SS 紅き星の暴走 涼宮ハルヒの憂鬱×とある魔術の禁書目録 作:はるかさん
基本的に宇宙編はキョン視点、地上編は黒子視点となります。
8話からは完全クロスオーバーストーリーです。
地上編はハルヒ編、とある編の7話で北高に向かったメンバーでのストーリーとなります。
※地上編は登場人物がかなり多く読みにくいかも知れません。あらかじめご了承ください。
黒子「戻りましたの」
みくる「お帰りなさい。じゃあ行きましょう!」
絹旗「超殴りたいですあのパワードスーツ」
鶴屋さん「お、肉弾戦っかな!?お姉さんについてくるにょろよ♪」
絹旗「にょろ?超意味不明ですけど超貴女と共闘したいです」
麦野「抜かるなよてめぇらあぁぁ!!!」
新型パワードスーツにより通信機器にジャミングが走り、固法先輩、柳迫さんからの指揮が一時途絶えてしまっていたが、春上さんと枝先さんの精神感応により通信機器間でのネットワークを構築することに成功。
婚后航空の大型作業機体に乗り戦場を駆ける初春と佐天さんは新型パワードスーツをまるで玩具を相手にしている様に次々と破壊していき、新型はほとんど破壊されたが、新たに新型パワードスーツが出現。そのパワードスーツは疑似
しかしそこへオリジナルの原子崩しの超能力者である麦野沈利率いる
そして新型パワードスーツはおろか、その延長線上に居たパワードスーツまでもを叫びながら破壊していく。そんな彼女たちをバベルの塔から連れて来たのは布束さんで、更に彼女はフェブリとジャーニーをここまで連れてき、敵がネットワーク関連を武器にした場合、力になるとのこと。
私白井黒子と鶴屋さん、朝比奈さんはITEMの皆様方と共に密集しているパワードスーツに突撃をかけることとなった。
麦野「何勝手に人の能力使ってんだよこのゴミクズがぁ!」
叫びながらパワードスーツに原子崩し放ち始める麦野さんと
みくる「私たちも負けてられません!みくるビィーーーム!!!」
それに触発されたかのようにビームで援護射撃をする朝比奈さん。そして更にそこには肉弾戦がモットーとも言える2人がビームを追いかけるように素早く走りパワードスーツに向かっていった者たちがいて拳を思いっきりパワードスーツの胴体に穴を開けた。
鶴屋さん「抵抗したって無駄さっ!」
絹旗「貴女のパンチ、能力でも無いのに超凄いです」
鶴屋さん「あはは!惚れちゃダメにょろよ♪」
絹旗「その"にょろ"ってのは疑問ですが」
見事にパワードスーツを破壊した2人に他のパワードスーツが2人を強襲しようとしていたが、残る私とこの気にくわない女でそれを援護。
フレンダさんの能力と私の能力により不意討ちの形でパワードスーツを破壊した。
フレンダ「ふん!見た目は小学生の癖に結構やるじゃないの!」
黒子「こう見えても私はレベル4ですので!」
フレンダ「でもまぁ結局、私の方が上って訳よ!それ!」
この女相変わらずですのね。まぁ今は 協 力 者 として大目に見て差し上げますが。
佐天「ほらほら次つぎぃ!」
初春「そんなに求めなくても敵機はまだまだ居ますよ!」
エカテリーナ搭乗の初春と佐天さんは相も変わらずパワードスーツと奮闘し次々に破壊しふっ飛ばしていく。そんな彼女たちに向かっていくパワードスーツ。しかし銃装備もしていないパワードスーツが向かったところで止められる訳もなく返り討ちにされていく。
佐天「あーはっはー!ごめんねぇ!強くてさぁ!」
初春「......それ某アニメのキャラのセリフですよね?」
佐天「さぁ?それより裏門の方に行こう!あそこだけ味方が少ない!」
初春「合点です!」フンス
両名はアクセルを噴かし裏門へと向かって行った。
そこでもエカテリーナは大暴れし最早新型ではないパワードスーツでは相手にならない程、猛威を奮っていた。
固法「C班D班!もっと前面の敵を抑えこんで!それからA班は回り込んでC班D班と挟み撃ちを!」
柳迫「F班とスキルアウトは左右から!中央を制圧するわよ!」
指示を出し続ける2人の先輩方は必至で中央を制圧しようとしていた。
それもそのはず。激戦区の中央さえ支配してしまえば攻撃を仕掛けやすくなると言うもの。
固法「......」
柳迫「どうしたの?」
しかしそこで突然考え込む固法先輩に疑問を抱く柳迫さん。
戦況は優勢のまま進んでいるのにも関わらず何か納得が出来ない様子。
固法「正門ががら空き......おかしくない?」
黄泉川「仲間がパワードスーツを倒したんじゃん?」
柳迫「でもあれだけのパワードスーツをこの数分で倒せるとはとても......あれは!」
正門の方にどこからともなく飛んできた犬型のパワードスーツが正門を壊し入り口を広げそれに続くように次々と犬型のパワードスーツが侵入してきた。
鉄装「さっき現れたパワードスーツ......まさか外で待機してた!?」
固法「正門はがら空き......こっちに突っ込んで来る!」
黄泉川「おいお前ら!火力を正門の方に集中させるじゃんよ!」
阪中「で、でも今こっちでの銃撃を止めたら向こうに援護出来ないのね!」
油断大敵とはまさにこのこと。
先程まで明らかに優勢であったのにも関わらず一瞬にしてピンチに追い込まれてしまったジャッジメントとアンチスキル。
神裂「どいてください!......
神裂さんの魔術で正面のパワードスーツは吹き飛び再起不能になったが、それでも後続が神風特攻隊のように突き進んで来る。
固法「行けそうな人!正門から突っ込んで来るパワードスーツに攻撃を!」
通信機器を介して全員に告げるも皆目の前の敵に集中しなければならない状況下、行きたくても行くことが出来ない。
柳迫「これじゃあ......!」
姫神「やられる......」
固法(挟み撃ちに出来れば......お願い......誰か!)
すると突然後方のパワードスーツが突然破壊され爆発し突撃してきていたパワードスーツも足を止め後方に振り返り様子を伺っていた。
?「全く......機械兵器のクセに作戦を立てタイミングを窺うとは......生意気ってんですよ!」
そこに現れたのは全身真っ黒の修道服を来た部隊でその後方に何百人と言えるシスターさんたちが援軍に駆けつけてきた。
固法「味方の......増援!?」
神裂「あれはアニェーゼ!」
そこには現れたのはバベルの塔で封印されていたアニェーゼさん、ルチアさん、アンジェレネさん。そしてその配下のシスターさんたち。あの少女による支配が解けたみたいですのね。
アニェーゼ「行きますよ新アニェーゼ隊!突撃!!!」
今度は正門から続々とシスターさんたちが参戦してきてパワードスーツに対して突撃し魔術による攻撃を開始した。そして犬型パワードスーツは正門に逆戻りしアニェーゼさんたちに向かって行った。
ルチア「アンジェレネ!」
アンジェレネ「はい!」
何かの合図なのか、アンジェレネさんは小袋を取りだし両手を合わせそしてその小袋は魔術により犬型パワードスーツに対して勢いよく飛んでいきパワードスーツにぶつかりそれはそのまま爆発しそのパワードスーツは大破、動かなくなりそれを機にアンジェレネさんの蓮の杖による座標攻撃とルチアさんの魔術、そして多くのシスターさんの魔術により正門付近を再び制圧し始めた。
固法「銃撃止め!能力者は援護を!挟み撃ちよ!」
神裂「お下がりください......
そして神裂さんの魔術がパワードスーツを直撃し更に九曜さんがパワードスーツ付近に空から現れ、生身の拳や蹴りでパワードスーツを破壊していく。
九曜「これ以上は無駄よ」
?(だれ......きい......おね......来て......)
九曜(今のは------あそこから聞こえた------)
オルソラ「遅くなりました......ご無事で何よりです」
神裂「オルソラ......ありがとうございます。あと少しでも遅かったら取り返しのつかないことになっていたかも知れません」
彼女たちをここへ連れて来たのはオルソラさん。
他の方たちはまだ見えませんが恐らく全員無事にここへ集結出来る。
こちらの人数も多くなり能力者も増え、戦いは私たちが再び優勢となっていきパワードスーツでは最早敵にならない程の差が生まれていた。
そんな優勢に傾きつつある中、私たちの知らないところで事が動こうとしていた。
九曜「SOS団部室に向かう------」
黒子「は、はい?」
奮闘している最中、犬型パワードスーツと戦っていたはずの九曜さんが突如私の元までいきなり飛んできてそう言い伝えた。
九曜「聞こえた------来て、と」
黒子「聞こえた?誰からですの?」
九曜「わからない。詳細は不明」
正直九曜さんは言葉足らずと言うか伝える気が無いのか、情報源が少なすぎて罠では無いのかと思う節もありえるが。
みくる「ここは任せてください!」
絹旗「超守ります。新手の可能性も超あります。行ってください」
鶴屋さん「じゃああたしは白黒ちゃんについて行くよ!万一敵だった場合、1人でも多い方が良いっさ!」
と背中を押され仕方なしにSOS団部室に向かうもテレポートで一時混戦から離脱し学校の校舎入口まで辿り着いた。そして昇降口から入ろうとしたが、1人の女性が両手を広げ仁王立ちし歩を止まらせて話しかけて来た。
婚后「白井さん!どちらへ!?」
黒子「九曜さんのお話によりますとSOS団部室に向かわなければならないみたいですの!」
私たちの行動が不審に思ったのか、この激戦の中抜け出したのが疑問に思った様子。
鶴屋さん「あたしたちにも何が起こっているのか、何が起こるのかはわからない!でも九曜さんは何かを感じ取ったらしいっさ!」
それを聞き考え込む婚后光子。しかしすぐさま思考の表情は取れ何かを決意したかの様に私の目を真っ直ぐに見つめこう返事してきた。
婚后「ならば私も同行させてください!今の状況は混戦、それを狙って敵本陣を襲ってくる可能性もありますわ!」
黒子「わかりましたの......では行きましょう!」
私たちは鶴屋さんについてSOS団部室へと向かった。
~SOS団部室~
九曜さんが異変を嗅ぎ付け朝比奈さんが所属する文芸部室にある通称SOS団にやってきた私白井黒子と九曜さん、鶴屋さん、婚后光子の4人。そこには一体何の部活を主としているのか全く持って不明な程この部室には様々な備品が置いてあった。パソコンと本棚は良いとして、コンロにコスプレ衣装、ゲームボード類と様々な物が置いてあるこの摩訶不思議の部室。
そして中央奥の団長と書いてある物が置かれている席に1人の女の子が座ってこちらを見つめていた。
九曜「------」
黒子「貴女は!?」
?「皆さん!待ってました!」
鶴屋さん「キミ......どこかで見たことあるような......」
婚后「北高の制服......」
そこに居たのはなんとなく初春に雰囲気が似ているが顔立ちなどはあまり似ていない女子高生。
私達をここに呼んだのはこの方なのか。一体何者。
雰囲気からは敵とは思いにくいのですが。
?「宇宙と地上。分かつ2つの星。その離れた場所でも通信を取ることが可能なモノを渡しに来ました!」
どうやらこの方の目的は私たちとお姉さまたちとの連絡を取る手段を教えよう、と言うことですわね。
でも地球上ならまだしも、宇宙を挟んでいるのにどうやって。
?「これがあれば通信を取ることが可能です!」
婚后「何故貴女が私たちに渡すんです?それにその自信と根拠はどこにあるのでしょうか?」
?「団長である涼宮さんから伝わって来たんです......とても苦しそうな声で......裏山にあるから取って来て渡して欲しい、と」
と言い私たちに何やら得体の知れない金属みたいな物を差し出し始めた。
涼宮ハルヒさんから何を聞いたのか、その金属みたいな物は一体何なのか、それで通信が取れるのか、はたまた騙されているのか。
様々な疑問が脳裏をかすめたがそんな誰しもが感じられそうな疑問など全く気にしない方がそこには居た。
鶴屋さん「はるにゃんか......ありがとっ!ところで君は誰だったかな?会ったことあるような気がするんだけど?」
ヤスミ「自己紹介がまだでしたね。あたしは
鶴屋さん(まさか......はるにゃんの.....!)
九曜「それがあれば------通信が可能?」
ヤスミ「はい!......とは言ってもこちらから通信することは出来ません」
はい?先程通信出来るとおっしゃったではありませんか。
こちらから......となると向こうからの通信、要は受信なら出来る、ということですの?
婚后「どういうことですの?」
ヤスミ「まずそれは通称"オーパーツ"。あたしが知る範囲では2つあり、もう1つは宇宙にいるキョン先輩がもっています。そして情報統合思念体である長門さんたちならそのオーパーツをツールとして宇宙からこのオーパーツを経由して通信を取ることが可能となります」
黒子「確かにこれがあれば通信が出来るのかも知れません。ですがその長門さんという方々は私たちがオーパーツを受け取ったことをご存じ無いのでは?」
ヤスミ「......さすがにそこまではあたしにもわかりません。けど涼宮さんが意味もなくこれを探して来いなどと言うとは思えません」
余程の力をお持ちなのか、それとも人望が厚いのか。こんな状況の中でも涼宮さんを信じることが出来るとは。さすが神の力を持つ者、とでも言っておきましょうか。
鶴屋さん「はるにゃんなら何かを感じ取れるのかも。もしかしたらこのオーパーツが今後役に立つかも知れないっさ!」
婚后「そうですわね......ありがとう、ヤスミさん」
ヤスミ「これくらいへっちゃらです!」
黒子「ところで貴女は一体何者なのです?」
ヤスミ「あたしは涼宮さんによって生み出されたもう1人の存在。幻想住人なんです」
婚后「貴女は本来存在しない人物だ......とおっしゃりたいのでしょうか?」
つまりはそう言うことになる。もしその話が本当だとすると涼宮さんは本当に何でも出来てしまう、願えばなんでも実現する能力、願望実現能力をお持ちと言うことになるのでは。そんなバカげた能力なんてあるはずがない、と言いたいが、これだけのことを目の当たりにして来ていれば否定も出来ない。
ヤスミ「渡橋ヤスミ、漢字だと渡橋泰水。これをそのまま読むと"わたはしやすみず"となり並べ替えると"わたしはすずみや=私は涼宮"となるみたいです。偶然なのかどうかはわかりませんが」
その場にいる全員が半信半疑でお話を聞いていた。それもそのはず、そこまでいくと能力というよりオカルトな別ジャンルのお話にしか聞こえない。
黒子「......とにかく、オーパーツはありがたく受け取っておきますの。私たちは校庭に戻りますがヤスミさんはどうなさるのです?」
ヤスミ「あたしはここに残ります。本来あたしはもう居ないハズの存在なので」
くるっと振り向き部室の窓から外を眺め私たちにそう告げ背中には早く戻ってくださいと言わんばかりの気配を感じ取った。
黒子「わかりましたの。では......」
九曜「1つだけ聞きたい」
ドアノブに手をかけ回そうとしたその時、九曜さんがヤスミさんに問いかけた。
ヤスミ「なんでしょう?」
九曜「貴女は涼宮ハルヒ、情報統合思念体と伝達が可能なのか?」
ヤスミ「いくら第2の涼宮さんとは言えさすがにあたしから発信することは出来ません。あのような異能な力は無いのです」
九曜「------了解した」
そして私たちは部室を後にし再び校庭へと戻って行った。
再び戦場へと戻る為に。
?「ヤスミちゃん、お疲れ様です。ありがとう」
ヤスミ「貴女が言ったんじゃないですか。あれが無いとこの後どうしようもないって......って!どうしてこの時代に来れてるんですか!?未来とこの時代は閉ざされているんじゃ......」
?「禁則事項です♪」
ヤスミ「......涼宮さんなんでしょうねきっと。この戦いは貴女にとっては過去のこと。白井さんたちに教えてあげても良かったんじゃないんですか?朝比奈さん」
朝比奈(大)「それは規定事項と外れているもの......無暗に歴史を変えてはならないわ」
ヤスミ(この期に及んでまだそんなことを......はぁ)
朝比奈(大)「じゃあ私は帰ります。無事にオーパーツも渡せたみたいだしね♪」
ヤスミ「そうですか......ではまたいつか♪」
~北高 校庭~
佐天「凄いパアァァーーーンチ!」
初春「それも他の人のセリフですよね?」
佐天「初春は真面目くんだねー、こういう時は盛り上がった方が勝ちなんだよ!」
初春(何と戦ってるんですか佐天さん......)
校庭に戻ると校庭のど真ん中でエカテリーナがパワードスーツを腕で握りぶんぶん振り回しながらそれをパワードスーツにぶつけ1つの武器と化していた。
能力者、魔術師、ジャッジメント、アンチスキル、スキルアウト、北高勢に更にアニェーゼさん率いる部隊が参戦したことにより戦況は益々優勢となっていった。
そしてこれより地上戦は後半戦を迎えようとしていた。
to be continued......
1か月近く遅れて申し訳ないです。
次回は 11話 ~禁書目録~ 宇宙編 になります。
よろしくお願いします!