SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録   作:はるかさん

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こちらのストーリーは 紅き星の暴走 とある魔術の禁書目録編です。
涼宮ハルヒの憂鬱編は別ストーリーとなります。
ハルヒ編とリンクしている箇所もあり、最終的にはハルヒ×とあるシリーズ編となります。


1話 ~序章~ side 黒子

私の名前は白井黒子。

常磐台中学に通いジャッジメントに所属しテレポートの能力を持ちお姉様である御坂美琴と同じ寮、同じ部屋に住む者であります。

 

学園都市では本日はお休みだと言うのにジャッジメントのお仕事はそんなのは関係なく、何故貴重な祝日を奪っていくのでしょう。

せっかくの非番が。まぁジャッジメントに所属している以上そんな文句を言っていたらまた固法(このり)先輩に叱られますわね。

 

お姉さまはまだ寝て。やはりこの寝顔は黒子にとっては。

もー我慢出来ませんの飛び付くなら今ですのおねーさまぁー!!!!!

 

美琴「......起きてるっつーーの!!!!」バリバリ!

 

黒子「アアァァァ!!」

 

朝から刺激的なお姉さま。たまらんですの。

 

美琴「ったく。人の寝込みなに襲おうとしてんのよ......って、制服着てどっか行くの?」

 

黒子「私はこれからジャッジメントのお仕事がありますの......せっかくの休みだと言うのに」

 

美琴「ジャッジメントも大変ね~。頑張りなさいよ」

 

ありがとうございますの。

 

黒子「では行って参りますわ。お姉さまはゆっくりしてくださいまし♪」

 

固法先輩のお話によるとどうやら手付かずの書類の山の存在を忘れていたらしく、私と初春に手伝って欲しいとの連絡を受け今に至るわけですが。一体どれ程の書類が溜まっているのでしょうか。

 

舞夏「おー白井ーどっか行くのかー?」

 

私が部屋から出て廊下を歩いていると話しかけて来た人物がいた。それは土御門舞夏(つちみかど まいか)

何やらメイドになりたいらしく、私の住んでいる寮で毎日ホール接客、その他諸々と休みなしで働いているそうですの。

 

黒子「これからジャッジメントのお仕事ですの」

 

舞夏「大変だなー頑張れよー私はこれから手伝わなきゃいけないからまたなー」

 

相変わらず忙しいですの。でも舞夏も舞夏で私以上に大変だと痛感致しますわ。

 

さて、行きますか。

 

 

 

黒子はテレポートを繰返しジャッジメントの支部へと向かった。

このとき、これから先黒子に取っても学園都市に取っても壮絶な戦いに巻き込まれることになるとは知るよしもなかった。

 

 

 

 

 

風紀委員(ジャッジメント)活動第一七七支部~

 

黒子「おはようですの」

 

初春「白井さん、おはようございます」

 

挨拶を返して来たのは同じジャッジメントで私のパートナーでもある初春飾利(ういはるかざり)

柵川中学の2年生でレベルは1。その能力は定温保存(サーマルハンド)という"触っている物の温度を一定に保つ能力"だそうですの。

そして何故か頭の上にはいつも花飾りの輪っかを付けていますの。

 

固法「おはよう、ごめんね~白井さん初春さん、私のせいなのにせっかくの休日を」

 

そしてもう一人。こちらの方は私や初春と同じくジャッジメント177支部に所属する高校生である固法美偉(このりみい)

固法先輩の能力は透視系能力(クレアボイアンス)と呼ばれ、2年前の郵便局内で強盗が拳銃を所持していることを即座に見抜きさらにその洞察力で自分の身体を犠牲にしながらも私を強盗から救って頂いたこともある優秀で頼りがいのある先輩ですの。

 

黒子「いえいえ、困ったときはお互い様ですわ」

 

固法「そう?じゃあさっそくなんだけど......」

 

固法先輩は私たちの目の前に書類をドサッと置き、その量は軽く1000枚以上ありそうですの。今日中に終わりますの?これ。

でもこう言った書類関係のお仕事は初春飾利はもの凄く速くてもしかしたら今日中に終わるかもしれませんね。

っというより固法先輩は何で1000枚近くある書類を忘れていたのでしょうかねぇ。

いつから溜めてあったのやら。

 

さて、私もやりますか!

 

~2時間後~

 

黒子「さ、さすがに疲れましたの......」

 

机の上に散らばっている書類の上に突っ伏して疲労感を漂わせていると

 

固法「11時30分か......そうね、そろそろお昼にしよっか?」

 

ということがきっかけで休憩の時間となった。

そして初春を見てみると

 

初春「私はまだやれますよ~」

 

とか言いながらパソコンのキーボードをカタカタいわせ没頭していた。

 

その精神力はどっから来てますの?精神レベルは最早5以上ですわ。

にしても初春だけ書類の量が半端なく多いのに終わらせた書類の数が私たちより多いとは。これも才能ですのね。

 

固法「初春さん、熱心なのはありがたいけどとりあえずご飯にしましょ♪休憩も大事だからね」

 

初春「そうですね、わかりました♪」

 

私は中華丼を選び、固法先輩と初春はスパゲティを選んで昼食を取っているときのこと。

 

ピピッ

 

いつも初春が使用しているパソコンに1通のメールが届く。そして初春はランチを囲っているテーブル席から立ち上がりパソコンの前に行きメールの内容を確認し、私と固法先輩にこう告げた。

 

初春「アンチスキルからの連絡です!郵便局に強盗が入り込んだ、応援を求む、だそうです!」

 

黒子「どこの郵便局ですの!?」

 

初春「第七学区の第三支所の郵便局です!」

 

第七学区第三支所の郵便局と言えば私がジャッシメントに入って1年目の頃、そこの郵便局で強盗事件が発生し、私も参加していましたが独断専行が原因で固法先輩が怪我をし、初春が人質に取られてしまった。

 

あのときはまだ半人前以下でしたから固法先輩や初春を巻き込んであと一歩で取り返しの付かないことになってたかも知れませんの。

 

固法「行くわよ!」

 

腕章を付ける固法先輩。

それに乗じて私と初春も腕章を付け、私のテレポートで現場に向かった。

 

って、あの書類の山どーしますの?

 

 

 

 

 

~第七学区第三支所 郵便局前~

 

私たちは郵便局の入口付近にテレポートした。

どうやら始まったばかりみたいだった。

さて、どうしたものでしょうかねぇ。

 

固法「ジャッジメントです、応援にまいりました!」

 

黄泉川「おう、相手は1人で今人質を取ってるじゃんよ。拳銃を突きつけていてどうにも手出しが出来ないじゃん」

 

この方はアンチスキルと言われている、ようは警備員と言ったポジションの1人である黄泉川愛穂(よみかわあいほ)

語尾に"じゃん"をつける、ようは口癖みたいなものですの。

 

初春「なるほど......それで私たちに応援要請を出したのは何かあるんですか?」

 

黄泉川「相手の要求は金、それでバッグに詰めた金を今から渡しに行くんだけど相手が隙を見せたら

 

黒子「私がテレポートして拳銃を奪う、出来れば更に押さえつける、という段取りですのね?」

 

黄泉川「ご名答、話が早いじゃん?」

 

私たちは事務所にある書類の山束を整理するために一刻も早く強盗を捕まえたいところですの。

とはいえ、ここの郵便局では2年前に失敗しているので焦りは禁物ですが……まぁちゃっちゃと終わらせましょう。

 

黄泉川が郵便局に入り、犯人にバッグに金が入っていることを見せ、黄泉川が居た場所と強盗が立っている場所との丁度半分くらいの距離まで歩を進め、そこに金入りのバッグを置いた。

 

強盗「へ......へへ、そ、そうだよ......最初から渡しゃ良いんだよ......」

 

初春(なんかあの強盗変ですねぇ~)

 

固法(喋り方と言い態度と言い慣れてない感MAXね)

 

黒子(何だか隙を待たなくてもテレポートして不意討ちしたら終わりそうな気もしますけどねぇ)

 

固法(ダメよ!)

 

黒子(わかってますわ......アンチスキルに従いますの)

 

私たちは極力小さな声で話し、隙を伺い壁越しからよくよく観察していたら犯人が人質を抱えたままバッグのとこまで移動し拳銃を左腕と胸の辺りに挟みバッグに手を伸ばした。

 

固法(今よ!)

 

 

 

 

 

~郵便局内~

 

私は固法先輩の合図で強盗の真後ろにテレポートし、拳銃を奪い訓練通りの立ち回り方で強盗を押さえつけた。

 

黒子「ジャッジメントですの!拘束させていただきます!」

 

まぁもう拘束してるんですけどね。

それと同時にアンチスキルが強盗を完全に取り押さえ黄泉川さんは人質を解放し一件落着かと思いきや、1人の男が郵便局に入ってきて瞬時に入口付近に居た初春を人質に取り拳銃を突きつけた。

 

男「1人で強盗仕掛けるわけないだろうが」

 

黒子「初春!!!」

 

黄泉川(まさか......もう1人居たとは......通信していたのか!)

 

なんてこと。またこの郵便局で初春が人質に取られてしまうなんて。

あのときは確か切羽詰まったあと、そのときはまだ知り合ってはいませんでしたがお姉さまが助けてくださいました。けどここにお姉さまはいない。

この状況を覆す一手。テレポートしようにも強盗の仲間は壁を背にしている。恐らく警戒している。どうすれば。

 

そのとき、初春が強盗の一瞬の隙をつき拳銃を奪い取りその強盗はアンチスキルに瞬時に拘束された。

 

何しに出てきたんですの?この人。

 

黄泉川「感謝するじゃん。お陰で犯人を捕まえられたよ」

 

固法「いえいえ、私たちで良ければいつでもお手伝いさせていただきます」

 

黄泉川「申し訳ないんだけど、強盗確保ってことで聴取を受けてもらわないといけないんだけど……」

 

固法「わかりました。私だけで良いですか?」

 

黄泉川「ありがとう。そんなに時間は取らせないじゃんよ」

 

固法「はい!貴女たちは先に帰ってなさい」

 

固法先輩は私たちにそう告げるとアンチスキルについていきその場を去った。

 

黒子「さて、私たちも帰りますか初春」

 

初春「そうですね......あ、白井さん!丁度近場に美味しいクレープ屋さんがあるんですけど寄って行きませんか?」

 

目をキラキラさせながら初春は私に詰め寄りそう言った。

こうなった初春を止めることは難しいですの。

 

黒子「わかりましたわ。まぁお昼を中断して応援に来たからお腹が空いてますものね」

 

そういって私たちは外に出てクレープ屋に向かい歩を進めたそのとき、近くのビルの最上階から小規模な爆発が起き辺りはざわめいていた。

 

初春「な、なんでしょうか!?」

 

黒子「わかりませんが......とにかく行きますわよ初春!クレープはまた今度にしますの!」

 

初春「うぅぅ、わかりました!」

 

そんな残念そうな顔をしなさんな初春。

クレープならいつでも奢って差し上げますわ。

 

私たちはテレポートしビルの最上階に入り、状況を確認しようとしたが煙の多さに回りが見えなくて戸惑っていたが、次第に晴れてきて目の前にとある人物の姿が見えてきた。

 

黒子「あ、貴女は!結標淡希(むすじめあわき)!?」

 

結標「......」

 

結標淡希。

樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)と呼ばれる過去に学園都市が衛星軌道上に打ち上げたスーパーコンピューター。それが1年前に何者かによって破壊されそれをとある組織がスペースシャトルで宇宙まで行き回収してきた残骸(レムナント)を私がジャッジメントとして奪うことに成功したのですが、その直後にこの女の能力である座標移動(ムーブポイント)によって奪われてしまいその戦いの最終局面で私と結標淡希は死闘を繰り広げた。

その女が何故ここに!?

 

黒子「貴女の仕業ですの!?」

 

初春「ジャッジメントです!質問に答えなければ拘束させてもらいます!」

 

結標「......」

 

何故いつまでも無言ですの?

ジャッジメントが来たからおとなしくお縄に捕まろうとでも言いますの?

 

初春「白井さん、お知り合いですか?この人何も答えようとしないんですが......」

 

知り合いと言えば知り合いなんですが、敵と言えば敵なんですわよ初春。

また机や椅子に下敷きにされるのはごめんですの。

とは言え爆発が起こり駆けつけて見ればこの女がここにいる。確定ではありませんが重要参考人として拘束させて頂きますの。

 

黒子「行きますわよ初春!!!」

 

初春「はい!」

 

結標と戦う黒子と初春。

だが戦おうと態勢を取ったその時、突如黒子たちの後ろから電撃が走りそれは結標に直撃し倒れた。

 

初春「この電撃は!!」

 

黒子「お姉さまの!」

 

黒子たちは期待を胸に笑顔で振り返ったが、その後ろから現れた者は御坂美琴ではなく1人の少女であった。

 

黒子「......貴女、何者ですの!?」

 

突然現れたこの女の子。

年は私たちに近いと思われますがこのプレッシャーは一体。

 

謎の少女「答える必要はない」

 

黒子「何故攻撃を?」

 

謎の少女「その者はオリジナルの能力をコピーし我々が開発したクローンであり実験台だ」

 

初春「実験台......なんでそんなことをするんですか!?」

 

謎の少女「知る必要はない。もうそのクローンは用済みだ......」

 

謎の少女はそう告げた途端、結標擬きは姿を消した。

 

黒子「(ムーブポイントの能力!?)では先程の爆発は貴女によるものですの!?」

 

謎の少女「そうだ......と答えたらどうするつもりだ」

 

黒子「貴女を倒し拘束するまでですの!」

 

テレポートで謎の少女の背後を取り、足払いをくらわせたが少女にダメージは愚か微動だにせず逆に私が元居た場所に放り投げられてしまった。

 

初春「白井さん!大丈夫ですか!?」

 

黒子「初春......貴女は今すぐここから逃げアンチスキルとジャッジメントに連絡なさい......」

 

初春「白井さんも一度ここから離れなくてはダメですよ!!」

 

謎の少女「無駄だ」

 

少女の身体から発した輝きが辺り一面を覆う。

 

黒子「こ、これは!?」

 

謎の少女「これで貴様は自分自身をテレポートすることは出来ない」

 

黒子(そんなバカな話が......テレポートが......出来ない!?)

 

謎の少女「終わりだ」

 

黒子(せめて......初春だけでも......!)

 

黒子「応援をお願いしますの!」

 

隣に居た初春の腕を掴みテレポートした。

 

黒子「残念でしたわね......初春がアンチスキルやジャッジメントに連絡し、すぐこの場に応援が駆けつけますの!」

 

謎の少女「アンチスキルは既に我が手中......そしてテレポートが出来るのは貴様だけではない」

 

アンチスキルは我が手中?テレポートが出来る?

テレポートの能力者だとしても手中とは一体どういう意味ですの?

 

謎の少女「それだけではない。先程我の同異体が新たにレベル5の能力を貰い受けた。その能力は同異体である我にも使用することが可能......貴様はその能力の実験台になってもらう」

 

黒子「レベル5?何を言ってますの?能力をコピーする能力なんて......しかも同異体?冗談にしては笑えませんの」

 

謎の少女「最早何も言う必要はない」

 

黒子「!?」

 

謎の少女がそう言うとその少女は黒子に対して突然電撃を発し、テレポートが封じられているかつほぼ不意討ちの形で攻撃されたため黒子は避けることが出来なく、直撃してしまった。

 

黒子(くっ!......か、身体が......)

 

電撃を直撃で受けてしまったため、身体が痺れ言うことを効かず攻めることも逃げることも出来なくなってしまった。

 

謎の少女「終わりだ」

 

再び電撃を浴びせ、黒子はそのまま倒れてしまった。

 

黒子「......」

 

謎の少女「所詮はレベル4。この程度か」

 

謎の少女がそう言うとその場からワープし消えていき、その直後にビルが崩れ始め地鳴りのような音と共に崩れ、黒子はその崩壊に巻き込まれてしまいビルは完全に崩壊した。

 

黒子(あの......電撃......そしてレベル5......まさか......)

 

辛うじて生きていた黒子だが、多大なダメージをおってしまいテレポートも出来ず脱出することも出来なかった。

 

黒子(お......ねぇ......さま.........)

 

黒子はビルの瓦礫に埋もれた状態でそのまま気を失ってしまった。

 

to be continued......

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