SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録   作:はるかさん

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こちらのストーリーは 紅き星の暴走 とある魔術の禁書目録編です。
涼宮ハルヒの憂鬱編は別ストーリーとなります。
ハルヒ編とリンクしている箇所もあり、最終的にはハルヒ×とあるシリーズ編となります。


3-β話 ~未知なる力 後半~

相手の周りにあるエネルギーが急激に高まっていく。

感じ取れる範囲ではあの少女と同等かそれ以上の力。

 

喜緑「計画を邪魔する可能性がある者たちは私たちにとって障害でしかない......」

 

まさかこれ程の力の持ち主が存在するなんて完全に予想外。

 

神裂「これは......全力でいかなければ......やられる......!」

 

美琴「来るわよ!!!」

 

喜緑「障害は............排除する!!!」

 

 

 

 

私と神裂さんは妙なプレッシャーを感じ寮からこの場に駆けつけた。

そこには情報統合思念体の喜緑江美里さんがいて、研究所のコンピュータ内のデータにあったあの少女の記録に彼女たちの目的が打ち込まれており彼女たちにとって危険視しなければならない存在が情報統合思念体。

神と呼ばれている涼宮ハルヒという人物の近くにいる存在らしいんだけど、恐らくあの少女に利用され今この場に居て学園都市内の超能力者、魔術師と後々厄介な存在になり兼ねない私たちと対峙している。

 

喜緑さんに何があったのかはわからないけど今は全力で戦わないと確実に殺される。

 

美琴「くっ!」

 

喜緑さんの周囲に溜まっていたエネルギーとも言えるレーザーが私の横を一瞬にし通過していき後ろの家を一瞬で貫通した。

 

喜緑「原子崩し(メルトダウナー)と呼ばれる能力......」

 

美琴「まさか......麦野まで!?」

 

麦野沈利(むぎのしずり)

1年前に私が超電磁砲量産計画(レディオノイズけいかく)を阻止するためその計画に関わっていた研究所を潰しにかかっていた時に戦うことになったアイテムのリーダー。

なんだけどあいつの能力までもが奪取されている。

 

美琴「あいつは今どこにいんのよ!?」

 

喜緑「知る必要はない......そして私の能力はそれだけではない」

 

神裂「!?」

 

喜緑さんの言葉に対して私と神裂さんは距離を取り身構えた。

そして何が驚愕かって彼女の周りに今度は電撃が走り始め、その電撃は言うまでもなく間違いなく私の能力。

何故喜緑さんが私の能力を得ているのかは定かじゃないけど、恐らくあの少女が得た能力は喜緑さんも使用出来る様にしてる。

私が最初に少女と会ったのはセブンスミスト。その時能力を貰い受けると言われインデックスはその場から回収されたけど私は回収されなかった。ここで私は私自身の能力は奪われなかったと思い込んでいた。

しかしそれは違った。私の能力は消失していないのは事実だとしても、相手にも私の能力が渡っている。

これはもう明白な事実。

ここで止めなければ更に被害は拡大していく。

 

喜緑「超電磁砲......自らの能力で消え去るが良い!」

 

神裂「御坂さん!」

 

美琴「はぁぁぁぁああああ!!!」

 

喜緑さんが電撃を飛ばして来たのに対して私も電撃を飛ばし両者の間で電撃による鍔迫り合いが生じている。

お互いの均衡は崩れず、中間で凄まじい光と音が場を支配していた。

私が力を上げると相手も力を上げ全く持って互角の力でぶつかり合い主導権を握ろうと必死だった。

 

美琴「さすがと言うべきなのかしら......ここまでなんて......」

 

喜緑「.........」

 

美琴「だけど1つだけ真似出来ないことがあるみたいよ?」

 

喜緑「どういう意味か?」

 

神裂「貴女は1人ということです!Salvare000!!!」

 

そう。能力をコピーし対等の力を得たとしても仲間の存在までもコピーすることは不可能。

私には仲間がいる。共に歩んできた仲間が。

 

神裂さんの魔術が喜緑さんを急襲、直撃し大きく吹っ飛んだ。

そして私との電撃の均衡は全て喜緑さんに向かって流れそれも直撃し地面に叩きつけられそのまま倒れこんだ。

 

美琴「恐ろしい力の持ち主でしたね......」

 

神裂「そうですね......まさか御坂さん以外の方の能力まで扱うとは......」

 

それが厄介な問題。

どう能力をコピーしているのかはわからないけど、もし仮に少女間でネットワークみたいなものを経由していて能力が扱うことが出来るのなら手の施しようがない。でも多数の能力をコンピュータを介さず経由させるなんて膨大なデータ量になるはず。しかもレベル5の能力。

となるとどこかにそれを管理・制御しているマザーコンピュータとかその能力を持った人たちの脳内意識、能力を操る施設が必ずあるはず。恐らくそれが能力コピーシステム。

それを見つけ出さないことにはあの少女を止めることが難しくなる。

 

美琴「神裂さん......一旦寮に戻りましょう。今後の方針について話します」

 

神裂「えぇ。わかりました」

 

私と神裂さんは寮に戻ろうとし振り向いて歩き出した、その時だった。

後方から地面を擦るような音が聞こえてきた。

 

ガサッ......ズサッ......

 

私はその場を振り返り驚愕した。

そこには何事も無かったかの様に立ち上がろうとしている喜緑さんの姿があった。

あれを喰らってまだ動けるなんてどんだけタフなのか。

 

神裂「まだ終わりませんか......」

 

私と神裂さんは再び構え臨戦態勢を取ったが、喜緑さんの口から意外な言葉が飛び出した。

 

喜緑「実験はこれにて終了とする......」

 

美琴「逃げる気!?」

 

喜緑「データ収集は完了した。お前たちとはまた会うだろう......」

 

神裂「なっ!?」

 

そう言うと喜緑さんは突然姿を消した。恐らくテレポートしたのだろう。

結局喜緑さんがどうして超能力を使えるのか、あの少女との関連性、能力コピーシステム、神の力等の蓋然性のある情報は得る事が出来なかった。

しかしいくつかわかったことは、麦野の能力がコピーされていること、コピーした能力は複数使用出来ること、再び喜緑さんと出会う可能性があるということ。

 

神裂「御坂さん......とにかく寮へ戻りましょう。皆さんが心配してるでしょう」

 

美琴「そうですね......行きましょう......」

 

辺りは既に暗くなっていて私たちは寮に戻ることにした。

これからの行動方針も話さなければならない。

そして寮に着き、私の部屋の着いた。

 

 

 

 

 

~美琴の部屋~

 

美琴「ただいま~」

 

神裂「失礼致します」

 

佐天「お帰りなさい、さっきは急にどうしたんですか2人とも!?」

 

美琴「あ、あぁ~、うん、大したことじゃないから......アハハ、アハハハ」

 

相変わらず誤魔化すのが下手くそよね......自分で言ってて呆れるわ。

でもまぁ佐天さんならそう突っ込んで来ないだろうしあまり話さない方が良いかな。

言うと逆に心配させちゃうしね。

などと思っていたら私が思っていた程すんなり誤魔化すことは出来なかった。

 

佐天「......うして?」

 

神裂「佐天さん?」

 

佐天「どうして......どうしてそうやって誤魔化すんですか!!?」

 

美琴「!?」

 

佐天「1年前にも同じようなことがありました......その時は私は直接関わっていなかったし、あたしが心配するだろうと思い御坂さんはあたしを相談相手にしなかった。けど!今回はあたしだって関わっているんですよ!?チームなんですよ!?突然マジ顔になって出て行って......どれだけ心配したか......」

 

佐天さんの言う通りだった。

1年前の妹達の件で、私は私自身の責任を償おうとし周りには一切迷惑をかけたくなかったから黒子にですらそのことを話さなかった。それは私だけの問題だったから。

でも今回の件は違う。全員で戦って全員で守って全員で世界を救う、それが今回の事件。

グループで私と神裂さんが抜け残った人たちがどれだけ私たちのことを心配していたか、なんて考えてもなかった。私は心配させたくない、それだけしか考えてなかった。

 

ステイル「君たちには話す義務がある」

 

美琴「佐天さん......みんな。ごめん!心配かけたくなかったってことしか考えてなかった。でもそれは今この状況では自分のことしか考えていないのと同じ......本当にごめんなさい!」

 

神裂「申し訳ございません!」

 

私たちはみんなに対して頭を下げた。

そりゃそうだ。心配させるだけさせといて帰って来ても"なんでもない"じゃあ怒って当たり前。

仲間でチームなんだから頼って頼られる存在、それこそが正しい姿。

 

布束「何があったのかしら?」

 

美琴「実は......」

 

私は喜緑さんのことをみんなに話した。

もちろん能力コピーのことも情報統合思念体の強さ、あの少女と繋がっている可能性、利用されている可能性、能力コピーシステムの存在の可能性と様々なことを話した。

 

木山「そんなことが......」

 

ステイル「情報統合思念体......」

 

佐天「ちょっと待ってください......テレポートしたってことは......白井さんは!?」

 

美琴「!」

 

言われてみれば。私はあの少女ならテレポートくらい出来ると思っていた。

でももしあれが黒子から能力コピーしたもので私とは違って無事じゃなかったら今頃どうなっているか。

 

佐天「早まらないでください御坂さん!」

 

私は無意識に走り飛び出そうとしていた。それに気が付いたのか予測していたのかわからないけど佐天さんは私の腕を掴んで止めていた。

 

佐天「セブンスミストを出た直後、あたしが言ったこと忘れたんですか!?」

 

佐天さんが言ったこと。それは黒子は絶対に死んでいないと言うこと。

 

美琴「......そうよ。黒子は無事!絶対に生きてる!」

 

佐天「はい!ぜっっっっったいに無事です!」

 

そう。黒子は必ず生きている。

 

ステイル「その喜緑って子は魔術の使用はなかったのかな?」

 

神裂「私たちが戦った時は魔術の使用はありませんでした......」

 

木山「魔術サイドでもあの少女が?」

 

ステイル「僕は今日の昼過ぎくらいまで弟子たちとイギリスにいた。そしたらあの少女が現れイギリス清教はほぼ壊滅、僕だけ学園都市に飛ばされ今に至る......僕の魔術の一部は完全に奪われたままだけどね」

 

神裂「まさかイノケンティウスが!?」

 

どうやらステイルさんもあの少女と戦い一部の能力を奪われてしまった張本人らしい。

その後学園都市まで来て木山先生とAIMバーストと戦うことになり私たちと合流した、と。

 

ステイル「そしてその時にあの少女が情報統合思念体を畏怖するようなことを言っていた。情報統合思念体ってのがなんなのかはよくわからなかったけどね」

 

美琴「そうですか......恐るべき存在かも知れません」

 

なんせ私と神裂さんの能力をまともに受けても死なないならまだしも気絶すらしないで平然として立ち上がるなんて。

 

喜緑さんもあの少女もあらゆる能力を使用する。

これはまるで1年前の木山先生が幻想御手を1万人の人間の脳内ネットワークを使用した時と同じような。

 

美琴「木山先生、複数の能力を使用するあの少女。幻想御手と何か関係している可能性は?」

 

私は木山先生の目を直視し質問した。

1年前の幻想御手事件、その根源は木山先生だったからだ。私と戦ったときマルチスキルと言われた複数の能力を使用していた。

 

木山「その線は薄い。だが幻想御手の様に何かしらの力で回収された人たちの脳内ネットワークを繋ぎ能力を利用している可能性は高い」

 

なるほど。どちらにせよ根源を発見し断たなければあの少女を止めることは現状難しそうね。

とにかく明日また皆で行動しないと。その為にはしっかり体力を回復させないとね。

 

美琴「3人の怪我は大丈夫?」

 

佐天「傷薬と包帯を巻いて置いたので出血に関しては問題ありませんし、自己申告ですが骨が折れてることも無さそうです♪」

 

神裂「ただ安静にしてた方が良さそうですね......」

 

美琴「少し早いけど休みましょうか......食料はたくさんあるから好きなだけ食べて。あとベッドと布団があるから敷いておくわね」

 

佐天「手伝いますよ♪」

 

美琴「ありがとう、佐天さん♪」

 

いつあの少女絡みで襲われるかわからないから休息出来るときは休息する。

次にどこに行けば良いかわからない以上、こちらからは動けない。

変に動くと襲撃される恐れだってある。明日になったら地球そのものが無くなってるかも知れない。

でも今は仲間がいる。傷だって負ってる。だから今はゆっくり休んだ方が良い。

 

私は半ば自分に言い聞かせ、そのまま眠りについた。

 

 

 

ステイル「おい、起きろ」

 

美琴「ん~......今何時よ黒子~......」

 

ステイル「僕は黒子ではないんだが......」

 

美琴「はっ!ス、ステイルさん!おはようございます!!」

 

思いっきり寝ぼけてた。最早最悪なおはようの挨拶よこれ。

恥ずかしいったらありゃしない。

 

神裂「おはようございます」

 

布束「ようやく起きたのね」

 

木山「随分疲れていたみたいだな」

 

美琴「って、皆さん随分お早いお目覚めで......私が一番最後まで寝ていたとは......」

 

布束「いえ、まだ寝てるわよ」

 

布束さんが人差し指で私の頭の方を指す、と言うより私の後ろを指し振り返ると佐天さんが横になっていた。

聞くところによると佐天さんは怪我人の為に遅くまで起きていたそうな。

私なんか速攻寝てしまった。でもとりあえず3人の怪我は良くなったみたい。

 

神裂「御坂さんは戦いっぱなしでしたからね。恐らく今日も戦うことになるでしょう......寝て置くことはチームのためでもあるのです。それぞれ役割がありますからね」

 

美琴「神裂さん......ありがとうございます」

 

佐天「ん......おはようございます」

 

美琴「おはよう佐天さん」

 

佐天さん......遅くまでお疲れ様。みんな完治したみたいだよ。

 

ステイル「さて、全員起きたところで窓の外を見て欲しい」

 

ステイルさんがカーテンを開け空に向かって指を指した。

私たちはステイルさんが何を指しているのかわからず窓に近づき身を乗り出した。

するとその先には紅く光っているものがあった。

 

美琴「あれは!?」

 

ステイル「1年前、エンデュミオンの一件で僕たちは地下の回路を壊しそのまま消滅したはずの通称バベルの塔。何故再びあそこにあるかはわからない。そして高さも低くなっている。だがあれが今回の件と関連性を持っていないとは考えにくい」

 

布束「あんな塔が学園都市に......」

 

木山「......行ってみよう」

 

美琴「そうね......ここに居ても進まない。そして今はあの塔に行き調査する必要がある」

 

佐天「そうですね、行きましょう!」

 

私たちは身支度を整え遠いけどバベルの塔へと向かった。

部屋から見たときは紅く光っていたが、外に出て見たらもう光ってはいなかった。

でもステイルさんの言う通りあれが今回の件と関わっていないとは私も考えられない。あれは必ず関係してる。

もしかしたらあそこに能力コピーシステムがあるかも知れない。

 

様々な疑問を考えていると私たちはバベルの塔に着いた。

 

佐天「あの時と入口とかの形が違いますね......」

 

美琴「それに低くなっている......」

 

ステイル「これは最早あの時と同じバベルの塔ではない。あの少女が造り上げた可能性の方が高いとすら思えてくる」

 

少女が造り上げた姿形が昔と違う塔。どんな罠があるかはわからない。誰が出てくるのかはわからない。でも迷っていても仕方がない。

 

美琴「行こう。中へ」

 

私は塔の内部に入ることを決意し、みんなも入ることに躊躇はなく私に続く形で入ってきた。

 

 

 

 

 

~バベルの塔 1F~

 

中も前とは違って殺風景な感じになっている。

昔はお客さん用のフロアって感じだったのに今はまるで何かしらの目的以外に不必要なモノはいらないと言わんばかりの状態だった。

そして先を見るとそこには上へ行くか地下へ行くかの2つの階段があった。

 

木山「さて、どっちにするつもりだ?」

 

美琴「地下から微弱な電波を感じる......」

 

ステイル「決まったみたいだな」

 

私たちは地下への階段を選択した。

進んでみると真っ暗どころか電気が通っていた。

誰かがここを何かの施設として運用していることは確か。

じゃあ一体誰が使用しているのかってことになるんだけど。

 

布束「あの少女がこの施設を使ってる可能性は高いわね......」

 

美琴「そうね......そしてこの塔には恐らく......」

 

話しながらも私たちはどんどん下の階に進んで行き、前を歩いていたステイルさんがエレベータがあると報告してきた。

 

神裂「このエレベータはどこに行くのでしょうか?」

 

美琴「見た限りだと恐らくは最下層に行けるのだと思います」

 

ステイル「......行こう」

 

私たちはエレベータに乗り込みバベルの塔の最下層へと向かった。

そしてそこに着き、エレベータから出た私たちは目の前の光景を見て思わず息を飲みこんでしまい誰1人として言葉を発することが出来ない程の光景であった。

しかしただ1人言葉を口にした人がいた。

 

 

 

 

 

~バベルの塔 最下層~

 

布束「フェブリ!ジャーニー!」

 

そこにあるのは妹達が入れられてた培養器の様な物で、その中に今まで出会ったことがある人たちが入れられていた。

 

美琴「アイテムのメンバーまでもが......」

 

佐天「あれは確か......湾内さんに泡浮さん」

 

木山「名前が書かれている......結標淡希......」

 

ステイル「あれは確か......シャットアウラ......」

 

美琴「みんな......意識がない......」

 

佐天「もしかして全員能力者?」

 

言われてみれば。シャットアウラって人はよく知らないけど、他の人たちは全員知っている。間違いなく能力者。

 

神裂「誰がこんな酷いことを!今すぐに出して差し上げます!」

 

神裂さんがカプセルを開けようしたが全く開かず、いくら叩いても壊れもせず中にいる人たちが目を覚ます訳でもなかった。

そんな気はしてた。もし簡単に開いたり意識を覚ますのであれば必ず見張りがいるはず。

なのに誰もいない。それはつまり私たちでは中の人たちを救うことが出来ないと知っているから。

恐らくこの装置が能力コピーシステムなんだ。でも完全にコピー出来るわけじゃないのかもしれない。

実際ここにいる人たちの能力全てをあの少女が使用したわけではないもの。

っとなると更に別の目的があってここに封じ込められてるとしたらそれを詮索する必要がありそう。となると長時間ここにいても仕方がない。

 

美琴「みんな」

 

ステイル「行こう」

 

美琴「ステイルさんも同じ考え?」

 

ステイル「みたいだね。長くここに留まっても意味がない......出よう」

 

その意見にみんな賛成し、私たちはこの施設の意義を調べるため、そしてカプセル内の人たちを救うためここを出ることにし再びエレベータに乗り地上にたどり着いた。

そう言えば上の階もあった。あとで行ってみるべきか。

 

地上に着いたけど、外では激しい戦闘が行われていてそこにはローマ正教シスター、アンチスキル、スキルアウトがとある人たちと戦っていたが、私たちの存在にも気が付いたらしくこちらに向かって突っ込んで来た。

 

美琴「なんなのよアンタたち!?」

 

神裂「無駄です御坂さん!既に支配下にあるかと!」

 

ステイル「君たちは今すぐ塔の中に避難するんだ!!」

 

ステイルさんが佐天さん、木山先生、布束さんにそう指示し3人は塔の中に隠れて行った。

 

私と神裂さんとステイルさんで大量の敵と戦うことになったが、正直私たちの敵ではなく気を失う程の力で次々と倒し道を開けて行った。

その時、この周辺からあの少女の力を私は感じ取った。

 

美琴「この感じは......!」

 

神裂「どうされましたか!?」

 

美琴「どこかにあの少女がいます!」

 

ステイル「何!?......くっ!」

 

再びシスター、アンチスキル、スキルアウトが私たちの前に現れこちらに攻撃をしかけてきた。

応戦しようと周囲に電撃を集め始めたとき、神裂さんとステイルさんが私にこう言った。

 

神裂「ここは私たちが引き受けます!」

 

ステイル「キミはあの少女の行方を追え!」

 

美琴「ですが!」

 

神裂「私たちを信用してください。ここは大丈夫です!」

 

美琴「......わかりました!」

 

私は2人に背中を押されその場から走り、あの少女の力を感じ取りながら場所を探し走り続けた。

この感じだとあのビルの屋上。間違いなくあそこにあの少女がいる。

 

私はそこに向かって全速力で走った。

が、向かっている途中に大勢のシスターに囲まれている人たちがいた。

私はそのシスターたちに電撃を浴びせ倒しその人たちに声をかけた。

 

美琴「大丈夫ですか!?.........って!初春さん!!!」

 

初春「御坂さん!ありがとうございます!無事だったんですね!」

 

オルソラ「オルソラと申します。救っていただきありがとうございます」

 

美琴「初春さんとオルソラさんも無事でよかった!誰かと一緒!?」

 

初春「白井さん、土御門さん、姫神さん、そして上条さんと一緒です!」

 

良かった!黒子は生きてた。

んであの野郎も生きていた。べ、別に安心したわけじゃなななないんだから///

いいい一応よ!い・ち・お・う!

 

オルソラ「あの方は今ビルの中に......!」

 

ビルの中ってことはもしかして今あの少女と対峙してるかも。

急がないと取り返しがつかないことになってしまうかも知れない。

 

美琴「初春さんたちは塔の中に避難して!佐天さんたちがいるわよ!!」

 

初春「佐天さんが!?わかりました!」

 

私はその場から走り出しビルに向かった。その途中、ビルの屋上が突然燃え盛り始め屋上にはまるで巨大な火の手が上がっているように激しい炎が出現した。

 

美琴「こんな時に火事!?とにかくアイツの元へ急がないと......!」

 

いつもいつも1人で......今行くから......待ってなさいよ!!!

 

to be continued......

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