SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録 作:はるかさん
基本的に宇宙編はキョン視点、地上編は黒子視点となります。
8話からは完全クロスオーバーストーリーです。
地上編はハルヒ編、とある編の7話で北高に向かったメンバーでのストーリーとなります。
※地上編は登場人物がかなり多く読みにくいかも知れません。あらかじめご了承ください。
~北高 校庭~
森「そう......貴女たちも同じ境遇に......」
鶴屋さん「お話のところ悪いけど、とりあえず今は目の前の敵をなんとかしよっ!」
黒子「そうですわね......では、行きましょう!」
森「えぇ!......覚悟しなさいよこのカラクリ兵器が!!」
遂に私たちは北高の方々と邂逅し共闘することになり北高校庭で謎の少女が破壊するために学園都市から回収していったパワードスーツ、そして地球そのものを破壊する為に召喚されようとしている神巨人。
校庭には200体弱のパワードスーツが北高に攻めて来ていて私たちはなんとしてでもお姉さまたちの帰る場所を守らなければならない。
森「敵の狙いは恐らくSOS団部室。ここから見えるあの部屋です」
その教室の窓を指差してくれたおかげでSOS団部室とやらの場所は把握。
佐天「え、えすおーえす団部室ぅ?」
初春「恐らくそこが涼宮ハルヒさんたちが集う場所なんですね!?」
誰が付けたのかはわからないが、なんたるネーミングセンス。
なんとなくお姉さまのセンスと似てるような気が。
みくる「そうです!その場所は既に異空間化していて様々な力がぶつかり合い膠着状態にあるんだとかで......」
つまりその様々な力を畏怖し敵はSOS団部室、又は学校そのものを破壊しようと。
神裂「それならば話は簡単。まずはパワードスーツを全て破壊することですね」
土御門「後からアクセラレータ達が来るし今は防衛戦をするしかないにゃ」
みくる「とにかく今は敵を倒しましょう!」
婚后「そうですわ......ね!」
それぞれが能力、魔術を使い激闘が再開した。
体力を消耗しているにも関わらず全員が全力で奮闘し目の前のパワードスーツを次々と凪ぎ払い200体程いたパワードスーツは徐々に数が減っていき私たちが場の主導権を握ったと思ったその時、前線で戦っていた九曜さんが空を飛びこちらに戻ってきて突然こう言い始めた。
九曜「敵------増援------」
最悪の展開に。フワフワ浮いていた九曜さんが私たちの元へ降りて来た。
そうして告げられた言葉は敵数が増える、ということ。
初春「敵の後続部隊が接近中です!」
佐天「こ、これは......信じられない数ですよ!」
鶴屋さん「何体くらいいるのかな!?」
九曜「------敵の増援は2万体を超える」
明らかに桁を間違っているとしか思えない回答。
ここには20人もいないのにそんな大量のパワードスーツを相手にしなければならないなんて。
婚后「やるしかないみたいですわね......!」
パワードスーツは更に数と勢いを増していき戦況は益々劣化していきました。
神裂さんの魔術、婚后光子の空力、九曜さんの能力、森さんと鶴屋さんの肉弾戦、朝比奈みくるさんのビーム、私の能力。それらをもってしてもさすがに多勢に無勢。いくらなんでもこの耐久戦は時間の問題。
神裂「このままでは......!」
佐天「でもこのまま諦めたって!」
黒子「......数で押されればやがては力尽きますの。この圧倒的なパワードスーツに対して私たちはほんの一握りの数でしかない」
土御門「それが現実......か」
佐天「そんな......でも他の皆さんが来るまでは!」
確かに後々援軍は来る。しかしそれはそれまで私たちが大量のパワードスーツ相手に防衛戦に成功しての話。
スタミナを維持しつつこの数相手に防衛戦に成功すると言うことは至難。
初春「白井さん......なんとしてでも残りましょう!命を賭けなんとしてでもこの地球を守らなければなりません!」
みくる「私たちにも出来ないことがあります......でも今は不可能を可能に変えるしかありません!」
鶴屋さん「みくるにしては随分と前向きな姿勢だねぇ!白黒ちゃん!頑張るっさ!!」
これだけの絶望を前にしても、決して諦めない方たち。
お姉さまたちの帰る場所を守ると言ったのは私。何を弱気になっていたのか。
パワードスーツは2万体。乗り越えなければならない。ここを。
神裂「Salvare000!!!」
神裂さんが魔術を唱えパワードスーツが宙を舞い破壊されていきそのまま婚后光子の能力により周辺にいたパワードスーツが吹き飛んでいく。
そこへ朝比奈さんのビームが飛びパワードスーツを吹き飛ばしていく。
しかしそれでも敵の数は一向に減ることがなく、というより倒してもほんの数パーセントにしか過ぎずただただ物量で押され均衡が崩れかけていたその時だった。
九曜「更に増援を確認------これは------パワードスーツではない------」
私達の後ろから正面にいるパワードスーツに対して能力、銃を使いパワードスーツを吹き飛ばした者たちがいた。
固法「なんとか間に合ったみたいね!」
初春「固法先輩!?それにジャッジメントの皆さんと......アンチスキルとスキルアウトの皆さんまで!」
木山「なんとか間に合ったようだな......」
黒子「木山先生!ご無事で何よりですの!」
婚后「お二人とも!ご無事でなによりですわ!」
神裂「他の皆さんは?」
木山「恐らく他の連中に声をかけているだろう。行動は別々だったから深くは知らないが......」
固法「遅いわよ♪みんな!......って、どうして貴方がここに!?」
固法「......そうですね!」
黒妻「そうだな......ビッグスパイダー復活......か!」
谷口「あいつらの頼みとなっちゃなぁ~」
阪中「谷口くんそんなこと言わず涼宮さんとキョンくんを助けるのね!」
国木田「佐々木さんのことも心配だし......谷口も銃は使ってみたいって言ってたから丁度良かったじゃん」
谷口「まぁ朝比奈さんがいるから良しとするか!」
鶴屋さん「3人共どうしてここに!?」
国木田「何故か佐々木さんの声が聞こえまして......北高に行ってくれって」
みくる「無事で良かったぁ~」
谷口「朝比奈さん、この谷口が来たからにはもう安心。貴女に近づく者は蹴散らして見せる所存にございます」
これだけの人たちがこんな人数を短時間で一体どうやって。普通に100人以上はいる。
でもこれだけの人数が援軍に駆けつけたとなれば話は大きく変わって来る。
みくる「北高、学園都市、地球の風紀を乱す人たちは!!!」
佐天「それと、フェブリとジャーニーを虐めるやつは!!!」
鶴屋さん、森「この盾の印にかけて!!!」
黒子「絶対に!許しませんの!!!」
柳迫「様々な仲間、能力を手懐けたくらいで、いい気にならないでよね!」
それだけたくさんの方々を巻き込んだこの戦い。改めて考えると恐ろしい。けど今はその皆さんと共にある。
柳迫「じゃあ今回も......」
固法「白井さん流に......!」
黒子「え?」
増援に駆けつけて下さった方々は腕章を相手に見せるように引っ張り始める。
全員「「「ジャッジメントですの!!!」」」
黒子「ちょーーー!?」
いつのまにか北高の方々までジャッジメントの腕章を着けていた。
どこから持ってきたのか、いつ付けたのか。どうでもいい疑問が残る中、私たちの最後の戦いの幕が開けられた。
私はテレポートし、槍を詰めていたバッグを持ち北高正門前で1人仁王立ちした。
無論ここから先には進ませないために。
黒子「さぁおいでなさいな。ここから先、SOS団部室まではお姉さまの露払い、この白井黒子が......一歩足りとも通しませんわ!!!」
柳迫「B班とF班は左から!C班とJ班とSOS団の方々は右から回り込んで!」
固法「A班D班E班は昇降口にて迎撃、G班H班I班は裏門に回って!」
ジャッジメント、スキルアウト、アンチスキル「おう!!!」
九曜「了解------何かあったら直ぐに駆けつける------」
腕章だけでなくいつのまにBluetooth専用の通信機を全員が装着していた。
大方来る前にそれぞれに配布したということ。そんなに数多くどこから持ってきたのか。
固法「無理はしないで!私たちの目的はこいつらをSOS団部室に近づかせないことなんだから!」
佐天「そしたら......御坂さんや上条さんたちがなんとかしてくれる!」
バットを持ち戦線に立ち猛威を振るっている。その根性と恐れを知らない度胸は凄まじい。
鶴屋さん「その為には、これだけの人数と能力を持った人たちでチームワークよく戦い防衛戦を成功させるってことさ!」
湾内「つまりこちらに注意を向けたら......」
泡浮「仲間の所まで誘って......」
鶴屋さん「おぉ♪凄いっさ!水流操作と浮力操作の併せ技ってやつかな!!?」
2人はボードを操りそのままパワードスーツの注意を惹き付けつつ婚后光子の所までご案内。
湾内、泡浮「婚后さん!!!」
婚后「私のお友達に危害を加える等......100年早いですわ!」
婚后光子の能力によって下から勢いよく水を湧き立たせ追ってきたパワードスーツを返り討ちにした。
谷口「絶対に通さないぜ!!!」
神裂「そうですね......インデックスを救うため......それに......」
黒子「なんと言ってもお姉様と......」
土御門「かみやんと......」
みくる「キョン君からの......」
佐天、初春、鶴屋さん「お願いだもん......ね!!!」
この戦いは大きく言えば地球と紅き星の戦い。
そして宇宙と地上で戦いが分けられていて、この地上戦はお姉様や上条さん、そしてキョンさんたちの頼まれ事でもあり皆様の帰ってくる場所を死守する戦いでもある。
その期待に応えなければレベル4が廃る。
九曜「ここは任せて------貴女たちは正門に向かって援護を------」
九曜さんの謎の能力によってパワードスーツがフワフワと浮かび上がりそのまま勢いよくパワードスーツが密集している場所に放り投げた。
まるでボーリングのピンように弾かれていくパワードスーツ。
それは近年稀に見る程の完璧なるストライク。
鶴屋さん「了解!きゅーちゃんも気を付けてね!」
みくる「では白井さんの元へ!」
森「甘いわよ?このガラクタスーツが!」
佐天「おぉーう!気合い入ってますねー森さん!」
初春「佐天さん!私たちも負けてられないですよ!」
佐天「この黄金バットで......ホームラン......ってね!!!」
森「うわー......まさかバットでパワードスーツを打ち上げるなんて......」
佐天「これは流石にあたしもビックリしてる......」
初春「芯に当たったみたいですね......っ後ろ!」
森「はぁ!」
森さんは真正面からパワードスーツに対して拳で迎撃。穴が空きパワードスーツはそのまま機能停止した。
北高にも凄い人がたくさん居る。さて、私もその勢いを頂かなくては。
黒子「今回の黒子も......一味違いますのよ?」
鶴屋さん「それは白黒ちゃんだけじゃないっさ!」
みくる「援護します白井さん!」
黒子「鶴屋さんに朝比奈さん......お二人に加勢して頂けるなんて......とても心強いですわ!!!」
一人で戦っているわけではない。敵は数多く、強大な力の持ち主。
黒子(だけど今は......お姉さまや上条さん、SOS団の方たちと共に......あるのですから!!!)
私はテレポートで空中へ移動し、上から槍でパワードスーツに指し足を止めそこへ鶴屋さんの武術でパワードスーツを次々と薙ぎ倒していき、援護射撃で朝比奈さんのビームが飛び交う。
あのビーム、
黒妻「おおっと!そんな攻撃じゃあこの俺は......倒せないぜ!!!」
蛇谷「さっすが黒妻さんだぜ!俺も......負けてらんねぇなぁー!!」
谷口「すげーなあの2人......けど俺だってもらった銃で......畳み掛けるってなぁ!」
国木田「谷口盛り上がってるねー。手榴弾の方が楽だよ?ほら」
スキルアウトと北高の方々で共闘し右翼にいたパワードスーツを次々と破壊していく。
その体力と根性があればジャッジメントでも充分やって行けそうな。
姫神「この銃。使いやすい」
藤原「ったく......いつから日本はアメリカみたいになったんだ?」
阪中「まぁまぁお二人とも。こんなバズーカもあったのね!」
向こうも向こうで荒れてますの。
普段から銃なんて使う機会が無いから戦いながら興奮し楽しんでるようですの。
等と思っていたとき、突然耳からノイズが聞こえてきてしまった。
ガ、ガーーー、ピーーーー
柳迫「AB班、もう少し耐えて!......って、え!?」
突如としてBluetoothが接続できなくなるという事態が発生。
いくら耳に押し当てても話しても効果が得られていない。
黒子「一体何が?」
九曜「通信------妨害------」
初春「どうしましょう......コンピュータと警備ロボへの指令が......佐天さん?」
佐天「ほんと......どうしよう?」
森「あれは!!!」
そこにいたのは過去に学園都市研究発表会の時後半戦になって現れた新型のパワードスーツ。
まさかあんな物まで再生してるなんて。あれが通信機器にジャミングしているとしか考えられない。
そしてそのすぐそばにいるのは初春と佐天さんと森さん。
テレポートで助けるべきだが、今ここから離れたらこの場がどうなるか。
なんとか初春自身で逃げ切ってもらうしかない、と考えていたその時だった。
初春「キャア!」
走りその場から逃げていた初春、佐天さん、森さん。
しかし初春が足を躓かせその場で転んでしまった。
佐天「!!」
森「初春さん!」
初春「大丈夫です......佐天さんと森さんは......」
佐天「後ろ!」
これは最早緊急事態。こうなったらここは2人に任せてテレポートで救い出す他ない。
そして初春の元まで飛ぼうとしたその瞬間、私の視界の中にパワードスーツの一回りも二回りも大きい兵器が突っ込んできているのが確認できた。
?「うらぁーーーーーー!!!!!!」
突然新たな機械兵器が乱入してきて新型パワードスーツに体当たりし難を逃れた初春たち。
あれは確か婚后航空のエカテリーナ2世号改。
誰が操縦しているのか。
黄泉川「待たせたじゃん!今回は無断で持ってきたじゃん!」
そしてコックピットが開き中から顔を出してきた人物が更に3人。
それは......。
to be continued......