしりした。

 

お茶子「そ、そういえば孫さんや一丈字くんと一緒に写ってたあの目つきの悪い人って…」

ミリオ「ああ。和哉さん? いやあ…あの人とは戦った事ないけど、多分勝てないかなぁ…」

 ミリオが苦笑いした。

 

上鳴「そりゃプロヒーローだから…」

「プロヒーローだからじゃないよ」

 環も話しかけた。

 

環「…あの人は、雄英のプロヒーロー達よりも遥かに強い。イレイザーヘッド何かボコボコにされたしね」

「!!?」

 環がガタガタ震えながら話しかけた。

 

環「そりゃあもう凄惨だったよ…。あの時、和哉さん VS 雄英高校プロヒーローで戦ったんだけど、和哉さんが個性でイレイザーヘッドを洗脳して、皆の個性を使えなくしたんだ」

「洗脳系の個性!?」

「そういや洗脳系と言えば…」

 

環「イレイザーヘッドの意識はあったままなんだ。精神は操らず、脳だけ操ったって感じ」

「……」

環「戦った瞬間に、イレイザーヘッドの脳を支配してずっと個性を使わせ続けたんだ。当然他のプロヒーロー達は個性が使えなくなってパニック状態。異形型は効かなかったけど、瞬時に和哉さんに殴られてダウン」

「!!?」

 

 環が言葉を続ける。

 

環「更に恐ろしいのが…」

「?」

環「和哉さんはイレイザーヘッドの個性を全く受け付けずに、炎の弾を手から出してプロヒーローを一人ずつ倒していった」

「!!?」

 

 環が冷や汗をかいた。

 

環「そりゃあもう悪夢だったよ…。プロヒーロー達が次々と地面に這いつくばる姿を目の前で見たときは。夢が壊れたって感じがして、ただただ…絶望しかなくて…怖かった」

 

 環の言葉にお茶子たちは絶句した。

 

環「そんな人の弟子だって知った時にはもう生きた心地がしなかったよ」

ねじれ「もう私泣いちゃった…」

ミリオ「まあ、そういう事もあって今があるんだよね!!」

 

 ミリオがフォローしたが、和哉のヤバさ加減にA組の生徒達はただただ絶句するしかなかった…。

 

 

 

つづく

 




キャラクターファイル45

通形ミリオ

雄英高校のトップスクールヒーロー「BIG3」の1人。
ユーモアあふれる人物であり、ギャグも良く言ったりして和ませている。
オールマイトの元サイドキックであるサー・ナイトアイの元で
インターンシップを行っている。
また、自分の身体を透過させる個性をトップになるまでに
強化させた努力家の一面もある。

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