SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録   作:はるかさん

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こちらのストーリーは 紅き星の暴走 とある魔術の禁書目録編です。
涼宮ハルヒの憂鬱編は別ストーリーとなります。
ハルヒ編とリンクしている箇所もあり、最終的にはハルヒ×とあるシリーズ編となります。

2話と3話にはα話とβ話の2種類がありますが、どちらを先に読んでいただいてもストーリー上の問題はありません。


2-β話 ~超能力者と魔術師~

神裂「私は神裂火織(かんざきかおり)と申します。お互い色々と思うこともあるとは思いますが、突然この様な出来事が起こっている以上、共に行動をしたいのですが?」

 

美琴「私は御坂美琴(みさかみこと)。勿論大歓迎です!まずは情報収集をしましょう!」

 

佐天「あたしは佐天涙子(さてんるいこ)です。とりあえず今あたしたちに出来ることをしましょう!」

 

神裂「御坂さんに佐天さんですね。よろしくお願いします!」

 

美琴「こちらこそ♪」

 

美琴、神裂、佐天が合流しこれから3人で行動することになった彼女たちは、これから先壮絶な戦いに巻き込まれることになるとはこの時は知る由も無かった。

 

神裂「......とは言えどこに向かえば良いのでしょうか?」

 

佐天「あ、あははーそうですよねー」

 

神裂さんと佐天さんが言うことは最も。なんせ情報が何も無い。ただ私は1つ気になったことがあった。

 

美琴「私......少し気になったことがあるわ」

 

佐天「なんですか!?気になったことって!?」

 

そんなに顔を近づけなくても。

 

美琴「あの少女のことで、神裂さんの話だと少女が現れた時間が私たちとほぼ同じ。ここから言えることはクローンである可能性が高いのよ」

 

神裂「クローン......ですか?」

 

神裂さんが意味不明と言った顔をしてる......無理もないか。クローンと聞いてピンと来るのは今ここには私くらいしか居ない。

 

美琴「そう。そしてこれはまだよくわからないけど、少女が言っていた"星の扉が開いた"ってのと"力を貰い受ける"ってこと。でも神裂さんの力と私の力は消滅していない」

 

佐天「謎が深まるばかりですね......」

 

美琴「クローンの可能性なら悪いんだけど2人とも私に付いてきて欲しいの」

 

神裂「どこに向かうのですか?」

 

美琴「研究所です。1年前にとあるレベル5のクローンが開発されてた研究所。もうその計画は1年前に破綻したんだけど、行ってみる価値はあると思う。そのときは研究所はいくつもあったんだけど、計画が破綻したから稼働してる研究所は1箇所のみなの」

 

佐天「1年前......クローン......御坂さん、それってまさ」

 

神裂「行ってみましょう!」

 

佐天さんの言葉を遮るように神裂さんが私に言った。

気がついちゃったかも知れない。でも今はそんなことで迷ってる暇はない。

 

佐天「......そうですね!とにかく今はそこに行ってみましょう!」

 

美琴「そうね......何か情報を得られるかも知れないしね!」

 

私たちは研究所へと向かった。

あの少女がクローンである可能性、そしてクローンに関する情報が手に入れば止められる手立てがあるのなら。

 

 

 

 

 

~研究所~

 

神裂「ここが研究所......」

 

佐天(1年前に御坂さんのクローンが製造されていた研究所がここ......)

 

外観からは中の情報を仕入れることは出来ないけど、それでもこの静けさは異常。私たちの知らない何かが起こっているに違いない。

 

佐天「御坂さん、入りましょう」

 

美琴「えぇ、行くわよ!」

 

佐天さんの表情からはまるで不安要素を一切引き寄せない頼りあるかつ笑顔だったが、目は覚悟を決めた目付きでそれを見た私はその佐天さんの表情に背中をポンッと押され覚悟を決めることが容易に出来、3人揃って研究所内部へと入っていった。

 

廊下は暗く電気が点いていなかったが、そんなのはお構い無しに進んでいく3人。

 

階段を登り廊下に出たとき、とある部屋の明かりが廊下に漏れていた。

私たちはその部屋に注目し、ドア付近まで近づきそれはまるで刑事ドラマの1シーンの様な感じであり研究所のドアは完全に自動で、覗き見ることが出来ないため音だけが頼りになる、が。音はしない。でも何でここだけ電気が。

 

私は佐天さんと神裂さんに対して"開けるよ"っという意味で頷き、2人もその意味を受け取ったらしく、頷き返してきた。

 

私は磁力で天井に足を付けぶら下がっている形でドアを開けた。

そして中を見てみると。

 

佐天「布束さん!?大丈夫ですか!?」

 

そこに居たのは当時私のクローン開発に関わっていて、フェブリとジャーニーの親でもある布束砥信(ぬのたばしのぶ)が倒れていた。

 

美琴「ちょっとアンタ!どうしたのよ!?」

 

布束「御坂さんと、佐天さん......だったかしら?」

 

佐天「何があったんですか!?襲撃でも受けたんですか!?相手は何人ですか!?」

 

美琴「落ち着いて佐天さん!」

 

布束「1人よ......」

 

神裂「え?」

 

布束「1人の少女に......フェブリとジャーニーが......」

 

フェブリとジャーニーが。それに1人の少女ってまさか。

 

美琴「ね、ねぇ!その少女の外見って白いワンピースみたいな服を着ていて髪は緑色だった!?」

 

布束「えぇ......知ってるの?」

 

まさか同じ少女なんじゃ。

 

佐天「フェブリとジャーニーがどうしたんですか!?」

 

布束「回収する......ネットワーク構築のために必要な力。そう言って突然消えた。フェブリとジャーニーも......」

 

美琴「それ、いつ頃?」

 

布束「1時間程前よ」

 

1時間。私と佐天さんがセブンスミストで買い物し始めたくらいか。そしてその少女はその後に私の前に現れた。でもネットワーク構築って一体何の。

 

神裂「貴女はその少女と戦ったのですか?」

 

布束「......貴女は?」

 

神裂「神裂火織と申します」

 

布束「私はフェブリとジャーニーを守る為にその少女と戦った......but、その少女の力は普通じゃない......少なくともあれは科学の力ではないわ......」

 

神裂(しかし魔術とも言い難い......)

 

科学の力でもない。インデックスが魔術とか言ってたけどまさか本当に魔術があるとでも。

いやそんなわけがない。そんな非科学的な力が存在するはずがない。

 

私はあの少女に対して益々不可解な点が増え、半ば混乱状態にあった。

が、ここに来た本来の目的はあの少女の情報収集。

ここに情報があるとは限らない。でも今はここしか見当がつかない。

 

美琴「布束さん、ここの研究所にネットワークから遮断されている部屋に行きたいんだけど......」

 

布束「良いわよ......ここの研究所にはもう誰もいないから......」

 

誰もいない?何故?

答えは即座に思い付いた。

あの少女を恐れ逃げだした可能性が極めて高い。

 

佐天「そこに行きましょう!」

 

布束「......私も行くわ」

 

神裂「しかしその体では......」

 

布束「大丈夫......行きましょう」

 

私たちは1年前に、私が単騎で研究所に乗り込み始めて超電磁砲量産計画(レディオノイズけいかく)の前章を知ることとなったあの培養機が並べられていた部屋に向かうことになった。

 

しかしそこに行っても何も得られなければ次はどこに向かえば良いかわからなくなる。せめて何か1つでも情報が掴めれば。

 

 

 

 

 

~とある施設~

 

美琴「......着いた」

 

佐天「うへ~......さすが研究所と言うかなんと言うか......」

 

布束「ここのコンピュータから情報を吸い上げるってわけね......」

 

美琴「そう......今はそれしか出来ることないから」

 

布束「無駄よ......ここの施設はもう機能してないし、コンピュータからは全データが消去されている......equal、ここで得られる情報は何もない」

 

確かに。それならコンピュータから情報を得るのは難しい。

普通のやり方なら、の話だけどね。

 

美琴「ならそのデータを復活させれば良いんでしょ?」

 

布束「何を言ってるの?そんなこと一体どれだけの時間を......」

 

私は静かに目を閉じ、手をコンピュータの前で静止させ微弱な電気でコンピュータの心臓と言える部分に小さい電撃を浴びせコンピュータを起動させることに成功。

その後アクセスし、内部データを復活させた。

 

普通のやり方では無理。でも私の能力を持ってすれば......ハッキングだって出来るんだから。

 

布束「なんて強引な......」

 

佐天「いつものことですよ♪」

 

神裂「それで、あの少女に関するデータはあったのでしょうか?」

 

そう、そこが一番の問題。

 

布束「そもそも何故ここに情報があると思ったのかしら?」

 

布束さんがそう疑問に思うのも最も。

ここに来たってあの少女の情報が掴める可能性なんてたかが知れてる数値。

とはいえ理由がなければ私だってここには来ない。

 

私たちがここに来た理由、それはセブンスミストに現れたあの少女と神裂さんが出会ったあの少女はクローンの可能性がある。もちろんテレポートしていた、つまり完全同一人物な可能性もある。

だけどあんな短期間でアンチスキルやシスターを手駒にし、神裂さんの話だとミーシャという1年前に消滅したハズの強大な力を持つ人物がその少女と共に現れた。そんなの一人で出来るはずがない。かといって大規模な組織とも考えにくい。

ここは学園都市。外部の情報だってすぐに流れてくる。しかも学園都市だけでなく、外部まで狙っているなら尚更のこと。

だけどそんな情報は一切入って来なかった。学園都市は朝、警備は通常通りで異常もなく、本当にいつもの風景だった。

 

しかしあの少女が何かしらの力を持っていて何かをしたのであれば。

私は掻い摘んで布束さんに事の経緯を説明した。

 

布束「成程ね......確かにその可能性はあるわね......but、何も情報がなかったらどうするつもりかしら?」

 

神裂「.....歩いてでも情報を求め探し続けます。私を信じ、学園都市に飛ばし帰りを待っている仲間のためにも見つけ出さなければなりません!」

 

佐天「そしてフェブリとジャーニーも必ず救い出す......それがあたしたちがすべきことです!」

 

布束「OK......私も協力させて貰うわ......because、あの子たちをこのまま放っておくことは出来ない......!」

 

美琴「あった......あの少女の情報!!!」

 

一同「!」

 

少女の情報をついに見つけた。

 

要約するとまずあの少女は1年前にここの研究所に訪れ自身のクローン開発の為に私のクローン開発のデータを転送し、それを元にクローンを生成。しかもそのクローンは完全コピー型で能力はオリジナルと同じものでクローン同士はネットワークで繋がっている。

 

布束「そこまでのレベルの技術が......科学だけではそこまですることは不可能......」

 

美琴「こ、これは!?」

 

佐天「なんですか!?御坂さん!?」

 

おそらく少女が自ら入力したのであろう文章。

文章は長くはないけど、内容が想像を絶するものであった。

 

 

 

 

 

我らの計画は3年前の七夕の日から始まった。

情報フレアが観測され、たどり着いた場所は県立北高の近く。

北高の校庭で我らの能力に必要な情報、力がそこの文字から溢れていてそれを転送。

 

その後そのデータを解析した結果、我らの星にとって巨大なエナジーとなるため神と認識されている"涼宮(すずみや)ハルヒ、佐々木(ささき)"の両名の力を使い紅き星のエナジーとすることで今後の発展の礎とすることが決定された。

それにより我らの星は活性化し、更なる文明、科学、魔法が発展していくであろう。

しかし現段階では神の力の前では何も対処が出来ないのは事実。

そして北高には神の力を持つ者たち以外にも、情報統合思念体(じょうほうとうごうしねんたい)天蓋領域(てんがいりょういき)と危険視しなければならない者たちが近くにいる。

その為に、我自身のクローン、能力コピーシステムを開発し、北高・学園都市周辺に担当を分け任務を遂行する予定である。

 

学園都市はあらゆる能力を持った人間がいる。

神の力の前で必要となる可能性が高い能力は貰い受ける。

そうでなければ我らの計画を邪魔されないように排除するまで。

計画実行の日は近い......。

 

 

 

 

 

美琴「何よ......これ?」

 

神?

魔法?

北高?

情報統合思念体?

天蓋領域?

エナジー!?

 

神裂「どうやら私達が思っていたよりも深刻な事態みたいですね......」

 

佐天「涼宮ハルヒ......佐々木......神の力って......どういうこと?」

 

布束「その北高というところが本命みたいね......」

 

わかったことは学園都市だけでなく、ある意味日本事態が、いや下手をすれば世界中が危機に迫られている可能性だってある。

神の力ってのがどんなものかはわからないけど、この文章を読む限りでは学園都市のレベル5ですらその神の力の前では足元にも及ばないレベルってことになるわね。

 

美琴「......北高ってところに行ってみよう」

 

佐天「そうですね......しかしあたし達だけってのは人数的に少ないんじゃ......」

 

美琴「えぇ。安心して、今すぐ北高に行くわけじゃないから。とりあえずは仲間と合流しないとね。外に出よう」

 

ここの施設で得られた情報は大きい。

あの少女が何者なのかは未だ不明であるが、目的は神の力を所有している涼宮ハルヒ、佐々木という人たちを生贄にし紅き星のエネルギーとすること。

そんな宇宙的規模の話が。なんでこんなことに。

 

佐天「あれは!?」

 

布束「パワードスーツ......まさかフェブリとジャーニーが!?」

 

佐天さんが突然声を上げ、びっくりした私たちは前方をよく見てみると、1年前に学園都市研究発表会の時に襲撃してきたパワードスーツ。

結構な数だけど、兵器なら私の電撃で!

 

神裂「科学兵器......!」

 

美琴「来るわよ!!」

 

パワードスーツが鉄の棒を持ちそのまま真っ直ぐ私に突っ込んで来たが、電撃で回路をショートさせ動きを止める。

しかし続々と兵器が現れ、私たちは外に向かい走りながら応戦していたが、前を走っていた佐天さんと布束さんの足が止まり何事かと思うと前方からも兵器が現れこのままでは私たちは挟み撃ちを受けてしまう。

 

美琴「こんっっっの!!!」

 

私はコインを取り出し後方から追いかけてきた兵器に対し目掛けてそれを放ち一時的に挟み撃ちという陣形を崩すことに成功したが、前方の兵器は既に佐天さんと布束さんの近くまで接近していた。

それで電撃を飛ばそうと力を溜め始めたそのとき、1人の人物が行動を起こした。

 

神裂「Salvare......000!!!」

 

それは神裂さんで刀を取り出しそれを振るうと目の前にいた兵器たちは一瞬で木端微塵となり、2人を救い道を開けてくれた。

 

神裂「お2人共、ご無事ですか?」

 

佐天「あ、ありがとうございます!もの凄い能力ですね!もしかしてレベル5ですか!?」

 

神裂「レベル5と言う表現がいまいちわかりませんが、これが私の......魔術です」

 

佐天「へ!?」

 

布束「まじゅ......つ!?」

 

魔術師?

まさか神裂さんが!?

 

神裂「御坂さん!危ない!」

 

美琴「!?」

 

振り向いたら既に兵器は私に接近していたが、瞬時に電撃を兵器全体に浴びせ制御を失った兵器は倒れてついには動かなくなった。

 

美琴「神裂さん......魔術師なんですか......?」

 

神裂「......はい。学園都市でそのことを言うのはどうかと思い伏せていましたが、この状況、そしてあの少女の目的を知った以上、何が起こるかわからないので私のことは話しておいた方が良いと思いまして......隠していてすみませんでした」

 

美琴「いえ......それは構わないんですが......本当に魔術師が存在するなんて......」

 

神裂「本来科学サイドと魔術サイドはこの様に干渉することはよろしくないのですが......今回の件は世界的危機になり兼ねない。だから協力する、包み隠さず真実を伝える、信用信頼する、そうありたいと思いました」

 

美琴「神裂さん......ごめんなさい!私、今まで魔術なんて非科学的で存在を完全否定してた。馬鹿馬鹿しい、くだらない、魔術師なんているわけがない......そう思っていた。けどそれは違った。今私の目の前にいる神裂さんは私たち能力者と共に戦ってくれている魔術師。私は神裂さんを信用するし信頼もする!だから......」

 

神裂「はい♪私も御坂さん含め皆さんを信頼しています。これからもよろしくお願いいたします」

 

その時の神裂さんの顔はとても笑顔で濁りが全くなく、本当に純粋な表情で私に対して返答してくれた。

対して私は魔術師なんて似非的存在を真っ向から否定していた愚か者。反省すべきね。

でもありがとう、神裂さん。

 

私たちはパワードスーツからの襲撃を受けたが、なんとか撃退し外に出ることが出来た。

暗かった研究所を出た途端、外の光が私たちを襲ったが徐々に視界が晴れてきたと同時にその目の前の光景に私たちは驚愕した。

 

そこには無数のパワードスーツが倒れていた。何が起こったのかさっぱりわからないけど、兵器を倒した人物は特定出来る。恐らくあそこで暴れてる銀髪で細身の男、って、アクセラレータ!?

 

アクセラレータ「ッたく、なンなンですかァ?研究所出たら突然襲い掛かッて来やがるとは......」

 

美琴「アクセラレータ!」

 

アクセラレータ「......オリジナルか」

 

美琴「なんでアンタがここにいんのよ!?」

 

どうやらラストオーダーが居なくなり探していて、ここの研究所で何か情報を得られるかと思い立ち寄ったがラストオーダーの情報は一切なく、次の場所へ向かうため外に出たところ襲撃を受けたらしい。

ここの研究所は情報源として頼られてんのかしら?

 

上条当麻と共に行動し、途中ウイルス信号によって制御が効かなくなった妹達の襲撃を受けた1人の女の子を救いアクセラレータは妹達の注意を惹き付け、アイツはラストオーダーを探すべく、その女の子を助けるべく共に逃げたみたい。どこでも誰にでも良い顔しやがって!

っとまぁとにかくアイツも無事セブンスミストから脱出出来たってことね。

 

美琴「アクセラレータ、お願いがあるの」

 

アクセラレータ「あァ?」

 

美琴「......情報を共有したい」

 

私が持っている情報とアクセラレータたちが巻き込まれた情報を共有すれば何かしらの結びつきが出てくるかも......そうでなくても今はアクセラレータと共に行動すべき。

コイツの能力の高さは知ってる。今はあの少女がやろうとしていることの阻止が第一。

 

アクセラレータ「......わーッたよ」

 

アクセラレータから聞いた話ではあの少女の手掛かりになりそうなヒントは無かった。

だけど、仲間の居場所はわかった。

その助けた女の子は頭に花飾りをしていてジャッジメントの腕章をしていた、それは間違いなく初春さん。

黒子の存在はわからないみたいだけど、ひょっとしたら初春さんが知ってるかも知れないし、もしかしたらもう合流しているかも知れない。

そしてあのバカとその仲間も無事でいるということ。

 

私の持っている情報もアクセラレータに伝え、お互いの持っていた情報を共有した。

 

美琴「私もラストオーダーを探す」

 

アクセラレータ「あァ?」

 

美琴「......あの子たちが巻き込まれてるなら助けなきゃいけない!」

 

佐天(恐らくそのラストオーダーっていう子は御坂さんのクローンの......)

 

アクセラレータ「......勝手にしやがれ」

 

相変わらず不愛想な返事、態度だけどラストオーダーが居なくなって一番困っているのはアクセラレータ。

私だってあの子たちのことは何が何でも助け出してあげたい!

 

っとは言え、どこに向かえば良いかわからない。当たり前の話だけどラストオーダーの居場所なんてわからない。

だからアクセラレータだって情報を得るため研究所に来た。

どこに向かえば良いのやら。

 

私たちはどこに向かえば良いかわからないままとにかく一先ず次なる研究所へ移動するため歩き出した。

ところが、遠くの方で爆発が起こりそこには煙が立ち芝生が燃えているのは遠目で見てもわかった。

 

美琴「爆発!?」

 

神裂「あの炎は......!」

 

アクセラレータ「......行くぞ!」

 

アクセラレータが地面を蹴り、ベクトル操作で私たち全員をふっとばし空中移動した。

 

私は磁力で着地の衝撃を緩和しようとしたが、さすがにアクセラレータも着地のことは計算していてくれてたみたいで、先に降り私たちが地面にぶつかる寸前で再びベクトル操作で着地の際の衝撃全てを地面に向けて私たちは怪我することなく無事に着地出来た。

 

地面はへっこんだけど。

 

佐天「ありがとうございます!」

 

布束「......にしても、まさか第一位と共に行動することになるとはね」

 

アクセラレータ「さッてと......なンだァあの化け者は」

 

美琴「あれは!?」

 

目の前で戦いが繰り広げられていて、2人の人物が戦っていた。

その相手は、1年前に幻想御手(レベルアッパー)が引き金となりそれを使用した者たちの脳内ネットワークを構築し生み出されてしまったAIM(エーアイエム)バースト。

そしてそれと戦っているのは幻想御手を作り出した張本人の木山春生(きやまはるみ)と1人の男性だった。

ってか佐天さんは無事なの!?

 

佐天「ん?どうかしましたか?御坂さん」

 

美琴「佐天さん、痛みとか何かしら感じ取ったら直ぐに教えて!」

 

佐天「は、はい!わかりました!」

 

神裂「あれはやはりステイル!御坂さん!援護しましょう!」

 

美琴「えぇ!行くわよアクセラレータ!」

 

アクセラレータ「ッたく、しゃーねーなァ」

 

私たちは援護するために、共闘するために戦闘に介入した。

 

木山「ステイル君......!」

 

ステイル「くっ!」

 

見る限りでは押されている。無理もない。AIMバーストは手数がかなり多い。

強力な能力者でなければ少人数で撃退するのは難しい。

 

神裂「ステイル!!」

 

ステイル「神裂!?何故君がここに!?」

 

美琴「木山先生!怪我は大丈夫!?」

 

木山「おぉ......なんとか......な......」

 

2人共ボロボロだったのにも関わらず諦めずに戦っていた。

許さない。仲間を傷つけ、妹達や幻想御手使用者の集合体まで利用するなんて。

絶対にあの少女だけは許せない。

 

美琴「ごめんね......あの少女に無理やり復活させられたんでしょ......すぐにその辛さから解放してあげるから......全力で行くわよ!」

 

神裂「ステイル......お下がりください......私たちが守って見せます!」

 

アクセラレータ「行くぞ......てめェーらァ!!!」

 

to be continued......

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