SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録 作:はるかさん
とある魔術の禁書目録編は別ストーリーとなります。
とある編とリンクしている箇所もあり、最終的にはハルヒ×とあるシリーズ編となります。
※一応改善済※
2年生になり、相変わらずキョンはあたしの前の席にいる。偶然って凄いわね。
昨日みくるちゃんに新しい衣装買って来たから早く渡して着させたいわね。
衣装は二つ買ったんだけど、両方は持ってこれないから、朝どっちにしようか迷いに迷ったけど結局こっちのチャイナドレスを着させようと思う。
授業が終わったら真っ先にみくるちゃんの教室に行って逃げられないように取っ捕まえなきゃね。
いつものようにあたしはみくるちゃんにコスプレ衣装を着させ堪能するために買ってきたもの。
遂にチャイムが鳴り私は待ってましたと言わんばかりに席を立ちキョンに向かって
ハルヒ「先に行ってて!」
と言い放ちキョンには先にSOS団部室に行っててもらう。
あたしの目に狂いはない。絶対に似合う、等と考えながら私は満面の笑みとスキップでみくるちゃんの教室に向かった。
~朝比奈みくるの教室~
ハルヒ「みくるちゃん!いる!?」
ノックもせず上級生のクラスのドアを開ける。
今更だけどあたしはそういう性格をしている。用があるのはみくるちゃんだけだし、他の生徒に興味なんてないし、そもそもみくるちゃんと鶴屋さん以外の知り合いなんていない。
みくる「涼宮さん!どうしたんですか?」
トコトコとあたしの直ぐ近くまで笑顔で歩いて出迎えてくれたのは我がSOS団のマスコットキャラの朝比奈みくるちゃん。1個上の先輩なんだけど、何故かあたしに敬語で話して来る。
鶴屋さん「珍しいねはるにゃん!どうしたにょろ?」
そして次に出迎えてくれたのは、みくるちゃんの同級生でボディーガード的存在の鶴屋さん。
ハルヒ「みくるちゃんに新しい衣装買ってきたからプレゼントしに来たのよ!さぁみくるちゃん!今ここでそのチャイナドレスに着替えなさい!」
みくる「す、涼宮さん、ここでは無理ですぅ~」
鶴屋さん「みくるのチャイナ姿か~、ちょろんと見てみたいっかな!」
あたしに無理難題を押し付けられているSOS団マスコットキャラのみくるちゃん、そしてその状況を楽しんでいる名誉顧問の鶴屋さん。
しかし、突然教室の教壇周辺が輝き始めそこには人影を作りだし、その輝きが徐々に消えていき、その教室にいたあたしとみくるちゃんと鶴屋さんを除いた全ての者が突如消え、1人の少女がそこに現れた。
ハルヒ「え?......なに?」
みくる「み、皆さんどこに......?」
鶴屋さん「その原因を知ってそうな女の子がそこにいるみたいにょろ......」
その女の子は昔どこかで見た事があるような気がする女の子。
白のワンピースに緑色の髪の毛で、何よりポイントなのが裸足ってこと。
たしか昔に......どこかで......。
謎の少女「.........」
ハルヒ「アンタ、北高の生徒?」
謎の少女「.........」
問い掛けに対して何一つ答えようともせず、ただただあたしとみくるちゃんを交互に見つめてくる少女。
鶴屋さん「何やら様子がおかしいね。ねぇキミ、ここに居たクラスの人たちはどこにいったのかな?」
謎の少女「神......未来人......目標を確認、これより任務を遂行する」
鶴屋さん「はるにゃん!みくる!今すぐここから逃げて!」
鶴屋さんがあたしとみくるちゃんを教室から出そうとした......けど。
謎の少女「遅い」
鶴屋さん「っ!!」
少女が指先から発した電撃みたいなものに撃たれ鶴屋さんはその場でしゃがみこんでしまった。
鶴屋さん「は、はるにゃん......みくる......逃げて......」
ハルヒ「アンタ、何したのよ?なんで鶴屋さんが倒れてるのよ!?」
みくる(と、とりあえず、未来に連絡を.........未来と連絡が......取れない!?)
謎の少女「無駄だ」
みくる「!」
何に対して無駄だと言ったのかわからないけど、今のあたしにわかることはこの目の前にいる女の子が鶴屋さんを傷つけ、SOS団を脅かす存在という事実。
謎の少女「神の力をいただいていく。神人の力を発揮させるにはお前の力が必要だという答えが出た」
ハルヒ「あたしの力って......アンタ......話を誤魔化すんじゃないわよ!!」
感情を剥き出しにした瞬間、少女が輝きだしその輝きは更に増していきあたしたちは目が開けられなくなるほどまでにその輝きは増していった。
謎の少女「ここでの役目は終わった」
そしてそんな視界を奪われた中で、唯一聞こえてきたのはその女の子の声だけ。
あたしたちの視界はようやく晴れてきたが、回りを見渡した時にはその女の子はもう居なかった。
ハルヒ「ここでの役目?一体なんなのよ?」
鶴屋さん「わ、私も聞いたよ......」
足を抑えながらフラフラと立ち上がる鶴屋さん。
みくる「つ、鶴屋さん......大丈夫?」
そしてそんな鶴屋さんに肩を貸すみくるちゃん。
鶴屋さん「ありがと......みくる......」
不思議なことに鶴屋さんに外傷は見られなかった。
ハルヒ「鶴屋さん......良かった......でも、ここでの役目ってなんなのかしら?」
鶴屋さん「......キョンくんたちが危ないってことかも知れないっさ」
みくる「そ、そんなことって......」
鶴屋さん「......」
みくる(未来から連絡がこないどころか......発信すら......)
ハルヒ「あれは......?」
あたしが窓の外を見ていたら不気味な星が紅く光っていた。更には空までもが輝きだし不思議に思ったあたしたちは窓から空を見上げた。
鶴屋さん「!!!」
ハルヒ「な、なによ......あれ?」
みくる「星......?」
空が輝いていたのではなく、そこに浮かんでいた星が徐々に輝きを増していくせいだった。いつもの風景はもう既に非日常と化している。
そして空からたまたま視線を校庭に移すと、そこには片手でもう片方の腕を抑えながらこっちに向かって叫んでいる人物がいた。
ハルヒ「あれ!校庭にいるの古泉くんじゃない!?」
みくる「なんだか衣服がボロボロになっていますが......何かあったんでしょうか?」
残念なことに何か言ってるけど全く聞き取れない。そしてこちらからも声を掛けようとしたその時、鶴屋さんが何かを思い出したかの様に告げ始めた。
鶴屋さん「伝説の紅き星」
みくる「え?鶴屋さん、紅き星ってなに?」
ハルヒ「普通の星と違うの?」
鶴屋さん「鶴屋家代々で言い伝えられてきた話なんだけど……紅き星が暴走したとき、神は力を失い、一時的な歴史が繰り返される」
ハルヒ「どういうこと?」
鶴屋さん「わからない......私が知ってるのはそれだけだし、深く聞いたこともないからね」
鶴屋さんが話してる最中に、部屋全体、世界全体が物凄い光に覆われた。
ハルヒ「な、なに!?」
みくる「な、なんですかあぁ~!?」
鶴屋さん「みんな!伏せて!」
3人は成す術がなくそのまま気を失ってしまった。
to be continued......