SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録   作:はるかさん

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こちらのストーリーは 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱編です。
とある魔術の禁書目録編は別ストーリーとなります。
とある編とリンクしている箇所もあり、最終的にはハルヒ×とあるシリーズ編となります。

多少話が飛びますが、5話前半の続きです。


5-β話 ~分裂編 後半~

...

......

.........

 

ここはどこだ。私は一体何が。

 

目が覚めたらそこはどこかの教室だった。

何が起きたのか自分の頭の中を整理するが、何も思い出すことが出来ない。

 

待て。そもそもだ。

 

謎の男「私は......誰だ?」

 

 

 

私は一体誰で何があったのか。全くといって良いほど思い出すことが出来ない。

何か大事な事を忘れている気がするのだが。

そう思ったとき、教室のドアが開きそこに居たのは1人の女の子だった。

 

?「ここにいましたか......」

 

謎の男「お前は......誰だ?」

 

?「記憶が......そうですか......あたしは渡橋ヤスミって言います。よろしくです♪」

 

謎の男「渡橋......ヤスミ?」

 

その名前を私の記憶を何とか呼び覚まして検索するが、残念なことに検索数0件である。

 

ヤスミ「ここはある空間であたし達は取り残されてしまったんですが、今の貴方に説明しても理解出来ないと思います。けど、きっと全てがわかるときが来ると思います♪」

 

この女の子の言う通り、私にはさっぱり理解出来なかった。

 

ヤスミ「とにかく、一先ずここから出ましょう。ここに居ても仕方ないと思うんです」

 

謎の男「あぁ......しかし、どこにいけば?」

 

疑問を投げた瞬間、教室の窓がいきなり輝き出し、透明と言うか光と言うかなんとも形容し難いが、巨人みたいなものが現れた。

 

ヤスミ「!!!」

 

謎の男「おいおい......なんだありゃあ!?」

 

ヤスミ「ここは危険です!とにかく外に!」

 

謎の男「校庭......校庭に行くぞ!!」

 

ヤスミ「はい!」

 

何故校庭が咄嗟に出てきたのかわからない。

頭の中で校庭に行けと言われたような気がしたからだ。

 

頭の中で何かが叫んでいる。

しかし何を言ってるか聞き取れない。

とにかく今はあの化け物から逃げ、私はともかく、ヤスミは安全な場所に連れて行くしかない。

化け物は暴れ、校舎は崩れ始め、ヤスミの手を引っ張り校庭に向かって全力で走った。

 

謎の男「もうすぐだ!まだ走れるか!?」

 

ヤスミ「あたしはSOS団の入団試験で最後まで走り抜いたんですよ?余裕です♪」

 

SOS団の入団試験とは何かの国家試験だろうか。

そんなことは今はどうでも良い。校庭はもうすぐだ。

 

 

 

 

 

~北高 校庭~

 

謎の男「ぐっ!」

 

校庭に着いた途端、突然私の頭の中で何かが弾けたように頭痛がし始め、頭の中で会話が聞こえてきた。

 

 

 

 

 

...

......

.........

 

?「あったよ!オーパーツ!」

 

?「どうしてそんなこと言うのよ!?」

 

?「どうしたにょろ?」

 

?「俺は本心を言ったまでだ」

 

.........

......

...

 

 

 

 

 

一体何だったのか今の映像は。会話が途切れたあと、頭痛は治まったが、今の映像を見たからと言って私の中の何かが変わったわけでもない。

唯一変わったとすれば巨人がさっきよりも近づいてきていているということだけだ。

 

ヤスミ「あの巨人がこっちに来ます!」

 

謎の男「くそ!」

 

ヤスミ「......巨人が!」

 

謎の男「光って......迫ってくる......!?」

 

私はヤスミを守らなければと思いヤスミの頭を抱え、その場で巨人が消えてくれる事を願った。

だが、そんな願いは一般人である私に出来るわけがなく、その巨人は私たちに覆い被さるように倒れてきた。

 

謎の男「くっ!」

 

ヤスミ「っ!!!」

 

そして巨人が私たちに覆いかぶさった瞬間、視界がグニャっと曲がり昔経験したことのあるような妙な感覚に襲われた。気持ちが悪いというか上下が逆さまになるような感覚。

そして気が付くとその感覚は既に無くなっており、目を開けたらどこかの公園に居た。

 

 

 

 

 

~とある公園~

 

ヤスミ(さっきまでの空間は......消えた?)

 

謎の男「ここは......?」

 

一体ここがどこなのかはさっぱりわからないが、とりあえずどこかの公園であることには間違いないだろう。草木やベンチ、近くからは川のせせらぎまでが聞こえてくる癒される場所。来たことあるのか無いのかは全く覚えていないが、何故か懐かしい感じがすることから恐らく私はここに来たことがあるのだろう。まぁ何故突然こんなとこにいるのかは不明だが。

 

ヤスミ(隠れてください!)

 

小声でそう言われ、その場にしゃがみ込み壁に隠れた。何故かと言うと先程までは誰も居なかったはずであるベンチに1人の女の子が男を膝枕している光景がここからでも見えるからだ。ここからだと若干遠くて顔まで確認は出来ないが、制服を着ていることから学生であると判断出来る。しかしまぁ何故どこぞのカップルの膝枕シーンを見る為に隠れなければならんのか。

まるで見せつけられているとしか思えないが、そのカップルが会話をし始めたのか、微かだが何やら話し声が聞こえてきた。

 

?「あ!起きた?あの......そろそろ起きてくれないと......足が痺れちゃって......」

 

?「うわぁ!!!......ってあれ?......ここは?」

 

突然彼氏さんがガバっと体を起こし辺りを見回してアタフタしている。

しかも起きたってことは彼氏の方はどうも眠っていたらしい。彼女の膝枕で、しかも夜の公園のベンチでひと休みとは、なんて羨ましいことをされてるんだあの彼氏は。

とは言え、ヤスミは隠れろと私に告げたがそもそも何故隠れなければならないのか。そんなに危ない奴らなのかどうなのか、さっぱりわからん。

 

?「こんばんは......くん」

 

?「朝比奈......さん?」

 

朝比奈(大)「えぇ。ですが私はもっと未来から来ました」

 

頭の中で思考を繰り広げているとそのベンチの方から今度は別の女性の声が聞こえて来た。浮気相手なのか何なのかは知らんが、未来から来た等と発言するとは何ともメルヘンな女性なんだろうか。見た限りその人は大人であり、歳は恐らく20歳前後くらいであると言える。そして先程まで膝枕をしていた彼女さん(仮)は、彼氏の肩に寄り添って眠っているようであった。

そんな彼女さんを放っておいて浮気相手(仮)と何やら真剣な話をしているその男。

 

しかし私には向こうで何の会話をしているのかさっぱり聞き取れず、ただただヤスミに言われた通り隠れているしかなかった。

 

そして待つこと数分。

男が彼女さん(仮)をおんぶし、後から来た大人の女性と軽く挨拶を交わし、そのまま公園から移動するのか、歩いてどこかへと向かって行った。

残された女性は違う方角へと歩を進めこれまた公園から出て行くのか、スタスタ歩いて行ってしまった。

ベンチ周辺には誰1人と居なくなり、ヤスミが"もう大丈夫です"と声をかけ、ようやく私は動くことを許された。

 

謎の男「一体何だったんだ?」

 

ヤスミ「今は言えません......ですが、すぐにわかると思います」

 

またか......何やら誤魔化されている気がするが、今の私に言っても理解出来ないことは確かだろう。

なんせ自分が誰なのか思い出せないくらいだからな。

 

ヤスミ「でも、ここからすべきことはわかりました。とにかく、あっちに行きましょう!」

 

その"あっち"とは男が向かって行った方角では無く、女性が向かって行った方角であり、私たちは機密スパイの様に足音も出来るだけ消し後を追った。

一体ヤスミは何を考えているのか......これから私はどうなるのか、そんなことを考えながら歩いていたら、再びヤスミは私に隠れるよう命じ、私の手を引っ張り近くの壁に隠れしゃがみこんだ。

 

すると走ってこちらに向かって来ているのか、テンポの良い足音が徐々に大きくなって聞こえてきた。その足音から男であると予想出来る。そして足音が止み、聞こえて来た声は。

 

?「朝比奈さん!!あの、俺......!」

 

朝比奈(大)「こんばんは......くん。貴方とはお久しぶりですね」

 

その声の主は先程ベンチで話していた男の声と瓜二つっと言うより最早同じ声でその朝比奈さんと言う人に話しかけていた。よくよく聞いてみるとその声は先程の男と似てるどころか、何故だか私の声にもそっくりだった。

そしてまたまたここからでは遠くて見えにくい聞こえにくい状況だが、男の方は真夏だと言うのに制服のブレザーやら冬用のコートやらマフラーやらを抱えていた。どうやら相当な寒がり屋さんらしい。

 

一言二言会話をし、その2人は公園に入って行き、そしてベンチに座り何やら真剣な表情で会話し始めた。どうもここの公園では真剣な話をするのに適しているらしい。

しかし相変わらず何を話しているのかさっぱり聞き取れず、ただだだヤスミが良いと言うまで待つ他選択肢が無かった。

真夏の公園でただじっとして待つと言うことがどんなに辛いことか。

暑いし汗は掻くし終いには腕やら足首やら耳元に蚊まで寄ってくる始末。

そんな地獄を味わっている最中、ついに話が終わったのか、その男女は2人してどこかに行ってしまった。

 

ヤスミ「追いかけましょう!」

 

謎の男「見つからないか?」

 

ヤスミ「見つからないように追いかけるしかありませんね......」

 

追いかけてどうしようと言うのだろうか。

だが現状、私は全く何をしたら良いのかわからないので、ヤスミに選択権を委ねる他無かった。

 

暫くその男女を追っていると、その男女は突然身を潜め、男の方が夜中だと言うのにいきなり声をあげ、まるで誰かに話しかけているかの様にこんなことを言い始めた。

 

?「おーい!世界を大いに盛り上げる為のジョンスミスをよろしくー!!!」

 

真夜中の住宅街のど真ん中でそんなこと叫ばんでも良いのではないだろうか。

やれやれ。暑い季節には頭がおかしくなる輩もいるもんだな。

ジョンスミス、名前は覚えたぞ。今度やったら警察に通報してやる。

 

ヤスミ「あ、2人が次の場所に向かうみたいですよ?行きましょ♪」

 

謎の男「あぁ」

 

飽きれ気味でヤスミの後を追おうとしたその時、私の視界に1人の少女が入り、空を見上げたまま突然意味不明な事を言い出した。

 

少女「情報フレア......確認......データ収集を......開始......」

 

家出少女なのか。それとも家庭、学校で嫌なことでもあったのか。等と考えていたら更に1人の女の子が現れその少女に話しかけ始めた。

 

女の子「......あんた、こんな時間に何してるの?」

 

その女の子はどこかで見たことあるのだがどうにも思いだせない。そしてその女の子たちは一言二言会話したら後から来た女の子が家に帰るのか、その少女と別れ走り去っていった。

なんだかよくわからないが残された少女はさっさと家に帰らせた方が良いと思った私は声を掛けようとしたが

 

ヤスミ「おーーい!早く来てくださいよー!」

 

っと先程のジョンスミスとまではいかないが割りと大きめな声で私を急かし仕方無しにその少女に声は掛けずヤスミの後を追った。

 

そして着いた先は高級そうなマンションであった。何故ここにいるかと言うと、男女を追った終着点がこのマンションだったからだ。

そもそも何故ヤスミはあの男女に付いて来たのだろうか。

 

ヤスミ「すみませんが、ここで待っていてください」

 

謎の男「え......あぁ、って何故だ?」

 

ヤスミ「......お願いします」

 

謎の男「わかった......」

 

男女の後を追うようにマンションの入り口にたちインターフォンを押し、電話相手にも関わらず身振り手振り慌てふためきで必死に伝えていた。正直見ていて不安になる。ヤスミ1人に任せず私も行くべきだと思うのだが、恐らくヤスミは私には付いて来て欲しくないのだろう。しかしそんなヤスミの真剣な訴えに対してロビーの自動ドアが開き、迎え入れてくれたようだ。

 

そしてヤスミがマンションに入って行き約10分後、ヤスミがマンションから走って出て来て私にこう言った。

 

ヤスミ「お、お待たせしました......今からこの時空のSOS団部室に行きます!」

 

謎の男「待て、まず何をしていた?さすがにそろそろ教えて欲しいのだが?」

 

ヤスミ「......ごめんなさいです、今はダメです。お願いします......納得してください」

 

そんな風に言われると聞きづらいのだが。

 

謎の男「じゃあ"この時空"、"SOS団"ってのも教えられない......と?」

 

ヤスミ「......はい」

 

恐らく今私に教えることがヤスミにとって不都合なのだろう。何を考えているかはわからんが、私はヤスミに付いていくしかないのだ。

反論の余地などなく、そのSOS団部室とやらに向かうのであった。

 

 

 

 

 

~北高~

 

先程の高校に着いた私とヤスミ。

さていきなりだがここで疑問が浮上する。ここはさっきの学校で間違い無いだろう。しかしその学校は巨人が暴れまわり校舎やら校庭やらを破壊していた。にも関わらず、と言う夢を見たんだ的に破壊どころか綺麗な状態で保たれているではないか。

もう疑問を持つのも面倒だし、何よりあまり突っ込むべきことでは無いのだろう。やれやれ。

そんな私とは相反し、その校庭やら校舎には何の疑問も持たないのか、ヤスミはスタスタとその先に見える昇降口であろう場所へと向かう。

私も後を追いそうして着いたSOS団部室前、のハズなのだが。

 

謎の男「ヤスミ、プレートには"文芸部"と書いてあるのだが......」

 

ヤスミ「大丈夫です、この時代ではまだSOS団は発足していないだけで場所はあってます」

 

待て何が大丈夫なんだ。

SOS団とやらに用があるんじゃないのか?

発足していない上にここはただの文芸部だろう。

 

ヤスミ「大丈夫です。では入りましょう」

 

どうやらこいつの口癖は"大丈夫"のようだ。

 

謎の男「私も入るのか?」

 

ヤスミ「はい、ここは貴方も一緒に入っていただかないとダメなんです」

 

なんともよくわからんが従うしか無いのが現状だ。

情けないが仕方ない。

私たちは部室に入った。

 

 

 

 

 

~文芸部部室~

 

パソコンが1台だけ置いてあり、あとは本棚と机や椅子があるだけで普通の部室と何も変わらなそうな部屋ではあるが。

ヤスミがここまで私に隠していたのにも関わらず、ここに連れてきたことには理由があるはずだ。

 

謎の男「ヤスミ、ここで何をしようと?」

 

ヤスミ「ごめんなさい......あたしはここに連れてくるって聞いただけであとの事はわからないんです」

 

何だと。分からない?

どういうことだ。なにか知っているからここに連れて来たんじゃないのか?

 

ヤスミ「ただ......あのパソコンを起動するよう言われました」

 

謎の男「あのパソコン......?」

 

私はヤスミが何を聞いたのか全く知らないが、ヤスミがそう聞いたのであればここに来た理由はあのパソコンを起動させることが目的なんだろう。

それ以外の方法は無く、私はパソコンを起動させた。

 

謎の男「......何も起こらないぞ?」

 

ヤスミ「そんな......」

 

パソコンを起動させたが何も起こらない。

いつまで経っても画面は真っ黒で左上のカーソルが点滅しているだけだった。

まて。カーソルだと。

何故カーソルが点滅する?

普通に考えたらパソコンを起動させたら何かしらの画面が映るのでは。

そう疑問に思っていたら、そのカーソルは文字を打ち始めた。

 

YUKI.N>このメッセージが表示されたと言うことは、今貴方は入部届けと栞を持っているはずである。その2つはプログラムを起動させる為の鍵。

 

YUKI.N>これは時空同異体修正プログラムである。

 

YUKI.N>プログラムは一度きりで、起動する場合はエンターキーを、そうでなければそれ以外のキーを選択せよ。

 

YUKI.N>起動させた場合、貴方は元の時空に戻ること、そして記憶を蘇らせることが出来る。

 

YUKI.N>ただし、成功の保障はない。

 

YUKI.N>Ready?

 

ポケットの中に入部届けと栞は入っていた。

そしてここからわかったことは、エンターキーを押せば私の記憶が蘇ると言うことだが、元の時空に戻ると言うことの意味がわからなかった。

 

そう思ったとき、いきなり頭痛がし始め、また来たかっと思いきやそれは一瞬で治まった。

なんなんだ一体。

 

ヤスミ「......押しましょう」

 

謎の男「ヤスミ?」

 

ヤスミ「ここまで来たんです......あたしだってSOS団の皆さんが心配です......」

 

ヤスミには大切な人たちを守ってあげたい、そんな感情が働いているようだった。

気の合う仲間、私だってそんな奴らが居たら確かに守ってやりたくなる。

 

あぁ、OKさ、もちろん!

 

私はエンターキーを押した。

 

突然グルグルと目の前の景色が回り始め色んな声が聞こえてきて、私の頭の中で今までの色々なことが再生され始めた。

目を開けてもそこは先程まで居た文芸部室ではなくただただ真っ暗で上に向かって落ちていく様な妙な感覚。

 

そしてその途中、ヤスミの声が聞こえてきた......。

 

 

 

 

 

......先輩、あたしが出来ることはここまでです......残念ですがここでお別れ......SOS団の先輩たちを救ってください!!......

 

 

 

 

 

謎の男「お別れ!?どういうことだ!?待ってくれ、ヤスミ!!!」

 

ヤスミ......お前は......。

いや......私.........俺は!!!

 

 

 

 

 

~教室~

 

気がついたらそこは俺の教室だった。

どうやらまたしても記憶を失ってしまったらしい。

2度目とは我ながら情けない。

ヤスミ、お前は俺を導いてくれたんだな。

ありがとよ。

 

そうだ。あのときヤスミが部室にいた。

いや、今は回想するよりも先にすべきことがある。

部室に行かなければならない

俺は教室の扉を開けようとしたが、何故か開かない。

 

?「無駄、今この教室は私の情報制御下にある」

 

おい。待て。

どういうことだ朝倉。

 

キョン「何の冗談だ朝倉!」

 

朝倉涼子「冗談に見える?貴方を殺せば涼宮ハルヒは動く......何かしらの情報爆発を得られる......またとない機会だわ」

 

疑問と恐怖に駆られて立ちすくんでしまった。

 

朝倉涼子「そして......アンタは長門さんを苦しめる......死ねば良いのよ」

 

この件に関して今まで俺は朝倉とほぼ共に行動をしてきた。

その中には朝倉に対する信頼や安心感も俺の中で少しづつではあるが抱かれていたのも事実だ。

つまりは仲間として俺は認めている、ということになる。そりゃそうだろう。

だが今俺の目の前にいる朝倉はアーミーナイフを握って今にも俺に襲い掛かろうとしている。どう考えてもおかしい。

そして朝倉の情報操作か、俺の体は全く動かなくなってしまった。

 

キョン(ありかよ......反則だ!)

 

朝倉が俺に飛びかかってきた......直後、教室の壁が破壊され、何者かが介入してきた。

 

キョン「いってーなこの野郎!......ってあれ!?」

 

体が動く。

視線を自分の手に向け動いていることを確認していたら視界の下の方に青色の髪の毛が映り俺を襲ってきた朝倉の腕を掴んでいる1人の女子がいた。

 

?「ふーん、やっぱりあの少女は何かしらの手段を残していたわけね......悪いけど消えてもらうわ!」

 

キョン「朝倉!?」

 

どういうことだ。何故朝倉が2人いる。

 

朝倉「今度は......今度は私が貴方を守るわ!」

 

朝倉涼子「貴女、邪魔する気?その人間が死ねば間違いなく涼宮ハルヒは動くのよ?」

 

朝倉「貴女には何を言っても無駄。何故なら......貴女は以前の私だから!」

 

何が起こっているのかがわからない。確実なことが言えるとすれば、朝倉が2人いるということだけだ。

以前と同じように朝倉に襲われていて、そのとき助けに来たのは長門だったが。

いやそんなことが問題なのではない。何故朝倉が2人いるのかが。

 

これは......一体......。

 

to be continued......

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