煽ってないと死んでしまう人(笑)がダンジョンに出会いを求めるのはまちがっているだろうか?   作:聖籠

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オリジナルストーリーです。あまりこういうのは得意では無いので変かもしれませんが暖かい目で見てやってください。


そりゃあ、まあ驚くよね…

「知ってる天井ですね」

 

新種のモンスターとの戦いで《智天使憑依》を使い、ぶっ倒れたリュウだかどうやらロキファミリアの拠点に連れて行かれたようだ。

 

「起きたか」

 

声のする方を見るとリヴェリアが本を読みながら座っていた。

 

「事情は聞いている。迷惑をかけたな」

 

「迷惑だとは思っていませんよ」

 

起き上がろうとするとあることに気付いた。自分には無いものがあって、あるはずのものが無くなっていた。

つまるところ女体化だ。

 

「はあ、やはりですか」

 

「その姿を見たのも久しぶりだな」

 

「なりたくてなってるわけじゃないんですよ」

 

なぜか《智天使憑依》を使ったあと、魔力が全回復するまで女体化するのだ。これが魔力回復をしやすくするためか、《智天使憑依》による副作用なのかは未だに分かっていない。まあ、女体化すると魔力の回復速度が上がるのでなんとも言えない。ちなみに女体化してない状態でも《操作》で女体化出来るのだが《智天使憑依》を使った後だけ自由に性別は変えれない。ちなみに口調は違和感のないように《操作》で矯正している。あと記憶が曖昧になるので何をしたか戻った時に分からない時があるから色々と面倒くさい

 

「リヴェリアには見せたことあるからいいのですが、この姿を知っているのは小数ですからあんまり知られたくないんですよね」

「どうしてだ?凛々しくていいじゃないか」

 

「私、ほんとは男ですよ。いちいち説明するのはめんどくさいんですよ」

 

リヴェリアは改めてリュウの姿を見る。顔は端正(アルトリア顔)でリヴェリアにも負けておらず、髪は自分とよく似た緑色のロングヘア。

神々が見たら何がなんでも眷属にしたがるだろう。

 

「それにしてもこれじゃあ出歩けませんね。リヴェリア。服を貸してください」

 

「良いだろう。しかし、男に戻った時言いふらすなよ?」

 

リヴェリアはリュウにそう釘を刺し、リュウを自らの部屋に案内して服を貸した

着替えが終わり部屋から出ようとするとロキが入ってきた。

 

「どうや、リヴェリアたん。リュウの様子は……って誰やんねんあんた!むちゃくちゃ綺麗やないか。はっ!もしやリヴェリアたんとキャッキャウフフなことを…!」

 

「バカ、それはリュウだ。それに私には今のところそんな趣味はない。」

 

「なにぃ!リュウやと!嘘ついてもないみたいやしほんとのようやな。なら尚更リヴェリアたんの部屋から出てきたらあかんやん!リヴェリアたんもやで。いくらリュウが好きやからって」

 

「なぜ私がリュウを好きということになっているんだ!」

リヴェリアが顔を赤らめながらそう言うとロキが意地悪そうな顔して語り出した。

 

「そやな、まずはついこの前リュウが生きていたと分かった時やな〜。だってリヴェリアたん滅多に歌わん鼻歌歌ってたもんな〜。しかも酒場で会った時嬉しそうにしとったやん。いや〜あの時の顔は思わず見とれてしまったわ。ほんでな次に…」

 

ロキが次のエピソードを言おうとするとリヴェリアがゲンコツをして黙らせた。

 

「リュウ。お前は何も聞いていない。いいな」

 

「大丈夫ですよ。どうせこのこと元に戻ったら覚えてませんし。」

 

リュウがそう言うとリヴェリアは胸を撫で下ろした。その横でロキが頭を抱えながらもそういう所で好きって分かるんやで

と考えていた。

 

「まあ、それはさておき。リュウに聞きたいことがあってきたんやわ。あの新種の花のモンスター知ってるか?」

 

「いや、あなた達が知らないのなら私が知っているわけがありません。」

 

「そうか…。じゃあええわ。それにしてもほんとに信じられへんわ。あのリュウがこんな綺麗な女の子になれるなんて。ウチと会う時今度から女体化して会ってくれんか?」

 

「嫌ですよ。あ、でもなにか頼み事する時はこれで行くかも」

 

ロキはそれを聞くと帰っていき、リヴェリアと二人で廊下に出ると今度はレフィーヤに会った。

 

「リヴェリア様ちょうど良かった。リュウさん起きてますか?お礼を言いたくて」

 

「ああ、リュウなら起きてるぞ。」

 

「分かりました。それと質問なんですが横にいるハーフエルフの方はどなたでしょうか。」

 

レフィーヤは綺麗だなと思いながらリヴェリアの返答を聞いた。

 

「こいつはリュウだ。リュウ・セイヤだ」

 

「え?リヴェリア様?そんな訳…だってあの人男ですよ。」

 

「それが本当にリュウなんですよね。レフィーヤ」

 

リュウがレフィーヤにそう言うとレフィーヤは脳の処理が追いつかなくなったのか立ち尽くしている。

 

「ええと…大丈夫ですか?」

 

「はっ!すいません。でも本当に信じられなくて…。それはともかく怪物祭ではありがとうございました。」

 

「いや、レフィーヤのおかげですよ」

 

「それでお二人はどちらへ?」

 

そういえば、何も決めてなかったな。リュウはそう思うとリヴェリアへ問いかけた。

 

「リヴェリア。どうするのですか?」

 

「そうだな…この状態のお前と居られるのも滅多にないだろう。そうだ。せっかくだ。アイズたちも連れてどこか行かないか?」

 

リヴェリアはアイズたちとお出かけを提案してきた。しかし意外だ。リヴェリアがお出かけを提案するなんて。

リヴェリアへ視線を向けると

 

「意外か?しかしな。アイズを放置しておくとまた勝手にダンジョンに出向くからな。」

 

「なるほど。それではアイズ以外にも人を集めて、お茶会でもしましょうか。」

 

リュウたちはまた人を求めて歩き出した。




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