SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録   作:はるかさん

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このストーリーは宇宙編となります。
同時系列で地上編も別ストーリーで進んでいます。


9話 ~地下渓谷~ 宇宙編

ステイル「そんなことよりいい加減中に入らないか?こうしているうちに中にいる仲間が殺されることだってありえるんだ」

 

上条「あ、あぁ。そうだな」

 

キョン「とにかくこの先も頼む!」

 

上条「おう!」

 

美琴「絶対に救い出して創造主(クリエイター)の野望を打ち砕き地上に戻るわよ!」

 

朝倉「じゃあ......行きましょうか!」

 

俺たちは入口から下へと向かいいよいよ敵陣に乗り込むことになった。

これより先は地下渓谷。この先の中枢核にいるであろう佐々木とインデックス、そしてハルヒを救うため俺たちは歩き始めた。

 

ハルヒ!もうしばらく耐えててくれ......!

 

 

 

 

 

ついに地球から紅き星へと移動し敵地へと乗り込んだ俺たち。

その敵地と言うのが長門曰く通称バベルの塔。どうやらこの塔は学園都市にも存在しているらしく次元エレベータとやらで瞬時にワープ出来るらしい。

俺たちはバベルの塔の最上階へ向かいそのエレベータがある場所へと向かいそのエレベータから学園都市からワープしてきた学園都市御一行様と初対面することとなった。

 

そこに現れたのが上条当麻(かみじょうとうま)御坂美琴(みさかみこと)、ステイル=マグヌス、建宮斎字(たてみやさいじ)の計4名であった。

何やら超能力者と魔術師の方々らしく、特に上条の右手はどんな異能な力も無効化する幻想殺し(イマジンブレイカー)という反則的かつ俺にとっては羨ましい限りの能力の持ち主であった。

 

喜緑さんと御坂さんは何やら面識があるかと思える会話だったが、実はあの化け物少女に利用され学園都市に侵入し御坂さんと対峙した人物こそが喜緑さんであった。

 

そして佐々木と同じく中枢核に囚われているもう1人の少女。

それは学園都市から回収され上条たちの仲間であるインデックスという少女。

 

様々な想いを込めた仲間と邂逅し、俺たちはバベルの塔の下層への階段、長門曰くこの先は地下渓谷になっているらしくこの道が紅き星の中枢核、深層部、最深部へと繋がっているらしい。

 

これより俺たちは地下渓谷へと進むこととなる......。

 

 

 

 

 

キョン「この先に敵とかうじゃうじゃいたりするのか?」

 

俺は一番気になっていたことを長門に問いかけた。なんせあの化け物少女を生み出した創造主という者の存在があるのだとすれば俺たちの前に立ち塞がる敵等を造り出すことは可能なんだろうからな。

 

長門「恐らくいる......そしてあの少女たちも」

 

上条「......宇宙人ってのはなんでもわかっちまうのか?」

 

その通りだ上条。長門の発する言葉はほとんど真実味があることなのは事実だからな。

情報統合思念体(じょうほうとうごうしねんたい)ってのが何なのか未だに詳しくは知らんが長門は解答用紙みたく様々な答えを知っているからな。

よくわからんが。

 

美琴「朝倉さんや喜緑さんたちにもわかるの?」

 

朝倉「だいたいならね。でも詳しくはわからない......」

 

ステイル「なぜ?」

 

喜緑「それは敵によるジャミングが展開されているからです」

 

つまり何者かが情報統合思念体の能力を邪魔しているということなのか。

 

古泉「なるほど......外部からの干渉をシャットアウトするということですね」

 

長門「そう」

 

そうって言われてもそれって結構厳しいんじゃないか?

敵の情報はともかく、敵地の情報が少なすぎる。これから先は死ぬかもしれんと言うのに。

 

俺は気になっていたことがあった。

ここの星の事とは直接的には関係の無い話なのだが、長門は今回の件とあの化け物少女たちが地球に来ることを4年前から知っていたのではないか?

 

何故俺がそう思うか。

 

それは俺と渡橋(わたはし)ヤスミが意識世界から4年前の現実世界の七夕の日に飛ばされそこに居たのは長門によって改変された世界から飛ばされてきた俺と朝比奈さん(大)が居て、その後を追うと長門のマンションへと辿り着いた。

そしてヤスミは自分だけそのマンションに入っていきとある人物と会い、SOS団部室に行くこと、パソコンを起動するようにとその人物から言われたらしいが恐らくそれは長門だろう。

 

っとなると長門はヤスミからどこまで話を聞いていたんだ?

 

キョン「長門、4年前の七夕の日に渡橋ヤスミが訪問しなかったか?」

 

長門「した」

 

やっぱりか。となると長門は今回の件を4年前から知っていたはずだが。

 

古泉「あの時の......我々が居た部室にもう1人の貴方が居た時の......」

 

橘「長門さん、そのあとはどうなったんですか?」

 

長門がゆっくりと口を開きその時のことを説明し始めた。

 

 

 

 

 

※5-β話 ~分裂編 後半~ 4年前の長門の部屋

 

...

......

.........

 

キョン「長門......お前......待つのか?その......部室で......」

 

長門「待っている」

 

キョン「!」

 

長門は強い目でキョンに返答した。

たとえ自分が世界を改変することになることを知っていても。

 

朝比奈さん(大)「さぁ、キョン君......時間酔いに気を付けてくださいね......では行きます」

 

そう言うとキョンと朝比奈さん(大)はその時空から3年後の12月18日早朝に時間遡行をし、長門の部屋から消えていった。

 

その直後に2人が居なくなるのを待ってましたと言わんばかりにタイミング良くピンポーンとインターフォンが鳴り受話器を取る長門。言うまでもなく相手は渡橋ヤスミ。長門はそのままロビーの施錠を解除しマンションに入れドアの前で待機していたヤスミにこう告げた。

 

長門「......入って」

 

長門の部屋に入ったヤスミ。

彼女は意識世界から時空を飛ばされ過去にやって来たは良いが、戻りかたがわからず長門に相談を持ちかける為にここに来た。

 

ヤスミ「失礼します」

 

長門「こっち」

 

長門はヤスミにスリッパを差し出しリビングへと向かい入れた。

しかしヤスミはある場所から視線を外そうとせずその場で立ち止まっていた。そのある場所とは玄関に置いてある2足の靴であった。

 

ヤスミ「あの......この靴は?」

 

それは先程までいたキョンと朝比奈さん(大)が靴を履くことすら忘れ置き去りにされていたもの。

今ごろ12月18日の早朝という真冬の寒さを実感するところに靴無しでいるのであろう。

世界を改変しようとしている長門を待つために。

 

長門「気にしなくて良い。ここには貴女と私しかいない」

 

ヤスミ「そうですか......」

 

長門に招き入れられリビングへと入っていくヤスミ。

その部屋は相変わらず殺風景な部屋で無駄なものは一切置いていない。

 

ヤスミ「あ、あの......本題なんですけど......」

 

ヤスミが語りだそうとしたとき、長門がヤスミの前に手を向けまるでストップと言わんばかりのリアクションをとった。

 

長門「......状況は理解した」

 

突然の長門の言葉。

ヤスミは頭の上にハテナマークが10個くらい浮かんでいる顔をしていてその長門の言葉に対して返答をした。

 

ヤスミ「何が......ですか?」

 

長門「今回の件は我々情報統合思念体にも予測不可能な事件。そしてその少女の情報は一切ない。またプロテクターが掛けられていて対処不可能」

 

ヤスミ「ではせめて元の時空に戻れる方法を......!」

 

長門「部室に行きパソコンを起動させれば良い。対処はこちらで取っておく」

 

ヤスミ「それだけ......ですか?」

 

長門「そう」

 

何故パソコンを起動させるだけで元の時空に戻れるのかはこの時のヤスミには全く理解出来なかった。

それもそのはず。今ヤスミの目の前にいるのは情報統合思念体。そんな原始的なネットワークを使わなくても直ぐに戻せそうなもの。

 

長門「エマージェンシーモード」

 

ヤスミ「???」

 

長門「気にしなくて良い。とにかく部室に急ぐこと」

 

ヤスミ「わかりました......では」

 

ヤスミは長門の対処を信じ腰を上げ席を立ち戻ろうとしたとき、長門がヤスミに声をかけた。

 

長門「また4年後に......部室で」

 

ヤスミ「!」

 

ヤスミはハルヒによって生み出されたもう1人のハルヒ。それは佐々木たちのグループによってハルヒ抹殺計画を企てたときにハルヒが防壁を張ろうと無自覚で生み出した存在。

4年後にヤスミが入部してくることはこの長門はヤスミの記憶を読んだ時点で同期している。

 

ヤスミ「あの......待つんですか?その......部室で......」

 

長門「待っている」

 

ヤスミ「そうですか......お邪魔しました」

 

ヤスミは長門の部屋から出ていきそのままキョンと合流しその時空のSOS団部室(文芸部)に向かい始めた。

 

.........

......

...

 

 

 

 

 

やはり長門は知っていたか。では何故今まで俺たちに黙っていた?

 

長門「ごめんなさい」

 

朝倉「対処方法が無いなら仕方なかったかも知れないけど......」

 

キョン「しかし言ってくれても良かったんじゃないか?それなら俺たちにも心の構えやひょっとしたら手の施しようがあったかも知れんだろ」

 

長門「......当時から3年後の入学前に少女が私の前に表れその記憶だけ抹消された」

 

信じがたい事実。長門が記憶を消すならまだしも、長門が知らないうちに記憶を消されていた。

 

長門「その時の少女はまだ力もそこまで無く自分達の情報を消す程の力しか無かったから。私も無視して良いレベルだと思い込んでいた。不覚」

 

上条「な、なぁ」

 

なんだ上条。今良いところなんだが。

 

美琴「何の話?ハッキリ言ってついていけてないんだけど......」

 

御坂さんまでもが。

まぁそりゃそうか。宇宙人の話が想像以上に電波話でついていけてないのだろう。

俺も最初に長門からヒューマノイドインターフェースとかなんとか聞いたときはさっぱりわからんかったからな。

 

古泉「要約すると、4年前の七夕に渡橋ヤスミが長門さんの家に訪問し今回の件について情報を得、渡橋ヤスミに助言をした、それだけの話です」

 

美琴「いや......それはそうなんでしょうけど......」

 

上条「話の内容から今現在は4年後なのになんで4年前に行ってるんだ?時間が行き来してるじゃねーか」

 

ステイル「タイムトラベル......か」

 

建宮「タイムトラベル?」

 

上条「でも今の話にはその渡橋さんって人が長門さんの家に訪問した時に未来人なんて出てこなかったんだろ?」

 

そう言う反則的な力を持っているのがお前がさっき納得した宇宙人だ。

 

美琴「時間移動なんて......じゃあそれが本当だとしたら今から4年前に行ってこの星なり少女なりを......」

 

朝倉「残念だけどそれが出来ないのよ」

 

上条「なんで?」

 

長門「時間溯行にもプロテクターが掛けられている」

 

朝比奈さんと藤原某も言っていたな。

未来との連絡が取れない、と。ある意味未来人ってのは最強の位置付けだからな。行き来出来るからなんでも出来てしまう。上手くやれば今回の事件そのものを無かったことに出来てしまうのだからな。

相手さんも抜かりは無いってことか。

やれやれ。

 

ステイル「なら僕たちでなんとかしないといけないってことか」

 

橘「そう言えば長門さんはいつその記憶が戻ったのですか?少女に抹消された記憶が......」

 

言われてみれば橘の言う通りだ。

その話が事実なら今こうしてこの話題をしていること事態があり得ないことになる。

 

長門「部室で私の意識が完全に戻ったとき」

鶴屋さんから受け取ったオーパーツから光が発しそれが長門を復活させたあの時か。

そしてその時に語ったとしても既に俺たち全員が体験していた過去の話になる。だからしなかったのか。

 

美琴「なんだか複雑ね......SOS団に居たら頭がこんがらがりそう」

 

上条「そう言えばSOS団の名前の由来ってなんなんだ?それと何してる部活なんだ?」

 

さて答えにくい質問ナンバーワンが飛んできた。

世界を大いに盛り上げる為の涼宮ハルヒの団、略してSOS団なんて恥ずかしすぎて言えん。

世界どころか今は宇宙規模で大いに盛り上がってるから改名しなければならんな。

今は宇宙を盛り上げてるんだからUOS団に改名したらどうだハルヒ?

って!んなことどーでも良い!!

 

ステイル「そう言う話は全ての方がついて地球に戻ってからにしてほしいね」

 

建宮「今は先を急ぐのよ!」

 

そうだった肝心なことを忘れてた何しに来てるんだったく。これだけ重要なことを一瞬でも忘れるとは。なんと言う存在感SOS団。

俺たちの一挙一動でハルヒや佐々木、インデックスの命が危ういと言うのに。

 

古泉「では参りましょう......地下渓谷へ」

 

朝倉「そうね♪」

 

美琴「腕が鳴るわよ~♪」

 

おいおいピクニックじゃあないんだぞ御坂さん。

相当な実力者であるのは間違い無いのだろうが。俺たち生きて帰れるのか不安でしかたがない。

 

 

 

 

 

~地下渓谷 BF1~

 

ここがどんな所か、なんて説明はハッキリ言ってしにくいのだが星の中になんだってこんな崖やら通り道やら谷底やらがあるのか。本当に渓谷だなこりゃ。

竜の渓谷ってか?ドゥクスとかミスティルとか突然出てきて襲ってきたりしないだろうな。

 

長門「ガジャルグが肝」

 

はいそこ心を突然読まない言葉に発しないそして何故知っている長門!?

 

長門「そしてレダメとゼピュロスは必要不可欠」

 

やめろこれ以上混ぜるなわからん人もいる読者が困惑するというより作者が一番困惑する!俺たちをこんな星にまで連れてきておいて未完とか絶対許さん。

 

美琴「しかしすっごい所ね......下見えないじゃない」

 

喜緑「落ちたら大変ですね」

 

上条「いや大変で済まないと思う......」

 

ステイル「モタモタしてると置いてくよ?」

 

魔術か何かで手の平に炎を作り出しそれが灯りとなり辺りは先程よりも明るくなった。

が、それが原因で見てはいけない物を見てしまった。

それは。

 

橘「キャア!」

 

建宮「死体......」

 

キョン「なんだってこんなところに......」

 

こんな星に人が暮らし生活しているとは思えん。

あんな化け物少女たちくらいだと思うが。まさかこの死体はあの一味なのか?

 

古泉「死体ですか......1年前の田丸さんの別荘での出来事を思い出しますね」

 

キョン「アホなこと言うな。今回は本物の死体だぞ」

 

ったく。何をそんな悠長なことを言ってるのか。

そもそもあの企画を練ったのはお前だろうが。

ここに来て頭でもおかしくなったか古泉。

 

長門「古泉一樹の言う通りこの死体はあの時と同条件」

 

長門までなに言ってるんだんだろうか。

この死体はどう見ても田丸さんではないだろうが。

 

ステイル「ん?......そう言うことか......なら......火葬してあげないとね!」

 

突然ステイルが掌に炎を作りそれを死体に向かって投げ飛ばした。

 

上条「ステイル!お前なにしてんだ!?」

 

俺も上条と同じ気持ちだ。俺たちとは全く関係ない死体なのに炎をぶつけるなんて理解出来ん。

しかし炎が当たる寸前で突然死体が立ち上がり高くジャンプしステイルの炎を回避した。

 

キョン「な!?死体が!?」

 

上条「動いた!?」

 

美琴「こいつ......モンスターだったわけね!」

 

死体「ガアァァァァ!!!」

 

そして案の定襲い掛かって来た死体。

こんな化け物がいるのかこの星には。

 

ステイル「Fortis(フォルティス)931!」

 

そして再びステイルによる炎の魔術で攻撃しその炎は死体を直撃した。

死体は断末魔と共に体が焼け異臭を放ち燃え尽きていった。

 

朝倉「何が待ち受けているかわからないわね......用心に越したことはないわ」

 

長門「恐らくこの先にも様々な魔物がいる可能性が高い......」

 

美琴「でも立ち止まるワケにはいかないわ。先を急ぎましょう」

 

皆興味津々と言うかなんと言うか。俺はお前たちみたいに異能な力など無いんだが。

っとまぁ愚痴を思っていても仕方がない。とにかく先に進むしか無いんだからな。

 

俺たちは道なりに進み奥へ奥へと歩を進めた。

途中途中に死体が転がっていてその度に炎や電撃が飛び道を開けていった。

そして更に進んで行くと遂に下への階段が見えてきた。

どうやらBF2階へと進むための階段らしい。

 

何階まであるんだろうかここは。

 

 

 

 

 

~地下渓谷 BF2~

 

そして階段を降り進んだ地下2階なのだが。

これは一体、と思える程の場所だった。

 

美琴「さっきまでの作りとは全く違う!?」

 

古泉「ここは!!」

 

長門「場所が再現されている......」

 

どういうことかと言うと、1年前に喜緑さんが彼氏が突然消えたという情報をSOS団に寄越してきてその後SOS団メンバーでお隣さんで喜緑さんの彼氏(実のところ本当は彼氏ではない)であるコンピュータ研究会略してコンピ研の部長さん宅に入りそこが異空間化していたらしく長門による詠唱で部屋がある砂漠へと変化し、そこに現れたカマドウマと戦いそして消滅させそれがキッカケとなり部長さんは元の世界に戻れたという一件があった。

 

今俺たちがいる場所はその砂漠の中であった。

 

上条「再現されてるってのは?」

 

長門「私達は以前ここに来たことがある。ここというのは"この地下渓谷BF2階"と言う意味ではなく、この砂漠と同じ環境の場所に来たことがある、という意味」

 

喜緑「あのとき私が訪問した後の......」

 

何故こんな場所が復活しているのか。

これもあの化け物一族の仕業とみるべきか。

 

その時俺は今回の件の根本的なことを思い出した。

それは"歴史は繰り返される"であった。

だとしても何故こんな光景まで復活させる?何か意図があるのか?それとも別の何かが。

 

古泉「現れましたね……」

 

あれは!?

あの時のでっかいカマドウマ!?

まさか倒したらドロップアイテムとして部長さんが貰えるってオチじゃあないだろうな!?

などと下らないことを考えていたらカマドウマの後ろから次々とカマドウマが現れ合計7匹のカマドウマが俺たちの行方を阻んでいた。

 

橘「き、気持ち悪い......」

 

美琴「こんなのただの大きいカマドウマじゃない」

 

いや正直橘の気持ちはわかる。

考えてもみて欲しい。俺たちの10倍以上の大きさのカマドウマが7匹もいるんだぞ?

 

長門「問題ない。情報操作で片付ける」

 

美琴「長門さん、ここは私に任せて?」

 

おいおい御坂さん。長門に任せた方が良いんじゃないか?確かに御坂さんは電撃を操る超能力者だがあんなでっかいカマドウマ相手だぞ?一撃で始末しないと何をしてくるか。

 

すると突然御坂さんはポケットから1枚のコインを取りだしそれを曲げた人指しの上に置き親指で飛ばそうとしている。

 

キョン「そんなコイン1枚で」

 

上条「まぁ見てろって。あいつの超電磁砲(レールガン)はかなりの威力だぞ?」

 

超電磁砲。確か磁力か何かで撃ち出す装置だったか。

って御坂さんがなんかバチバチ言ってるけど俺たちにまで被害が及ばないだろうな?

 

古泉「ローレンツ力をフレミング左手の法則に従い加速させ撃ち出す装置のことですね」

 

何たる説明くさいセリフだろうか。

 

美琴「古泉さんよく知ってるじゃない!そうよ......これが私の......超電磁砲よ!!!」

 

その瞬間、御坂さんの親指から放たれた1枚のコインはとんでもない速さでカマドウマに向かって飛んでいきカマドウマの体を貫通させその周辺一帯が余波と電撃で覆われ残りのカマドウマがひっくり返り全く動かなくなってしまった。

 

なんと言うか呆気にとられてどう形容して良いかわからん。

滅茶滅茶な能力を持ってるんだな学園都市の超能力者は。

 

美琴「キョンさん、私の力、わかって頂けました?」

 

キョン「あぁ。恐れ入った。女の子なのにあんな力があるなんてな」

 

橘「お見事です御坂さん♪」

 

美琴「まぁざっとこんなもんよ♪」

 

なるほど。上条が余裕だったのも頷ける。あれほどの力を持っていれば安心して見ていられると言うわけか。

 

朝倉「学園都市の人たちと戦ってみたいわね?長門さん♪」

 

おい話をややこしくするな朝倉。そして長門に振るな。乗ったらどうする?

 

長門「楽しみ」

 

乗りやがった。

 

美琴「この件が終わって無事に帰れたら手合わせ願いたいわね!」

 

まぁ今一番の目的は理解しているようだから深くは突っ込まん。

さて、カマドウマを倒しその奥に下への階段が見えてきた。

次は一体どんな場所が再現されるのか。何が待ち受けているのか。

不安と疑問を抱きながら次なる階層へと足を運んでいく。

 

to be continued......

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