ダシマ式僕のヒーローアカデミア「僕のハーレムアカデミア♥」 作:ダシマ
50話やり切りました。
皆さまから頂いたアドバイスやご意見はしっかり受け止めさせていただきます。
本当にありがとうございました。
第50話「出久、遂にパートナーを決める!?(最終回)」
インターンをかけた戦いが終わった出久。支度を済ませて皆と合流するために、スタジアムの前に来ていた。
出久「えー。負けちゃいました」
出久が苦笑いしながら言うと、
切島「いい!! とっても男らしくて熱い試合だったぞ!!!(泣)」
上鳴「お前色々ズルイぞコノヤロー!!!!(泣)」
峰田「せめて先輩はオイラによこせコノヤロー!!!(泣)」
出久の試合に心を打たれた切島、上鳴、峰田は号泣していた。そんな3人の様子を見て出久は大げさだなぁと困惑した。
梅雨「おつかれさま出久ちゃん。いいしあいだったわ」
出久「ありがとう」
梅雨が率先して出久にねぎらいの言葉をかけると、お茶子、八百万、芦戸、耳郎も続けてやって来た。
お茶子「アイシングいる!!?」
八百万「ケガしてる所はありませんか!?」
耳郎「病院行かなくても大丈夫か?」
芦戸「肩揉んであげよっか?」
出久「ありがとう。でも今はいいかな」
心配する彼女たちに対して、出久は苦笑いした。
爆豪「結果的に負けたんだから、インターンは無しだな」
切島「爆豪!!」
瀬呂「お前なぁ…」
爆豪の悪態に切島は憤慨し、瀬呂は呆れていた。他のメンバーも同じで、特にヒロインズは無表情になっていた。
お茶子「仮免許落ちとる人が何言うとん」
八百万「全くですわ」
耳郎「そういう事言うくらいなら、ついてこなきゃいいのに」
芦戸「ホント何しに来たんだって話だよね」
梅雨「ヒーローになれないわよ」
リューキュウ「少なくともうちにはいらないかな」
爆豪「一気に喋んなや!!!」
ヒロインズが辛らつな言葉をかけたが、爆豪がいつも通り抵抗してきて言い争いになりかけたその時、
「おーい」
と、飛鳥がスタジアムの出入り口からやって来て、出久達が反応した。
出久「飛鳥くん」
飛鳥「皆もそろってたんだね」
ねじれ「孫くん達は?」
飛鳥「もうすぐ来られます」
すると瀬呂がある事に気づいて、飛鳥の方を見た。
瀬呂「そういやインターンの件どうなったんだよ」
耳郎「和哉さんがまだ来てないだろ」
飛鳥「あー…その件なんだけどね」
飛鳥が苦笑いした。
飛鳥「和哉さん。また仕事が入っちゃって、大阪の方に行っちゃったんだよ。死穢八斎會が開発した『個性消失弾』を密輸しようとしていたヴィラン集団を叩くために」
「えええええ!!?」
飛鳥「結構忙しいんだよ和哉さん…」
和哉の動向に驚くA組に対して、飛鳥はごめんねと言わんばかりにまた苦笑いした。
飛鳥「あ、でも合否は聞いてるよ」
峰田「どうなったんだよ!!」
峰田の言葉に飛鳥は出久を見た。
飛鳥「合格だって」
出久「!!」
飛鳥「ナイトアイと校長先生に、インターンシップ出来るように手配しとくって言ってたよ」
リューキュウ「ちぇー」
飛鳥の言葉にリューキュウが露骨に残念そうにすると、飛鳥はあきれた様子でリューキュウを見た。
飛鳥「…リューキュウさん」
リューキュウ「な、なによ!! 好きになっちゃったものは仕方ないでしょ!?」
飛鳥「…いえ。ミルコさんも出久の事を狙ってるので」
「はぁ!!?」
気まずそうに飛鳥が放った言葉に、ヒロインズが驚きの声を上げた。もうこれ以上ライバル増えないでと思っていた矢先だった。
飛鳥「強い男の子供を産みたいって…」
リューキュウ「子供を何だと思ってるのよ!! 結婚できなくても十分に幸せになれるっつーの!!」
飛鳥「ただ自分が結婚したいだけじゃないですか…」
リューキュウの憤慨に対して、飛鳥は冷静に突っ込んだ。
リューキュウ「出久くんがこっちでインターンしたらミルコとの接触が近くなるじゃない!!」
飛鳥「絶対毎日顔出しに来ますね」
リューキュウ「やっぱりなしよ!! なしなしなし!!」
飛鳥「和哉さんに言ってください」
リューキュウの我儘に対して、飛鳥は呆れながら突っ込んだ。
お茶子「もー!! インターンなんてやってたら絶対取られるやんけー!!」
芦戸「出久がはっきり決めてくれたらなー」
耳郎「そうだよ!! もうこの際だからはっきり決めて貰おうぜ!!」
梅雨「そんないいかたしたらこたえないわ」
八百万「出久さん。もしこの中でお嫁さんにしたら良さそうだなーって思う人を申し上げてください!!」
と、お茶子、芦戸、耳郎、梅雨、八百万、リューキュウが出久を見つめたが、出久はいつも通りだった。
出久「選ばれなかった人はちゃんと諦められる?」
出久がそう言うと、
お茶子「ま、まあ聞いてみるだけやで?」
八百万「そうですわ! 今後の為に!!」
出久「でもなー。一度言っちゃったらずっとその人の事意識しちゃうかも」
耳郎「そ、そんな事言うんじゃねぇよ!!」
ヒロインズは不安でいっぱいだった。というのも、後半になるにつれて出久に対するアピールが全くできず、気が付けば今回で最終回。このまま振られて終わるという悲惨な展開は誰もが迎えたくなかった。女として。
出久「まあ、ミルコじゃない事は確かかな」
リューキュウ「おっしゃあああああああああああああ!!!!」
出久の言葉にリューキュウは露骨にガッツポーズを上げた。相澤はゴミを見るような目で見つめていたが、リューキュウは全く気にしなかった。
ねじれ「どうして?」
出久「いやあ、此間会ったんだけど、お前を抱いてやるとか言ったんですよ」
ねじれの問いに出久が腕を組みながら答え、こう続けた。
出久「僕、抱きたい方だから」
爆豪「何下ネタぶっこんどんじゃぁ!!!」
飯田「女性を抱きたいなどと下品だぞ緑谷くん!!!」
出久のまさかの発言に爆豪と飯田が突っ込んだ。
切島「男だ…!!!」
切島が感動していた。意味は多分わかっていない。
上鳴・峰田「緑谷ァ…」
出久「何よ」
出久が上鳴と峰田の方を振り向くと、土下座した。
峰田・上鳴「弟子にしてください!!!!」
出久「取らぬ!!!」
上鳴と峰田はついに降伏して、出久からモテるテクニックを教えて貰おうとしたが、出久はめんどくさいので却下した。
リューキュウ「で、結果的に誰なの!?」
出久「えっとね。梅雨ちゃ」
ドカァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
出久「あら、大きな音」
梅雨「そうね」
出久が爆発がした方を見ると、梅雨が即座に出久の隣に並んだ。
お茶子「梅雨ちゃーん。何で隣にくっついてるのかなー?」
八百万「そうですわー。抜け駆けはよくないって言ったじゃないですかー」
お茶子と八百万が作り笑いをしながら二人の横に並んだ。
ねじれ「今完全に梅雨ちゃんって言っt」
リューキュウ「あーあーあー!!! 聞こえなーい!!!!」
ねじれの言葉にリューキュウが全力で耳をふさいで叫んだ。
芦戸「出久のバカ―!!!」
耳郎「信じてたのに…」
芦戸と耳郎は選ばれずにショックを受けていた。
ねじれ「でもまだ皆にチャンスがあるってことだよね?」
出久「まあ、そうですね…」
ねじれ「じゃあ私も狙っていいかな?」
「!!?」
出久「ワーオ」
ねじれのまさかのぶっこみに皆が凍り付いた。
上鳴「おい大変だ!!?」
「!!?」
上鳴がスマホで何かを発見した。
上鳴「今日から一夫多妻制だってよ!!!」
峰田「ぬわにぃいいいいいいいいいい!!!?」
「何この超展開!!!」
「このシリーズ最大のご都合主義だわ!!!!」
まさかの一夫多妻制の知らせに皆が出久を見た。
出久「多分一人だけだけよ結婚相手。じゃ、行ってきまーす」
梅雨「ケロ!」
お茶子「ヒロイン面させへんからなぁああああああああああ!!!」
「待てぇええええええええええええ!!!」
と、出久とヒロインズが去っていき、周りの男子たちはこう思った。
(もう…勝手にすればいい…)
中国・軽慶市から発信された「発光する赤児」が生まれたというニュースからすべてが始まった。以後各地で「超常」が発見され、原因も判然としないまま時は流れるが、この超常は後に「個性」と呼ばれるようになった。
世界総人口の八割が何らかの特異体質である超人社会となった現在。生まれ持った超常的な力“個性”を悪用する犯罪者・敵(ヴィラン)が増加の一途をたどる中、同じく“個性”を持つ者たちは『ヒーロー』と呼ばれ、敵や災害に立ち向かい、人々を救ける社会が確立され、ヒーローは皆の憧れの的となった。
『ヒーロー』を目指して奮闘する少年少女達の戦いはまだまだ続く!!!
瀬呂「ところで尾白、葉隠」
尾白「な、なに?」
瀬呂「付き合ってるって本当なの?」
尾白「!!?//////」
葉隠「あ、えっと…実は~//////」
上鳴・峰田「オジロキサマァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
尾白「もういや――――――――――――――――!!!!(大汗)」
尾白は上鳴と峰田に追いかけまわされた。それを見て飛鳥は呆れてカメラの方を向いた。
飛鳥「本当にありがとうございました」
孫「またな!!」
THE END
キャラクターファイル50
ミルコ
広島県出身のプロヒーロー。
気性が荒くワイルドだが、とても実力が高い。
本作では実は出久の事を狙っていて、リューキュウとは犬猿の仲である。
ちなみにこの後のインターンでは飛鳥の予想通りちょっかいをかけまくっていた。