SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録   作:はるかさん

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こちらのストーリーは 紅き星の暴走 とある魔術の禁書目録編です。
涼宮ハルヒの憂鬱編は別ストーリーとなります。
ハルヒ編とリンクしている箇所もあり、最終的にはハルヒ×とあるシリーズ編となります。

6話の前半、後半にはα話とβ話の2種類がありますが、どちらを先に読んでいただいてもストーリー上の問題はありません。


このストーリーは、3-β話 ~未知なる力 前半~ のアクセラレータ視点での続きです。


6-β話 ~天罰術式 前半~

アクセラレータ「よく聞けオリジナル......別にお前だけが助け出さなきゃいけないなンてルールはねェ......姉が妹を助けられないタイミングだッてある。そンときは周りの連中が助けてやりゃァ良い......今のお前には他にもやることがあるはずだ......クローン共は俺に任せろ......」

 

美琴「......わかった。頼んだわよ、アクセラレータ」

 

アクセラレータ「あァ......」

 

俺はラストオーダーを探すためにオリジナルである御坂美琴たちと別れ次なる場所へと向かった。

そこは一番最初にオリジナルのクローンと戦ったあの研究所。

こンなとこに情報があるとは思えねェが......。

 

 

 

 

 

~とある研究所~

 

俺はこの研究所のデータが全て詰まっているマザーコンピュータがある部屋へと足を運んだ。

だがそこには過去の超電磁砲量産計画(レディオノイズけいかく)すら情報は無く、全てが抹消されていた。

 

アクセラレータ「ちッ......一体どこにいやがンだ......あのクソガキ......」

 

まず不明なのが何故木原がクローンとして蘇ったか......そして何故再びラストオーダーを連れ去って行ったのか......。

せめて木原の情報でもあれば手掛かりになりそうなもンだが......。

情報が無いとわかッた以上、こンなとこにいンのは無意味だ......次の研究所は......。

俺がコンピュータで近くの研究所を探していると、ドア付近に人の気配を感じ振り向いたその先にはあのガキがいた。

 

アクセラレータ「てめェ......こンなとこで何してやがる......?」

 

謎の少女「答える必要があるのか?」

 

なめてンのか......?

だがこいつから発せられているプレッシャー......このガキ......。

オリジナルが言ッてた研究所のコンピュータに記録されていた文章......このガキが打ち込ンだのだとすればこいつから聞き出すのが一番手ッ取り早い......。

 

アクセラレータ「お前......ただのガキじゃあねェみてェだなァ?」

 

謎の少女「......貴様はここで何をしているアクセラレータ?」

 

俺を知ッている......?

学園都市じゃ見ねェ顔だが......まさか......木原のクローンを造り上げたのは!!?

 

アクセラレータ「オイ!まさかてめェが木原の野郎を復活させたのかァ!?」

 

謎の少女「知ってどうする?」

 

アクセラレータ「答えないつもりかァ......図に乗ッてンじゃねェぞ格下がァ!!」

 

謎の少女「......木原数多(きはらあまた)のクローンを作り上げたのは我ではない」

 

アクセラレータ「......なら一体誰だッてンだ?」

 

謎の少女「学園都市総括理事長が今回の件全てに関与している」

 

学園都市の......総括理事だと!?

バカな!学園都市だけならまだしもオリジナルの話では世界的規模どころか宇宙にあるあの星が関係していて宇宙的規模な事件とか言ッてンだぞ......なのに何故学園都市の理事が!?

 

アクセラレータ「......そいつに会わせろ」

 

謎の少女「会ってどうする?」

 

アクセラレータ「木原の野郎の居場所を聞き出し......捻り潰す!」

 

謎の少女「出来るのか、お前に?」

 

アクセラレータ「俺を誰だと思ッてやがるンだ......?」

 

謎の少女「そうか......では来るがいい。肩に掴まれ」

 

アクセラレータ「......ちッ」

 

俺はガキの肩を掴み、共にワープした。

このガキが何を知ッてンのか俺にはわからねェが......。

 

 

 

 

 

~???~

 

謎の少女「ここだ」

 

俺はこのガキと共に学園都市総括理事長のいる場所へとワープした。

目の前にはデカい培養器の中に逆さまになっている1人の人物が居た。

 

アレイスター「.........」

 

アクセラレータ「......こいつがその理事長か?」

 

謎の少女「そうだ......名はアレイスター=クロウリー」

 

どうなッてやがる......石になッてんのか?

アレイスターはちっとも動かず、培養器の中の液体まで凍っていた。

自分でやッたのか......いや、そンな意味はねェはず......まさか。

 

アクセラレータ「おい......なンでこいつは凍結してる?まさかてめェがやッたのか?」

 

謎の少女「.........」

 

何故何も答えねェ......まさかアレイスターを凍結させたのも木原のクローンも造り上げたのも.........!

待て......このガキ......さッき言ッてた内容は!

 

アクセラレータ「本当に木原を復活させたのは誰なンだ?」

 

謎の少女「先程も言った通りだ。木原数多のクローンを造り上げたのは総括理事であるアレイスターだ」

 

アクセラレータ「てめェはアレイスターとの関わりはあンのか?」

 

謎の少女「ない」

 

アクセラレータ「そうか......よう三下ァ、じゃあなンでてめェが木原がクローンだッて知ッてンだァ?」

 

謎の少女「.........」

 

アクセラレータ「俺は一言も"クローン"なンて口に出してねェんだがよォ?」

 

謎の少女「......劣等種に説明する必要はない」

 

ようやく喋ったかと思ったがどうやらこの様子だとこれまでの話は俺をここに呼ぶためのハッタリだったっということになる。

ガキの周囲にエネルギーが溜まり始め俺は瞬時に距離を取ッた。

 

アクセラレータ「何故木原クローンを造り上げてまであのチビを回収した?」

 

謎の少女「知る必要はない」

 

このくそガキがァ!いつまでも俺を舐めくさりやがッて......。

 

アクセラレータ「......ただじゃ済まさねェーぞ格下ァ!!!」

 

俺はこのガキに向かって一直線に飛びかかりそのまま拳を振るった。

しかし当たる直前に回避し、後ろに大きく飛び俺との距離を離し炎を生み出し俺に攻撃してきたが俺の能力はベクトル変換。

その炎をガキに対して反射させたが、その炎を障壁で防御しそのまま次なる攻撃を繰り出して来やがった。

その攻撃は電撃。瞬時に俺はジャンプで回避し電撃は地面を大きくえぐった。

 

アクセラレータ「この破壊力......まさか......」

 

謎の少女「超電磁砲(レールガン)と呼ばれる能力だ......貴様ならわかるだろう?」

 

オリジナルの超能力か......こいつ......一体どうやッていくつもの能力を......!

そして俺にたいして何度も電撃を発してきたが俺はその都度跳ね返し奴からの攻撃を回避した。

 

アクセラレータ「俺の能力を知らねェのかァ?」

 

謎の少女「貴様の能力はベクトル変換」

 

知ッてるなら何故何度も何度も能力を使う......なンか狙ッてンのか?

まぁ......たとえ何か狙ッてたとしても俺はてめェをぶちのめすだけだがァ......。

そんなことを考えていたら突然ガキの後ろから変な岩の塊が現れた。

 

謎の少女「召喚......」

 

アクセラレータ「なンだァ......ありゃ?」

 

謎の少女「名はゴーレムという......シェリーという魔術師の能力だ」

 

超能力者の次は魔術師かよ......魔術師なンつー存在がいるのかは知らねェがこのガキがあらゆる能力を使えるのは事実......こいつ自身の能力はなンだ?

 

ゴーレムは俺に腕を振ってきたが動きは鈍く俺は横に回避しゴーレムの腕をそのまま蹴り飛ばした。

その瞬間、奴の腕は取れ俺はそのまま胴体に拳を突き刺しゴーレムはバラバラになって崩れていッた。

 

アクセラレータ「おいおい......本気出せよ......」

 

謎の少女「データ収集は終了。アクセラレータの能力情報を送信......これ以上貴様に付き合っている時間はない」

 

アクセラレータ「あン?......待ちやがれ!!!」

 

俺はガキに対して全力で飛びかかったが、目の前でワープされ逃げられてしまった。

だが木原のクローンを造り上げたのはあのガキだって事がわかった......今後の予定はあのガキの情報が眠っている可能性が高いであろうオリジナルが情報を仕入れたあの研究所。

あそこに向かえば......!

 

(ア...セラレ......)

 

ン?なンだ......今確かに声が......。

俺は辺りを見回したが誰もいない......いや、1人いる。

 

アクセラレータ「お前か?総括理事さんよォ......」

 

アレイスター(そうだ......今の私には何も出来ない......そして......時間がない......)

 

時間がない......だとォ?

 

アレイスター(歴史は繰り返される......この言葉を......よく......覚えておけ......)

 

アクセラレータ「どういう意味だ?」

 

アレイスター(私は......再び......凍結......)

 

おいちょッと待て!てめェが何かしらの鍵となる情報を掴ンでるのは確かなはず......まだ意識を保て!

てめェにはまだ聞きてェことが山ほどあンだ!

 

アレイスター(たの......む......アクセ......)

 

 

言葉の途中でアレイスターは意識を失いそれと同時に俺をこの場から出すためワープさせた。

どうすれば良いかは俺にはさッぱりわかンねェし、結局木原の居場所も情報も得る事は出来なかッた。

今までの出来事を総括すると、あの少女がセブンスミストに現れてオリジナルも神裂も同じ時間くらいに少女と出会った。仲間のインデックスとか言う奴は連れ去られてしまい、オリジナルの能力は消失はしなかったがコピーされているのはさッきの戦いで明らか。

こっちはこっちでオリジナルのクローンと戦う羽目になり、病院に居たラストオーダーがウイルスにやられていて、三下が助け出したがそこに木原の野郎が現れ奪い去ッて行ッた。そしてオリジナルは少女の情報を入手、俺と再会した......か。

 

......ラストオーダーは何故ウイルスにやられていやがッたンだ?

木原が奪ッていッたのはそのあと......なら誰が......?

クソッ!わからねェことだらけだ......。

 

ン?あの廃墟のビル......誰かいやがる......こんなとこのビルにいるッつーことはスキルアウトか何かか......?

俺がそう思ッたとき、中から何人かの男が走って廃墟のビルから出てきた。

 

男A「た、助けてくれ......!」

 

男B「突然変な男女の2人組が現れて!」

 

そいつらは口や腕から血を流していて見るからに満身創痍ってやつだった。

それに男女......あの女のガキがいるとなると男の方は......。

まさか......木原かッ!?

 

アクセラレータ「......中にいるンだな?」

 

男A「あ、あぁ......俺たちは......逃げる......う、うわぁー!」

 

男B「ま、待ってくれぇ!」

 

まァあいつらじゃあ役不足だな......さァて!ツラを拝みに行くとしますかァ!!!

俺はそのままビルの中に入り入口を越えた辺りでその部屋の中央にいた2人の男女を見て俺は驚いた。

 

アクセラレータ「てめェらは......駒場利徳(こまばりとく)結標淡希(むすじめあわき)!?」

 

バカな!!結標はともかく、何故駒場が......あン時、俺に向かッて銃をぶッ放し弾は反射しあいつは死ンだはずじゃ......。

そうか......こいつはクローンッて訳か......結標は利用されているのかクローンかどちらか......。

 

アクセラレータ「おい......てめェらこンなとこで何してやがる?」

 

駒場「.........」

 

結標「.........」

 

やはりなンも喋らねェか......こいつらはクローンの可能性が高い。

仮に利用されていたとしたら言葉は話せるはず......まぁあのガキに止められていたら別だがよ。

まァ......とりあえず様子見ッてことで......

 

アクセラレータ「手加減してやるからよォ!?ぶッ飛びやがれえェ!!」

 

俺は足を地面にぶつけベクトル変換で地面を割りそれが波のように相手2人に流れていった。

それを見た2人はジャンプで回避、それもかなりの大ジャンプってやつだった。

駒場はともかくとして何故結標は座標移動しねェ......使うまでもないと思われているか、もしくは使えないか......。

 

その直後、駒場が能力なのか魔術なのかはわからねェが水を一点に圧縮させ始め、結標は風を呼び起こし始めた。

間違いねェ......こいつらクローンみてェだな......。

 

アクセラレータ「そうかそうか......お前ら......潰しても構わなさそうだなァ!」

 

俺はそのまま前に飛び込み駒場の目の前に立ち拳を振るい吹っ飛ばした。その瞬間横から風の力で俺を吹き飛ばそうとしたのか結標が俺に対して攻撃してきたが反射し奴はそのまま後ろに飛ばされた。

俺は止めを刺すために駒場に近付いたが、俺の目の前から駒場は融け始めそこから突然として消えていった。

 

アクセラレータ「クローン......」

 

しかし結標は立ち上がり顔色一つ変えず再び俺に対して風の能力を使い始めた。

俺はこいつらとこれ以上戦っても無意味だと悟り、足を地面に向かって蹴り飛ばしそのまま結標に蹴りをねじ込み奴は再び倒れた。そして結標は融けることはなかったが、ワープしたのかその場から忽然と姿をくらました。

 

アクセラレータ「やはりクローンだったか......駒場は死ンでるから融け、結標はあのガキの手によッてどこかで保管されている......オリジナルが生きていればクローンはワープすンのか......」

 

外に出て見ると既に日は沈み真っ暗になっていた。

俺は黄泉川宅に戻り休息を取ることにした。

しかしあの少女が何者なのか情報が全くねェと来た......。ラストオーダーを再び連れ去る意味なンてあンのか?

 

アクセラレータ「ラストオーダー......てめェは必ず俺が......」

 

 

 

 

翌日、目が覚めたら既に昼過ぎを回っていた。

色々あッた所為か疲れてンのか......?クソが!気ィゆるみ過ぎだッつーの!

 

俺は急いで家から飛び出し、次なる研究所へと向かって行った。

そして向かっている途中、街の中心の方から突然空に向かって光が伸び始めた。

 

あの光!確か1年前に......!

俺はアレイスターの言葉を思い出した。それは"歴史は繰り返される"だった。

あれは1年前にも見た光景......一体あれは......待て!そんとき俺は確か木原の野郎に連れ去られたラストオーダーを助け出すためにビルに飛び込んだ......!

 

アクセラレータ「ふ、ふへへはは......」

 

そう言うことかアレイスター......歴史、ねェ......なら俺が行くべき場所は1つしかねェよなァ!?

 

俺は1年前に木原と戦ったあのビルへと向かった。

そこにラストオーダーと木原の野郎がいるッてことかァ............クソッたれがァ!!!

俺は全速力でビルに向かった。

だが向かってる途中、あの光が姿を形成し始め形を現していった。

 

アクセラレータ「あれは......大天使!?」

 

あンなもンがこの学園都市に......三下たちは無事なのか?

まぁあいつのことだ......簡単に死にゃしねェよなァ。おそらくあいつらはあそこで戦ッてる可能性がある......あの少女からしてみれば俺を含め厄介な存在のはず......ならあの大天使はあの少女が生み出したか......。

 

そっちは任せたぞ......三下ァ。

 

 

 

 

~とあるビル~

 

おいおい......懐かしいなァ......去年もこの窓から侵入したッけなァ!!!

俺はそのまま窓を蹴り飛ばしガラスを割り中に侵入した。

するとそこには机の上で横になっていたラストオーダーと部屋の中央には木原が居た。

 

アクセラレータ「きィ~はァ~らァ~くうゥゥゥーン!!!」

 

木原数多「アクセラレータ......」

 

アクセラレータ「驚いたぜェ!?てめェがラストオーダーを連れ去ッたッて聞いた時にはよォ~?」

 

木原数多「俺の任務は......お前を......殺すことだ!!!」

 

殺す......?

死ぬのはてめェの方だぜェ!?

 

アクセラレータ「さァ~て!!!二度目のスクラップの時間だぜェ!!?くッそやろォォォォォがあァァァァァ!!!!!!」

 

to be continued......

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